昭和60年6月甲府市議会定例会議事日程(5)

     昭和60年7月8日(月)午後1時

報  告

第 1 議案第49号 専決処分について(昭和59年度甲府市一般会計補正予算

(第7号))

第 2 議案第51号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例

制定について)

第 3 議案第52号 専決処分について(甲府市職員給与条例及び甲府市学校

職員給与条例の一部を改正する条例制定について)

第 4 議案第58号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を

           改正する条例制定について

第 5 議案第65号 甲府市行財政効率化推進委員会条例制定について

第 6 議案第72号 財産の取得について

第 7 議案第59号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す

           る条例の一部を改正する条例制定について

第 8 議案第60号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を

改正する条例制定について

第 9 議案第61号 教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定

           について

第10 議案第62号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例

           制定について

第11 議案第63号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例

           及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する

           条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定

           について

第12 議案第64号 甲府市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定に

           ついて

第13 議案第66号 甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例制定につ

           いて

第14 議案第80号 請負契約の締結について(市立(仮称)西部中学校新設

           (建築主体)工事(第1工区))

第15 議案第81号 請負契約の締結について(市立(仮称)西部中学校新設

           (建築主体)工事(第2工区))

第16 議案第82号 請負契約の締結について(市立東中学校屋内運動場増築

           及び柔剣道場新築(建築主体)工事)

第17 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について

第18 議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

                       以上 総務委員長報告

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第19 議案第50号 専決処分について(昭和60年度甲府市老人保健事業

           特別会計補正予算(第1号))

第20 議案第68号 甲府市国民健康保健条例の一部を改正する条例制定につ

           いて

第21 議案第69号 甲府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正

           する条例制定について

第22 議案第84号 請負契約の締結について(甲府市一般廃棄物最終処分場

           埋立処分地造成工事)

第23 議案第85号 請負契約の締結について(甲府市一般廃棄物処分場浸出

           液処理施設建設工事)

第24 議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

           中所管分

                       以上 民生委員長報告

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第25 議案第55号 昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)

第26 議案第57号 昭和60年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事業

           特別会計予算

第27 議案第67号 甲府市特別会計条例の一部を改正する条例制定について

第28 議案第73号 農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しにつ

           いて

第29 議案第74号 市道路線の認定について(長松寺東線)

第30 議案第75号 市道路線の認定について(池田1丁目1号線)

第31 議案第76号 市道路線の認定について(甲運20号線)

第32 議案第77号 市道路線の認定について(大津南北3号線)

第33 議案第78号 市道路線の廃止について(富竹4丁目2号線)

第34 議案第79号 市道路線の廃止について(稲荷前線)

第35 議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

                       以上 建設経済委員長報告

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第36 議案第54号 昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

(第1号)

第37 議案第56号 昭和60年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)

第38 議案第70号 甲府市の公の施設設置に関する協議について

第39 議案第71号 甲府市水道局スポーツ施設条例制定について

第40 議案第83号 請負契約の締結について(南西第1幹線下水道管布設工事

           (シールド工))

                       以上 水道委員長報告

  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第41 甲議第 6号 常任委員会委員の選任について

第42 甲議第 7号 特別委員会の補欠委員の選任について

第43 甲選第 1号 甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠議員の選挙について

第44 甲選第 2号 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙について

第45 甲選第 8号 61年度以降の国庫補助金等の一律1割削減反対に関する

意見書提出について

 

(出 席 議 員)

森 沢 幸 夫君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

飯 沼   忠君

剣 持 庸 雄君

岡 田   修君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

内 藤 幸 男君

秋 山 雅 司君

福 島   勇君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 治君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 藤 憲 二君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

清 水 節 子君

岡     伸君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

千 野   哮君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

渡 辺 静 男君

小 沢 政 春君

飯 島   勇君

原 田 正八郎君

堀 口 菊 雄君

中 西   久君

小 林   匡君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

 

                               38名

 

(欠 席 議 員)

                               な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長  臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹  河 西 正 克君

庶務 担当 主査  山 村   f君

調査 担当 主査  加 藤   喬君

議事 担当 主幹  都 筑   登君

議事 担当 主査  今 福 栄 一君

議事 担当 主査  高 橋 勝 巳君

記録 担当 主査  萩 原 三 男君

記録 担当 主査  功 刀 敏 男君

庶務 担当 主任  五 味 一 重君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長  原   忠 三君

