昭和61年6月甲府市議会定例会議事日程(5)

    昭和61年7月21日(月)午後1時   

 

報  告

第 1 議案第44号 専決処分について(昭和60年度甲府市一般会計補正予

算(第7号))

第 2 議案第46号 専決処分について(昭和60年度甲府市住宅新築資金等

貸付事業特別会計補正予算(第1号))

第 3 議案第47号 専決処分について(昭和61年度甲府市一般会計補正予

算(第1号))

第 4 議案第49号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条

例制定について)

第 5 議案第53号 育児休業に係る給与等に関する条例の一部を改正する条

例制定について

第 6 議案第54号 甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等

に関する条例の一部を改正する条例制定について

第 7 議案第55号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例

制定について

第 8 議案第56号 甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について

第 9 議案第57号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例

及び甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する

条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定

について

第10 議案第58号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医

及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改

正する条例制定について

第11 議案第59号 甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条

例制定について

第12 議案第60号 甲府市消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する条

例制定について

第13 議案第90号 請負契約の締結について(市立里垣小学校屋内運動場増

改築(建築主体)工事)

第14 議案第91号 請負契約の締結について(市立貢川小学校屋内運動場増

築(建築主体)工事)

第15 議案第92号 請負契約の締結について(市立富竹中学校屋内運動場新

築(建築主体)工事)

第16 議案第97号 請負契約の締結について(甲府市教育研修所建設(建築

           主体)工事)

第17 陳情書について(陳情第8号の2)

第18 議案第50号 昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

           中所管分

                    以上総務委員長報告

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第19 議案第45号 専決処分について(昭和60年度甲府市国民健康保険事

業特別会計補正予算(第5号))

第20 議案第51号 昭和61年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算

           (第1号)

第21 議案第61号 甲府市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改

正する条例制定について

第22 議案第62号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定につ

いて

第23 議案第50号 昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

           中所管分

                    以上民生委員長報告

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第24 議案第48号 専決処分について(昭和61年度甲府市農業共済事業会

計補正予算(第1号))

第25 議案第52号 昭和61年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第2号)

第26 議案第63号 甲府市市営住宅条例及び甲府市市営住宅管理条例の一部

を改正する条例の一部を改正する条例制定について

第27 議案第64号 農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しにつ

いて

第28 議案第65号 土地改良事業の施行について

第29 議案第66号 市道路線の認定について(処理場南通り線)

第30 議案第67号 市道路線の認定について(里吉4号線)

第31 議案第68号 市道路線の認定について(里吉5号線)

第32 議案第69号 市道路線の認定について(里吉6号線)

第33 議案第70号 市道路線の認定について(北新2号線)

第34 議案第71号 市道路線の認定について(相川一之橋北線)

第35 議案第72号 市道路線の認定について(穴口中線)

第36 議案第73号 市道路線の認定について(元紺屋町4号線)

第37 議案第74号 市道路線の認定について(琢美中線)

第38 議案第75号 市道路線の認定について(大津南北2号線)

第39 議案第76号 市道路線の認定について(国母1丁目3号線)

第40 議案第77号 市道路線の認定について(富竹中東通り線)

第41 議案第78号 市道路線の認定について(徳行富竹新田線)

第42 議案第79号 市道路線の認定について(甲運21号線)

第43 議案第80号 市道路線の認定について(上今井2号線ほか1路線)

第44 議案第81号 市道路線の認定について(向町6号線)

第45 議案第82号 市道路線の認定について(朝気2丁目7号線)

第46 議案第83号 市道路線の認定について(城東3丁目1号線)

第47 議案第84号 市道路線の認定について(和田4号線ほか1路線)

第48 議案第85号 市道路線の認定について(山宮4号線)

第49 議案第86号 市道路線の認定について(山宮5号線)

第50 議案第87号 市道路線の認定について(山宮6号線ほか3路線)

第51 議案第88号 市道路線の認定について(千塚5丁目3号線)

第52 議案第89号 市道路線の認定について(富竹南線)

第53 議案第50号 昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)

           中所管分

                    以上建設経済委員長報告

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第54 議案第93号 請負契約の締結について(貢川北第1幹線下水道管布設

工事第2工区)

第55 議案第94号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工

事第4工区)

第56 議案第95号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工

事第5工区)

第57 議案第96号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工

事第6工区)

