昭和58年12月甲府市議会定例会議事日程(4)

      昭和58年12月23日 (金) 午後1時

 

 報 告

 

第 1  議案第108号  専決処分について(交通事故の示談締結及び損害賠

償の額の決定について)

第 2  議案第109号  専決処分について(昭和58年度甲府市一般会計補

正予算(第3号))

第 3  議案第110号  昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)

中所管分

                        以上総務委員長報告

――――――――――――――――――――――――――――――

第 4  議案第114号  甲府市交通災害共済条例の一部を改正する条例制

定について

第 5  議案第115号  財産の取得について(一般廃棄物最終処分場建設

用地)

第 6  議案第110号  昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)

中所管分

                        以上民生委員長報告

――――――――――――――――――――――――――――――

第 7  議案第106号  専決処分について(市道東6条通り線の銅製溝蓋不

全による車両の横転事故にかかわる示談及び損害賠

償の額の決定について)

第 8  議案第107号  専決処分について(甲府市つつじが崎霊園の使用者

施設への土砂崩落事故にかかわる示談締結及び損害

賠償の額の決定について

第 9  議案第112号  昭和58年度甲府市農業共済会計補正予算

(第2号)

第10  議案第113号  甲府市農業共済条例の一部を改正する条例制定に

ついて

第11  議案第116号  財産の取得について(公営住宅(仮称大里団地)

建設用地)

第12  議案第118号  請負契約の締結について(昭和58年度公営住宅

(仮称大里団地)建設(建築主体・第2工区)工事)

第13  請願書について  請願第15号

第14  議案第110号  昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)

中所管分

第15  議案第117号  請負契約の締結について(昭和58年度公営住宅

(仮称大里団地)建設(建築主体・第1工区)工事)

                      以上建設経済委員長報告

――――――――――――――――――――――――――――――――

第16  議案第111号  昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

(第2号)

第17  議案第119号  昭和58年度甲府市水道事業会計補正予算

(第2号)

                        以上水道委員長報告

――――――――――――――――――――――――――――――――

第18  議案第120号  昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第5号)

第19  議案第121号  昭和58年度国民健康保険事業特別会計補正予算

(第2号)

第20  議案第122号  昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

(第3号)

第21  議案第123号  昭和58年度甲府市中央卸売市場事業会計補正予

算(第1号)

第22  議案第124号  昭和58年度甲府市農業共済事業会計補正予算

(第3号)

第23  議案第125号  甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定に

ついて

第24  議案第126号  甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制

定について

第25  諮問第  2号  人権擁護委員候補者の推薦について

第26  議案第127号  企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一

部を改正する条例制定について

――――――――――――――――――――――――――――――――

第27  甲議第  7号  国立病院・療養所の統廃合や縮小等に反対し、一層

の充実強化を求める意見書提出について

第28  甲議第  8号  山の緑を守り、民間林業労働者の雇用安定、労働条

件等の抜本的改善に関する意見書提出について

 

(出 席 議 員)

川 名 正 剛君

清 水 節 子君

飯 沼   忠君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

剣 持 庸 雄君

森 沢 幸 夫君

岡 田   修君

福 島   勇君

宮 島 雅 展君

村 山 二 永君

秋 山 雅 司君

内 藤 幸 男君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 治君

内 藤 秀 治君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

牛 奥 公 貴君

斉 藤 憲 二君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

渡 辺 静 男君

中 込 孝 文君

岡     伸君

堀 口 菊 雄君

千 野   哮君

鈴 木 豊 後君

原 田 正八郎君

長瀬 正左衛門君

飯 島   勇君

早 川 武 男君

中 西   久君

小 沢 政 春君

小 林   匡君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

 

                                 38名

 

(欠席議員)

上 田 英 文君

 

 

 

