昭和62年6月甲府市議会定例会議事日程(5)

      昭和62年7月9日(木) 午後1時

報 告

 

第 1  議案第57号  甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補

償等に関する条例の一部を改正する条例制定につ

いて

第 2  議案第58号  甲府市職員特別給与条例の一部を改正する条例制定

ついて

第 3  議案第59号  甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する

条例制定について

第 4  議案第60号  甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正す

る条例制定について

第 5  議案第61号  甲府市国民健康保健条例の一部を改正する条例制定

について

第 6  議案第85号  教育委員会委員の任命について

第 7  諮問第 2号  人権擁護委員候補者の推薦について

第 8  議案第54号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

             中所管分

                         以上総務委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――  

第 9  議案第62号  甲府市同和対策住宅新築資金等貸付条例の一部を改

正する条例制定について

第10  議案第63号  甲府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改

正する条例制定について

第11  議案第64号  甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する

条例等の一部を改正する条例制定について

第12  議案第65号  甲府市市立の高等学枚及び幼稚園の学校医、学校歯

科医及び学枚薬剤師の公務災害補償に関する条例

の一部を改正する条例制定について

第13  議案第66号  財産の取得について

第14  議案第75号  請負契約の締結について((仮称)甲府市東部市民

センター建設(建築主体)工事)

第15  議案第76号  請負契約の締結について(市立上条中学校新設(建

築主体)工事(第1工区))

第16  議案第77号  請負契約の締結について(市立上条中学校新設(建

築主体)工事(第2工区))

第17  議案第78号  請負契約の締結について(市立上城中学校屋内運動

場新築(建築主体)工事)

第18  議案第79号  請負契約の締結について(市立北東中学校屋内運動

場増改築(建築主体)工事)

第19  議案第54号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

             中所管分

                       以上民生文教委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――  

第20  議案第55号  昭和62年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第

1号)

第21  議案第67号  農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻し

について

第22  議案第54号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

中所管分

                     以上経済都市開発委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――  

第23  議案第56号  昭和62年度甲府市水道事業会計補正予算(第1

号)

第24  議案第68号  市道路線の認定について(下土器石川線ほか1路

線)

第25  議案第69号  市道路線の認定について(国母4丁目2号

線)

第26  議案第70号  市道路線の認定について(藤塚奈良原

線)

第27  議案第71号  市道路線の認定について(古上条4号線ほか1路

線)

第28  議案第72号  市道路線の認定について(古上条6号

線)

第29  議案第73号  市道路線の認定について(家具団地清水新居線)

第30  議案第74号  市道路線の認定について(家具団地3号線)

第31  議案第80号  請負契約の締結について(湯川第1・第6幹線下水

道管布設工事)

第32  議案第81号  請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布

設工事第1工区)

第33  議案第82号  請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布

設工事第2工区)

第34  議案第83号  請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布

設工事第3工区)

第35  議案第84号  請負契約の締結について(湯川第6幹線、遮梁下

水道管布設工事)

第36  請願書について (請願第62−5号 62−6号)

第37  議案第54号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)

中所管分

                       以上建設水道委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――  

第38  甲推第 1号  農業委員会委員推せんについて

第39  甲選第 4号  第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議員の選挙に

ついて

第40  甲議第 6号  庁舎建設構想に関する調査について

第41  甲議第 7号  都市構想に関する調査について

第42  甲議第 8号  「水力発電施設周辺地域交付金」の交付期間の延長

に関する意見書提出について

第43  甲議第 9号  道路治水関係事業予算確保に関する決議について

第44  甲議第10号  少額貯蓄非課税制度の存続を求める意見書提出につ

いて

 

(出席議員)

細 田   清君

石 原 貞 夫君

大 村 幾久夫君

森 沢 幸 夫君

斎 藤 憲 二君

岡     伸君

秋 山 雅 司君

剣 持 庸 雄君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

掘 内 征 治君

加 藤   裕君

飯 島   勇君

堀 内 光 雄君

小 林 康 作君

武 川 和 好君

皆 川   巖君

小 野 雄 造君

宮 川 章 司君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

清 水 節 子君

依 田 敏 夫君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

千 野   哮君

堀 口 菊 雄君

福 島   勇君

内 藤 幸 男君

原 田 正八郎君

上 田 英 文君

中 西   久君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

内 藤 秀 治君

小 沢 綱 雄君

                                 36名

 

 

(欠席議員)