                    以上水道委員長報告

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

第58 議案第98号 昭和60年度甲府市各企業会計別決算の認定について

第59 甲議第 1号 常任委員会委員の選任について

第60 甲議第 2号 特別委員会の補欠委員の選任について

第61 甲選第 2号 甲府市・玉穂町中学校組合議会の補欠議員の選挙につい

第62 甲選第 3号 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙につい

第63 甲議第 3号 大型間接税導入のとりやめを求める意見書提出について

 

(出 席 議 員)

森 沢 幸 夫君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

飯 沼   忠君

剣 持 庸 雄君

岡 田   修君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

内 藤 幸 男君

秋 山 雅 司君

福 島   勇君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 治君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 藤 憲 二君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

岡     伸君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

千 野   哮君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

渡 辺 静 男君

小 沢 政 春君

飯 島   勇君

原 田 正八郎君

堀 口 菊 雄君

中 西   久君

小 林   匡君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

 

 

37名

 

(欠 席 議 員)

清 水 節 子君

 

 

 

                               1名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長  入 倉 芳 幸君

総務 担当 主幹  河 西 正 克君

庶務 担当 主査  山 村   f君

調査 担当 主査  加 藤   喬君

議事 担当 主幹  都 筑   登君

議事 担当 主査  今 福 栄 一君

議事 担当 主査  高 橋 勝 巳君

議事 担当 主査  萩 原 三 男君

記録 担当 主査  功 刀 敏 男君

庶務 担当 主任  保 坂 照 次君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長  原   忠 三君

国体 事務 局長  鷹 野 四 郎君

助     役  新 藤 昭 良君

中央卸売市場長  井 上   真君

収  入  役  近 山 滋 郎君

市 立 病 院 長  伊古美 文 雄君

市 長 室 長  小 野 貞 良君

 〃 事務 局長  沢 田 良太郎君

企 画 部 長  中 島 省 三君

教 育 委 員 長  小 林 一 彦君

総 務 部 長  神宮寺 英 雄君

教  育  長  楠   恵 明君

市 民 部 長  石 井 司 郎君

教 育 次 長  生 山 正 仁君

社 会 部 長  土 橋   博君

水道事業管理者  丸 山   忍君

福 祉 部 長  高 野   肇君

水道局業務部長  山 下   久君

環 境 部 長  石 原 一 雄君

 〃 工務部長  加賀美   猛君

経 済 部 長  窪 田   。君

選挙管理委員長  保 坂 昌 新君

建 設 部 長  小 松   要君

代表 監査 委員  倉 田 吾 郎君

都市 開発 部長  小 野 明 英君

公 平 委 員 長  横 内 敏 治君

下 水 道 部 長  高 橋 信 靖君

農業委員会々長  荻 野 克 巳君

技術 管理 室長  鈴 木 東一郎君

固定資産評価員  斉 藤 孝 房君

 

 

 

          午後1時26分 開議

 

○議長(三井五郎君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 市長から追加議案の提出についての通知がありました。

 

 提出議案は議事日程記載の日程第58でありますから、朗読を省略いたします。

 

 次に、本日付けをもって私は甲府市制100周年記念事業促進に関する調査特別委員会委員を、一身上の都合により辞任いたしました。

 

 右の補欠委員の選任については、日程第60で行いますので御了承願います。

 

 次に、斉藤憲二君 外9名から甲議第3号 大型間接税導入のとりやめを求める意見書提出について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第63でありますので、朗読を省略いたします。

 

次に、清水節子君は一身上の都合により、本日欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第18まで18案を一括議題といたします。

 

 18案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 斉藤憲二君。

 

     (総務委員長 斉藤憲二君 登壇)

 

○総務委員長(斉藤憲二君)

 御報告申し上げます。

 

 去る16日の本会議において当委員会に付託されました案件について17日・18日の2日間委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を報告いたします。

 

 まず議案第44号専決処分について(昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第7号))

 

議案第46号専決処分について(昭和60年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))

については、貸付金元利収入の積算根拠について抜本的見直しと、法の趣旨に基づいた行政対応をすべきであるとの指摘があり、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 次に、議案第47号専決処分について(昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第1号))

 

 議案第49号専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について)の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

次に議案第53号育児休業に係る給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 議案第54号甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第55号甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第56号甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第57号甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例制定について