                                  1名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹 山 下   久君

庶務 担当 主査 樋 口 一 雄君

調査 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 功 刀   尊君

議事 担当 主査 今 福 栄 一君

記録 担当 主査 天 野 忠 幸君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

国体 準備 室長 飯 尾   和君

収  入  役 荻 原 克 巳君

中央卸売市場長 田 中 忠 夫君

市 長 室 長 窪 田   。君

市立甲府病院長 石 井 次 男

調査 管理 部長 河 村 利 男君

〃 事務 局長 坂 本 吉 哉

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教 育 委 員 長 大 木 敏 夫

総 務 部 長 植 田 太 六君

教  育  長 楠   恵 明君

市 民 部 長 入 倉 芳 幸君

教 育 次 長 近 山 滋 郎

社 会 部 長 吉 岡   典

水道事業管理者 志 村 泰 介君

福 祉 部 長 高 野   肇君

水道局業務部長 中 込 忠 雄君

環 境 部 長 中 込   勉

〃 公務部長 羽 田   規

経 済 部 長 中 島 省 三君

選挙管理委員長 関   和 夫

建 設 部 長 赤 池 昭 之君

代表 監査 委員 保 坂   一君

都市 開発 部長 丸 山   忍

公 平 委 員 長 横 内 敏 治君

下 水 道 部 長 高 橋 信 靖君

農業委員会々長 土 屋 活 郎君

技術 管理 室長 小 松   要

固定資産評価員 上 杉   要

 

 

     午後1時03分 開議

 

○議長(長瀬正左衛門君)

これより本日の会議を開きます。

 

報告事項を申し上げます。

 

市長から追加議案の提出について通知がありました。

 

提出議案は、議事日程記載の日程第18議案第120号から日程第26議案第127号までの9案でありますので、朗読を省略いたします。

 

次に中込孝文君、外7名から甲議第7号国立病院・療養所の統廃合や縮小等に反対し、一層の充実強化を求める意見書提出について、鈴木豊後君、外10名から甲議第8号山の緑を守り、民間林業労働者の雇用安定、労働条件等の抜本的改善に関する意見書提出について、がそれぞれ提出されました。

 

右は、議事日程記載の日程第27及び日程第28でありますので、朗読を省略いたします。

 

次に上田英文君は一身上の都合により、新藤助役は公務出張のため、それぞれ本日欠席する旨の届け出がありました。

 

以上で報告を終わります。

 

これより日程に入ります。

 

日程第1から日程第3まで3案を一括議題といたします。

 

3案に関し総務委員長の報告を求めます。

 

総務委員長 千野 哮君

 

(総務委員長 千野 哮君 登壇)

 

○総務委員長(千野 哮君)

報告を申し上げます。

 

去る21日の本会議において当委員会に付託されました案件について22日委員会を開会、慎重に審査した経過と結果についてご報告いたします。

 

まず、議案第108号 専決処分について (交通事故の示談締結及び損害賠償の額の決定について)

 

議案第109号 専決処分について (昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第3号))の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

次に、議案第110号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中当委員会所管分については、特に教育費のうち、幼稚園の就園奨励費について、委員から、この制度については、多くの市民が受けられるよう、なお一層の配慮を要望する意見があり全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第1議案第108号及び日程第2議案第109号の2件を一括採決いたします。

 

2件に対する委員長の報告は承認であります。

 

2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって2件は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

次に日程第4から日程第6まで3案を一括議題といたします。

 

3案に関し民生委員長の報告を求めます。

 

民生委員長 中込孝文君

 

     (民生委員長 中込孝文君 登壇)

 

○民生委員長(中込孝文君)

御報告いたします。

 

去る21日の本会議において当委員会に付託されました案件について22日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果をご報告いたします。

 

まず議案第114号甲府市交通災害共済条例の一部を改正する条例制定については、交通災害共済に係る会費、見舞金及び交通遺児給付金の額の改定等を行うものであり、委員会ではこの制度の内容、あり方、共済事業の運営等の一層の充実を望む立場から、本共済制度の趣旨の周知徹底と普及を図り、あわせて協力員を中心に自治会、老人クラブ等地域の諸団体の協力を得て加入率の一層の向上につとめること。今後とも交通事故の防止に万全の措置を講じ、交通安全思想の啓蒙、啓発を行うこと。

見舞金の支給にあたっては条例の精神を踏まえ、公平、公正な取り扱いを堅持すること、等の諸点に特段の配慮を要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第115号 財産の取得について(一般廃棄物最終処分場建設用地)及び議案第110号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中当委員会所管分については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第4議案第114号及び日程第5議案第115号の2案を一括採決いたします。

 

2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

2案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって2案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に日程第7から日程第14まで8案を一括議題といたします。

 

8案に関し建設経済委員長の報告を求めます。

 

建設経済委員長 鈴木豊後君。

 

(建設経済委員長 鈴木豊後君 登壇)

 

○建設経済委員長(鈴木豊後君)