国体 事務 局長  鷹 野 四 郎君

助     役  新 藤 昭 良君

中央卸売市場長  井 上   真君

収  入  役  近 山 滋 郎君

市立甲府病院長

滝 沢 保 之君

市 長 室 長  小 野 貞 良君

職務代理者副院長

企 画 部 長  中 島 省 三君

 〃 事務 局長  石 井 司 郎君

総 務 部 長  神宮寺 英 雄君

教 育 委 員 長  小 林 一 彦君

市 民 部 長  入 倉 芳 幸君

教  育  長  楠   恵 明君

社 会 部 長  吉 岡   典君

教 育 次 長  生 山 正 仁君

福 祉 部 長  高 野   肇君

水道事業管理者  丸 山   忍君

環 境 部 長  石 原 一 雄君

水道局業務局長  山 下   久君

経 済 部 長  窪 田   。君

 〃 工務部長  鈴 木 元 芳君

建 設 部 長  小 松   要君

選挙管理委員長  内 田 紀 道君

都市 開発 部長  小 野 明 英君

代表 監査 委員  倉 田 吾 郎君

下 水 道 部 長  高 橋 信 靖君

公 平 委 員 長  横 内 敏 治君

技術 管理 室長  鈴 木 東一郎君

農業委員会々長  荻 野 克 巳君

 

固定資産評価員  斉 藤 孝 房君

 

 

 

      午後1時32分 開議

 

○議長(小林康作君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 7月8日本日付にて堀口菊雄君、渡辺静男君から甲府地区都市構想に関する調査特別委員会委員を、一身上の都合により辞任いたしたいので、許可されたいとの申し出がありましたので、本日それぞれ辞任を許可いたしました。

 

 右の補欠委員の選任については、日程第42で行いますので御了承願います。

 

 次に、堀内征治君外10名から甲議第8号61年度以降の国庫補助金等の一律1割削減反対に関する意見書提出についてが提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第45でありますので、朗読を省略いたします。

 

 以上で報告を終わります。

 

 次に、福島 勇君から7月3日の本会議における市政一般質問の再質問の発言中、不適切な発言にかかわる部分について発言を取り消したい旨の申し出がありました。

 

 この際お諮りいたします。

 

 この取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、福島 勇君からの発言取り消しの申し出を許可することに決しました。

 

これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第18まで18案を一括議題といたします。

 

 18案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 堀内征治君。

 

     (総務委員長 堀内征治君 登壇)

 

○総務委員長(堀内征治君)

 

 御報告申し上げます。

 

 去る7月3日の本会議において当委員会に付託されました案件について4日・5日の2日問にわたり委員会を開き、現地視察も実施するなかで慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず議案第49号 専決処分について(昭和59年度甲府市一般会計補正予算(第7号))

 

 議案第51号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について)及び議案第52号 専決処分について(甲府市職員給与条例及び甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定について)の3案はいずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 次に議案第58号 議会の議員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、特別職報酬等審議会の答申に基づき、議会活動の増大と複雑専門化に伴う議員の職責の重要性を考慮するとともに、類似都市の実情を勘案し報酬を改定しようとするものですが、委員から県庁所在地及び類似都市と比べ市民1人当りの議会費の平均値は現在でも本市は高く、引上げの根拠はない。また、現在の報酬で十分議会活動は賄える。

さらに引上げ額は5.2人の報酬分に相当し、この分議員定数を削減するならば議会制民主々義の根幹にも係わる問題にもなり本改定に反対する旨の意見があり、また、議員の責務として市民の期待感を再認識し当面する行財政対策についても積極的に取組む姿勢を自らも貫くべきである旨の賛成意見もあり、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第59号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第60号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第61号 教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について

の3案は、いずれも特別職報酬等審議会の答申に基づきその職責の重要性等を勘案し、また一般職の職員の給料との均衡を考慮して報酬並びに給料を改定しようとするものでありますが、委員から特別職の職員で常勤のものの給料額について特に3役の額は一般職の額を大幅に上まわり職務と責任に対応する給与として取り扱われているのが実情であるが、将来にわたり正しいとは思われない。

従って、必要以上の引上げは好ましくなく、報酬審等においても将来の検討課題としてほしいとする要望意思があり、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第62号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第63号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第64号 甲府市行政財産使用料条例の一部を改正する条例制定について