 

 議案第58号甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第59号甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

及び 議案第60号甲府市消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する条例制定について

の8案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第90号請負契約の締結について(市立里垣小学校屋内運動場増改築(建築主体)工事)

 

議案第91号請負契約の締結について(市立貢川小学校屋内運動場増築(建築主体)工事)

 

議案第92号請負契約の締結について(市立富竹中学校屋内運動場新築(建築主体)工事)

及び 議案第97号請負契約の締結について(甲府市教育研修所建設(建築主体)工事)の4案については、いずれも全員異議なく可決するものと決しましたが、業者指名に当っては地域性も勘案し選考するよう要望する意見が出されました。

 

次に議案第50号昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

最後に、陳情第8号の2相生地区生活環境整備については、願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

 なお、本陳情については、9月定例会でその処理の経過と結果について報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(三井五郎君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより討論に入ります。

 

 討論の通告がありますので、発言を許します。岡田修君。

 

       (岡田 修君 登壇)

 

○岡田 修君

 議案第44号 専決処分について(昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第7号))及び議案第46号 専決処分について(昭和60年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))について反対の討論を行います。

 

これは、すでにある同和予算の歳入に歳入不足を生じたため、一般会計から新たに570万円の繰り入れを、市長が専決処分で行うという、今回初めてのことであります。

昭和55年度から60年度まで6年間、同和対象者に貸付けた住宅新築資金、土地取得資金等、最高1人当たり1,550万円、25年返済、金利2%、149人分、総額16億5,000万円に対し、昭和60年度の返済調定額2億3,212万円、償還率65.77%であり、7,944万円が未償還となっております。

今回の補正は、このうちの昭和60年度分の歳入不足のうち570万円を返済すべき同和対象者にかわって市長がこれを補てんするという内容のものであります。

この中身を見てみますと、当局の説明では当年度の償還率を70%、過年度分の償還率を15%と不当に低く見積もっていることがわかりました。

 

本来貸付金の100%を返済しなければならないその返済が、当年度で70%であり、返済が滞っても1年たてば15%でよいというような積算のやり方こそ改められなければならないと思います。そうでなければ、このような歳入不足を毎年今後生ずるということが予測できるわけであります。

また、このことを通じて本市の同和行政を1日も早く法律の趣旨に基づく属地主義を原則とした、抜本的な明るい同和行政に転換することを要求するものであります。

 

 以上、私はこの補正予算に反対をいたします。以上です。

 

○議長(三井五郎君)

ほかに討論はありませんか。

 

 これをもって討論を終結いたします。

 

 これより日程第1 議案第44号 専決処分について 昭和60年度甲府市一般会計補正予算(第7号)及び日程第2議案第46号専決処分について 昭和60年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の2案を、一括起立により採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 2案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

       (賛成者 起立)

 

○議長(三井五郎君)

 起立多数であります。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、日程第3 議案第47号及び日程第4 議案第49号について採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 2案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君

 御異議なしと認めます。

 

 よって2案は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、日程第5 議案第53号から日程第16 議案第97号まで12案を一括採決いたします。

 

 12案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 12案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、12案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に日程第17 陳情書について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本件は、委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第19から日程第23まで5案を一括議題といたします。

 

 5案に関し、民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 川名正剛君。

 

     (民生委員長 川名正剛君 登壇)

 

○民生委員長(川名正剛君)

 御報告申し上げます。

 

 去る7月16日の本会議において当委員会に付託されました案件について17日委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。

 

 まず議案第45号 専決処分について(昭和60年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号))については、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 次に、議案第51号 昭和61年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 

 議案第62号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第61号 甲府市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第50号 昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分

の4案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(三井五郎君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――内藤幸男君。

 

○内藤幸男君

 委員長にお伺いをいたしますが、民生の常任委員会の賢明な委員さんのことですから、当然西下条のし尿処理場の問題も十二分に論議をされただろうと思いますが、所管事項ゆえに本議会で報告はされておりませんが、どのような御質疑があったのかお聞かせをいただきたいと思います。

 

○議長(三井五郎君)

 民生委員長 川名正則君。

 

○民生委員長(川名正剛君)

 これまで西下条処理場問題につきましては、大変重要な問題でございます。調査期間中等におきまして現地に行ったりというようなことの調査をいたしましたが、委員会の中におきましては、特別の質疑等はございませんでした。

