昭和59年6月甲府市議会定例会議日程(5)

     昭和59年7月6日(金)午後1時

  報 告

第 1 議案第71号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例

           について

第 2 議案第72号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例

           及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する

条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定

について

第 3 議案第73号 甲府市職員の定年等に関する条例制定について

第 4 議案第74号 甲府市御岳文芸座条例制定について

第 5 議案第75号 請負契約の締結について(市立春日小学校改築(建築

主体)工事)

第 6 議案第76号 請負契約の締結について(市立東小学校改築(建築

主体)工事)

第 7 議案第77号 請負契約の締結について(市立相川小学校屋内運動場

増改築(建築主体)工事

第 8 議案第78号 請負契約の締結について(市立千代田小学校増改築

(建築主体)工事)

第 9 議案第79号 請負契約の締結について(市立北中学校改築(建築

主体)工事)

第10 議案第80号 請負契約の締結について(市立東中学校改築(建築

主体)工事)

第11 議案第61号 昭和59年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

中所管分

                        以上総務委員長報告

 


第12 議案第70号 甲府市国民健康保険条例の一部を条例制定について

                        以上民生委員長報告

 


第13 議案第62号 昭和59年度甲府市農業共済会計補正予算(第1号)

第14 議案第64号 農作物共済、蚕繭共済、畑作物共済及び園芸施設共済

の無事戻しについて

第15 議案第65号 市道路線の認定について(内九根1号線)

第16 議案第66号 市道路線の認定について(内九根2号線)

第17 議案第67号 市道路線の認定について(下鍛冶屋落合線)

第18 議案第68号 市道路線の認定について(蛭沢川沿線)

第19 議案第69号 市道路線の認定について(五割川沿線)

第20 陳情書について(陳情第4号)

第21 議案第61号 昭和59年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

中所管分

                        以上建設経済委員長報告

 


第22 議案第63号 専決処分について(道路のくぼみによる車両の衝突事故

にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)

                        以上建設経済委員報告

 


第23 甲議第 6号 常任委員会の選任について

第24 甲選第 2号 甲府市・玉穂村中学校組合議会の補欠議員の選挙に

ついて

第25 甲選第 3号 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙に

ついて

第26 甲推第 1号 農業委員会委員推せんについて

第27 甲議第 7号 実効ある男女雇用平等法制定を求める意見提出について

第28 甲議第 8号 米の安全供給と需給安定を求める意見書提出について

第29 甲議第 9号 地方自治体の自主的な行政改革を尊重し、財政上の

制裁措置に反対する決議について

第30 甲議第10号 道路整備事業促進にかかわる決議について

 

(出 席 議 員)

清 水 節 子君

飯 沼   忠君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

剣 持 庸 雄君

森 沢 幸 夫君

岡 田   修君

福 島   勇君

宮 島 雅 展君

村 山 二 永君

秋 山 雅 司君

内 藤 幸 男君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 冶君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 籐 憲 二君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

野 村 義 信君

岡     伸君

長 田 昭 哉君

渡 辺 静 男君

千 野   哮君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

堀 口 菊 雄君

原 田 正八郎君

飯 島   勇君

小 沢 政 春君

三 井 五 郎君

中 西   久君

小 沢 綱 雄君

小 林   匡君

早 川 武 男君

                          38名

 

(欠 席 議 員)

                          な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹 山 下   久君

庶務 担当 主査 樋 口 一 雄君

調査 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 天 野 忠 幸君

議事 担当 主査 高 橋 勝 己君

記録 担当 主査 今 福 栄 一君

議事 担当 主任 萩 原 三 男君

庶務 担当 主任 五 味 一 重君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

国体 準備 室長 鷹 野 四 郎君

助     役 新 藤 昭 良君

中央卸売市場長 田 中 忠 夫君

収  入  役 河 村 利 男君

市立甲府病院長 石 井 次 男君

市 長 室 長 窪 田   。君

 〃 事務局長 石 井 司 郎君

調整 管理 部長 近 山 滋 郎君

教 育 委員長 大 木 敏 夫君

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教  育  長 楠   恵 明君

総 務 部 長 中 込 忠 雄君

教 育 次 長 生 山 正 仁君

市 民 部 長 入 倉 芳 幸君

水道事業管理者 植 田 太 六君

社 会 部 長 吉 岡   典君

水道局業務部長 倉 田 吾 郎君

福 祉 部 長 高 野   肇君

 〃 工務部長 鈴 木 元 芳君

環 境 部 長 中 込   勉君

選挙管理委員長 関   和 夫君

経 済 部 長 中 島 省 三君

代表 監査 委員 佐 藤 保 房君

建 設 部 長 赤 池 昭 之君

公 平 委 員 長 横 内 敏 治君

都市 開発 部長 小 松   要君

農業委員会々長 荻 野 克 巳君

下 水 道 部 長 高 橋 信 靖君

固定資産評価員 斉 藤 孝 房君

技術 管理 室長 丸 山   忍君

 

 

 

       午後1時44分 開議

 

〇議長(小沢政春君)

 これより本日の会議を開きます。

 

報告事項を申し上げます。

 

休会中議長のもとに請願1件が提出されました。

 

右は、お手元に配付をいたしてあります請願文書表記載のとおり、建設経済委員会に付託をいたしたので御了承願います。

 

次に、小林 匡君外10名から実効ある男女雇用平等法制定を求める意見書提出について、鈴木豊後君外10名から米の安全供給と需給安定を求める意見書提出について、早川武男君外6名から地方自治体の自主的な行改改革を尊重し、財政上の制裁措置に反対する決議について、鈴木豊後君外10名から道路整備事業促進にかかわる決議について、がそれぞれ提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第27から日程第30まででありますので朗読を省略いたします。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第10まで10案を一括議題といたします。

 

11案に関し総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 千野 噂君。

 

     (総務委員長 千野 哮君 登壇)

 

〇総務委員長(千野 哮君)

 御報告を申し上げます。

 

