昭和55年6月甲府市議会定例会議事日程(1)

         昭和55年 6月30日 (月) 午後1時

  報  告

第1  議席変更について

第2  会議録署名議員指名について

第3  会期決定について

第4  甲選第3号   副議長選挙について

第5  議案第50号  専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する

            条例制定について)

第6  議案第51号  専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する

            条例制定について

第7  議案第52号  専決処分について(特別職の職員で非常勤のものの

            報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する

            条例制定について)

第8  議案第53号  専決処分について(昭和54年度甲府市一般会計補正予算(第9号))

第9  議案第54号  専決処分について(昭和54年度甲府市国民健康保険

            事業特別会計補正予算(第3号))

第10 議案第55号  専決処分について(昭和55年度甲府市一般会計補正

            予算(第1号))

第11 議案第56号  専決処分について(交通事故の示談締結及び損害賠償

             の額の決定について)

第12 議案第57号  甲府市市条例の一部を改正する条例制定について

第13 議案第58号  甲府市母子寮条例の一部を改正する条例制定について

第14 議案第59号  甲府市母子家庭医療費助成金支給条例の一部を改正 

            する条例制定について

第15 議案第60号  市道路線の認定について(荒川西河原線)

第16 議案第61号  市道路線の認定について(大里堀之内線)

第17 議案第62号  昭和55年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

第18 議案第63号  昭和55年度甲府市農業共済事業会計補正予事

             (第1号)

第19 議案第64号  甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定

について

第20 議案第65号  和解の成立と損害賠償の額の決定について

第21 議案第66号  農作物共済及び蚕繭共済の無事戻しについて

第22 議案第67号  請負契約の締結について(市立山城小学校増築

(建築主体)工事)

第23 議案第68号  請負契約の締結について(市立西中学校改築(建築

            主体)工事(第1工区))

第24 議案第69号  請負契約の締結について(市立西中学校改築(建築

            主体)工事(第2工区))

第25 議案第70号  請負契約の締結について(沼川中橋(仮称)上部架設

            工事)

第26 議案第71号  請負契約の締結について(大津終末処理場エアレー

            ションタンク覆蓋工事)

第27 議案第72号  請負契約の締結について(大津終末処理場最初

            沈殿池、エアレーションタンク及び最終沈殿池の

            一部築造工事)

第28 議案第73号  請負契約の締結について(大津終末処理場汚泥処理

            計装、消火タンク動力電気設備工事)

 

 

 (出席議員)

塩 野 褒 明君

福 島   勇君

中 込 孝 文君  

岡     伸君

原 田 正八郎君

市 村 輝 男君

鈴 木 豊 後君

飯 島   勇君

伊 藤 常 八君

内 藤 源 一君

長瀬 正左衛門君

小 林   匡君

小河原 正 平君

市 川 正 雄君

中 西   久君

樋 口 精 一君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

森 沢   茂君

込 山 貴 雄君

堀 口 菊 雄君

富 永 政 男君

千 野   哮君

宮 島 雅 展君

臼 井 成 夫君

秋 山 慎次郎君

土 屋   直君

岡 田   修君

早 川 光 圀君

堀 内 光 雄君  

武 川 和 好君

小 林 康 作君

堀 込 徳 一君

小 沢 政 春君

三 井 五 郎君

溝 口 一 雄君

山 中 繁 芳君

小 沢 綱 雄君

 

 

38名 

 

(欠席議員)

早 川 武 男君 

1名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

   務  局   長 臼 田 茂 治君 

総 務 担 当 主 幹 窪 田   。君

庶 務 担 当 主 査 松 本 康 成君  

調 査 担 当 主 査 影 山 正 次君

議 事 担 当 主 幹 平 嶋     泰君 

議 事 担 当 主 査 功 刀   尊君

議 事 担 当 主 査 今 福 栄 一君

記 録 担 当 主 査 天 野 忠 幸君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市       長 河 口 親 賀君  

