フリー聞っく!!
 
アルベルト選手
 チーム、サポーターのために
 一生懸命プレーするしかない


         FW16  アルベルト選手


 取材日:11/8 小瀬スポーツ公園
 ※2007シーズン

※通訳:ジュリオさん

●感謝の気持ちでいっぱいです
---まず、ヴァンフォーレ(VF)甲府に移籍を決めた理由を教えてください。

 実は、2002年からずっと日本でプレーしたいという気持ちがあったんです。
今年の頭に代理人から「日本のチームから話がきているんだけど、どうか?」という話があったので、甲府に決めました。


---VFに来る前の、チームの印象は?

 正直、どういうチームか全然イメージできなかったんですよ。
日本は初めてなので、本当にイメージができなかったんですけど、何年かプレーしたロシアよりいい環境っていうのは知っていたし、通訳もいる、住むところも心配ないと聞いていたので、安心して、こっちに来られました。


---実際のチームの印象は?

 非常にいいチームで、少しずつ成長してきているチームだと思いますし、自分もチームと一緒に成長していきたいという気持ちでいます。
日本もすごく好きになりましたし、この街もすごく好きです。安全だし、特に困っていることもないので、ここで長くプレーできれば1番いいなと思っています。


---VFのサポーターの印象はいかがですか?

 いいサポーターに出会えたと、すごく感じています。
チームがこういう難しい状況の中でも、みんな、すごく一生懸命に応援してくれていますし、特に、自分も悪い時期に、きっと、ほかのところのサポーターだといろいろ言われると思うんですけど、甲府のサポーターはみんな優しくて、いつでも応援してくれているので、本当に、サポーターの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
そういう人たちのためにも、頑張らなければいけないなという想いで、プレーしています。


アルベルト選手---アルベルト選手はこれまで、ブラジル、フランス、メキシコ、ロシアのリーグでもプレーしているそうですが、日本のサッカーはどう感じますか?

 日本のサッカーはすごく成長してきていると感じます。その中で何が違うかというと、スピードかと。
たまにちょっと経験が足りないなと感じることもありますけど、日本のサッカーは今以上にもっと成長するんじゃないかなと思います。日本はすごくいい国で、環境もいいですから。


---違いは、スピードですか?

 ブラジルのサッカーは、ボールをトラップしてもまだ考える時間があるんですよ。みんな、そんなにきつくプレッシャーに来ないし。
メキシコもブラジルとちょっと似た感じで、スペースもたくさんあって、考える時間があります。
フランスとロシアはプレッシャーがものすごく厳しくて、ボールを持った瞬間にガツって来ますね。
日本はみんな、ものすごく走る。で、早い。ボールを持って考える時間がないし、みんな、ものすごく走るので、違いはそこでしょうか。



●サポーターのためにもゴールを
---現在のコンディションはいかがですか?

 コンディションはだいぶ良くなってきました。
試合にもまた出られるようになって、周りとのコンビネーションも良くなっているし、試合勘も戻ってきているので、もっとやれるんじゃないかと思っています。


---アルベルト選手はリーグ戦で3ゴール決めていますが、どれも印象深いゴールです。
まず最初は、第4節3/31のガンバ大阪戦で。このゴールは今季、リーグ戦ではチームの初ゴールでもありました。

 チームのいいパス回しからボールが来て、自分が得意なゴール前で、パスが来た瞬間に「もうこれは決めるしかない」っていう感じで強いシュートを打ったら、見事にいいところに入って。
チームの初得点でもあったし、大事な点だったんじゃないかなと思います。


---VFらしい細かいパスを繋いでの、きれいなゴールでした。
2点目は、第26節9/22のサンフレッチェ広島戦で。連敗を5で止めるゴールで、アルベルト選手にとっては5か月ぶりのスタメンでのゴールでした。

 その前はなかなか試合に出るチャンスがなくて、たまたまチャンスをもらった時にそういった結果を出すことができたので、監督にもファンにも感謝したいです。
あの点も、ガンバ戦と同じようにチームのパス回しから、ゴール前にいいパスが来て「もう決めるしかない」っていう大事な場面だったんですけど、ゴールを決めることができて本当に良かったと思うし、ものすごくうれしかったです。


---試合に出られない時期はやはり、つらかったり、苦しかったですか?