去る7月4日の本会議において当委員会に付託されました案件について5日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず、議案第71号甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第72号甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例制定についての2案は、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第73号甲府市職員の定年等に関する条例制定については委員から、定年による退職の特例として勤務延長をする場合、任命権者が期間の再延長するにあたって、市長の承認を得て行うことになっているが、その際市長は各任命権者の意向を十分尊重する中で行っていくよう要望を付し全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第74号甲府市御岳文芸座条例制定については、市民の芸術文化創作活動の醸成を図るための施設であるので、市民に十分周知し、その活用を図るよう要望が出され全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第75号請負契約の締結について(市立春日小学校改築(建築主体)工事)

 

 議案第76号請負契約の締結について(市立東小学校増改築(建築主体)工事)

 

 議案第77号請負契約の締結について(市立相川小学校屋内運動場増改築(建築主体)工事)

 

 議案第78号請負契約の締結について(市立千代田小学校増改築(建築主体)工事)

 

 議案第79号請負契約の締結について(市立北中学校改築(建築主体)工事)及び

 

 議案第80号請負契約の締結について(市立東中学校改築(建築主体)工事)の6案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、これに関して委員から、工事の施工にあたっては、その細部にわたる的確な見積書を提出させ、工事経費を把握し工事出来高払い等が合理的にできるよう今後検討してほしいとの要望意見が出されました。

 

 最後に、議案第61号昭和59年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分について、第2款総務費の補正は、本市名誉市民故グリンバンク女史の墓参に伴う市長、議長、随行員の旅費であるとの説明に対し委員から、議長の旅費については違法性がないとはいえ、議会を代表して参加するものであるから、議会費で予算支出を行うことが好ましいので、今後は的確な予算計上をすべきである。また今後公式行事へ夫妻同伴して出席する場合には、同伴者の予算をも配慮するよう要望・意見を付して、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 これより日程第1議案第71号から日程第10議案第80号まで10案を一括採決いたします。

 

 10案に対する委員長の報告は可決であります。10案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって10案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第12を議題といたします。

 

 本案に関し民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 中込孝文君。

 

     (民生委員長 中込孝文君 登壇)

 

〇民生委員長(中込孝文君)

 去る7月4日の本会議において当委員会に付託されました案件について5日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

議案第70号甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、これに関連して委員から今回の健康保険法の改正に伴い、退職者医療制度が創設されるが、創設に伴い国保事業に対する国の負担金が削減され国保財政の逼迫が懸念され、ひいては市民の負担増につながるのではないかと考えられる。

したがって、当局は引き続き国保事業の健全な経営と市民負担の軽減を図るため、被保険者と共に事業の実情を国等に訴え、特に国庫補助金の減額が行われないよう強い働きかけを要望する意見が出されました。以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 これより日程第12議案第70号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第13から日程第21まで9案を一括議題といたします。

 

 9案に関し建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 鈴木豊後君。

 

     (建設経済委員長 鈴木豊後君 登壇)

 

〇建設経済委員長(鈴木豊後君)

 御報告申し上げます。

 

 去る4日の本会議において当委員会に付託されました案件について5日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず、議案第65号から議案第69号の市道路線の認定についての5案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第62号昭和59年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)

 

議案第64号農作物共済・蚕繭共済・畑作物共済及び園芸施設共済の無事戻しについて

及び議案第61号昭和59年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分についての3案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に陳情第4号降雪等によるぶどう被害の救済については願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

 なお、本陳情については9月定例会でその処理の経過と結果の報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 これより日程第13議案第62号から日程第19議案第69号まで7案を一括採決いたします。

 

 7案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 7案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって7案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第20陳情書について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本件は、委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第11、日程第21議案第62号昭和59年度甲府市一般会計補正予算第1号を採決いたします。

 

本案に対する総務、建設経済各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、総務、建設経済各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は、総務、建設経済各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第22を議題といたします。

 

 本案に関し水道委員長の報告を求めます。

 

 水道委員長 堀口菊雄君。

 

     (水道委員長 堀口菊雄君 登壇)

 

〇水道委員長(堀口菊雄君)

 御報告申し上げます。

 

 去る4日の本会議において当委員会に付託されました議案について5日委員会を開き、慎重に審査した結果をご報告いたします。

 

 議案第63号 専決処分について(道路のくぼみによる車両の衝突事故にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)は、委員から今後施工にあたっては事故の再発防止に万全を期するよう要望があり、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 これより日程第22議案第63号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査について、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

 これより各常任委員長からの申し出中、まず総務委員会の請願第2号についてお諮りいたします。

 

 本件は、総務委員長から申し出のとおり開会中の継続審査に付するに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって本件は、総務委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 次に、各常任委員会委員長の申し出中、総務委員会の請願第13号についてお諮りいたします。

 

 本件は、総務委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって本件は、総務委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 重ねてお諮りいたします。

 

 各常任委員長からの申し出中、ただいま議決をされました2件を除く他の事件については、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。

 

 次に日程第23甲議第6号常任委員会委員の選任を行います。

 

 常任委員選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

   早 川 武 男 君   小 沢 政 春

   原 田 正八郎 君   堀 口 菊 雄 君

   上 田 英 文 君   村 山 二 永 君

   森 沢 幸 夫 君   小 林   匡 君

   斉 藤 憲 二 君   堀 内 征 治 君

   岡 田   修 君

以上11人を総務委員に

   中 西   久 君   野 村 義 信 君

   川 名 正 剛 君   宮 島 雅 展 君

   清 水 節 子 君   飯 沼   忠 君

   岡     伸 君   小 林 康 作 君

以上8人を民生委員に

   小 沢 綱 雄 君   渡 辺 静 雄 君

   長 田 昭 哉 君   塩 野 褒 明 君

   依 田 敏 夫 君   剣 持 康 雄 君

   鈴 木 豊 後 君   中 込 孝 文 君

   堀 内 光 雄 君   秋 山 雅 司 君

   武 川 和 好 君

以上11人を建設経済委員に

   三 井 五 郎 君   千 野   哮 君

   牛 奥 公 貴 君   内 藤 秀 治 君

   内 藤 幸 男 君   福 島   勇 君

   飯 島   勇 君   早 川 光 圀 君

 

以上8人を水道委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。

 

ただいま申し上げました委員名のうち総務委員会委員森沢幸夫君を飯沼 忠君に、民生委員会委員飯沼 忠君を森沢幸夫君に訂正いたします。

 

以上のとおり指名をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

よってただいま指名をいたしました以上の諸君を、それぞれ常任委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました各常任委員は、休憩中それぞれ委員会を開会し正副委員長め互選を行い、速やかに委員会の構成を終わるようここに招集しておきます。