 

○議長(三井五郎君)

 内藤幸男君。

 

○内藤幸男君

そうしますと、今国体を除きますと、本市にとって一番重要な問題は西下条のし尿処理場が、いかに円満に地域の人たちと理解を深める中で建設するかと、これが1番の問題だろうと思います。

そこで地元の方々とのコンセンサスは得られたのか、あるいは国への補助金の申請はすでにされているのか。もう1つは、基本計画の設計の入札の際に、22日にそれぞれの指名業者を集合させたけれども、全くの理由なしに基本計画についての設計入札はされなかったと、3日たって行われた、こういうことについても全く論議をされなかったのかどうなのか、お伺いいたします。

 

 もし、論議をしていないとすると、私の方は一番重要な問題にもかかわらず、そういうことが論議されていないとすると、残念ながら民生の常任委員会に籍を置いていませんので、われわれがみずから調査をしなきゃならない、こういうことになりますと、民生の常任委員会の方々にぜひ今後そのことについても、許しく御審議をいただいて、われわれに御報告がもしいただけたらばと、こんなふうに思いますが、そのことをも含めてお答えをいただきたいと思います。

 

〇議長(三井五郎君)

 民生委員長 川名正剛君。

 

〇民生委員長(川名正剛君)

 地元とのコンセンサスについては、御了解をいただくに至った、というような報告がございましたが、他のことにつきましては当委員会中におきましてはございませんでした。

 

〇議長(三井五郎君)

 内藤幸男君。

 

〇内藤幸男君

 そうすると、今後われわれにそのことを民生の委員会の中で論議をしてお伝えをいただけますかどうか、それだけお伺いをしておきます。

 

〇議長(三井五郎君)

 民生委員長 川名正剛君。

 

〇民生委員長(川名正剛君)

 ここで委員会の変更等のことかあろうかと思いますけれども、そのような御趣旨のことにつきまして、私の立場の方からも次の委員の方々に十分引き継ぎをするといいますか、話をしてまいりたい、そのように感じます。

 

〇議長(三井五郎君)

 他に質疑はありませんか。

 

質疑なしと認めます。

 

 これより日程第19 議案第45号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に日程第20 議案第51号から日程第22 議案第62号まで3案を一括採決いたします。

 

 3案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 3案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、3案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第24から日程第53まで30案を一括議題といたします。

 

 30案に対し、建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 渡辺静男君。

 

     (建設経済委員長 渡辺静男君 登壇)

 

○建設経済委員長(渡辺静男君)

 御報告いたします。

 

 去る7月16日の本会議において当委員会に付託されました案件について17日委員会を開き、現地調査も実施するなかで慎重に審査した経過と結果を報告いたします。

 

 まず、議案第48号専決処分について(昭和60年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号))については、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 次に議案第52号 昭和61年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第2号)

 

 議案第64号 農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しについて

 

 議案第65号 土地改良事業の施行について

 

 議案第63号 甲府市市営住宅条例及び甲府市市営住宅管理条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定についての4案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第66号から議案第88号までの市道路線の認定についての23案については全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員から今後市道への編入にあたっては、道路の状況を十分把握する中で住民の利便性が高いものから認定すべきであると強く指摘する意見が出されました。

 

 最後に、議案第89号市道路線の変更認定について 及び議案第50号昭和61年度甲府一般会計補正予算(第2号)中所管分についての2案は、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(三井五郎君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第24議案第48号について採決いたします。

 

本案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、本案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

次に、日程第25議案第52号から日程第52議案第89号まで28案を一括採決いたします。

 

28案に対する委員長の報告は可決であります。

 

28案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、28案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第18、日程第23、日程第53議案第50号昭和61年度甲府市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 

 本案に対する総務、民生、建設経済各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、本案は総務、民生、建設経済各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第54から日程第57まで4案を一括議題といたします。

 

 4案に関し、水道委員長の報告を求めます。

 

 水道委員長 飯島 勇君。

 

     (水道委員長 飯島 勇君 登壇)

 

○水道委員長(飯島 勇君)

 御報告いたします。

 

 去る16日の本会議において当委員会に付託されました案件について17日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 議案第93号 請負契約の締結について(貢川北第1幹線下水道管布設工事第2工区)

 

 議案第94号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工事第4工区)

 