御報告いたします。

 

去る21日の本会議において当委員会に付託されました案件について22日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果をと報告いたします。

 

まず議案第106号 専決処分について(市道東6条通り線の鋼製溝蓋不全による車両の横転事故にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)

 

及び議案第107号 専決処分について(甲府市つつじが崎霊園の使用者施設への土砂崩落事故にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)

 

は、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しましたが、議案第106号に関連して委員から道路上の事故防止の上からもパトロールの強化に加え故障個所等について、地域住民から早期通報等の協力を得るようなシステムづくりを要望する意見がありました。

 

次に、議案第112号 昭和58年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第2号)

 

議案第113号 甲府市農業共済条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第116号 財産の取得について(公営住宅(仮称大里団地)建設用地)

 

議案第118号 請負契約の締結について(昭和58年度公営住宅(仮称大里団地)建設(建築主体・第2工区)工事)及び

 

議案第110号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中所管分

 

の5案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

最後に、請願第15号 山の緑を守り、民間労働者の雇用安定、労働条件等の抜本的改善については、願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

なお、本請願については、3月市議会定例会で、その処理の経過と結果の報告を求めます。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第7議案第106号及び日程第8議案第107号の2件を一括採決いたします。

 

2件に対する委員長の報告は承認であります。

 

2件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって2件は委員長の報告のとおり承認されました。

 

次に日程第9議案第112号から日程第12議案第118号まで4案を一括採決いたします。

 

4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって4案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に日程第13請願書について採決いたします。

 

本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

次に日程第3、日程第6、日程第14議案第110号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算第4号を採決いたします。

 

本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。

 

本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって本案は、各常任委員長の報告のとおり可決されまました。

 

次に日程第15議案第117号を議題といたします。

 

中西 久君を除斤いたします。

 

(中西 久君 退場)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

本案に対し建設経済委員長の報告を求めます。

 

建設経済委員長 鈴木豊後君。

 

    (建設経済委員長鈴木豊後君 登壇)

 

○建設経済委員長(鈴木豊後君)

御報告申し上げます。

 

 議案第117号 請負契約締結について(昭和58年度公営住宅(仮称大里団地)建設(建築主体・第1工区)

 

については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑ありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第15議案第117号を採決いたします。

 

本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって本案は、委員長報告のとおり可決されました。

 

中西 久君の除斥を解きます。

 

(中西 久君 入場)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

次に日程16及び日程第17の2案を一括議題といたします。

 

2案に関し水道委員長の報告を求めます。

 

 水道委員長 堀口菊雄君。

 

(水道委員長 掘口菊雄君 登壇)

 

○水道委員長(堀口菊雄君)

去る21日の本会議において当委員会に付託されました案件について22日委員会を開き慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

まず議案第111号 昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第119号 昭和58年度甲府市水道事業会計補正予算(第2号)については下水道工事に伴う配水管布設工事にかかわる増額補正でありますが、委員からすでに下水道工事を施工している個所があることを指摘し、今後水道工事施工にあたっては、当初計画の時点で下水道部等と十分連携を密にし、技術的に考慮する中で的確なる計画をたて、効率的な予算執行を図るよう要望し、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

武川和好君。

 

○武川和好君

今議会では、一般質問の際にもかつてない下水道問題に対する集中的な論議が交わされたわけであります。また委員会でも聞くところによりますと、相任論議が交わされたはずです。よって2、3お伺いをしておきたいわけであります。

 

第1は下水道事業の中の、いま集中的に論議をされていますコンポスト問題でありますけれども、本会議の答弁の中では、下水道部長からすでに公社組織で運営並びに維持管理、販売まで含めてかなり腹が固まったような発言があったわけであります。というのは、構成人員を12名にして運営維持管理あるいは販売を図るというふうな正式な発言があったわけでありますが、公社組織にした場合、民法34条で公益法人としての関係官庁の許可を得てやらなければならないわけであります。

ここで問題になるのは、行政の守備範囲をまず明確にする必要がある。行政がやったんでは好ましくない、あるいはなじまないというものに限っては、認可条件に当てはまるわけでありますけれども、その点の御論議がどのようになされたか、お伺いを申し上げます。

 

