昭和56年9月甲府市議会定例会議事日程 (5)

       昭和56年9月28日 (月) 午後1時

報  告

第1  議案第101号 甲府市職員特別給与条例臨時特殊の一部を改正する

            条例制定について

第2  議案第102号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する

            条例及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金

            に関する条例の一部を改正する条例制定について

第3  議案第104号 甲府市消防団員公務災害補償条例の一部を改正する

            条例制定について

第4  議案第119号 請負契約の締結について(甲府市自冶研修センター

            (職員会館)(仮称)建設(建築主体)工事)

第5  議案第121号 監査委員の選任について

第6  議案第122号 教育委員会委員に任命のついて

第7  議案第123号 公平委員会委員の任命について

第8  議案第105号 昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

            中所管分

                          以上総務委員長報告

 


第 9 請願書について (請願第10号の1)

第10 議案第105号 昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

            中所管分

                          以上民生委員長報告

 


第11 議案第103号 甲府都市計画南西地区土地区画整理事業施行規程を

            廃止する条例制定について

第12 議案第108号 財産の取得について(公営住宅建設用地)

第13 議案第109号 財産の処分について(甲府刑務所跡地)

第14 議案第110号 字の区域の変更について

第15 議案第111号 市道路線の認定について(上今井下鍛冶屋線)

第16 議案第112号 市道路線の認定について(下鍛冶屋西油川線)

第17 議案第113号 市道路線の認定について(古市場線)

第18 議案第114号 市道路線の認定について(住吉上町線)

第19 議案第115号 市道路線の認定について(増坪三号線)

第20 議案第116号 市道路線の認定について(貢川1号線)

第21 議案第117号 請負契約の締結について(昭和56年度公営住宅

            (後屋団地)建設(建築主体・第1工区)工事)

第22 議案第118号 請負契約の締結について(昭和56年度公営住宅

            (後屋団地)建設(建築主体・第2工区)工事)

第23 請願書について (請願第9号)

第24 議案第105号 昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

            中所管分

                        以上建設経済委員長報告

 


第25 議案第106号 昭和56年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

            (第2号)

第26 議案第107号 昭和56年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)

第27 議案第120号 請負契約の締結について(国母幹線下水道管布設工事

            (シ−ルド工)その3)

第28 議案第105号 昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

            中所管分

                          以上水道委員長報告

 


第29 議案第124号 昭和55年度甲府市各会計別決算の認定について

第30 議案第125号 昭和55年度甲府市各企業会計別決算の認定について

第31 甲議第7号   地域の公共交通確保に関する意見書提出について

 

(出席議員)

早 川 光 圀君

中 込 孝 文君

岡     伸君

堀 内 光 雄君

堀 口 菊 雄君

鈴 木 豊 後君

飯 島   勇君

小 林 康 作君

原 田 正八郎君

市 村 輝 男君

小 林   匡君

堀 込 徳 一君

中 西   久君

長瀬 正左衛門君

樋 口 精 一君

溝 口 一 雄君

三 井 五 郎君

込 山 貴 雄君

福 島   勇君

富 永 政 男君

千 野   哮君

宮 島 雅 展君

塩 野 褒 明君

武 川 和 好君

岡 田   修君

臼 井 成 夫君

内 藤 源 一君

小 沢 政 春君

土 屋   直君

小河原 正 平君

市 川 正 雄君

山 中 繁 芳君

秋 山 慎次郎君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

早 川 武 男君

小 沢 綱 雄君

 

 

 

                                 37名

 

(欠席議員)

伊 藤 常 八君

 

 

 

                                1名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長  臼 田 茂 治君

総務担当 主幹  窪 田   。君

庶務担当 主査  渡 辺 杭 二君

調査担当 主査  神 沢 文 雄君

議事担当 主幹  平 嶋   泰君

議事担当 主査  功 刀   尊君

議事担当 主査  今 福 栄 一君

記録担当 主査  天 野 忠 幸君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長  河 口 親 賀君