 

 本日の会議時間は議事の都合により予めこれを延長いたします。

 

 暫時休憩いたします。

 

     午後2時10分 休憩

   ―――――――――――――――――――

午後3時45分 再開議

 

〇議長(小沢政春君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 休憩中、各常任委員会を開き、正副会長の互選を行いましたので御報告いたします。

 総務委員会委員長    堀 内 征 治 君

 〃   〃副委員長   斉 藤 憲 二 君

 民生委員会委員長    野 村 義 信 君

  〃  〃副委員長   川 名 正 剛 君

 建設経済委員会委員長  長 田 昭 哉 君

 建設経済委員会副委員長 秋 山 雅 司 君

 水道委員会委員長    牛 奥 公 貴 君

  〃  〃副委員長   千 野   哮 君

 以上で報告を終わります。

 

 ただいま早川光圀君から副議長辞職願が提出をされました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってこの際、副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 副議長辞職についてを議題といたします。

 

 早川光圀君の除斥を求めます。

 

     (早川光圀君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 まずその辞職願を朗読をいたさせます。

 

     (書記、副議長辞職願を朗読)

 

 ―――――――――――――――――――――――――

    辞 職 願

私は

このたび一身上の都合により、副議長の職を辞職したいので許可くださるようお願いします。

 

  昭和59年7月6日

 

          甲府市議会副議長 早川光圀

 

 甲府市議会議長 小沢政春殿

 ―――――――――――――――――――――――――

 

〇議長(小沢政春君)

 お諮りいたします。

 

 早川光圀君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、早川光圀君の副議長辞職を許可することに決しました。

 

 早川光圀君の入場を求めます。

 

     (早川光圀君 入場)

 

〇議長(小沢政春君)

 ただいま副議長が欠員となりました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異義ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 これより副議長選挙を行います。

 

 議場の閉鎖を命じます。

 

      (議場閉鎖)

 

〇議長(小沢政春君)

 ただいまの出席議員数は38人であります。

 

 投票用紙を配付いたさせます。

 

     (書記、投票用紙を配付)

 

〇議長(小沢政春君)

 投票用紙の配付漏れはありませんか 配付漏れなしと認めます。

 

 投票箱を改めさせます。

 

     (書記、投票箱を点検)

 

〇議長(小沢政春君)

 異状なしと認めます。

 

 念のため申し上げます。

 

 投票は単記無記名であります。

 

 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票を願います。

 

 点呼を命じます。

 

     (書記、各員の氏名を点呼)

 2  番  清 水 節 子 君

 3  番  飯 沼   忠 君

 4  番  武 川 和 好 君

 5  番  依 田 敏 夫 君

 6  番  剣 持 庸 雄 君

 7  番  森 沢 幸 夫 君

 8  番  岡 田   修 君

 9  番  福 島   勇 君

 10 番  宮 島 雅 展 君

 11 番  村 山 二 永 君

 12 番  秋 山 雅 司 君

 13 番  内 藤 幸 男 君

 14 番  塩 野 褒 明 君

 15 番  早 川 光 園 君

 16 番  堀 内 征 治 君

 17 番  内 藤 秀 治 君

 18 番  上 田 英 文 君

 19 番  小 林 康 作 君

 20 番  堀 内 光 雄 君

 21 番  斉 藤 憲 二 君

 22 番  川 名 正 剛 君

 23 番  牛 奥 公 貴 君

 24 番  野 村 義 信 君

 25 番  岡     伸 君

 26 番  長 田 昭 哉 君

 27 番  渡 辺 静 男 君

 28 番  千 野   哮 君

 29 番  中 込 孝 文 君

 30 番  鈴 木 豊 後 君

 31 番  堀 口 菊 雄 君

 32 番  原 田 正八郎 君

 34 番  飯 島   勇 君

 35 番  小 沢 政 春 君

 36 番  中 西   久 君

 37 番  小 林   匡 君

 38 番  早 川 武 男 君

 39 番  三 井 五 郎 君

 40 番  小 沢 綱 雄 君

 

〇議長(小沢政春君)

 投票漏れはありませんか 投票漏れなしと認めます。

 

 投票を終了いたします。

 

 議場の閉鎖を解きます。

 

    (議場閉鎖)

 

〇議長(小択政春君)

 開票を行います。

 

 会議規則第31条第2項の規定により立会人に

  千 野   哮 君

  宮 島 雅 展 君

を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 両君に立ち会いをお節いいたします。

 

     (千野 哮君、宮島雅展君立ち会い投票を点検)

 

〇議長(小沢政春君)

 選挙の結果を報告します。

 

 投票総数 38票

 

 これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 

 そのうち

 

 有効投票 38票

 

 有効投票のうち  小 林   匡 君  24票

          宮 島 雅 展 君  14票

 

 以上のとおりであります。

 

 この選挙の法定得票数は10票であります。

 

 よって小林 匡君が第76代副議長に当選をされました。

 

 ただいま副議長に当選をされました小林 匡君が、議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 小林 匡君の発言を求めます。

 

 小林 匡君。

 

     (小林 匡君 登壇)  (拍手)

 

〇小林 匡君

 ただいまの選挙の結果、先輩同僚議員各位多数の支持をいただきまして、第76代の副議長に就任することになりました。

 

 もとより浅学非才、その職務全うするに果たして務まるかどうかということで危惧をするわけでございますが、各位の皆さんの御支援と御協力を賜りながら議長を補佐し、議会運営のために誠心誠意尽くす所存でございます。今後ともよろしくお願いをいたします。

 

 簡単ながら一言申し上げてあいさつにかえます。

 

 ありがとうございました。

 

〇議長(小沢政春君)

 次に、前副議長早川光圀君から副議長辞職に当たって、ごあいさつしたい旨の発言が求められておりますので、この際発言を許します。

 

 早川光圀君。

 

     (早川光圀君 登壇)

 

〇早川光圀君

 辞任に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 

 昨年の5月18日、長瀬議長とともに議長、副議長の任命を受けまして、長瀬議長の本当に御活躍の途中で倒られ、その後長瀬議長の遺志を継いで一生懸命やってまいりました。本当に皆様方の御協力がありましたことによって、どうにか現在までつつがなく終わらしていただくことになりました。本当にありがとうございました。