 2つ目は、私が本会議場で問題提起をいたしましたけれども、耕土培養法の改正、これは肥料取締法の改正にもつながるわけでありまして、非常に規制が厳しくなるはずであります。現在本市がいただいている肥料取締法に基づく認可は、改めて新しい法律に基づく許可の申請をし直してやらなければならないはすでありますけれども、その点はどのように論議をされたか。

 

第3点には、おがくずの確保については、部長は自信があるというふうな答弁でありました。自信があるわけでございますから、低廉な価格で供給を求めて、そして副材料としてそれを活用して、できた製品を安い価格で供給していくというのが本旨でありますから、将来にわたってこのおがくずが確保されるという自信があるようでございますから、その点についても御論議がされたはずであります。また私が決算委員会でも問題提起をいたしましたけれども、この副材料について生ごみの活用はどうだという発言をしたはすであります。このことについての御検討も論議をされたはずでありますから、お考えがありましたらお示しをしていただきたい。

 

以上、3つお伺いします。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

武川議員に申し上げますが、水道委員会では、水道、下水だけやっておりますので、予算だけやっておりますので、議題外にわたりますから一応経過の報告は、水道委員長求めてよろしゅうございますが、議題外でございますので御了解願いたい……。

 

水道委員長 堀口菊雄君。

 

○水道委員長(堀口菊雄君)

武川議員さんの御質問にお答えしますが、ただいま議長から答弁ございましたように、議案とはちょっと質問が、私が理解しかねますので、議案についての御質問だったらお答えしますが、あとその他の所管事項で御説明しろと、こういうことでございますればまた説明いたします。

 

以上です。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

武川議員、御了解願いたいと思います。

 

ほかにありませんか――ほかにありませんからこれをもって質疑を終結いたします。

 

これより日程第16議案第111号及び日程第17議案第119号の2案を一括採決いたします。

 

2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

2案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって2案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に日程第18議案第120号から日程第26議案第127号まで9案を一括議選といたします。

 

市長から提案理由の説明を求めます。

 

市長 原 忠三君。

 

(市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

本日、追加提案致しました案件につきましてその大要を御説明申し上げます。

 

議案第120号「昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第5号)」につきましては、歳出各款に補正する人件費は、一般職員の給与改定を行うための所要額及び既定予算の過不足を追加更正するための補正であります。

 

第6款農林水産業費は、中央卸売市場事業会計への繰出金であり、第14款予備費は、特別予備費を減額更正するための補正であります。これに見合う財源として、第13款繰越金の一般財源を追加するための補正であります。

 

次に、議案第121号「昭和58年度甲府市国民健康保健事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第122号「昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、議案第123号「昭和58年度甲府市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)」及び議案第124号「昭和58年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第3号)」の補正予算4案件につきましては、職員の給与改定を行うため、人件費所要額を追加補正するものであります。

 

次に、議案第125号「甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第126号「甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定について」の2案件につきましては、国家公務員の給与改定に準じ、本市の一般職員及び学校職員の給与改定を行うための一部改正であります。

 

次に、議案第127号「企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」は、水道局職員の期末手当等の支給日に関する規定の整備を行うための一部改正であります。

 

 次に、諮問第2号「人権擁護委員候補者の推薦について」は本市の人権擁護委員のうち小沢喜久雄ほか5名の委員の任期が、昭和59年3月14日をもって満了するので、その後任を推薦するについては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。

 

以上が、本日追加提案致しました案件の大要であります。

 

御審議のうえ、御協賛賜りますようお願い致しまして説明を終わります。

 

〇議長(長瀬正左衛門君)

以上で説明は終わりました。

 

これより9案に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――岡田 修君。

 

○岡田 修君

主なるきょうの提案は、人事院勧告ないし人事委員会勧告の本市への適用を進めるための提案です。これが最終日のきょう提案されるに至ったその理由、提案されている内容は、これから審査しなければわかりませんけれども、国の人事院勧告に準ずるということになっているようですが、もし現在それと同じであれば、どうしてこれだけおくれているのか。

きょうのいろいろな報道機関の報道を見ますと、すでに多くの市町村で議会が開かれて、もうすでに国の基準を上回る、そういう決定をした市町村もかなりあるという情報が、私たちの耳に入っているわけです。

そういう状況の中で国と同じ水準でこれを提案するのであるならば、それは当然議会の当初に提案されていなければならない。きょう、事務関係の総務部を調べましたら、この支給は28日の午後になるということで、これで年末の商戦  クリスマスイブもありますから、そういうふうなことに対する景気回復、地域の産業の進展、これにも影響が出るというふうに思うわけです。

