都市構想・新病院特別委中間報告     


都市構想に関する
   調査特別委員会中間報告(要旨)



委員長  川名 正剛
 本委員会は、中央地区を中心とした市街地活性化について、新都市拠点整備事業における土地の有効利用及び狭隘で老朽化の著しい庁舎並びに中央地区の学校配置を有機的に結合させ、土地利用の高度化を図り、もって中心地区の人口減少問題と地震等災害に強いまちづくりのた め、二十一世紀に向けた都市構想について調査研究を行うことを目的に平成七年六月定例会において設置され、今日まで関係各位のご協力をいただきながら調査活動を進めてまいりました。
 四年間にわたる当局との度重なる審議、また先進都市の視察や商工会議所の取り組み等についても講演を受けるなど積極的な活動を行う中で、市街地整備事業として取り組んだ中央4E地区及び国母 南地区の再開発事業については、平成九年、十年に相次いで完成を見ることができました。
 バブル経済崩壊後、景気低迷が続いておりますが、このような時にこそ行政と市民が一体となって、互いに強い意志を持ちこの難局を乗り越えて行くことが肝要であります。
 今後も新甲府市総合計画や住宅マスタープラン、さらにはまちづくり委員会の調査研究の成果等との整合性を図りながら、議会においても積極的に調査研究に取り組まれることを期待し中間報告といたします。


新病院建設に関する
   調査特別委員会中間報告(要旨)



委員長  上田 英文
 本委員会は、新市立病院が今日の複雑かつ多様化、高度化する医療ニーズに的確に応えられるよう、また本市を中心とした医療圏における中核病院としての位置付けを明確にし、二十一世紀に向けての地域医療ネットワークの構築を図るとともに建設地周辺の環境整備について調 査を行うため平成七年六月定例会において設置され、今日まで十数回にわたり委員会を開催し調査活動を進めてまいりました。
 この間、用地取得問題に始まり新病院のレイアウト、駐車場との位置関係、さらに進入路の問題等について現地調査を含め慎重に審議を行いました。また、新病院で導入するオーダリングシステムや免震構造などについても先進都市の状況を視察してまいりました。 以上が本委員会の主な活動でありますが、平成十一年三月には全ての施設が完成し、五月三日にはいよいよ開院の運びとなりました。
 市民の医療ニーズがますます増大するなか、新病院運営にあたっては、基本理念である「いのちに光を、心にやすらぎを」を常に念頭に置き、質の高い医療サービスの提供に努め、地域医療の中核病院としてその機能を発揮し、市民に信頼され、親しまれる病院づくりを目指していくことを要望して中間報告といたします。

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