 

 私も、長瀬議長もきょう私が辞任のごあいさつするに当たりまして、どうにか丸くと申し上げたいところでございますが、力の足らないところもございまして、現状こういうふうな形で辞任することになりましたけれども、誠心誠意やったことは長瀬議長も本当に喜んでいただいていると、このように思うわけでございます。

 

 その1年4ヵ月、その間に皆さん方に大変御協力をいただきまして、心から厚く御礼を申し上げまして、辞任のごあいさつにかえる次第でございます。

 

 大変ありがとうございました。(拍手)

 

〇議長(小択政春君)

 次に、休憩中市長から議案第81号監査委員選任について、が提出をされました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、議案第81号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異義なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってこの際、議案第81号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

議案第81号監査委員の選任について、を議題といたします。

 

鈴木豊後君の除斥を求めます。

 

     (鈴木豊後君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

〇市長(原 忠三君)

 ただいま提案いたしました案件につきまして申し上げます。

 

 議案第81号監査委員の選任については、本市の監査委員のうち、議員のうちから選任した飯島 勇の辞職を承認したので、その後任として鈴木豊後を選任することについては、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 

御協賛を賜りますようお願いを申し上げまして説明を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

ただいま議題となっております議案第81号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」)と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議案第81号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 議案第81号監査委員の選任については、これに同意することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議案第81号については、これに同意することに決しました。

 

 鈴木豊後君の入場を求めます。

 

     (鈴木豊後君 入場)

 

〇議長(小沢政春君)

 ただいま監査委員に同意を得られました鈴木豊後君から、あいさつをしたい旨の発言が求められておりますので、この際発言を許します。

 

 鈴木豊後君。

 

     (鈴木豊後君 登壇)

 

〇鈴木豊後君

 今議会におきまして、監査委員に選任をいただきました。もとより浅学非才でございます。一生懸命甲府市の重要な監査に当たりまして、誠心誠意努力を重ねてまいる所存でございます。

 

 皆さんの絶大なる御支持をよろしくお願いいたしまして、簡単でございますけれどもごあいさつにかえさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

〇議長(小沢政春君)

次に、このたび監査委員を辞任されました飯島 勇君から、退任のあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 飯島 勇君。

 

     (飯島 勇君 登壇)

 

〇飯島 勇君

 昨年の6月、監査委員に選任をしていただきまして、1ヵ年間を行財政厳しい折から一生懸命に監査を専念することができました。ひとえに皆様方の御協力のたまものと深く感謝を申し上げます。一言申し上げまして辞任のあいさつにかえさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

〇議長(小沢政春君)

 次に、日程第24甲選第2号甲府市・玉穂村中学校組合議会の補欠議員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府市・玉穂村組合中学校組合議員のうち、千野 哮君、森沢幸夫君、岡   伸君が、このたび組合議会議員を辞職され、3名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法については、指名推薦によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

よって議長から指名することに決しました。

 

甲府市・玉穂村中学校組合議会の補欠議員に

   原 田 正八郎 君

   飯 沼   忠 君

   斉 藤 憲 二 君

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名をいたしました諸君を、甲府市・玉穂村中学校組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってただいま指名をいたしました諸君が甲府市・玉穂村中学校組合議会の補欠議員に当選をされました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 次に、日程第25甲選第3号甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙を行います。本件は、甲府地区広域行政事務組合議員のうち三井五郎君、千野 哮君、川名正剛君、森沢幸夫君、岡  伸君、小林康作君が、このたび組合議会議員を辞職をされ6名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法については、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議長から指名することに決しました。

 

 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に

   小 沢 政 春

   原 田 正八郎 君

   堀 口 菊 雄 君

   依 田 敏 夫 君

   飯 沼   忠 君

   斉 藤 憲 二 君

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名をいたしました諸君を、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってただいま指名いたしました諸君が、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に当選されました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 次に日程第26 甲推第1号農業委員会委員推せんについてを議題といたします。

 

     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 福島 勇君。

 

〇福島 勇君

 農業委員会の言われますところの12条第2項の2号委員、これはこの議会に与えられた権限でございまして、議会が学識豊かな経験ある人を推せんをし、2号委員になっていただいて農業委員会の事業運営に支障なきを期すという、非常に大切な任務があるものと認識しているものでございますけれども、学識経験者という推せんの原因、事由といいますかこれを議長においてはどのように斟酌された上での御提案であるかをお伺いいたします。

 

〇議長(小沢政春君)

 もとより議会選出の権限をもちます学識経験の5名の推せんを、長いいわゆる経験の中から推せんをさしていただいているようでございます。

 

 その慣例によりまして5名の推せんは議会推せんによって行うことでありますので、この際学識経験豊富な議会推せんの皆さん方の御同意を得て推せんをいたすよう私はそう皆さんにお諮りをして決定をいたした次第でございます。

 

 福島 勇君。

 

〇福島 勇君

 私も1期農業委員を議会推せんでやらしていただきまして、ことしの今議会の推せんをするという1年間の流れの中に、いままでのときとは違う大きなものがあると思います。

 

 去年の5月1日ですか、十何年かかって本市農業行政の中で推進してまいりました大型農協合併ということが実現しておりまして、1年経過しております。建設経済委員会などにおきましても、この南北農協、合併した農協の育成強化ということは、行政当局のみならず議会としても相当なテコ入れ、あるいは援助、あるいは指導、協力等をしてまいらなければ、恐らく農協の合併した成功というものはむずかしかろうということで種々論議されているはずであります。

しかも3月議会並びに臨時議会、今度の議会におきましても、建設経済常任委員会におきまして、この南北農協の育成強化という上からも推せんの2号委員の議会における推せんに当たっては、考慮に入れた中でやるべきだという議論が重ねられているはずであります。その辺は考慮に入れられて議長はお取り計らいをいただきましたかどうか。

 

 さらに、私も短い経験でありますけれども公選委員、あるいは農業団体代表の12条第2項1号委員同じく2号委員ともどもこと自作農地の維持保全ということと同時に、農業振興という非常に大切な役目をもっておりますが、その中の農地、優良自作農地の保全という上からも、いわゆる喜ばれる人の携わっている職業といいますか、そのものもある程度の制約を受けるべき内容があると思います。