 議案第95号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工事第5工区)

 

 議案第96号 請負契約の締結について(湯川第1幹線下水道管布設工事第6工区)

の4案については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員から

 

1 下水道工事を進めるにあたっては国体の運営に支障を来さないよう、綿密な施行計画を立てること。

 

1 下水道幹線の延長工事と並行して、積極的に枝線の整備を図り、地域住民の期待に応えること。

などを要望する意見がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(三井五郎君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第54 議案第93号から日程第57 議案第96号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に総務、民生、建設経済、水道の各常任委員長から目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

 お諮りいたします。

 

 各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。

 

 次に、日程第58 議案第98号を議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

       (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 本日追加提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。

 

議案第98号「昭和60年度甲府市各企業会計別決算の認定について」は、昭和60年度中央卸売市場事業会計、農業共済事業会計、病院事業会計及び水道事業会計につきましてそれぞれ決算を行いましたので、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見書を付して、議会の認定を求めるものであります。

 

 御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

〇議長(三井五郎君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議題となっております日程第58 議案第97号については、委員16名をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査を終了するまで閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は、16名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査を終了するまで閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

   原 田 正八郎 君   渡 辺 静 男 君

   野 村 義 信 君   川 名 正 剛 君

   宮 島 雅 展 君   依 田 敏 夫 君

飯 沼   忠 君   鈴 木 豊 後 君

岡     伸 君   斉 藤 憲 二 君

小 林 康 作 君   早 川 光 圀 君

中 西   久 君   牛 奥 公 貴 君

内 藤 幸 男 君   武 川 和 好 君

 以上16名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました16名の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました決算審査特別委員は、休憩中委員会を開き正副委員長の互選を行い、委員会を構成をするようここに招集しておきます。

 

 次に日程第59 甲議第1号 常任委員会委員の選任を行います。

 

 常任委員選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

早 川 武 男 君   原 田 正八郎 君

上 田 英 文 君   福 島   勇 君

鈴 木 豊 後 君   岡     伸 君

秋 山 雅 司 君   千 野   哮 君

剣 持 庸 雄 君   岡 田   修 君

以上10名を総務委員に、

 

   三 井 五 郎     川 名 正 剛 君

   宮 島 雅 展 君   村 山 二 永 君

斉 藤 憲 二 君   小 林 康 作 君

堀 内 征 治 君   清 水 節 子 君

森 沢 幸 夫 君   

以上9人を民生委員に

 

小 沢 綱 雄 君   渡 辺 静 男 君

塩 野 褒 明 君   依 田 敏 夫 君

小 林   匡 君   中 込 孝 文 君

早 川 光 圀 君   牛 奥 公 貴 君

内 藤 幸 男 君   武 川 和 好 君

以上11人を建設経済委員に

 

堀 口 菊 雄 君   長 田 昭 哉 君

野 村 義 信 君   内 藤 秀 治 君

飯 沼   忠 君   飯 島   勇 君

堀 内 光 雄 君   中 西   久 君

小 沢 政 春 君

 以上9人を水道委員に指名いたします。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました各常任委員は、休憩中それぞれ委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、速やかに委員会の構成を終わるようにここに招集しておきます。

 

本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 暫時休憩いたします。

 

          午後2時04分 休憩

      ――――――――――――――――――

          午後5時16分 再開議

 

○議長(三井五郎君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 休憩中、各常任委員会及び決算審査特別委員会を開き、正副委員長の互選を行いましたので報告いたします。

 

   総務委員会委員長  秋 山 雅 司 君 

     〃 副委員長  千 野   哮 君

   民生委員会委員長  村 山 二 永 君

    〃  副委員長  川 名 正 剛 君

建設経済委員会委員長  依 田 敏 夫 君

    〃  副委員長  渡 辺 静 男 君

   水道委員会委員長  長 田 昭 哉 君

    〃  副委員長  飯 沼   忠 君

  決算審査特別委員長  早 川 光 圀 君

   〃   副委員長  川 名 正 剛 君

 以上で報告を終わります。

 

 ただいま塩野褒明君から副議長辞職願が提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

よって、この際副議長辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 副議長辞職についてを議題といたします。

 

 塩野褒明君の除斥を求めます。

 

       (塩野褒明君 退場)

 

○議長(三井五郎君)

 まずその辞職願を朗読させます。

 