国体準備 室長  飯 尾   和君

助     役  三 神 俊一郎君

中央卸売市場長  中 込   勉君

収  入  役  神宮寺   茂君

市立甲府病院長

職務  代理者

甲府病院副院長  滝 沢 保 之君

市 長 室 長  入 倉 芳 幸君

調整管理 部長  古 屋   昭君

企 画 部 長  植 田 太 六君

市立甲府病院

事 務 局 長  保 坂   一君

総 務 部 長  河 村 利 男君

市 民 部 長  塩 見 善 之君

教育  委員長  飯 室 甫 邦君

社 会 部 長  吉 岡   典君

教  育  長  楠   恵 明君

福 祉 部 長  近 山 滋 郎君

教 育 次 長  小 林 一 彦君

環 境 部 長  神宮寺 英 雄君

水道事業管理者  新 藤 昭 良君

経 済 部 長  荻 原 克 己君

水道局業務部長  中 込 忠 雄君

建 設 部 長  赤 池 昭 之君

選挙管理委員長  二 木 康 孝君

都市開発 部長  丸 山   忍君

代表監査 委員  内 藤   恒君

下水道  部長  三 神 岩 一君

公平  委員長  清 水 一 郎君

技術管理 室長  志 村 泰 介君

固定資産評価員  上 杉   要君

 

    午後3時15分 開議

 

○議長(溝口一雄君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 議場が暑いので御自由に上着をお脱ぎください。

 

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 市長から追加議案の提出について通知がありました。

 

 提出議案は議事日程記載の日程第29議案第124号及び日程第30議案第125号の2案でありますので朗読を省略いたします。

 

 次に、休会中議長のもとに請願1件が提出されました。

 

 右は、お手元に配付いたしてあります請願文書表記載のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので、御了承願います。

 

 次に、富永政男君外4名から地域の公共交通確保に関する意見書が提出されました。

 

 右は、議事日程記載のとおりでありますので朗読を省略いたします。

 

 次に、去る8月19日地震防災対策に関する調査特別委員長の市川正雄君が辞任したことに伴い、本日特別委員会を開会し、新たに秋山慎次郎君が委員長に互選されましたので、報告いたします。

 

 次に、堀口菊男君、土屋農業委員会会長、水道局三沢工務部長は、一身上の都合により本日それぞれ欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

     (臼井成夫君「議事進行」と呼び発言を求める)

 

○議長(溝口一雄君)

 臼井成夫君。

 

○臼井成夫君

 実は私ども、きょうこの定刻より大変おくれた経過をずっと見ておりまして、おかげんの余りよろしくない議長に、こういう苦情を申し上げるのは大変失礼だと思いますけれども、あまりにも市民不在であり、また、私ども実は駅近代化をけさ10時から会議を起こしたわけです。

ところが役員の1人がにわかに辞任を口答で申し述べられまして、そのために委員会が中途で閉ざされるような結果になりまして、ずっといまの時間まで見てきましたけれども、関係部長の方々はずっと朝から、10時からいままで、少なくとも駅近に関係する部課長の方々はくぎづけで大変な迷惑を受けている。

これは市民のためにもよろしくないし、私どもの議会の運営上もよろしくないし、しかも本会議も定刻より何と2時間半近くおくれているというこの現状を、何としても余りよくない、こういう現実であり、汚名を残すことになりますので、大変とうとい時間で失礼ですけれども、議長のお手元で十分こういったままでの余りよろしくない慣例なり前例を、今後きわめて慎むようにと強く私どもは議員としてその辺の議長のお取り計らいを要請したいと思います。

ぜひお願いいたします。

 

○議長(溝口一雄君)

 日程第1から日程第8まで8案を一括議題といたします。

 

 8案に関し総務委員長から報告を求めます。

 

 総務委員長中込孝文君。

   (総務委員長中込孝文君 登壇)

 

○総務委員長(中込孝文君)

 御報告いたします。

 

去る9月24日の本会議において、当委員会に付託されました案件について、25日委員会を開会、慎重に審査した経過と結果を報告いたします。

まず議案第121号監査委員の選任について

 

 議案第122号教育委員会委員の任命について

 

 議案第123号公平委員会委員の任命について

の3案は、いずれも当局原案のとおり全員異議なく同意するものと決しました。

 

 次に議案第101号甲府市職員特別給与条例臨時特例の1部を改正する条例制定について

 

 議案第102号甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第104号甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

の3案は、いずれも当局原案のとおり全員異議なく可決するものと決しました。

 