ですから、これがなぜこのようにおくれて国の基準どおりになっているにもかかわらずおくらしているのか、この点についてまずお聞きしたい。

 

第2は、どうして国の基準を上回ることができないのか、この点についてお伺いしたい。

 

それは、要するに国からどのような圧力があるのか、今回の選挙結果を見ましても、これは政府の方が糾弾されている。そういう国民の側の勝利でありますから、そういう状況の中でどうしてそういうふうに国の基準を上回ることができないのか、それにはどのような圧力があったのか、この辺を具体的に明らかにしていただかないと、これだけおくれている理由の根拠について、私納得するわけにいかない。そういう点でその2点についてお伺いをしたいと思います。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

市長 原 忠三君。

 

(市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

お答えいたします。

 

御承知のとおり、給与につきましては一方的に提案をするわけにはまいらない事情がございます。これは当然職員組合との誠意ある交渉の中において、それぞれが合意をして提案をしなければならない。このような関係がございますので、この合意に達したのが2日前でございます。したがいまして、それに基づきましてこの本日の提案になった、このように御了解を願いたいと思います。

 

さらに、どのような圧力があったかと、国の方からどのような圧力があったかと、こういうことでございますが、具体的に国から圧力があったとか、他から慫慂をされたと、こういうことはございません。自主的にそれぞれ誠意をもって交渉をして、その結果において本日提案をいたしておりますので、御了解願いたいと思います。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

岡田 修君。

 

○岡田 修君

私は本会議における市長並びに当局の説明とは、若干いまのニュアンスは違っているというふうに思うわけです。本来人事委員会あるいは人事院勧告、こういったものは労使の、労働組合の労働三権、これを奪った上で人事委員会なり人事院が設置されて、それで労働者に代わってそういう提案をすると、そういう機構の中から生まれたものであって、いまの市長の話ですと労使の話し合いによって合意に達したものについてそれを議会に提案するのだ、という説明とは大きな食い違いになっているわけです。

ですから、私はその点のどういうわけでそういう食い違いが市長の口から生まれて出て来るのか、この点について疑問を持つものであります。

 

第2は、それでは労働組合との話し合いによって合意に達したというなら、労働組合はその国の基準を上回る国の基準といっても国会で議決したことですがね、本来はもっと上だったはすですね。4.65%ですか、約そのくらいですね。そういうことである。それが本来の基準であるにもかかわらず、明らかにそれを半分以下にこれは切り縮めてやっていると。

これがあたかも当然の基準であるかのような考えでもって、労働組合がそれに対して何の、人事委員会あるいは人事院の勧告の完全実施を迫らなかったのか。私はそこで疑問がわいて来るわけです。ですから、それで労働組合が決して納得したわけではないというふうに考えるわけです。その中には市長がはっきり言ってくれないのは困るわけですけれども、国の圧力がなければ労働組合だって、堂々と人事院勧告の完全実施を要求するはずなんです。

議会にもそういう請願も出ているし陳情も出ているわけです。もう2回にわたって労働組合からの請願は採択いたしまして、ここで、2回にわたって国への意見書を提出しているわけですよ。そういう経過があるから労働組合が当然2.03%で納得するなんていうことはあり得ない、実践的にもそう考えられない。

ですから、そこには何らかの国からの圧力があって、それを当局が説明して、そして労働組合がそれではやむを得ないということにならなければ、あたかも市長の最初の説明では、労使の、話し合いによって合意に達したものを提案しているんだと、こういう説明では私はとうてい理解できかねるわけです。

ですからどうしてもそこには何かが介在しなければならない。その介在したものがどのような圧力であったのか、ここではっきり述べてもらわないと私たちも論議できない。論議の根拠をもつことができない。こういうことになるわけです。その点についてもう一度改めてお伺いしたいと思います。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

市長 原 忠三君。

 

(市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

お答えいたします。

 

ただいま、国の人事院の勧告に触れまして、どうしてその割り引きの2.03になったというような経過の若干を含めての御質問でございますけれども、もとより市議会で御決議をいただいて国へ意見書を出しましたように、人事院勧告というのは、労働者の権利に対する代償措置でこれがつくられたことは私もよく承知をしております。

