昭和60年12月甲府市議会定例会議事日程(5)

   昭和60年12月20日(金)午後1時   

報  告

第 1 議案第109号 甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償

等に関する条例の一部を改正する条例制定について

第 2 議案第110号 甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する

            条例制定について

第 3 議案第111号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科

医及び学校薬剤師の公務災害補償の関する条例の一部

を改正する条例制定について

第 4 議案第112号 甲府市児童館条例の一部を改正する条例制定について

第 5 陳情書について(陳情第1号の1)

第 6 議案第115号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中所

            管分

                  以上 総務委員長報告

    ――――――――――――――――――――――――――――――――

第 7 議案第113号 甲府市家庭奉仕員派遣手数料条例の一部を改正する条

例制定について

第 8 議案第114号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定に

ついて

第 9 議案第119号 昭和60年度甲府市病院事業会計補正予算(第1号)

第10 議案第116号 昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予

算(第2号)

第11 議案第115号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中所

管分

                  以上 民生委員長報告

    ――――――――――――――――――――――――――――――――

第12 議案第118号 昭和60年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事

業特別会計補正予算(第1号)

第13 議案第120号 市道路線の認定について(貢川本町3号線)

第14 議案第121号 市道路線の認定について(向町4号線)

第15 議案第122号 市道路線の認定について(向町5号線)

第16 議案第123号 市道路線の認定について(新油川橋線)

第17 議案第124号 市道路線の認定について(小瀬落合線)

第18 議案第125号 財産の取得について(公営住宅建設用地)

第19 陳情書について(陳情第5号)

第20 議案第115号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中所

管分

                  以上 建設経済委員長報告

    ――――――――――――――――――――――――――――――――

第21 議案第117号 昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

(第2号)

                  以上 水道委員長報告

    ――――――――――――――――――――――――――――――――

第22 議案第126号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第5号)

第23 議案第127号 昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正

予算(第3号)

第24 議案第128号 昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算

(第3号)

第25 議案第129号 昭和60年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算

(第2号)

第26 議案第130号 昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算

(第2号)

第27 議案第131号 昭和60年度甲府市病院事業会計補正予算(第2号)

第28 議案第132号 甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定につ

いて

第29 議案第133号 甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定

について

第30 甲議第 16号 保育所措置費国庫負担率削減と保育料国徴収基準額

の引き上げに反対する意見書提出について

 

(出 席 議 員)

森 沢 幸 夫君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

飯 沼   忠君

剣 持 庸 雄君

岡 田   修君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

内 藤 幸 男君

秋 山 雅 司君

福 島   勇君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 治君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 藤 憲 二君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

清 水 節 子君

岡     伸君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

千 野   哮君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

渡 辺 静 男君

小 沢 政 春君

飯 島   勇君

原 田 正八郎君

堀 口 菊 雄君

中 西   久君

小 林   匡君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

 

38名

 

(欠 席 議 員)

な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長  臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹  河 西 正 克君

庶務 担当 主査  山 村   f君

調査 担当 主査  加 藤   喬君

議事 担当 主幹  都 筑   登君

議事 担当 主査  今 福 栄 一君

議事 担当 主査  高 橋 勝 巳君

議事 担当 主査  萩 原 三 男君

記録 担当 主査  功 刀 敏 男君

庶務 担当 主任  五 味 一 重君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長  原   忠 三君

国体 事務 局長  鷹 野 四 郎君

助     役  新 藤 昭 良君

中央卸売市場長  井 上   真君

収  入  役  近 山 滋 郎君

市 立 病 院 長  伊古美 文 雄君

市 長 室 長  小 野 貞 良君

 〃 事務 局長  石 井 司 郎君

企 画 部 長  中 島 省 三君

教 育 委 員 長  小 林 一 彦君

総 務 部 長  神宮寺 英 雄君

教  育  長  楠   恵 明君

市 民 部 長  入 倉 芳 幸君

教 育 次 長  生 山 正 仁君

社 会 部 長  吉 岡   典君

水道事業管理者  丸 山   忍君

福 祉 部 長  高 野   肇君

水道局業務部長  山 下   久君

環 境 部 長  石 原 一 雄君

 〃 工務部長  鈴 木 元 芳君

経 済 部 長  窪 田   。君

選挙管理委員長  寺 田 信 男君

建 設 部 長  小 松   要君

代表 監査 委員  倉 田 吾 郎君

都市 開発 部長  小 野 明 英君

公 平 委 員 長  横 内 敏 治君

下 水 道 部 長  高 橋 信 靖君

農業委員会々長  荻 野 克 巳君

技術 管理 室長  鈴 木 東一郎君

固定資産評価員  斉 藤 孝 房君

 

 

 

     午後1時03分 開議

 