     (書記 副議長辞職願を朗読)

――――――――――――――――――――――――――――

        辞  職  願

 

                           私は、このたび、一身上の都合により副議長の職を辞したいので許可くださるようお願いいたします。

 

 昭和61年7月21日

 

            甲府市議会副議長 塩 野 褒 明

 

甲府市議会議長 三 井 五 郎 殿

――――――――――――――――――――――――――――

○議長(三井五郎君)

 お諮りいたします。

 

 塩野褒明君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、塩野褒明君の副議長辞職を許可することに決しました。

 

 塩野褒明君の入場を求めます。

 

       (塩野 褒明君 入場)

 

〇議長(三井五郎君)

 ただいま副議長が欠員となりました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 これより副議長選挙を行います。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

指名の方法については議長から指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議長から指名することに決しました。

 

 第78代副議長に福島 勇君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました福島 勇君を副議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異義なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました福島 勇君が副議長に当選されました。

 

 ただいま副議長に当選されました福島 勇君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 福島 勇君の発言を求めます。

 

       (福島 勇君 登壇)

 

○福島 勇君

ただいま副議長の選挙にあたりまして、指名推選を得まして満場一致の御賛成のもとに第78代の副議長に選ばれました。先輩、同僚の皆さん方の温かいお心づかいに心から感謝申し上げますと同時に、その職責の重さというものをひしひしと感じております。

もちろん議会の円満な運営を図りながら、明敏な議長を補佐しつつ、残された任期中、精いっぱい努力するつもりでございますので、これからもかわらざる御指導を心からお願いを申し上げまして、お礼を込めましての副議長就任のごあいさつにさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(三井五郎君)

 次に、前副議長塩野褒明君から副議長辞職にあたって、ごあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 塩野褒明君。

 

       (塩野褒明君 登壇)(拍手)

 

○塩野褒明君

 不肖の私でございましたけれども、先輩、同僚議員を初め、市当局の皆さん方の温かい御指導と御協力の中で、まがりなりにも職責を全うすることができました。ひとえに皆様方のおかげと深く感謝をするところでございます。

 

 御承知のように今甲府市は、非常に大きな事業を抱える中で、21世紀に向かって大きく飛躍するときであろう、というように私は理解をいたしております。

 

今ここに新たな副議長が誕生いたしましたけれども、これからの議会運営に大いに活躍されるものと心から期待をしているところでございます。1年間本当に皆さん方の御指導、御鞭撻を心から感謝を申し上げまして、ごあいさつにかえます。ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(三井五郎君)

 次に休憩中、市長から議案第99号 監査委員選任について が提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際、議案第99号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、この際議案第99号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

 議案第99号 監査委員の選任についてを議題といたします。

 

 中込孝文君の除斥を求めます。

 

       (中込孝文君 退場)

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

       (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 ただいま提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。

 

 議案第99号「監査委員の選任について」は、本市の監査委員のうち、議員のうちから選任した堀口菊雄の辞職を承認したので、その後任として中込孝文を選任するについては、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 

 御協賛賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

〇議長(三井五郎君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議題となっております議案第99号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議案第99号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 議案第99号 監査委員の選任についてはこれに同意することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議案第99号については、これに同意することに決しました。

 

 中込孝文君の入場を求めます。

 

       (中込孝文君 入場)

 

○議長(三井五郎君)

 ただいま監査委員に同意を得られました中込孝文君から、あいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 中込孝文君。

 

       (中込孝文君 登壇)

 

○中込孝文君

 一言ごあいさつをさせていただきます。

 

 ただいまは、先輩の議員また同僚の議員の御同意を得まして就任をすることができました。心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 

 見たとおりの未熟者でございますけれども、精いっぱい努力をして任務を全うしていきたい、そんなふうに考えております。皆さん方の御指導、御鞭撻を一層お願い申し上げて、簡単でございますが、ごあいさつにさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(三井五郎君)

 次にこのたび監査委員を辞任されました堀口菊雄君から退任のあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 堀口菊雄君。

 

       (堀口菊雄君 登壇)

 

○堀口菊雄君

 辞任にあたりまして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。

 

 甲府市の監査委員に1年間大変同僚議員初め御当局の御協力によりまして、甲府市の厳しい行財政の中で無事に努めることができました。本当に1年間皆様の御協力を心から感謝を申し上げまして、簡単でございますがごあいさつといたします。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(三井五郎君)