 

 私ども政新会といたしまして、今度のこの議会推せん2号委員の推せんについての意思決定、意思表示の中にも、先ほど前段申し上げました南北農協の育成強化ということと、いま申し上げました農地流動に携わるいわゆる不動産取引主任ですか、こうしたような資格をもっている人、業務に携わっている人、あるいはまたそれに関係をする業務に携わっている人は農業委員選出の法的な規制を受けていなくても、好ましくないということは、この農業委員会全体の運営の中では固定観念とされているわけでありますが、その辺も考慮に入れられましてここへ提案されているかどうか、その辺についてお伺いいたします。

 

〇議長(小沢政春君)

 もちろん御指摘よく理解をいたします。そういう意味をもちましてなおさらにいわゆる各派それぞれの代表の方にもおい出をいただきまして、賢明な判断の上に立って御推挙をする段取りをして、それを御了承いただいたはずでございます。あえて私がここで推せん発表をするというのは私の権限でもなければ皆さん方が御同意の上にやって (「だれの権限だ」と呼ぶ者あり) そういうような御了解をいただきたいと思います。

 

 福島 勇君。

 

○福島 勇君

 いまの言葉はひとつ議長さんね訂正してください。この議場で議長さんが私どもに提案しなくて問いかけなくてだれがしますか。これは訂正してください。いまの議長の説明をある程度多といたしますけれども、万が一私がいま述べましたような関係の人が出て来た場合には、これは大変なことになると思いますよ。ありませんて議長おっしゃいましたからね。

そうでしょうありませんといまおっしゃいましたね。そのようなこと十分審議の対象にしながら人選を進めさしていただきました。こういうことですからそのようなもし立場の人がこれから出て来ますと、これは議長あなたが否定していることですから大変ですよ。その辺はこれから私その発表聞きたいと思いますけれども大丈夫ですね。

 

 先はど申しましたように、学識経験豊かな人ということが原則であり、なおかつ農業政策、農地の保全、やはり衆目が認められるような人材ばかりだと思いますけれども、その辺ひとつ議長さん御発表になる前にもう1度その各代表者会議なり何なりで御相談受けるようですから、内容をじっくり検討されまして、もしいまの議長の発言に抵触するような人が出てきますと、私下がりませんよ。ということを申し上げます、いいですね。

 

     (「議事進行、関連」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 塩野褒明君。

 

〇塩野褒明君

 農業委員の今回の推せんについて議運の報告を私ども受けましたところ、私は建設経済の委員でございますけれども、建設経済の意向を無視したやり方だというように判断をいたします。議長は建設経済の意向をどのようにお酌み取りになりましたか、まず第1点それをお伺いいたします。

 

 なおかつ、今回の議会から推せんについては大変問題点があるやに私は考えております。すなわち、第1は議会の定数を減らすということについてはいささか異論がございます。

 

 しかしながら、いま福島議員が申されましたように南北農協が合併をいたしました。農協推せん議員が非常に減少し、これからの農協の運営あるいは農業振興において大きく支障を来すであろうという判断のもとに議会からあえて両合併農協の方について1人ずつ議会から推せんをし、これはまあ時限立法じゃございませんけれども今回に限ってという形の中で建設経済では論議をされております。その意向が無視されているようですが、その辺についての議長の見解をお聞きしたい。

 

〇議長(小沢政春君)

 趣旨はよくわかりました。

 

 慣例により代表者会議によって推せんが決定をいたされましたので御了承をいただきたいと思います。

 

     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 内藤幸男君。

 

〇内藤幸男君

 議長が先ほど代表者会議で決定をしていることであって、私が決定をするものでないと、こういう発言がございましたが、それで間違いございませんか。

 

〇議長(小沢政春君)

 そのとおりと理解をしていただきたいと思います。

 

 内藤幸男君。

 

〇内藤幸男君

 代表者会議というのは少なくても各会派の考え方をお聞きするという会合であって、議会に優先して代表者会議が決定をするんですか、議長の見解をお伺いします。

 

〇議長(小沢政春君)

 御趣旨はよくわかります。

 

 ゆえに議会運営委員会にお諮りをして決定をさしていただいた、こういう経過で提案をしているわけでございます。

 

 内藤幸男君。

 

〇内藤幸男君

 そうすると、先ほど議長が代表者会議で決定をしたのであって私が決定したので、ないと、これは議事録から削除してもいいですね。

 

〇議長(小沢政春君)

 代表者会議も私は重要視します。それからまた本決定は議会運営委員会だと信じております。さよう御了承願います。

 

 本件は農業委員会等に関する法律第12条の規定により選挙によって選任された委員のほか、農業委員会の所管に属する事項について、学識経験を有する者の中から5名を議会において推せんされたい旨市長から要請されましたので提案をいたします。

 

     (「議長」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 推せん人はお手元に配付いたしました甲議第1号のとおりであります。

 

     (「議長」と呼ぶ者あり)

 

 はい、上田議員。

 

〇上田英文君

 先ほどから私どもの議員の何名かが議長に率直なお答えをしてほしいと言っておりますけれども、あなたはその質問に対して十分なお答えをしないままにいま議事進行をやろうとしておりますけれども、私も一度代表をして代表者会議に出席をしたことがございますけれども、少なくとも今回私どものクラブが農業委員について御辞退を申し上げているという立場もございます。

そのいきさつはやはり今回議長等が一生懸命奔走したこともございましょう。そしてまた、常任委員会が自主的にひとつ議会が遠慮してぜひ農協の合併と円満なうちに遂行できるように応援しようと、こういう配慮から生まれてきたいきさつがあります。このいきさつについて案外こちらにいる議員の皆さんがわからないままにとにかく数で決めていこうと、こういうきらいがあるわけですから、議長はいままでのいきさつを自分自身が経験したことをここで一応述べる必要があると思います。

 

したがって、たとえば常任委員会の皆さんが2名ぐらいはひとつ遠慮して南北にあげたらどうかと、こういう意向があったというにもかかわらず、議長はそのことは知らないと、こういう報告をしたことが一度ございます。にもかかわらず議長が南北の責任者の皆さんに会ってきたら、南は積極的に要請をされたけれども北はそれほど積極的なことを言わなかった。