の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第65号 甲府市行財政効率化推進委員会条例制定については、法に基づく公的な附属機関としてより多くの市民各層の意見をきき、行政の効率化を図っていく必要からあくまで本市独自の委員会設置であるとの考え方が当局から示されましたが、これに対し市政を網羅した総合計画推進市民委員会がすでに設置されており、これの充実で十分である。

また市議会に行財政調査特別委員会も設置をされているので、新たに設置をする理由がないとする反対意見があり、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第66号 甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例制定については全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第72号 財産の取得については用地取得担当の組織のあり方と責任体制の明確化、土地開発公社の果たす役割等々用地取得組織機能の充実強化を検討すること、学校用地取得にあっては文部省基準を充足するよう十分に配慮すること。

開発計画に伴う公共用地の本市帰属の問題についても法律的に対処していくこと等々要望する意見も出され、当局から組織整備の中で用地取得業務のあり方について土地開発公社自らも、また企画部としてもどうあるべきかを早急に精力的に研究検討していく姿勢が示されましたが、本来公衆用道路は無償提供すべきであり、買収には反対する旨の意見があり、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第80号 請負契約の締結について(市立(仮称)西部中学校新設(建築主体)工事(第1工区))

 

 議案第8号 請負契約の締結について(市立(仮称)西部中学校新設(建築主体)工事(第2工区))

 

 議案第82号 請負契約の締結について(市立東中学校屋内運動場増築及び柔剣道場新築(建築主体)工事)

の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、今後の学校建設等にあたっては基本設計について十分な経費を投入して広く専門家の意見を聞き、個性あふれる施設を目指してほしい旨要望する意見もありました。

 

 次に諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦については全員異議なく当局諮問のとおり決定するものと決しました。

 

 最後に議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分については、異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、甲府市国際親交委員会補助金に関し委員から成都市長と甲府市長の会談内容について議会に対しきめ細かな対応がなされなかった事と、中学生、高校生の成都市派遣助成金が少額であるとの指摘がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより討論に入ります。

 

 討論の通告がありますので発言を許します。

 

 武川和好君。

 

     (武川和好君 登壇)

○武川和好君

 私は、議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)、議案第58号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第65号 甲府市行財政効率化推進委員会条例制定について、議案第72号 財産の取得についての4案について反対の討論を行います。

 

 まず議案第58号は、いわゆる議員歳費の値上げでありますが、当局の説明では現行34万5,000円の月額を4万5,000円、13%引き上げて39万円にするというものであります。

 

 第1の理由は、現在本市の20万市民が議会を維持するために負担している市民負担は、1人当り1ヵ月69円であり、全国の県庁所在地における市民負担額の平均、1ヵ月59円を14%上回っており、また類似都市35市の市民負担額平均1ヵ月66円を4.3%上回っていること。

 

 第2に、現在の活動を続けていく上で、議員歳費が低くて活動ができないという議員の声が、どこからも聞かれないこと。

 

 第3に4万5,000円引き上げた場合は、新たに1ヵ月180万円の経費が必要となり、これは議員5.2人分の給料に当たります。これは、議員定数削減に道を開くことにもなります。現在市議会の中でも行革調査特別委員会でこのことが論議されており、今回市長が提案することに反対する動きが他の会派からもありました。私は市民代表として、審議権の確保と政策提案を行えるしっかりした議会をつくっていく上で、自治省内簡で指導している職務、職階級の理論を特別職にまで広げることは正しくないと思うのであります。

 

 議会には、議会制民主主義の一つの土台としての強い権限を与え、また市民代表として必要な定数を確保するために、本案に反対するものであります。

 

 議案第65号は、行財政効率化委員会の設置であります。これは、国の行革審の答申から生まれた軍拡と国民いじめの地方行革でいうところの地方における民間人を含めた行革推進委員会に当たるものであります。本市にはすでに学識経験者等を含めた総合計画推進市民委員会があり、財政運営の効率化についても論議しておりますし、当局の中にも行革対策委員会がございます。

したがって、新たに提案された効率化推進委員会は、その任務が重複するものであり、経費もかかります。これはまさに、市民本位の簡素で効率的な行政機構を求める本来の行政改革に反するものであります。

 

 議案第72号は、仮称市立西部中学校の用地買収であります。この中にはいわゆる公衆用道路144平方メートルの買収が含まれています。この公衆用道路は本来市に寄付されるべき性格を持つものであり、ただのものです。