 次に日程第60 甲議第2号 特別委員会の補欠委員の選任についてを議題といたします。

 

 本件は、甲府市制100周年記念事業促進に関する調査特別委員会の委員の辞任により、1名の欠員が生じたので、これが補欠委員の選任を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 甲府市制100周年記念事業促進に関する調査特別委員会の補欠委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

  小 林 康 作 君

を指名したいと思いますがこれに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました小林康作君を甲府市制100周年記念事業促進に関する調査特別委員会委員の補欠委員に選任することに決しました。

 

 次に、日程第61 甲選第2号 甲府市玉穂町中学校組合議会の補欠議員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府市玉穂町中学校組合議員のうち

  剣 持 庸 雄 君

  斉 藤 憲 二 君

  小 林 康 作 君

が、このたび組合議会議員を辞職され、3名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第108条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議長から指名することに決しました。

 

 甲府市玉穂町中学校組合議会の補欠議員に

 原 田 正八郎 君

岡     伸 君

秋 山 雅 司 君

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名をいたしました諸君を甲府市玉穂町中学校組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました諸君が甲府市玉穂町中学校組合議会の補欠議員に当選されました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 次に、日程第62 甲選第3号 甲府地区広域行政事務組合議員の補欠議員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府地区広域行政事務組合議員のうち

 

   三 井 五 郎

   斉 藤 憲 二 君

小 林 康 作 君

堀 内 光 雄 君

が、このたび組合議会議員を辞職され、4名の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長から指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○課長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議長から指名することに決しました。

 

 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に

   堀 口 菊 雄 君

   岡     伸 君

秋 山 雅 司 君

  小 沢 政 春 君

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました諸君を、甲府地区広域行政事務組合の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました諸君が甲府地区広域行政事務組合の補欠議院に当選されました。

 

 ただいま当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

次に、日程第63 甲議第3号 大型間接税導入のとりやめを求める意見書提出について を議題といたします。

 

斉藤憲二君から提案理由の説明を求めます。

 

 斉藤憲二君。

 

       (斉藤憲二君 登壇)

 

○斉藤憲二君

 大型間接税導入のとりやめを求める意見書提出について 地方自治法第99条第2項の規定により、内閣総理大臣、外関係大臣に対し次のとおり意見書提出をする。

 

 提出者は私斉藤憲二であります。以下賛成者について申し上げますが敬称を略させていただきます。

 

 剣持庸雄、早川武男、原田正八郎、上田英文、福島 勇、鈴木豊後、小林康作、千野 哮、岡田 修、以上であります。

 

 次に案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 

 大型間接税導入のとりやめを求める意見書(案)

 

 昭和62年度予算編成の過程で、政府の中から戦後税制の抜本的改正や財政再建の財源確保という名のもとに、大型間接税導入問題が急浮上してきました。

 

大型間接税は、どのような形式であっても大衆課税の性格を有し、物価高騰を招く恐れがあり、低所得者層に重い税負担を強いることになり、とりわけ中小企業に及ぼす影響は多大であります。

 

 政府は、当面する財政危機打開の財源を大型間接税に求めものではなく、まず各種の不公平税制の是正や、不要不急の歳出の削減に積極的に取り組むことが急務と考えます。

 

 よって甲府市議会は政府に対し、以上の見地から、いかなる大型間接税も導入しないよう強く要望するものであります。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

                   甲 府 市 議 会

 

 あて先は内閣総理大臣、大蔵大臣あてであります。

 

 昭和61年7月21日、字句の修正は議長に一任をいたしたいと思います。

 

 以上であります。

 

〇議長(三井五郎君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第3号については提案のとおり可決されました。

 

 ただいま甲議第3号が可決されましたので、請願第5号及び請願第7号についてはみなし採択として処理いたします。

 

 ただいま可決されました意見書について、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(三井五郎君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、さように決しました。

 

 以上をもって本定例会に提出されました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

          午後5時40分 閉会

 

      ――――――――――――――――――

 

甲府市議会議長  三 井 五 郎 

  〃 副議長  塩 野 褒 明 

  〃 副議長  福 島   勇 

会議録署名議員  長 田 昭 哉 

  〃      中 西   久 

  〃      岡 田   修