 次に、議案第119号請負契約の締結について(甲府市自治研修センター(職員会館(仮称)建設(建築主体)工事)は、委員から、今後、公共施設の建設にあたっては、今日の厳しい財政実態を踏まえ、厳しく精査し、市民に十分なる納得を得る方向で、さらに経費の節減に努力を重ねるよう要望する意見があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第105号昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所管分については、特に教育費のうち、小中学校の工事請負費の補正理由を質したのに対し、当局から本設計の段階で、当初予算との間に差異を生じ、さらに建築基準の変更等も重なり不足を来たしたとの説明がありました。

 

 これに対し委員から、当初予算編成の甘さを指摘し、さらに設計委託のあり方、設計チェック機能の強化等については、今後十分留意し、経費の節減を図るべきだとする強い要望意見が出され、当局からは、直ちに標準設計並びに基準単価の設定等を検討し、今後の公共施設建設にあたっては、万遺漏のない処置を講ずるよう努力する旨の姿勢が示され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

○議長(溝口一雄君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第1議案第101号から日程第4議案第119号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(溝口一雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって4案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に日程第5議案第121号監査委員の選任について及び日程第6議案第122号教育委員会委員の任命についての2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は同意であります。

 

 2案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(溝口一雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり同意することに決しました。

 

 次に、日程第7議案第123号公平委員会委員の任命についてを採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は同意であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○議長(溝口−雄君)

 起立多数であります。

 

 よって本案は、委員長の報告のとおり同意することに決しました。

 

 次に日程第9及び日程第10の2案を一括議題といたします。

 

 2案に関し民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長富永政男君。

 

    (民生委員長 富永政男君 登壇)

 

○民生委員長(富永政男君)

 御報告申しげます。

 

去る24日の本会議において当委員会に付託されました案件につき、25日委員会を開き、慎重に審査した結果についてこ報告いたします。

 

まず議案第105号昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に請願第10号の一軍事費を削り、保育の拡充については多数をもって不採択にするものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(溝口一雄君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第9請願第10号の1について採決いたします。

 

 本件に対する委員長の報告は不採択であります。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○議長(溝口一雄君)

 起立多数であります。

 

 よって本件は、委員長の報告のとおり決しました。

 

次に、日程第11から日程第24まで14案を一括議題といたします。

 

14案に関し、建設経済委員長から報告を求めます。

 

 建設経済委員長宮島雅展君。

 

   (建設経済委員長 宮島雅展君 登壇)

 

○建設経済委員長(宮島雅展君)

 御報告いたします。

 

   (議長「溝口一雄君」退席、副議長「市川正雄君」着席)

 

 去る24日の本会議において、当委員会に付託されました案件について25日・26日の2日間にわたり委員会を開き、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。

 

 まず、議案第111号から議案第116号の市道路線の認定についての6案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、今後の課題として寡小な用地を買収することにより、住民要望が充足される個所等については、今迄の認定の経過も踏まえ、受益者負担の軽減をも考慮しながら前向きに検討するよう要望意見がありました。

 

 次に議案第108号財産の取得について(公営住宅建設用地)

 

議案第117号及び118号請負契約の締結について(昭和56年度公営住宅(後屋団地)建設(建築主体・第1工区・第2工区)工事)の3案については、いずれも当局原案のとおり全員異議なく可決するものと決しました。

 

 次に議案第103号甲府都市計画南西地区土地区画整理事業施行規程を廃止する条例制定について

 

 議案第109号財産の処分について(甲府刑務所跡地)及び議案第110号字の区域の変更についての3案については、いずれも当局原案のとおり全員異議なく可決するものと決しました。

 

 次に議案第105号昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所管分については、地方病予防費に関連して都市化が進んだ地域は地方病溝渠か、生活用水路か明確でないので、これら水路の位置づけ及び管理体制の明確化を図るべきである。

との要望意見があり、当局原案のとおり全員異議なく可決するものと決しました。

 

 最後に、請願第9号市道路線の変更と整備等については、願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

 なお、本請願については3月市議会定例会で、その処理の経過と結果の報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

○副議長(市川正雄君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第11議案第103号から日程第22議案第118号まで12案を一括採択いたします。

 

 12案に対する委員長の報告は可決であります。

 

12案は、委員長の報告のとおり決することに御異議はございませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、12案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に日程第23請願第9号について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第25から日程第28まで4案を一括議題といたします。

 

 4案に関し、水道委員長から報告を求めます。

 

 水道委員長 岡  伸君。

 

    (岡  伸君 登壇)

 

○水道委員長(岡  伸君)