しかし、現実の問題として2.03というこの数字が国会で議決をされました。これに基づいて私どもといたしましても、他市町村等の動向というものを見極める中で組合とそれに基づいての折衝をいたしたわけでございます。

論議の内容等の問題の内容も話すということでございますが、特別に国から圧力があったと、だからこうせよというような論議はいささかもございません。その点ひとつ御了解を願いたいと思うわけでございます。

 

それから、労働組合が納得するはずはないじゃないかということでございますが、もちろん私は労働組合がこれにおいて、この数値において満足していると、こういう形で妥結したとは私も考えておりません。非常に大変なことだろうと思います。しかし、他町村との動向を見ながらこういうことを前提といたしまして、これで合意に達したわけでございますので御理解を賜わりたいと思います。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

岡田 修君。

 

○岡田 修君

市長はことしの4月から市長になったんで、昨年の議会でのやりとりのことはわからないかもしれませんけれども、これについては昨年は行政改革のトップバッターといたしまして老人保健法の、これが議論をされて、2月1日から施行されたわけですよ。

さらに人事院の勧告を完全に凍結するということが第2の2番バッターとして、非常に大きな国民生活を蹂躙するといぅ中で、いわゆる国民いじめ、地方自治体いじめ、アメリカ追随型のそういう行政改革が行われてきたということなんですね。

そういう中で、自治省ないしは厚生省あるいはその他の総理府などから強い指導が自治体にあったと、それは明らかにされてきているわけです。そういぅものが今回へこういう影響を与えているというふうに思うんですけれども、それを抜きにした説明では納得できない。具体的にどういう指示や通達や、あるいは口頭による指導がなされてきたのか、ここのところはやはり僕は昨年から明らかにしてもらいたいと当局に迫っているんだけれども、それはなかなか口に出していただけない。

そうなると何か見えない陰のようなものにおびえているというしか理解できない。ですから、この問題についてそれでは経過を追って、昨年のいわゆる臨調行革から経過を追って、委員会においてどのような指示がなされているのか、この点を明らかにさせたいと思いますので、それがわかるような資料を委員会に提出していただきたいということを要望しまして、私の質問を終わります。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

ほかに質疑はありませんか――これをもって質疑を終結いたします。

 

ただいま議題となっております日程第18、議案第120号から日程第25、諮問第2号まで8案については、総務委員会に、日程第26、議案第127号については水道委員会にそれぞれ付託いたします。

 

委員会審査のため暫時休想いたします。

 

午後2時40分 休憩

   ――――――――――――――――――――――――

      午後3時22分 再開議

 

○議長(長瀬正左衛門君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

 

ただいま総務委員長及び水道委員長から委員会審査の結果報告がありました。

 

これより日程第18、議案第120号から日程第25、諮問第2号まで8案に対し総務委員長の報告を求めます。

 

総務委員長 千野 哮君。

 

(総務委員長 千野 哮君 登壇)

 

○総務委員長(千野 哮君)

報告申し上げます。

 

先の本会議において当委員会に付託されました議案について休憩中委員会を開会、慎重に審査した結果について御報告いたします。

 

まず、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦については、全員異議なく当局諮問のとおり決定するものと決しました。

 

次に、議案第30号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第5号)

 

議案第121号 昭和58年度甲府市国民健康保健事業特別会計補正予算(第2号)

 

議案第122号 昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

 

議案第123号 昭和58年度甲府市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)

 

議案第124号 昭和58年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第3号)

 

議案第125号 甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第126号 甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第127号 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定について

 

の7案については、委員から、今後当局においても、人事院勧告完全実施に向けて、さらに努力を重ねるよう要望を付し、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第18 議案第120号から日程第24 議案第126号まで7案を一括採決いたします。

 

7案に対する委員長の報告は可決であります。

 

7案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって7案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第25 諮問第2号について採決いたします。

 

本案に対する委員長の報告は諮問のとおり決定であります。

 

本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって本案は委員長の報告のとおり決しました。

 

次に、日程第26 議案第127号に関し、水道委員長の報告を求めます。

 

水道委員長 堀口菊雄君。

 

(水道委員長 堀口菊雄君 登壇)

 

○水道委員長(堀口 菊雄君)

御報告申し上げます。

 

先の本会議において、当委員会に付託されました議案第127号 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、休憩中委員会を開き慎重に審査した結果、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第26 議案第127号について採決いたします。

 