助       役 三 神 俊一郎君  

収    入   役 篠 原 憲 造君  

   長  室  長  輿 石    正君  

調整 管理 部 長 古 屋   昭君  

企  画  部  長 荻 原 克 己君  

総  務  部  長 河 村 利 男君  

市  民  部  長 神宮寺   茂君  

社  会  部  長 内 藤   恒君  

   祉  部  長 近 山 滋 郎君  

環  境  部  長 神宮寺 英 雄君  

経  済  部  長 新 藤 昭 良君  

建  設  部  長 一 瀬   勇君  

都 市 開 発 部 長 丸 山   忍君  

下 水 道 部 長 三 神 岩 一君

技術 管理 室 長 志 村 泰 介君

国体 準備 室 長 飯 尾   和君

中央 卸売 市 場 長 土 橋   要君

市立甲府病院事務局長 保 坂   一君

教 育 委 員 長 広 瀬   昇君

教  育  次   長 小 林 一 彦君

水道 事業 管 理 者 坂 本 友 幸君

水道局 業 務 部 長 塩 見 善 之君

水道局 工 務 部 長 三 沢 国 義君

選挙 管理 委 員 長 二 木 康 孝君

  表 監 査 委 員 岡 田 政 治君

農業 委員 会 会 長 土 屋 活 郎君

固定 資産 評価員 上 杉   要君

 

 

 

 

 

        午後1時10分 開 会

 

○議長(小河原正平君)

 ただいまより昭和55年6月甲府市議会定例会を開会いたします。

    

午後1時11分 開議

 

○議長(小河原正平君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 議場内が大変暑いですから、御自由に上着をお脱ぎください。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 去る5月31日、副議長石丸あきじ君から一身上の理由により議員を辞職したい旨辞職願が提出され、閉会中でありましたので、地方自治法第126条の規定により、6月2日これを許可いたしましたので、会議規則第141条第2項の規定により報告いたします。

 

 次に、本定例会に提出する議案につき市長から通知がありました。

 

 提出議案は、議事日程記載の日程第5から日程第28まで24案でありますから、朗読を省略いたします。

 

 次に、市長から議会に報告すべき事項である報第2号昭和54年度甲府市一般会計予算繰越についてから、報第9号昭和54年度甲府地区開発事業団特定事業会計決算の報告についての8件が提出されました。

 

 右は、お手元に配付いたしてありますので御了承を願います。

 

 次に、昭和55年2月末及び3月末の例月出納検査報告書が提出されました。

 

 右は、各位のお手元に配付いたしてありますので、御了承を願います。

 

 次に、昭和54年度第2回定期監査結果報告書が提出されました。

 

 右は、各位のお手元に配付いたしてありますので御了承を願います。

 

 次に、昭和55年4月11日から5月28日の間、6回にわたり県下、関東、全国の各市議会議長会の会議が開催され、随員とともに出張いたしました。

 

 それぞれ会議の概要につきましては、各位のお手元に配付いたしてあります報告書により御了承願います。

 

 次に早川武男君、岩波教育長、柿崎病院長は、病気療養のため会期中、それぞれ欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1議席の変更についてを議題といたします。

 

 議員の欠員により議席を変更いたしたいと思います。

 

 その議席変更及び氏名を職員に朗読いたさせます。

 

    (書記 議席番号及び氏名を朗読)

 

  25番 臼 井 成 夫君を28番へ

  26番 秋 山 慎次郎君を32番へ

  27番 土 屋   直君を31番へ

  28番 岡 田   修君を26番へ

  31番 武 川 和 好君を25番へ

 

それぞれ変更いたします。

 

○議長(小河原正平君)

 お諮りいたします。

 

ただいま朗読したとおり、議席を変更することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小河原正平君

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決しました。

 

 それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着きを願います。

 

 次に、日程第2会議録署名議員の指名を行います。

 

 会議録署名議員には、会議規則第167条の規定により

 

   鈴 木 豊 後君

   堀 込 徳 一君

   富 永 政 男君

 

を指名いたします。

 

次に日程第3会期決定についてを議題といたします。

 

 お諮りいたします。

 

 今期定例会の会期は、招集の日から7月8日まで9日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小河原正平君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって定例会の会期は9日間とすることに決しました。

 

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 暫時休憩いたします。

 

    午後1時16分 休 憩

 


    午後6時14分 再開議

 

○議長(小河原正平君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 日程第4甲選第3号副議長の選挙を行います。

 

お諮りいたします。

 

選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小河原正平君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

お諮りいたします。

 

指名の方法については、議長から指名することにいたしたいと思います。

これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小河原正平君)

 御異議なしと認めます。

 

よって議長から指名することに決しました。

 

第72代副議長に土屋直君を指名いたします。

 

