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更新日:2012年3月6日

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郷土研究会 甲府観光ボランティアガイド 林 陽一郎さんインタビュー

写真:林さん

歴史を知れば、甲府の魅力は倍増!
のんびりと甲府の町を歩いてみませんか?

お稲荷さんが多いのも、マグロ好きなのも、江戸時代から!?

写真:林さん

「実は甲府は昔から、とても高い文化があるところなんですよ。特に江戸時代には独自の文化が発達しました。ぜひ市内を歩いてみてください。町のあちらこちらに面白いものがありますよ」と言うのは、長年山梨の歴史を研究し、観光ボランティアとしても活躍されている林陽一郎さんです。

甲府市の広報でも、市内の各地区を歩いて回り、お宮や神社、石造物などを紹介する「文化財めぐり」のコーナーで活躍。甲府市は歩くたびに、新たな発見があるといいます。

「甲府の町にはお稲荷さんが多いんですけど、なぜだかわかります?江戸時代、江戸の町にはお稲荷さんが多く、その江戸から勤番で甲府に来た家臣たちが、屋敷神様がないので江戸から自分の家のお稲荷さんを持ってきて祀ったんです。だから市内の屋敷神様にはお稲荷さんが多いんですよ」。

また県庁所在地で城下町があったのは全国で27ヶ所ほどあるそうですが、その通りが残っているのは5か所だけで、その1つが甲府だとか。「甲州街道の金手(かねんて)には城下町特有のクランクがありますよね。また緑町や柳町、鍛治町などお城の東側だったところにも、今も碁盤の目のような通りが残っています。その中には魚屋が9軒並んでいる魚町もありました。山梨は海がないのにマグロ消費量が全国2位でマグロ好きとして有名ですが、甲府の町では当時からマグロがたくさん売られていたんですよ。というのも、江戸で寿司を食べていた勤番の家臣が甲府でも寿司を食べたいということで、沼津から馬の背に乗せてたくさん運ばれていました。甲府の人のマグロ好きはそのころからということですね」。

甲府では江戸に負けないほどの文化が育まれていた!

写真:林さん

「甲府の文化を高めたのは、やはり勤番の家臣たちでしょうね。当時、甲府に来るのは江戸で活躍できなかった次男や三男が多く、当時は『甲州行くは武道の成り下がり』などと言われていたようですが、いやいや、江戸でさまざまな文化を堪能していた次男、三男たちが勤番で来たからこそ、甲府の文化は発展したんですよ」。

彼らは歌舞伎など江戸の文化をどんどん持ち込み、甲府の町には亀屋座などの芝居小屋が何軒も建ち、また柳町の道祖神祭りには歌川広重が東海道の名所を描いた39枚の幕絵が店先に飾られるなど、庶民にも文化が浸透していったそうです。

「甲府の芝居小屋には市川団十郎など江戸の歌舞伎役者がよく演じていて、甲府で評判を得られれば江戸でも必ず受けると言われていたほどです。甲府では江戸に負けないほどの高い文化が育まれていたんですよ」。

などなど、思わず「へえーっ」という言葉が出てしまう興味深い歴史話は尽きません。その話の随所に林さんの“わが町”を愛する熱い思いも感じられます。
「ガイドなどの活動を通して多くの笑顔と出会えるのがとても楽しみです。まだまだ奥の深い甲府の歴史をさらに掘り起こし、みなさんに伝えていきたいですね。昔を知ることで、もっと甲府の魅力を感じられるはず!ぜひ多くの方に甲府の町を歩いてほしいですね」。
ぜひ今度のお休みには、甲府の町をのんびりと歩いてみませんか?きっと新たな魅力に出会えるはず!

林さんプロフィール

大学卒業後、山梨県庁に入庁。退職後は玉川大学で博物館学を学び、平成4年から山梨県史編さん室で県史の編さんに携わる。平成15年から甲府市の文化芸術指導員となり、8年間にわたりガイドの養成や文化財の案内、講演会などで活躍。平成23年4月から甲府観光ボランティアガイド。

 

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