 御報告を申し上げます。

 

去る24日の本会議において当委員会に付託されました案件につき、25日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を報告いたします。

 

 議案第107号昭和56年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)

 

 議案第105号昭和56年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分及び議案第120号請負契約の締結について(国母幹線下水道管布設工事(シールド工)その3)

の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第106号昭和56年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、下水汚泥調査費に関連して、委員から下水汚泥有効利用のコンポスト化については、おが屑等の添加物の長期的な確保及びコンポスト製品の利用などの見通しが必要であり、特に汚泥中に含まれる有害成分の除去については慎重に対処すべきであるとの意見が出され、これについて当局の考え方を質したのに対して、当局から有害成分の排出源の調査には万全を期するとともに関係機関等とも十分協議し、規制値以下となるよう指導を徹底していくとの姿勢が示され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○副議長(市川正雄君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第25議案第106号から日程第27議案第120号まで3案を一括採決いたします。

 

 3案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 3案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって3案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第8、日程第10、日程第24及び日程第28議案第105号昭和56年度甲府市一般会計補正予算第2号について採決いたします。

 

 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君

 御異議なしと認めます。

 

 よって議案第105号は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、先ほど監査、教育、公平委員にそれぞれ同意を得られました諸君から、ごあいさつをしたい旨の申し出がありますので、この際順次発言を許します。

 

 最初に監査委員三浦勝之助君。

 

     (三浦勝之助君 登壇)  (拍手)

 

○三浦勝之助君

ただいま監査委員として同意をいただきました公認会計士の三浦勝之助でございます。

 

 就任いたしました上は、先輩の監査委員の方々の御指導により、所定の職務を誠実に実施いたしたい所存でございます。

 

 よろしくお願いします。 (拍手)

 

○副議長(市川正雄君)

 次に、教育委員楠 恵明君。

 

     (楠 恵明君 登壇)  (拍手)

 

○楠 恵明君

 ただいま教育委員に任命されるにあたりまして、同意をいただきましてまことにありがとうございました。

 

 これからも誠心誠意勉強いたしまして、その任に当ってまいりたいと思います。ぜひ、今後とも御協力、御指導を賜りますよう、よろしくお願いをいたしましてお礼にかえたいと思います。

 

 ありがとうございました。 (拍手)

 

○副議長(市川正雄君)

 次に、公平委員飯田雄君。

 

    (飯田雄君登壇) (拍手)

 

○飯田雄君

 ただいま公平委員会委員として御選任いただきまして、御同意をいただきました飯田雄でございます。

 

 昨年7月に1度御選任いただきまして、その後職務の重要性につきましていろいろ勉強する機会をいただきまして、再び御選任をいただき、議会の御同意をいただきまして、非常に光栄に存じておりますとともに、責任の重要性を痛感してございます。

 

甲府市民の1人として恥じないよう職務に務めたいと思いますので、よろしく御指導をお願いしたいと思います。

ありがとうございました。 (拍手)

 

○副議長(市川正雄君)

 次に、日程第29議案第124号及び日程第30、議案第125号の2案を一括議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 河口親賀君。

 

    (市長 河口親賀君 登壇)

 

○市長(河口親賀君)

 本日、追加提案致しました案件について御説明申し上げます。

 

 議案第124号「昭和55年度甲府市各会計別決算の認定について」は、昭和55年度の一般会計並びに公益質屋事業特別会計、国民健康保険事業特別会計、下水道事業特別会計、交通災害共済事業特別会計、刑務所跡地開発事業特別会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計に係る決算を行いましたので、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書を付して議会の認定を求めるものであります。

 

次に、議案第125号「昭和55年度甲府市各企業会計別決算の認定について」は、昭和55年度の中央卸市場事業会計、農業共済事業会計、病院事業会計、水道事業会計の各企業会計に係る決算を行いましたので、地方公営企業法第30条4項の規定により、監査委員の意見書を付して議会の認定を求めるものであります。

 

 以上が本日追加提案致しました案件でございます。

 

 よろしく御審議のうえ御協賛賜りますようお願い致しまして説明を終わります。

 

○副議長(市川正雄君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより2案に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議題となっております日程第29議案第124号及び日程第30、議案125号の2案については、委員16人をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査を終了するまで閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

よって2案については、委員16人をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託のうえ、審査の終了するまで閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

  お諮りいたします。

 

 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

 