〇議長(小林康作君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 市長から追加議案の提出について通知がありました。

 

 提出議案は議事日程記載の日程第22 議案第126号から日程第29 議案第133号までの8案でありますので、朗読を省略いたします。

 

 次に、川名正剛君 外8名から甲議第16号 保育所措置費国庫負担率削減と保育料国徴収基準額の引き上げに反対する意見書提出について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第30でありますので、朗読を省略いたします。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第6まで6案を一括憩題といたします。

 

 6案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 斉藤憲二君。

 

      (総務委員長 斉藤憲二君 登壇)

 

〇総務委員長(斉藤憲二君)

 去る12月18日の本会議において当委員会に付託されました案件について19日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず議案第109号甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第110号甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第111号甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

及び議案第112号甲府市児童館条例の一部を改正する条例制定について

 

の4案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第115号昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中当委員会所管分については、パーソナルコンピューターリース及び保守委託費に関連して委員から、今後の教科指導にあたり情報技術、情報処理教育が必要とされるが、商業科の基礎学科である簿記・経理についても軽視しないよう強く要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に、閉会中継続審査中の陳情第1号の1学校給食の民間委託については、将来的には検討に値するが、現実にそぐわないとの意見があり全員異議なく不採択と決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第1 議案第109号から日程第4 議案第112号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第5 陳情書について採決いたします。

 

 本件に対する委員長の報告は不採択であります。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第7から日程第11まで5案を一括議題といたします。

 

 5案に関し、民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 川名正剛君。

 

     (民生委員長 川名正剛君 登壇)

 

〇民生委員長(川名正剛君

 去る12月18日の本会議において当委員会に付託されました案件について19日委員会を開き、慎重に審査した結果を御報告いたします。

 

 議案第113号甲府市家庭奉仕員派遣手数料条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第114号甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第116号昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

 

 議案第119号昭和60年度甲府市病院事業会計補正予算(第1号)及び

 

 議案第115号昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中当委員会所管分

 

の5案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第7 議案第113号から日程第10 議案第116号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第12から日程第20まで9案を一括議題といたします。

 

 9案に関し、建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 渡辺静男君。

 

     (建設経済委員長 渡辺静男君 登壇)

 

〇建設経済委員長(渡辺静男君)

 去る12月18日の本会議において、当委員会に付託されました案件について19日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 まず議案第118号昭和60年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)

 

 議案第120号から議案第124号 市道路線の認定について、並びに議案第125号財産の取得について(公営住宅建設用地)の7案は、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第115号昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)中当委員会所管分については、当局から日中友好促進のため桜の苗木を贈ることになっていたが、成都市側の希望によりフラミンゴに変更することになった。また今回補正予算に計上した理由としては、購入に要する日数や本市動物園での飼育期間などが必要なためとの説明がありました。

 

 これに対し委員から、平等互恵の考えに立つなかで、両市の友好と信頼関係を深めるためにも、日本の風俗、習慣、文化、産業等を考慮し、本市を象徴するものを贈るべきであるとの意見が出されたが、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に、陳情第5号県独自の「ワイン表示」制定の要請については、願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

 なお、陳情については、3月定例会でその処理の経過と結果について報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第12 議案第118号から日程第18議案第125号まで7案を一括採決いたします。

 

 7案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 7案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、7案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第19陳情書について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本件は、委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第6、日程第11、日程第20 議案第115号 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。

 

 本案に対する総務、民生、建設経済各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第21を議題といたします。

 

 本案に関し、水道委員長の報告を求めます。

 

 水道委員長 飯島 勇君。

 

     (水道委員長 飯島 勇君 登壇)

 

〇水道委員長(飯島 勇君)

 御報告いたします。

 

 去る12月18日の本会議において当委員会に付託されました案件について19日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 議案第117号昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員から、甲府市水洗便所改造資金貸付制度について、貸付限度額の見直しと貸付対象者にたいするPRの徹底など、その改善を要望する、意見が出されました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第21 議案第117号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第22 議案第126号から日程第29 議案第133号まで8案を一括議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

〇市長(原 忠三君)

 本日追加提案致しました案件につきまして、その大要を御説明申し上げます。

 

 議案第126号「昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第5号)」につきましては、歳出各款に補正する人件費は、一般職員の給与改定を行うための所要額及び既定予算の過不足を追加、更生するための補正であります。

 

 第4款衛生費の繰出金は、下水道事業特別会計への繰出金であり、第14款予備費は、特別予備費を減額更正するための補正であります。

 

 これに見合う財源として、歳入は、第13款繰越金の一般財源を追加するための補正であります。

 