当局の説明によれば、宅地造成のためにつくられた公衆用道路を宅地と同じ価格で買収するものでありますが、開発された宅地には市の計画により、学校周辺道路として6メーター道路がつけられますので、むしろこれまでよりも地価が上昇する特典があります。

またもし万一買収するような場合でも、公衆用道路は極めて扁平であり、形が悪く、不動産鑑定の常識では形のよい宅地の価格の数分の1の価格がつけられてしかるべきであります。

このような公衆用道路を宅地並み価格で買収する前例をつくることは、今後の都市計画を一層やりづらくするものであり、市財政圧迫することになります。従って、この議案に反対します。

 

 このような内容を含む議案第53号 一般会計補正予算第1号に反対するものでございます。

 

〇議長(小林康作君)

 ほかに討論はありませんか。

 

 これをもって討論を終結いたします。

 

 これより日程第1 議案第49号から日程第3 議案第52号まで3案を一括採決いたします。

 

 3案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 3案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、3案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、日程第4 議案第58号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正する条例制定について、起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○議長(小林康作君)

 起立多数であります。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第5 議案第65号 甲府市行財政効率化推進委員会条例制定について 起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○議長(小林康作君)

 起立多数であります。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第6 議案第72号 財産の取得について 起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(小林康作君)

 起立多数であります。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第7 議案第59号から日程第16 議案第82号まで10案を一括採決いたします。

 

 10案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 10案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、10案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第17 諮問第1号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は、諮問のとおり決定であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第19から日程第24まで6案を一括議題といたします。

 

 6案に関し、民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 野村義信君。

 

     (民生委員長 野村義信君 登壇)

 

○民生委員長(野村義信君)

 御報告申し上げます。

 

 去る7月3日の本会議において当委員会に付託されました案件について4日委員会を開き慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず議案第50号 専決処分について(昭和60年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第1号))については、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

次に議案第68号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、及び議案第69号 甲府市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についての2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 議案第84号 請負契約の締結について(甲府市一般廃棄物最終処分場埋立処分地造成工事)

 

議案第85号 請負契約の締結について(甲府市一般廃棄物最終処分場浸出液処理施設建設工事)の2案については、当局から今回建設予定の最終処分場埋立処分地の公害防止には万全を期しているが、今後なお一層地元住民に迷惑を及ぼさないよう環境保全に努めていく旨の姿勢が示され、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分についてほ、今回の保育料軽減措置を市民へ周知徹底し、あわせて公立保育所の経営改善に関し、民間活力の導入も含めそのあり方を再検討されるよう要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第19 議案第50号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、日程第20 議案第68号から日程第23 議案第85号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第25から日程第35まで11案を一括議題といたします。

 

 11案に関し、建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 長田昭哉君。

 

     (建設経済委員長 長田昭哉君 登壇)

 

○建設経済委員長(長田昭哉君)

 御報告申し上げます。

 

 去る7月3日の本会議において当委員会に付託されました案件について4日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず、議案第74号から議案第77号までの市道路線の認定についての4案並びに議案第78号及び議案79号 市道路線の廃止についての2案については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第57号 昭和60年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計予算及び議案第67号 甲府市特別会計条例の一部を改正する条例制定については、委員より用地先行取得した場合の減歩について質したのに対し、当局から7,500平方メートルを先行取得することにより、当初計画の減歩率21.6パーセントは15パーセントに減少される見込みであるとの答弁があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に議案第55号 昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)

 

 議案第73号 農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しについて及び

 

 議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中所管分の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第25 議案第55号から日程第34 議案第79号まで10案を一括採決いたします。

 

10案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 10案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、10案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第18 日程第24 日程第35 議案第53号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。

 

 本案に対する総務、民生、建設経済各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり、決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

○議長(小林康作君)

 起立多数であります。

 

よって、本案は総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第36から日程第40まで5案を一括議題といたします。

 

 5案に関し、水道委員長の報告を求めます。

 

 水道委員長 牛奥公貴君。

 

     (水道委員長 牛奥公貴君 登壇)

 

○水道委員長(牛奥公貴君)

 御報告申し上げます。

 

 去る7月3日の本会議において当委員会に付託されました案件について4日委員会開き、慎重に審査した経過と御報告いたします。

 

 まず議案第56号 昭和60年度甲府市水道事業会計補正予算(第1)