  上 田 英 文君  小河原 正 平君

  福 島   勇君  込 山 貴 雄君

  樋 口 精 一君  鈴 木 豊 後君

  三 井 五 郎君  中 西   久君

  市 村 輝 男君  堀 内 光 雄君

  早 川 光 圀君  山 中 繁 芳君

  小 沢 網 堆君  秋 山 慎次郎君

  宮 島 雅 展君  岡 田   修君

 

 以上、16名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君) 

御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました16人の諸君を、決算審査特別委員会の委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました決算審査特別委員は、速やかに会議を開き、正副委員長を互選し、委員会を構成するようここに招集しておきます。

 

暫時休憩いたします。

  午後 3時44分 休 憩

   

 

午後11時36分 再開議

 

○副議長(市川正雄君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 日程第31甲議第7号地域の公共交通確保に関する意見書提出についてを議題といたします。

 

 岡田 修君から提案理由の説明を求めます。

 

 岡田 修君。

 

    (岡田 修君 登壇)

 

○岡田 修君

 提出者に予定しておりました民生常任委員長の富永議員が、御親族の御不幸がありまして急遽帰られましたので、副委員長の私がかわって提案をいたします。

 

賛成者は民生常任委員会のうちの4名で、お手元に配付されている文案を、朗読して提案にかえたいと思います。

 

地域の公共交通確保に関する意見書(案)

 

去る7月6日運輸政策審議会が主務大臣に提出しました「長期展望に基づく総合的な交通政策の基本方向」と題する答申は、交通政策全般に重大な影響をもたらすものであると考えられます。

 

 殊に本市においては、自家用車の増加に伴い、交通渋滞、交通事故、排気ガス公害など各般にわたる対策に全力をあげているところであります。

運輸政策審議会答申の具体化は、本市における交通政策推進にとって多大の障害になることは必至であると思われます。

 

 よって甲府市議会は、政府に対し、次の事項について措置されるよう要望いたします。

 

1 去る第85回国会(衆院)での6党共同提案全会 一致で実現した決議(地方陸上公共交通維持整備に関する件)の主旨(立法・行財政措置)を速やかに具体化すること

 

2 マイカ−優位の交通体系づくりは撤回すること

 

3 軌道系中量輸送機関を含む新交通システムの導入は、あくまでも地域住民の意見反映、既存交通との調整、労働者の雇用、生活の保障を前提としておこなうこと

 

4 地域の公共交通の維持に必要な現行の助成制度(補助金分担率―国と地方公共団体とで2分の1づつ負担)を改正し、国の分担率を引き上げること

 

5 乗車密度5人以下の路線バスに対する補助を3年で打ち切ることなく、国の責任で存続をはかること

 

6 地域の交通の健全なあり方、及び雇用等の問題の解決について実効ある政労交渉の場を設けること

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

 

  昭和56年9月28日

               甲 府 市 議 会

内閣総理^

運  輸   各大臣宛

自  治

 

なお、字句の訂正等につきましては、議長に御一任をいたします。

 

 以上で提案を終わります。

 

〇副議長(市川正雄君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○副議長(市川正雄君)

 起立多数であります。

 

 よって甲議第7号については、提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第7号地域の公共交通確保に関する意見書提出についてが可決されましたので、請願第13号については、見なし採択として処理いたします。

 

ただいま意見書が可決されましたが、それぞれの条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君) 

御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 この際お諮りいたします。

 

 本年度の海外行政視察については

 

   小河原 正 平君

   武 川 和 好君

   市 川 正 雄君

   長瀬 正左衛門君

   内 藤 秀 治君

 

 以上、5名の諸君を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 重ねてお諮りいたします。

 

 ただいま可決されました海外行政視察派遣ついては、その視察地、期日、その他必要な事項については、議長に委任することに御異議ありませんか。

 

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君)

 御異議なしと認めます。

 

よってさように決しました。

 

 次に、総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から、目下審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

 お諮りいたします。

 

 各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(市川正雄君) 

御異議なしと認めます。

 

よって、各常任委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。

 

以上をもって、本定例会に提案されました議案等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ9月定例会を閉会いたします。

 

午後11時44分 閉会

 

 


甲府市議会議長 溝 口 一 雄

       〃  副議長 市 川 正 雄

      会議録署名議員 内 藤 源 一

         〃    長瀬 正左衛門

              小 沢 綱 雄