 次に、議案第127号「昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議案第128号「昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、議案第129号「昭和60年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第130号「昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第2号)」及び議案131号「昭和60年度甲府市病院事業会計補正予算(第2号)」の5案件につきましては、職員の給与改定を行うため、人件費所要額を追加補正するものであります。

 

 次に、議案第132号「甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第133号「甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定について」の2案件につきましては、国家公務員等の給与改定に準じて、本市の一般職員及び学校職員の給与改定を行うための条例の一部改正であります。

 

以上が本日追加提案致しました案件の大要であります。

 

御審議のうえ、御協賛賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

ただいま議題となっております日程第22 議案第126号から日程第29 議案第133号まで8案について総務委員会に付託いたします。

 

委員会審査のため暫時休憩いたします。

 

     午後1時27分 休憩

   ――――――――――――――――――

     午後3時03分 再開議

 

〇議長(小林康作君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 ただいま総務委員長から委員会審査の結果報告書が提出されました。

 

 これより日程第22から日程第29まで8案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 斉藤憲二君。

 

     (総務委員長 斉藤憲二君 登壇)

 

〇総務委員長(斉藤憲二君)

 さきの本会議において当委員会に付託されました議案について、休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。

 

 議案第126号昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第5号)

 

議案第127号昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)

 

 議案第182号昭和60年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

 

 議案第129号昭和60年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)

 

 議案第130号昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第2号)

 

 議案第131号昭和60年度甲府市病院事業会計補正予算(第2号)

 

 議案第132号甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第133号甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定について

 

の8案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、人事院勧告を完全実施する立場から過去4年間の積み残し分については、何等かの形で補塡されるよう求める意見がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第22 議案第126号から日程第29 議案第133号まで8案を一括採決いたします。

 

 8案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 8案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、8案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第30 甲議第16号 保育所措置費国庫負担率削減と保育料国徴収基準額の引き上げに反対する意見書提出について を議題といたします。

 

 川名正剛君から提案理由の説明を求めます。

 

 川名正剛君。

 

     (川名正剛君 登壇)

 

〇川名正剛君

 意見書の提案につきまして、案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 

 提出者は私、賛成者は民生委員全員でございます。

 

 保育所措置費国庫負担率削減と保育料国徴収基準額の引き上げに反対する意見書(案)

 

 戦後40年、憲法と児童福祉法にもとづいてつくられた保育制度は、子どもの発達と婦人の働く権利を守る重要な役割を果たしてきました。また今日では、結婚している婦人の6割が仕事をもっており、保育所に対する要求はますます高まっています。したがって、誰もが安心して子どもを生み、育て、働きつづけるために保育制度の拡充は必要不可欠となっております。

 

 しかし政府は、児童福祉法に定められている保育所措置費の国庫負担率8割を今年度7割に削減し、さらに来年度引き続いて国庫負担率の削減等を検討しております。国庫負担率の削減等がなされますと、地方自治体の財政は一層圧迫され、保育制度の後退を余儀なくされる深刻な事態を招くことになります。

 

 よって甲府市議会は政府に対し、次の事項をすみやかに実現されるよう強く要請いたします。

 

            記

 

1 保育所措置費国庫負担率の切り下げをやめて、児童福祉法にも

とづいて8割負担にもどすこと。

 

1 保育料の国徴収基準額を引き上げないこと。また地方自治体の

独自施策打ち切りの強要をしないこと。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

  昭和60年12月20日

 

             甲 府 市 議 会

 

 あて先は内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣、自治大臣でございます。

 

 なお、字句の修正等につきましては、議長に一任いたします。よろしくお願いいたします。

 

〇議長(小林康作君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか―――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第16号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第16号については提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第16号が可決されましたので、請願第14号はみなし採択として処理いたします。

 

 ただいま可決されました意見書について、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、さように決しました。

 

 次に、総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中継続審査及び調査の申し出がありました。

 

 これより各常任委員長から申出中総務委員会の請願第8号 国家機密法制定反対の意見書提出について、請願第13号 国家機密法制定反対の意見書提出について、及び陳情第2号 国家機密法制定反対の意見書提出を求める請願採択について の3件を一括お諮りいたします。

 

 3件は、総務委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

     (賛成者 起立)

 

〇議長(小林康作君)

 起立多数であります。

 

 よって、3件は総務委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 重ねてお諮りいたします。

 

 各常任委員長から申出中ただいま議決されました請願第8号 請願第13号及び陳情第2号を除く他の事件については、各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小林康作君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。

 

 以上をもって本定例会に提出されました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、12月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

      午後3時12分 閉会

   ――――――――――――――――――――――

         甲府市議会議長 小 林 康 作

          〃  副議長 塩 野 褒 明

         会議録署名議員 小 沢 綱 雄

          〃      中 込 孝 文

          〃      秋 山 雅 司