 

 議案第70号 甲府市の公の施設設置に関する協議について

 

 議案第73号 甲府市水道局スポーツ施設条例制定について

の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第54号 昭和60年度甲府市下水道事業特別会計予算(第1号)についてはまず当局から、下水汚泥の資源化処理及びその処分をするための公社設立の必要性について、下水道の普及に伴い発生汚泥量が年々増加し、埋立処分等の方法が限界に達したため資源化を図り、その有効利用と処理処分体制の確立を期すこととし、検討の結果資源化された製品の流通面を考慮すると、公益性と企業性を併せもった財団法人が適切であるとの説明がなされました。

これに対し委員から、その運用組織と事業計画また製品の品質管理の研究ならびに流通体制、さらにこの事実における行政の責任範囲等を質したのに対し当局から

 

1 組織機構は理事長ほか役員8名乃至10名、職員16名をもって構成する。

 

1 事業計画はコンポスト施設の運転・管理及び製品の普及・販売、下水汚泥の資源化に係る調査・研究等とし60年度は9万袋を生産する。

 

1 製品の管理等については施用先の土壌チェックをおこない、その影響と肥効研究を進める。

 

1 流通体制は農協・商社等への卸売、一般利用者への小売による2系統方式とし、製品の卸売価格は200円位、小売価格は350円位を基準に検討していく。

 

1 コンポスト事業に対する最終責任は行政がもつことで公社の運営を円滑にしていく。

との考えが示されました。

 

 このほか委員から、公社の健全経営を図るため理事長は市の最高幹部を起用しまた、無料の試験用製品は重点的配布により順次減量させ販売量の増加、公平性の確保に努めるよう要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に議案第83号 請負契約の締結について(南西第1幹線下水道管布設工事(シールド工))については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これにより日程第36 議案第54号から日程第40 議案第83号まで5案を一括採決いたします。

 

 5案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 5案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、5案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により別紙申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

 お諮りいたします。

 

 各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査および調査に付することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 次に、日程第41 甲議第6号 常任委員会委員の選任を行います。

 

 常任委員選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

 

   早 川 武 男 君   原 田 正八郎 君

   上 田 英 文 君   福 島   勇 君

   鈴 木 豊 後 君   斉 藤 憲 二 君

   小 林 康 作     千 野   哮 君

   剣 持 庸 雄 君   岡 田   修 君

以上10人を総務委員に

 

   野 村 義 信 君   川 名 正 剛 君

   宮 島 雅 展 君   村 山 二 永 君

   岡     伸 君   早 川 光 圀 君

   堀 内 征 治 君   小 沢 政 春 君

   清 水 節 子 君

以上9人を民生委員に

 

   小 沢 綱 雄 君   渡 辺 静 雄 君

   塩 野 褒 明 君   依 田 敏 夫 君

   小 林   匡 君   中 込 孝 文 君

   堀 内 光 雄 君   牛 奥 公 貴 君

   内 藤 幸 男 君   武 川 和 好 君

以上10人を建設経済委員に

 

   三 井 五 郎 君   堀 口 菊 雑 君

   長 田 昭 哉 君   内 藤 秀 治 君

   飯 沼   忠 君   飯 島   勇 君

   秋 山 雅 司 君   中 西   久 君

   森 沢 幸 夫 君

以上9人を水道委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました以上の諸君を、それぞれの常任委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました各常任委員は、休憩中それぞれ委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、速かに委員会の構成を終わるようここに招集しておきます。

 

 暫時休憩いたします。

 

     午後2時07分 休憩

 ―――――――――――――――――― 

     午後3時03分 再開議

 

○議長(小林康作君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 休憩中各常任委員会を開き、正副委員長の互選を行いましたので報告いたします。

 

 総務委員会委員長   斉 藤 憲 二 君

   〃 副委員長   剣 持 庸 雄 君

 民生委員会委員長   川 名 正 剛 君

   〃 副委員長   野 村 義 信 君

 建設経済委員会委員長 渡 辺 静 男 君

   〃 副委員長   依 田 敏 夫 君

 水道委員会委員長   飯 島   勇 君

   〃 副委員長   飯 沼   忠 君

 以上で報告を終わります。

 

 ただいま小林 匡君から副議長辞職願いが提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」)と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、この際副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 副議長辞職についてを議題といたします。

 