本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

先ほど総務委員長の報告のうち、議案第127号、企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例制定については削除いたしますので御了承を願いたいと思います。

 

次に、日程第27 甲議第7号 国立病院・療養所の統廃合や縮小等に反対し、一層の充実強化を求める意見書提出についてを議題といたします。

 

中込孝文君から提案理由の説明を求めます。

 

中込孝文君。

 

(中込孝文君 登壇)

 

○中込孝文君

提案理由の説明でございますが、案文を朗読いたしますので御了承願います。

 

国立病院・療養所の統廃合や縮小等に反対し、一層の充実強化を求める意見書(案)

 

去る5月24日の閣議で決定された「行革大綱」には、国立病院・療養所の統廃合や縮小、地方自治体や民間への払い下げを含む移譲並びに現場業務の全面下請け等の方針が打ち出されています。しかしこの「大綱」にそって国立病院等を縮小し、なくすことは、これらの医療機関が今日まで地域の実情に応じた高度な医療業務を果たし、近年ますます貴重な国民の医療資源として深く定着している状況を否定することになり、また結果的に地域医療の一層の充実、発展を望む住民の要求にも反することになり、深く憂慮にたえないところであります。

 

よって甲府市議会は政府に対し、国立病院・療養所が真に地域住民の生命と健康を大切にし、高度で多様な医療の保障を一層推進する立場から、次の諸点に特段の配慮がなされるよう強く要望するものであります。

 

 

1 国立病院・療養所の廃止や地方自治体・民間への移譲計画の策

定をとりやめること。

 

1 現場業務の民間委託は医療機関として制約の多い問題であるの

で、従来の経緯をふまえるなかで安易に行わないこと。

 

1 国立病院・療養所が地域住民の疾病構造の変化や医療需要に対

応できるよう、その機能・役割の強化、拡大を図ること。

 

右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

 

昭和58年12月23日

 

            甲 府 市 議 会

 

提出先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣、行政管理庁長官であります。

 

提出者は私、賛成者は常任委員全員であります。

 

以上でございます。御審議をよろしくお願いします。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で説明は終わりました。

 

これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 

これに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第7号については委員会の付託を省略することに決しました。

 

これより本案を採決いたします。

 

本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第7号については、提案のとおり可決されました。

 

ただいま甲議第7号が可決されましたので、請願第14号は見なし採択として処理いたします。

 

次に日程第27 甲議第8号 山の緑を守り民間林業労働者の雇用安定、労働条件等の抜本的改善に関する意見書提出についてを議題といたします。

 

鈴木豊後君。

 

(鈴木豊後君 登壇)

 

○鈴木豊後君 

山の緑を守り民間林業労働者の雇用安定労働条件等の抜本的改善に関する意見書(案)

 

森林は、国土の保全、水資源のかん養等多目的な公益的役割りを果しています。

 

近年国土開発等に伴い、風水害による山地崩壊が瀕発し、被害額、規模とも拡大の一途をたどるなか、森林の充実に対する期待が一段と高まっています。

 

しかしながら森林を守り育てる民間林業労働者の実情は、他産業に例をみない劣悪な処遇、労働条件の下にあり、後継者不足による労働力の高齢化、農山村の過疎化の進行等憂慮すべき状態となっております。

 

よって甲府市議会は政府に対し、森林、林業の担い手確保と民間林業労働者の労働条件等の抜本的改善のため、速やかに法制定を含め最善の方途が講ぜられるよう強く要望するものであります。

 

右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

 

昭和58年12月23日

 

                甲 府 市 議 会

 

あて先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、労働大臣、林業庁長官であります。

 

 提出先は私、常任委員全員が賛成でございます。

 

以上でございます。

 

○議長(長瀬正左衛門君)

以上で説明は終わりました。

 

これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 

これに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

これより本案を採決いたします。

 

本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第8号については提案のとおり可決されました。

 

お諮りいたします。

 

ただいまの意見書2案が可決されましたが、それぞれの条項、字句その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よってさように決しました。

 

次に、総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

お諮りいたします。

 

各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(長瀬正左衛門君)

御異議なしと認めます。

 

よって各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

以上をもって、本定例会に提出されました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、12月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

午後3時37分 閉会

 

   ――――――――――――――――――――――――

甲府市議会副議長

早 川 光 圀

会議録  署名  議員

宮 島 雅 展

   〃     

長 田 昭 哉

   〃     

千 野   哮