お諮りいたします。

 

ただいま議長から指名いたしました土屋君を、副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小河原正平君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました土屋君が副議長に当選されました。

 

 土屋直君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

土屋直君の発言を求めます。

 

土屋直君。

 

   (土屋 直君 登壇)

 

○土屋 直君

 (拍手)

 

 ただいまは、伝統ある甲府市議会の第72代副議長に満場一致のご推挙を賜りまして、心から厚く御礼を申し上げたいと思う次第でございます。

 

もとより見たとおりの若輩者でございます。なおかつ浅学非才の私ではございますけれども、先輩並びに同僚各議員さん方の御指導、御鞭撻、御協力を賜る中で、この職を全うする所存でございます。

 

今後とも、一層の御指導賜りますようにお願いをいたしまして、はなはだ簡単ではございますが、御礼のごあいさつにかえさしていただきます。(拍手)

 

○議長(小河原正平君)

暫時休憩いたします。

 

午後6時17分 休 憩

    

午後6時36分 再開議

 

○副議長(土屋 直君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 休憩中、小河原正平君から議長辞職願が提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってこの際議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 議長辞職についてを議題といたします。

 

 小河原正平君の除斥を求めます。

 

    (小河原正平君 退場)

 

○副議長(土屋 直君)

 まずその辞職願を朗読いたさせます。

 

    (書記 議長辞職願を朗読)

 

    辞 職 届

            甲府市議会議長 小河原正平

                      私 儀

 

 このたび一身上の都合により議長の職を辞したいので届け出ます。

 

 昭和55年6月30日      小河原 正平

 

甲府市議会副議長 土屋 直殿

 

○副議長(土屋 直君)

 お諮りいたします。

 

 小河原正平君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって小河原正平君の議長の辞職を許可することに決しました。

 

 小河原正平君の入場を求めます。

 

    (小河原正平君 入場)

 

○副議長(土屋 直君)

 ただいま議長が欠員となりました。

 

お諮りいたします。

 

この際議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 これより議長選挙を行います。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については議長から指名することにいたしたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議長から指名することに決しました。

 

 第61代議長に内藤源一君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました内藤源一君を議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(土屋 直君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってただいま指名いたしました内藤源一君が議長に当選されました。

 

 内藤源一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 内藤源一君の発言を求めます。内藤源一君。

 

   (内藤源一君 登壇)

 

○内藤源一君

 ただいま議員全員の御推選によりまして、第61代甲府市議会議長に新任するに当たりまして、議員各位には厚く御礼を申し上げます。

 

 このことにつきまして、私の残り少ない生涯にこれ以上の栄誉はございません。

 

 ただし、議長という職責の重大さを思いますれば、身の引き締まる思いがいたす次第でございます。

 

 もとより浅学非才、非力でございますが、御期待にそえるかどうか心もとございませんが、幸い御理解ある先輩、同僚議員の御協力をいただきまして、この伝統ある甲府市議会の発展と議会の円満なる運営に誠心誠意努力する覚悟でございますれば、今後ともよろしく御指導、御鞭撻を賜わらんことをお願いいたしまして、簡単でございますが私の就任のごあいさつにかえさせていただきます。

 

○副議長(土屋 直君)

 内藤源一君、議長席におつき願います。

 

    (内藤源一君議長席に着席)

 

○議長(内藤源一君)

 ただいまより運営にあたらせていただきます。

 

 ただいま、前議長小河原正平君から議長辞任に基づいて、ごあいさついたしたい旨の発言を求められておりますので発言を許します。小河原正平君。

 

    (小河原正平君 登壇)

 

○小河原正平君

 昨年5月、議員各位の御推輓をいただきまして、第60代甲府市議会議長に就任いたしまして、早くも1年有余を経過いたしました。まことに微力ではございますが、甲府市政発展のために誠心誠意全力を傾注してまいったつもりでございます。

この間におきまして、議員各位の絶大なる御支援、御鞭撻、さらには当局の心からなる御協力をいただきまして、衷心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 

 このたび期するところございまして、議長職を引くことになりました。どうぞ今後とも相変わらず御指導いただきますよう、心からお願いを申し上げる次第でございます。

 

 まことに簡単で月並みのごあいさつでございますけれども、お礼と退任のあいさつにかえます。

 

 どうも本当にありがとうございました。

 