しかし、言葉では困るからぜひ文章にして要請をしてくださいと、あなたがおっしゃったということがございます。そういう内容をここで一通り報告をして、その上で指名するなり何なりをするべきだと思いますから、あなたは経験されたことを率直に述べてください。

 

〇議長(小沢政春君)

 要請がございましたので、その要請はただ口約束分だけでは受けとりにくいので、お答えを出すという、お諮りをするというときには何らかの形がないと私には皆さんにお諮りができませんということを申し上げました。

 

そこで農協の関係の方から、いわゆるそういう推せんをあえて私のところへ届けたと、こういう経過でございます。

 

 上田英文君。

 

〇上田英文君

 その文章の中にどういうようなことが書いてありましたか。

 

〇議長(小沢政春君)

 でき得るならば2名いただきたいということがございました。

 

 上田英文君。

 

〇上田英文君

 そこが問題だと私は思うんです。あなたがわれわれに言葉で報告をするものと、それから文章で出されてきたこととの食い違いがあったわけです。あなたは今後あくまでも農協の要請等に対して紛争を処理していくという自信がおありでございますか。

 

〇議長(小沢政春君)

 2名という要請は確かに文書でも見ました、そういうお話も聞きました。それゆえに代表者なりそれぞれの関係の皆さん方にお諮りをし、協力をしていただくよう皆さんに御協議を願った結果が、いや1名ぐらいということの経過になったと、私はこう理解しております。御了承願います。

 

 福島 勇君。

 

〇福島 勇君

 私の3回日の質問につきまして、途中関連がありましたので、まだ議長さんから直接お答えを聞いておりません。まずそのお答えをいただきたいということと、議事進行でお急ぎの方もあるようですから議事進行に協力をいたしまして、御氏名を発表される場合にこと農業関係に対する経歴を全部つけて発表してください。

 

     (「議長」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 福島議員にお答えをしてから、ちょっとお待ちください。

 

 発言の内容も私もよく理解をいたします。しかし、かつての慣例にそういう慣例が私はなかったように記憶をいたしております。そしてまた、それと同時にそういうことで皆さんに御協力をいただいて推せんが実行されてきていると、私はこう理解をせざるを得ないところであります。それでぜひ了承していただきたいと思います。

 

 福島 勇君。

 

〇福島 勇君

 私が御質問申し上げた中で、農業委員として好ましくない業務、仕事をやっている人はありませんかと、これをはっきり答えてくださいということと、それだからこれからお名前を発表になる方の経歴をあわせて発表してください、こういうことですよ。

 

〇議長(小沢政春君)

 学識経験という言葉は大変範囲が広いと思います。内容もまことに苦しいと思います。でも、皆さんがそういう意味においてその人がよろしいであろうという理解の上に立って推せんをするならば、これはなかなかむずかしい判断だと思うので、その辺ぜひ御了解いただきたいと思います。

 

 福島 勇君。

 

〇福島 勇君

それじゃあ学識経験ということの解釈が成り立たないでしょう。いわゆるその人の学識経験というものは、農業委員会についての何らかの学識のある人を選ぶわけでしょう。私どもが推せん申し上げるわけですからね。

その学識経験というものは幅が広いもんでということになりますと、学問だけがいいのかという、それじゃあ農業委員の学識経験にあてはまらないでしょう。そこはちゃんとしてもらわないと困るから、そこでひとつその人の御経歴をあわせて一諸に御発表ください、こういうことですよ。

 

     (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 堀内光雄君。

 

〇堀内光雄君

 ただいま議長の御提案の件で政新会の皆さんと議長と対で答弁をしたり質問しておりますが、どうかその件につきましては暫時休憩をしていただいて調整をおとりになってください。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 暫時休憩いたします。

 

     午後4時33分 休憩

   ―――――――――――――――――――

午後6時08分 再開議

 

〇議長(小沢政春君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 農業委員会推せんについてを続行いたします。

 

推せん人はお手元に配付をいたしました甲推第1号のとおりであります。

 

 まず、早川武男君についてお諮りいたします。

 

地方自治法第17条の規定により早川武男君の除斥を求めます。

 

     (早川武男君 退場)

 

     (「議長、議事進行」「聞こえないの議事進行」「議事進行が出ているぞ」「議事進行」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 早川武男君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」「異議あり」「反対」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって早川武男君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

     (「何だ、議事進行が出ているじゃないか」「意見を聞け」「何のために休憩したかわからぬじゃないか」「話し合いが行われているだろう」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 早川武男君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

 早川武男君の入場を求めます。

 

     (早川武男君 入場)

 

     (「議事進行が出ているじゃないか」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議がありますので起立により採決いたします。

 

     (「議事進行が出ているよ」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 議事進行を皆さんで決めてもらうだ。だってさっきと同じでしょう。

 

     (「同じじゃないぞ」「何のために休憩したんだ」「休憩の理由が…」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 じゃあ発言を許します。

 

 福島 勇君。

 

     (「じゃあとは何だ」と呼ぶ者あり)

 

〇福島 勇君

 じゃあということで、ようやっと発言のチャンスを与えられたようであります。

 

私としても何という表現で出したらいいのか迷うところでありますが、私ども政新会がこの議案が出されたときに、休憩前に私どもの意見を申し述べまして、いわゆる議長提案の趣旨変更ができるかできないかということを休憩中に議長とお話を申し上げたはずであります。私ども基本的な考え方を改めて申し上げますけれども、慣例によりますと議会推せんの5人の2号委員は、ここ何回となく議員の中から選ばれております。

ところが私が休憩前にも申し上げましたように、農協合併という甲府市農政の十何年の課題が去年は成功したわけでございます。北農協、これは10の組合が一緒になっているはずです。南農協、これは5つの農協が一緒になっているはずであります。そこで、この農協の育成強化ということは甲府市農政の大きな課題であり使命であり、議会も当然これに協力をしながら南北合併農協の育成、発展に協力すべきだといいうのが基本的な考え方でありまして、今期の推せん2号委員につきましては、議会内から選ぶ5人の委員の中から議会が自発的に北農協、南農協の管内へ一人ずつ学識経験者の御推せん申し上げ、いわゆる議会が農協合併を通しての農業振興策に対していかようの考えをもっているかということを如実に表わしたかったからであります。