 そうですね。出てない時期は本当に苦しかったです。
自分は、このチームで長くプレーしたいという目標で、チームのために頑張りたいという気持ちで来たんですけど、なかなかチャンスがなくて、ずっと苦しかったです。
試合に出ていれば契約を更新する可能性もあるんですが、出ていないと、更新できずに自分の夢が一気に壊れてしまう…そんな想いでいました。
今は、「神様が見ていてくれた。自分は最後まであきらめずにやっていたから、今も試合に出られる」と思うし、残り、試合数は少ないんですけど、このチームのために一生懸命やるしかないと思っています。


---はい。
インタビュー風景そして、3点目は第30節10/27の横浜F・マリノス戦での芸術的なループシュート。

 ボールをもらった瞬間に、もうゴールが見えました。その時は特にプレッシャーはかからなかったんですけど、ちょうど、シュートを打とうと思った瞬間に後ろからプレッシャーがかかって、ちょっとバランスが崩れたんですよ。それでも、シュートを打ったら、いいところに入って。素晴らしい点だったと思います。

---3点ともホーム・小瀬でのゴールでしたが、やっぱり、小瀬での試合は、ほかのスタジアムで試合をするのと違いますか?

 個人的には、ホームの小瀬で毎回、試合ができればいいなと思いますね、自分たちのサポーターもいますし。
たまたま、この3得点は小瀬でしたけど、アウェーでもいつもサポーターが来てくれているので、そういう人たちのためにも点を取らなければいけないと思っているし、まだチャンスがあるので、ぜひ、アウェーでも点を決められるように、遠くから来てくれる人たちのためにも頑張っていきたいです。


---アルベルト選手が思う、FWの魅力とは?

 FWの仕事は点を決めること。もちろん、ディフェンスしなければいけないところではディフェンスをしますが、やっぱり、点を決めるチャンスが1番多いのはFWですよね?チャンスがある時には決めたいです。
点を決めて、みんなに喜んでもらって、ヒーローみたいな感じになれる。それもFWが1番チャンスが多いと思うので、そこが魅力でしょうか。



●役場で働いていたかも!?
---サッカーを始めたのは何歳の時ですか?

 5歳の時です。もう、子どものころからサッカーが大好きで、周りの子どもたちはみんな10歳、自分は1人だけ5歳というような中でサッカーをしていました。
学校に行き始めてから、体育やいろんな遊びの中でサッカーをしても、20人ぐらい子どもがいれば、いつも先に選ばれるのは自分だったんで、周りの子どもたちよりうまかったと思います。
15歳になった時に、親から「お前は将来、何をしたいんだ?」と聞かれて、「サッカーをやりたい」ということで、そこでもう家を出て、クラブチームへ行きました。親からは「サッカーだけでなく、勉強もしてもらわないと困る」と言われていたんで、当時は学校に通いながら、クラブチームでサッカーをしていたんですけどね。


---サッカーを始めたきっかけは?

 兄ちゃんがやっていたからかな。
兄ちゃんはフットサルの選手だったんですけど、自分が子どもの時、兄ちゃんが家に帰ってくる時には練習着やらトロフィー、メダルをいつも持って帰ってきていて、「うらやましいな。自分もああなりたいなぁ」という想いで見ていたんですよ。
だから、自分にもサッカーができるチャンスが来た時は「もう、やるしかない」っていう気持ちになりました。


---サッカー選手を目指す前に、そのほかに何かなりたかった職業はありますか?

 サッカー選手になれると思っていなかったので、中学2年生の時は、役場とか、そういうところで働きたいなぁという夢がありました。
サッカー選手になっていなかったら、そういうところで働いていたんじゃないかな。



その2→→→

このページのTOP→→→
フリー聞っくTOP→→→
 Profile
アルベルト選手アルベルト(Alberto Luis de Souza)
FW 背番号16
ブラジル(マットグロッソ・ド・スル州カンポグランデ市)出身
1975年4月27日生まれ 32歳
183cm、84kg
コリチバF.C.(ブラジル)
取材協力:ヴァンフォーレ甲府

TOPデジカメとびだせ!市民レポーター甲府市HP
ご意見・ご感想はこちらまで!
Copyright (C) City of Kofu. All rights reserved.