○議長(内藤源一君)

 ただいま市長から議案第74号監査委員の選任についてが提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、議案第74号を日程に追加し、議題にいたしたいと思います。

これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(内藤源一君)

 御異義なしと認めます。

 

 よってこの際議案第74号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 議案第74号監査委員の選任についてを議題といたします。

 

 小林 匡君の除斥を求めます。

 

    (小林 匡君 退場)

 

○議長(内藤源一君)

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長河口親賀君。

 

    (市長 河口親賀君 登壇)

 

○市長(河口親賀君)

 ただいま提案を致しました案件につきまして御説明申し上げます。

 

 議案第74号「監査委員の選任について」は、本市監査委員のうち議員のうちから選任した堀内光雄の退職を承認したので、この後任として小林 匡を選任するについて、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 

 御審議のうえ、御協賛賜りますようお願い申し上げます。

 

○議長(内藤源一君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか―質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議題となっております議案第74号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(内藤源一君)

御異議なしと認めます。

 

 よって議案第74号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 議案第74号監査委員の選任については、これに同意することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(内藤源一君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議案第74号についてはこれに同意することに決しました。

 

 小林 匡君の入場を求めます。

 

    (小林 匡君 入場)

 

○議長(内藤源一君)

 ただいま監査委員に同意を得られました小林 匡君から、ごあいさつの発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 小林 匡君。

 

    (小林 匡君 登壇)

 

○小林 匡君

 このたび先輩並びに同僚議員各位の温っかい御配慮をいただきまして、監査委員という重責に選任をさしていただきました。

 

 もとより光栄と存じております。

 

 特に61国体を初め、大型事業に伴う5百数十億の予算の執行についての監査でございますので、きわめて重要な任務であることは重々承知の上、浅学非才、この任に当たるについて、私自身も危惧いたしてまいっておりますが、極力市民並びに議会の品位を傷つけない態度で一生懸命監査の任に当たらせていただきたいと思います。

 

 変わらぬ皆様方の御指導、御配慮をいただきまして、新任のあいさつにかえます。

 

○議長(内藤源一君)

 ただいま前監査委員堀内光雄君より監査委員辞任に当たっての発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 堀内光雄君。

 

    (堀内光雄君 登壇)

 

○堀内光雄君 

昨年の5月、小河原議長誕生と同時に重責の監査委員を拝命して以来、ここに1年、微力でございますけれども、山積するところの議事につきまして、誠心誠意監査の任を務めさしていただきました。

これはひとえに執行当局の方々やまた監査事務局の職員の人たちの御協力と、また議会の各先輩、同僚議員の御協力があって、任を全うすることができました。

 

 今後とも、新しい小林監査委員が誕生いたしましたが、この大事な監査の任を全うされることを私も心より喜んでおります。

 

 本当に今日までありがとうございました。

 

○議長(内藤源一君)

 次に日程第5議案第50号から、日程第28議案第73号まで24案を一括議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長河口親賀君。

 

    (市長 河口親賀君 登壇)

 

○市長(河口親賀君)

 本日の定例市議会に提案致しました案件につきまして、その大要を御説明申し上げます。

 

 議案第50号「専決処分について」は、地方税法の一部改正に伴う市税条例の改正で、個人市民税の非課税範囲の引上げ及び均等割の税率の引上げ等の改正であり、議案第51号「専決処分について」は、地方税法施行令の一部改正に伴う市税条例の一部改正で、市タバコ消費税の本数の率の引上げであります。

 

 次に、議案第52号「専決処分について」は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律改正に伴う、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁済に関する条例の一部改正で、投票管理者等の報酬の引上げの改正であります。

 

 議案第53号「専決処分について」は、昭和54年度甲府市一般会計補正予算(第9号)で、建設事業費等に対する地方債の許可決定に伴う補正であります。

 

 次に、議案第54号「専決処分について」は、昭和54年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)で、国民健康保険の受診率の急騰等による療養給付費の不足に伴う追加補正であります。

 

 議案第55号「専決処分について」は、昭和55年度甲府市一般会計補正予算(第1号)で、6月22日執行されました衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に係る経費の補正であります。

 

 議案第56号「専決処分について」は、昭和54年1月24日、甲府市徳行4丁目地内で発生した本市職員の公務中の交通事故に関して示談を締結し、損害賠償の額を決定するものであります。