しかるに休憩中議長とも話し合いをもちましたけれども、私どもの意図するところは何ら解されず、議長はかたくななまでにこの提案を続けております。まことに遺憾であります。私どもは残念と同時にこの進め方には基本的に納得できません。それだけ申し上げます。

 

〇議長(小沢政春君)

 地方自治法第117条の規定により、早川武男君の除斥を求めます。

 

     (早川武男君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 早川武男君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」 「異議あり」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議がありますので起立により採決をいたします。

 

 早川武男君を農業委員会委員に推せんすることに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって早川武男君を農業委員に推せんすることに決しました。早川武男君の入場を求めます。

 

     (早川武男君 入場)

 

〇議長(小沢政春君)

 次に中込孝文君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により中込孝文君の除斥を求めます。

 

     (中込孝文君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 中込孝文君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議がありますので起立により採決いたします。

 

 中込孝文君を農業委員会委員に推せんすることに賛成の諸君の

起立を求めます。

 

     (賛成者起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって中込孝文君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

 中込孝文君の入場を求めます。

 

     (中込孝文君 入場)

 

〇議長(小沢政春君)

 次に岡 伸君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により岡 伸君の除斥を求めます。

 

     (岡 伸君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 岡 伸君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議あり」 「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議がありますので起立により採決いたします。

 

 岡 伸君を農業委員会委員に推せんすることに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって岡 伸君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

 岡 伸君の入場を求めます。

 

     (岡 伸君 入場)

 

〇議長(小択政春君)

 次に早川光園君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により早川光圀君の除斥を求めます。

 

     (早川光圀君 退場)

 

〇議長(小沢政春君)

 早川光圀君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異義がありますので起立により採決いたします。

 

 早川光圀君を農業委員会委員に推せんすることに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者起立)

 

〇議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって早川光圀君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

 早川光君の入場を求めます。

 

     (早川光圀君 入場)

 

〇議長(小沢政春君)

 次に甲府市山宮町674番地雨宮二郎君についてお諮りいたします。

 

 甲府市山宮町674番地 雨宮二郎君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲府市山宮町674番地 雨宮二郎君を農業委員に推せんすることに決しました。

 

 次に、日程第27甲議第7号実効ある男女雇用平等法制定を求める意見書提出について、を議題といたします。

 

 小林 匡君から提案理由の説明を求めます。

 

 小林 匡君。

 

     (小林 匡君 登壇)

 

〇小林 匡君

 実効ある男女雇用平等法制定を求める意見書提出について、御提案申し上げます。

 

 提案者は私小林 匡でございます。

 

 賛成者は総務常任委員全員でございます。

 

 案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 

 実効ある男女雇用平等法制定を求める意見書(案)

 

 政府は、昭和60年の「婦人のあらゆる形態の差別撤廃条約」批准にむけ、今国会に「男女雇用機会均等法」案を提出し、現在審議中であります。

 

 国連における婦人差別撤廃条約の本旨は、母性保護があってこそ働く上での男女平等が保たれるという精神でつらぬかれており、政府案のように、時間外休日労働の規制・深夜労働の禁止などもりこんだ労働基準法を改正して、母性保護規定を廃止しようというものではありません。

 

 また政府案では、対象とすべき雇用管理の範囲は、募集・採用から定年、退職、解雇までとしながらも、男女機会均等は、雇う側の努力義務としてその自由裁量にまかせており、差別禁止を法定しないばかりか、募集・採用の紛争の解決は調停委員会の調停だけにとどまり効力が弱く、最終的に裁判での決着の際婦人にとってこれまでより不利になるおそれさえあります。

 

 よって甲府市議会は政府に対し、平等の促進と差別禁止内容を確立し、法が確実に守られるような母性保護を拡充した実効ある男女雇用平等法を制定するよう要望します。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出します。

 

 昭和59年7月6日

 

                    甲府市議会

 

 あて先は内閣総理大臣、労働大臣であります。

 

 なお字句の修正などについては、議長に御一任申し上げます。

 

 以上で提案を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第7号については、提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第7号が可決をされましたので、請願第6号及び陳情第6号については、みなし採択として処理いたします。

 

 次に日程第28甲議第8号米の安全供給と需給安定を求める意見書提出について、を議題といたします。

 

 鈴木豊後君から提案理由の説明を求めます。

 

 鈴木豊後君。

 

     (鈴木豊後君 登壇)

 

〇鈴木豊後君

 米の安全供給と需給安定を求める意見書提出について提案いたします。

 

 提出者は私、賛成者は建設経済常任委員会全員でございます。

 

 案文を朗読して説明にかえます。

 

 米の安全供給と需給安定を求める意見書(案)

 

 政府は53年産古米の安全性について、何ら科学的分析を行わないまま、すでにかなりの量を消費者に販売していますが、これは食糧の安全性を全く無視したものです。

 

 また、米の需給についても異常気象下の不作続きのもとで深刻な「米不足」を招きながらなおかつ減反政策を続け、他方において米の輸入を検討するなど矛盾した農業食糧政策を行っています。

 

 今日の事態は、米の生産を毎年の「需要」に合わせてギリギリに抑えるという政府の需給計画の立て方と、それに基づく過大な生産調整に原因があります。

 

 農作物輸入が次々と拡大され、穀物自給率が異常に低下するなかで、100%自給を達成してきた米まで輸入に道を開くことは、わが国農業の将来展望と主食の供給を一層不安に陥れるものです。

 

 よって甲府市議会は、わが国の農業、食糧を守り、米の生産と供給の安定、安全性の確保を図る立場から左記事項の実施を強く要望するものであります。

 

        記

 

1 53年産古米について安全検査を厳格におこない、安全が確認されないものは出荷を停止し、出荷ずみのものについては回収に努めること。

 

1 59年産米の作付増加等緊急増産措置を講ずるとともに、早場米の集荷促進などにより輸入を回避すること。

 

1 他用途利用米を食用米として政府が買い上げること。またこの制度を来年から行わないこと。

 

1 異常気象による5年連続の不作を防止するため、冷害克服の技術・経営指導と59年産生産者米価の引き上げにより農民の生産意欲を高めること。

 

1 米需給計画の見直しを行うとともに国民の主要食糧は自給するとの立場から国の農業・経済政策を根本的に転換すること。

 