 小林 匡君の除斥を求めます。

 

     (小林 匡君 退場)

 

○議長(小林康作君)

 まずその辞職願を朗読いたさせます。

 

(書記、副議長辞職願を朗読)

 ――――――――――――――――――――――――――――

     辞 職 願

 

                          私は、このたび一身上の都合により、副議長の職を辞したいので許可くださるようお願いいたします。

 

 昭和60年7月8日

 

               甲府市議会副議長 小林 匡

 

甲府市議会議長 小林康作殿

 

○議長(小林康作君)

 お諮りいたします。

 

 小林匡君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」)と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、小林 匡君の副議長辞職を許可することに決しました。

 

小林 匡君の入場を求めます。

 

    (小林 匡君 入場)

 

○議長(小林康作君)

 ただいま副議長が欠員となりました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、さように決しました。

 これより副議長選挙を行います。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議長において指名することに決しました。

 

 第77代副議長に塩野褒明君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました塩野褒明君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました塩野褒明君が副議長に当選されました。

 

 ただいま副議長に当選されました塩野褒明君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 塩野褒明君の発言を求めます。

 

     (塩野褒明君 登壇)(拍手)

 

○塩野褒明君

先輩同僚議員の皆さん方の温かい御理解をいただきまして、栄誉ある甲府市議会の第77代の副議長の栄を担うことになりました。心から厚く御礼を申し上げます。

 

 大変微力な男でございますが、誠心誠意努力いたす中で議会運営に当たらせていただきます。

 

 本当にありがとうございました。

 

〇議長(小林康作君)

 次に、前副議長小林 匡君から副議長辞任に当たってごあいさつをいたしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 小林 匡君。

 

    (小林 匡君 登壇)(拍手)

 

○小林 匡君

 昨年の6月定例会におきまして、副議長に選任をいただいて以来1年間、微力の私ではございましたが、議員各位の御支援とまた御協力をいただきまして、その任務を全うすることができました。心から御礼を申し上げます。

 

 この間、甲府駅の近代化の問題、また荒川ダムの完成、さらには本年4月、成都市の訪門に対して甲府市民団の訪中団の副団長という重責を議会の皆さんから与えられ、その任務を全うしてまいったことにつきましては、皆さん方の心温まるお力添えと心から感謝を申し上げたいとおもいます。

 

なお、甲府市は極めて激しい行財政のもとに来年の国体の開催、また64年に迫ってまいりました100年の事業、その他いろいろと盛りだくさんの事業があるわけでございます。私もこれから一議員という立場に立って、さらにさらに皆さんとともどもにこの重責の任を全うしてまいりたいと、この用に決意を新たにした次第でございます。

 

 長い間大変ありがとうございました。

 

〇議長(小林康作君)

 次に、休憩中市長から議案第86号 監査委員の選任についてが提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

この際、議案第86号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、この際議案第86号を日程に追加し、議題とすることを決しました。

 

議案第86号 監査委員の選任についてを議題といたします。

 

堀口菊雄君の除斥を求めます。

 

     (堀口菊雄君 退場)

 

○議長(小林康作君)

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 ただ今、提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。

 

 議案第86号「監査委員の選任について」は、本市の監査委員のうち、議員のうちから選任した鈴木豊後の辞職を承認したので、その後任として堀口菊雄を選任するについては、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 

 御協賛賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

○議長(小林康作君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これにより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議題となっております議案第86号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議案第86号については委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これにより本案を採決いたします。

 

 議案第86号 監査委員の選任については、これに同意することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議案第86号については、これに同意することに決しました。

 

 堀口菊雄君の入場を求めます。

 

     (堀口菊雄君 入場)

 

○議長(小林康作君)

 ただいま監査委員に同意を得られました堀口菊雄君からあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 堀口菊雄君。

 

     (堀口菊雄君 登壇)

 

○堀口菊雄君

 ただいま監査委員に御選任をいただきまして、まことにありがとうございました。

 

 もとより浅学非才の私でございますが、一生懸命甲

市の重要な監査に当たり、精神誠意努力することを皆さんにこれから御協力をお願い申しあげまして、簡単でございますがごあいさつといたしたいと思います。

 

 ありがとうございました。

 

○議長(小林康作君)

 次に、このたび監査委員を辞任されました鈴木豊後君から退任のあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 鈴木豊後君。

 

     (鈴木豊後君 登壇)

