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「ふるさと甲府の昔話・伝説・世間話」は、甲府市文化協会創立十周年記念誌として発刊された第一集から平成7年度発行の第四集までの『昔話・伝説・世間話』をホームページに再掲載したものです。 この「ふるさと甲府の昔話・伝説・世間話」は、甲府市社会教育センターが高齢者文化伝承事業の一環として、昭和60年度から募集した口承文芸を中心に編集されています。 口承文芸というのは、民俗学のひとつの分野で、簡単に訳すると口頭で伝承されてきた文学芸術(文化芸術)となります。この口承文芸には、(1)昔話・伝説・世間話、(2)民謡・わらべ歌、(3)俚諺などの領域があります。 この「昔話・伝説・世間話」は、原典を作為的に変えている再話や、教育的内容を持つ児童向けの創作童話とは区別しています。「昔話・伝説・世間話」は、大人から大人へ、古老から少年へ、親から子へ、といったように人から人へと伝承を積み重ねることによって熟成された言語芸術の「はなし」だと考えられます。 当然、人間によって継承される事象なので、生活基盤や社会状況の変化によって少しずつ変貌していきます。こうした生活環境の変化を考慮しながら、「はなし」を的確に把握していくことが必要となります。 今回の「ふるさと甲府の昔話・伝説・世間話」は、伝承者の方々から採集した「はなし」と、文献資料を基にした「はなし」で構成しています。 これを契機に、より多くの方が関心を持たれ、多くの情報が寄せられることで更に精度の高い「昔話・伝説・世間話」となるよう期待しています。 また、これらの「はなし」が郷土を愛し、郷土に生きる皆さんの心のオアシスとして、今後も語り継がれていかれることを祈念いたします。 昔話編集委員会 |