 右、地方自治法第99条第2項の親定により意見書を提出します。

 

 昭和59年7月6日

 

                    甲府市議会

 

 あて先は内閣総理大臣、農林水産大臣。なお字句の修正等議長に御一任いたします。

 

 以上であります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第8号については、提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第8号が可決されましたので、請願第11号及び請願第12号については、みなし採択として処理いたします。

 

 次に、日程第29甲議第9号地方自治体の自主的な行改改革を尊重し、財政上の制裁措置に反対する決議について、を議題といたします。

 

 早川武男君から提案理由の説明を求めます。

 

 早川武男君。

 

     (早川武男君 登壇)

 

〇早川武男君

 6月25日に開会をされました行財政対策に関する調査特別委員会におきまして、地方自治体の自主的な行政改革を尊重し、財政上の制裁措置に反対する決議を、本会議に提出することが全会一致で決定になりました。

 

 小林副委員長及び各党各会派より選出をされております理事5人、計6人の賛成を得まして私が提出をいたすわけであります。

 

 案文の朗読をもちまして提案理由の説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 地方自治体の自主的な行政改革を尊重し、財政上の制裁措置に反対する決議(案)

 

 地方自治体の行政改革推進策を検討している国の臨時行政改革推進審議会の地方行革推進小委員会は、給食、し尿、ごみ収集、庁舎の清掃などの民間委託の推進、地方公務員の職員定数の凍結、給与抑制、市民会館など施設の新設抑制と管理運営の統合化、地方議会の定数と議員報酬の見直しなどを重点とした改革案を固め、近日中にその報告書を同審議会に提出しようとしております。

 

 この改革案の中では特に改革が国の方針どおり進まない地方自治体に対して、起債制限、交付税の減額など財政上の制裁措置をとるとされています。

 

 本来国、地方を通じての真の行財政改革は行政事務と財源を住民の身近な自治体に思いきって移譲し、国と地方自治体の行政責任を明確にすることが必要であり、行政改革が実効をあげることができるか否かは、地方化、分権化への確実な展望と実効ある制度の確立にあるといえます。また、自治体行政改革は地方の自主性を尊重し、住民の期待する独自の改革を展開推進していくことが基本でなければならないと考えています。

 

 よって甲府市議会は、国の方針どおり行革が進まない地方自治体に対する制裁措置に反対し、地方自治体の自主的改革を尊重されるよう要請するものであります。

 

 右、決議する。

 

 昭和59年7月6日

 

                    甲府市議会

 

 なお字句の修正等整理については議長に御一任をいたします。

 

 以上です。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第9号については、提案のとおり可決されました。

 

 次に、日程第30甲議第10号道路整備事業促進にかかわる決議について、を議題といたします。

 

 鈴木豊後君から提案理由の説明を求めます。

 

 鈴木豊後君。

 

     (鈴木豊後君 登壇)

 

〇鈴木豊後君

 去る5日の建設経済常任委員会に、山梨県市議会議長会並びに山梨県道路整備促進既成同盟連合会から、道路整備事業促進にかかわる決議案について要請がございまして、建設経済常任委員会全員の賛成をもってここに決議案を上程いたします。

 

 提出者は私、賛成者は建設経済常任委員会全員でございます。

 

     道路整備事業促進にかかわる決議(案)

 

 ここ数年来、道路事業にかかわる国の予算が低迷を続けていますが、このような傾向が続きますと今後の計画的な道路整備が望めなくなり、当市の健全な発展にも極めて大きな影響を受けることが懸念されます。

 

 よって甲府市議会は政府に対し、地域の発展と生活の基盤となる道路の整備が今後計画的に着々と進められるよう、次の事項について、特段の配慮をされるよう要望します。

 

        記

 

1 第9次道路整備5か年計画の完全達成を図ること。

 

1 道路特定財源とされる揮発油税・自動車重量税等の特定税率を昭和60年度以降も継続すること。

 

1 昭和60年度の国の予算においては、自動車重量税を全額道路整備に充当すると共に公共事業については、概算要求のシーリングの枠外とすること。

 

1 内需拡大による景気振興を図るため道路事業をはじめ公共事業の大型追加補正予算を編成すること。

 

 右、決議する。

 

 昭和59年7月6日

 

                    甲府市議会

 

 なお字句の修正等については議長に御一任いたします。

 

 以上であります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか 質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第10号については、提案のとおり可決されました。

 

 ただいま意見書2件及び決議2件がそれぞれ可決されましたが、それぞれの条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 次に、休憩中剣持庸雄君から地方行財政対策に関する調査特別委員会委員を、一身上の都合により辞任いたしたいので許可されたいとの申し出があり、辞任を許可いたしました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、特別委員会補欠委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってこの際、特別委員会補欠委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 特別委員会補欠委員の選任についてを議題といたします。

 

 本件は、地方行財政対策に関する調査特別委員会委員の辞任により1名の欠員が生じたので、これが補欠委員の選任を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 地方行財政対策に関する調査特別委員会の補欠委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

 

   村 山 二 永 君

を指名いたしたいと思います。これに卸異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってただいま指名いたしました村山二永君を、地方行財政対策に関する調査特別委員会の補欠委員に選任することに決しました。

 

 以上をもって本定例会に提案されました議案及び請願・陳情の審査を全部終了をいたしましたので(岡  伸君「動議」と呼ぶ)

 

 岡  伸君。

 

○岡  伸君

 1点動議として。先ほど行われました甲推第1号農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定による議会推せんの委員5人の推せんにつきまして、福島 勇君から再三にわたるこの5人の中に問題のある人がいる、こういうふうな形で発言がされました。この5人の中にそういう人がいるとは私たちは考えておりませんけれども、そういう発言があったわけでありますから、後日で結構でございますけれども議長に一任いたしますから、福島 勇君にその真意を問うていただきたい。そしてその結果を報告されたい。動議として出します。

 

〇議長(小沢政春君)

 よくわかりました。

 

 会議を閉じ6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

     午後6時40分 閉会

   ――――――――――――――――――――――

           甲府市議会議長 小 沢 政 春

            〃  副議長 早 川 光 圀

            〃  副議長 小 林   匡

           会議録署名議員 牛 奥 公 貴

              〃    飯 島   勇

              〃    岡 田   修