 

 以上、7案件につきましては、それぞれ議会を招集する暇がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分しましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものであります。

 

 次に、議案第57号「甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について」は、地方税法の一部改正に伴う個人市民税の退職所得に係る税額、長期譲渡所得に係る課税の特例措置等の改正を行うものであります。

 

 議案第58号「甲府市母子寮条例の一部を改正する条例制定について」は、母子寮入寮者の生活環境の整備及び入寮希望者の減少に伴う収容定数の改正であり、議案第59号「甲府市母子家庭医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について」は、県の要綱の一部改正に準じて、母子家庭の児童に対する医療費の軽減を図るため、受給期限を延長するための改正であります。

 

 次に、議案第60号、議案第61号の2案件の「市道路線の認定について」は、荒川西河原線、大里堀之内線の2路線につき、それぞれ路線の利用効果が高いので市道に認定し、維持管理を行うにつきましては道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものであります。

 

 議案第62号「昭和55年度甲府市一般会計補正予算(第2号)」の大要につきましては、歳出につきましては、第2款総務費は、賦課徴収費に係る環付金を追加するものであり、第3款民生費は、特別養護老人ホーム建設用地貸付に伴う用地再取得費及び建築費補助金の補正であります。

 

 また、第4款衛生費は、鉄火石に係る和解に伴う損害賠償金を計上するための補正であり、第6款農林水産業費は、昭和55年5月27日発生の風害に対する緊急対策補助金、第8款土木費は、市立動物園の象購入費等を追加するための補正であります。

 

 第9款消防費は、甲府市地域防災計画による防災行政無線整備事業費でありますが、東海大地震に備え全市に防災無線網を3ヵ年計画により設置していくもので、その初年度の補正であります。

 

 第10款教育費は、小中学校建設費(プレハブ教室)の追加補正であります。

 

 歳入につきましては、第13款繰越金の一般財源を追加するとともに、第8款国庫支出金、第9款県支出金及び第15款市債の特定財源をそれぞれ追加するための補正であり、また地方債の補正は防災施設整備事業費を追加するための補正であります。

 

 議案第63号「昭和55五年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)」は、農作物、蚕繭共済の無被害農家への無事戻し金の支払経費の追加補正であります。

 

 次に、議案第64号「甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について」は、保険料の限度額を改正するとともに地方税法及び同法施行令の一部改正に準じ、保険料を軽減するためのものであります。

 

 議案第65号「和解の成立と損害賠償の額の決定について」は、昭和53年8月31日、甲府市が応訴した鉄化石に係る損害賠償請求事件に関し、甲府地方裁判所受命裁判官から民事訴訟法第136条による和解の試みがみなされましたので、円満解決を図るため和解を成立させ、損害賠償の額を決定することにつきましては、地方自治法第96条第1項第11号及び12号の規定により、承認を求めるものであります。

 

 次に、議案第66号「農作物共済及び蚕繭共済の無事戻しについて」は、農作物、蚕繭共済の無被害農家への無事戻しを行うにつきましては、甲府市農業共済条例第36条及び第53条の規定により、承認を求めるものであります。

 

 議案第67号「市立山城小学校増築(建築主体)工事」

 

 議案第68号「市立西中学校改築(建築主体)工事」

 

 議案第69号「市立西中学校改築(建築主体)工事」

 

 議案第70号「沼川中橋(仮称)上部架設工事」並びに

 

 議案第71号「大津終末処理場エアレーションタンク覆蓋工事」

 

 議案第72号「大津終末処理場最初沈殿池、エアレーションタンク及び最終沈殿池の一部築造工事」

 

 議案第73号「大津終末処理場汚泥処理計装、消火タンク動力電気設備工事」の7案件については、いずれも指名競争入札を行い、その落札者と請負契約を締結するにつきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 

 以上が本日御提案致しました案件の大要であります。

御審議のうえ、御協賛賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

○議長(内藤源一君)

 以上で説明は終わりました。

 

 お諮りいたします。

 

 7月1日は議案調査のため休会いたしたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(内藤源一君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって7月1日は本会議を休会することに決しました。

 

 休会明け本会議は、7月2日午後1時から開会、提出議案に対する質疑及び市政一般質問を行います。

 

 本日はこれをもって散会いたします。

 

        午後7時00分 散 会