 

○鈴木豊後君

 このたび監査委員を辞任させていただきました御礼を申し上げたいと存じます。

 

 昨年6月、御同意をいただきまして、重要な職であります甲府市の監査委員を任命され、この1年間甲府市の行財政極めて厳しい中でございますけれど、精神誠意監査に当たってまいりました。1年間の皆さんの御支援と御協力に心から感謝申し上げ、幸い後任に堀口菊雄さんが選任されました。

 

 議会選出の委員としで立派に務められることを心から期待し、私の退任のあいさつにさせていただきます。

 

 どうもありがとうございました。

 

〇議長(小林康作君)

 次に、日程第42 甲議第7号特別委員会の補欠委員の選任についてを議題としたします。

 

 本件は、甲府地区都市構想に関する調査特別委員会委員の辞任により2名の欠員が生じたので、これが補欠委員の選任を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 甲府地区都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

 

   小 沢 綱 雄 君

      森 沢 幸 夫 君

 

を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました

 

      小 沢 綱 雄 君

      森 沢 幸 夫 君

 

を甲府地区都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員に選任することに決しました。

 

 次に、日程第43 甲選第1号 甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠委員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府市・玉穂町中学校組合議員のうち村山二永君、堀内征治君、森沢幸夫君が、このたび組合議会議員を辞職され、3名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと、思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法については指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、議長から指名することに決しました。

 

 甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠議員に

 

      鈴 木 豊 後 君

      千 野   哮 君

      剣 持 庸 雄 君

 

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました諸君を甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、ただいま指名をいたしました諸君が甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠議員に当選されました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 次に、日程第44 甲選第2号 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府地区広域行政事務組合議員のうち堀口菊雄君、村山二永君、小林 匡君、堀内征治君、小沢政春雷、森沢幸夫君が、このたび組合議会議員を辞職され6名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名したいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、議長から指名することに決しました。

 

甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に

 

      三 井 五 郎 君

      福 島   勇 君

      鈴 木 豊 後 君

      小 林 康 作

      千 野   哮 君

      剣 持 庸 雄 君

 

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました諸君を、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、ただいま指名をいたしました諸君が、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に当選されました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 次に、日程第45 甲議第8号 61年度以降の国庫補助金等の一律1割削減反対に関する意見書提出についてを議題といたします。

 

 堀内征治君から提案理由の説明を求めます。

 

 堀内征治君。

 

     (堀内征治君 登壇)

 

○堀内征治君

 案文の朗読をもちまして趣旨説明にかえさせていただきます。

 

61年度以降の国庫補助金等の一律1割削減反対に関する意見書(案)

 

 第102国会で成立した「国の補助金等の整備及び合理化並びに臨時特例等に関する法律」は昭和60年度1年限りとされているものの国会における審議をつうじ、政府答弁では国の財源難が続く限り恒久化したいとする姿勢がうかがえます。

 

 今回の補助金だけを一律に削減する措置は、地方への負担転嫁にすぎず国と地方との信頼関係を損い、地方公共団体の財政を不当に圧迫し、事業の推進に重大な支障を来すものであります。

 

 よって甲府市議会は政府に対して、本法律は60年度限りの暫定措置とすること、また国と地方の事務配分及びこれに伴う費用分担については地方公共団体の意見を十分踏まえ、抜本的に見直すよう強く要望いたします。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

   昭和60年7月8日

 

                        甲府市議会

 

 提出者は堀内征治、賛成者は斉藤憲二議員、早川武男議員、原田正八郎議員、堀口菊雄議員、上田英文議員、村山二永議員、小林 匡議員、小沢政春議員、森沢幸夫議員、岡田 修議員であります。

 

 あて先は内閣総理大臣、大蔵大臣、自治大臣であります。

 

 なお、字句の訂正については議長に一任いたします。

 

○議長(小林康作君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第8号については委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第8号については、提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第8号が可決されましたので、請願第10号については、みなし採択として処理いたします。

 

 ただいま可決されました意見書について条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、さように決しました。

 

以上をもって本定例会に提案されました議案及び請願・陳情の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

     午後3時26分 閉会

  ―――――――――――――――――――――――――――

甲府市議会議長   小林康作

  〃 副議長   小林 匡

  〃  〃    塩野褒明

会議録署名議員   川名正剛

   〃      内藤秀治

   〃      小沢政春