                               な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 入 倉 芳 幸君

総務 担当 主幹 河 西 正 克君

庶務 担当 主査 今 福 栄 一君

調査 担当 主査 志 村 文 武君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 高 橋 勝 巳君

議事 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主査 加 藤   喬君

記録 担当 主査 飯 寄 明 仁君

庶務 担当 主任 保 坂 照 次君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

工業団地建設室長 末 木 隆 義君

助     役 小 林 一 彦君

中央卸売市場長 井 上   真君

収  入  役 生 山 正 仁君

市立甲府病院長 伊古美 文 雄君

市 長 室 長 高 室 乙 彦君

〃 事務 局長 沢 田 良太郎君

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教 育 委員長 新 藤   瞳君

総 務 部 長 窪 田   。君

教  育  長 楠   恵 明君

市 民 部 長 石 井 司 郎君

教 育 次  長 櫻 林 幸 春君

社 会 部 長 土 橋   博君

水道事業管理者 石 原 一 雄君

福 祉 部 長 高 野   肇君

水道局業務部長 山 下   久君

環 境 部 長 鷹 野 四 郎君

 〃 工務部長 岡 田   淳君

経 済 部 長 小 野 貞 良君

選挙管理委員長 保 坂 昌 新君

建 設 部 長 小 松   要君

代表 監査 委員 中 島 省 三君

都市 開発 部長 小 野 明 英君

農業委員会々長 萩 野 克 巳君

下 水 道 部 長 高 橋 信 靖君

固定資産評価員 斉 藤 孝 房君

技術 管理 室長 鈴 木 東一郎君

 

 

 

          午後2時14分 開議

 

○議長(千野 哮君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 中西 久君外3名から甲義第6号 庁舎建設構想に関する調査について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第40でありますので朗読を省略いたします。

 

 次に飯島 勇君外4名から甲義第7号 都市構想に関する調査について が提出されました。

 

 右は議事日程記載の日程第41案ありますので朗読を省略いたします。

 

 次に、牛奥公貴君外7名から甲義第8号 「水力発電施設周辺地域交付金」の交付期間の延長に関する意見書提出について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第42でありますので朗読を省略いたします。

 

 次に、堀内征治君外8名から甲義第9号 道路治水関係事業予算確保に関する決議について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第43でありますので朗読を省略いたします。

 

 次に、宮島雅展君外8名から甲議第10号 少額貯蓄非課税制度の存続を求める意見書提出について が提出されました。

 

 右は、議事日程記載の日程第44でありますので朗読を省略いたします。

 

 次に飯田公平委員長は、公務のため本日欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第8まで8案を一括議題といたします。

 

 8案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 川名正剛君。

 

      (総務委員長 川名正剛君 登壇)

 

○総務委員長(川名正剛君)

 御報告を申し上げます。

 

 去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 まず議案第57号 甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第58号 甲府市職員特別給与条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第59号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第60号 甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

の4案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第61号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、議案に関連して委員から本年度国民健康保険料の引き上げ率についてただしたのに対し、当局から医療費の鈍化、国からの特別調整交付金等により、5%に近い引き上げ率に抑えたいとの答弁がありました。また、他の委員から国民健康保険の健全な運営を進める上からも、疾病予防に関する啓蒙活動をさらに行うよう要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第85号 教育委員会委員の任命について

は、全員異議なく当局原案のとおり同意するものと決しました。

 

 次に、諮問第2号 人権擁護委員侯補者の推薦については、全員異議なく当局諮問のとおり決定するものと決しましたが、委員から今後各種行政委員の人選に当たっては、年齢を考慮するよう希望する意見が出されました。

 

 最後に議案第54号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第

1号)中当委員会所管分について、予算に関連して委員から

 

1.市制施行100周年記念事業を含む第3次総合計画構想案の策定作業を精力的に進め、議会へ早期に提示すること。

 

1.高額補助金を支出するにあたっては、特に詳細な事業計画案の提出を求め、内容を十分精査の上、その執行に当たること。

などを強く要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより討論に入ります。

 

 討論の通告がありますので発言を許します。

 

 加藤 裕君。

 

      (加藤 裕君 登壇)

 

○加藤 裕君

 議案第61号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 反対の討論をいたします。

 

 国民健康保険料の最高限度額を現行の37万円から39万円に引き上げる今回の条例改正は、国が軍備拡張と大企業奉仕、国民福祉切り捨ての一端として国民健康保険事業への国庫補助金を大幅に削減したことによって、国民健康保険加入者の料金値上げを押しつけるものであり賛成することができません。国保科が高く、これを納め切れないということはすでに広く知られていることであり、これは低所得者にだけ言えることでは決してありません。

 

 市が取るべき道として第1に、不公正で非民主的なわずか30世帯の同和予算に4億円もかけるのではなく、それを3万3,000世帯の広範な国保世帯、市民に振り向けるべきであります。

 

 第2に、一般会計からの繰り入れをもっとふやして、国保世帯を守るべきであります。

 

 第3に、市として国や県に対して補助金の増額を要求すべきであります。

 

 以上で反対討論終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 ほかに討論はありませんか。

 

 討論を終結いたします。

 

 これより日程第1 議案第57号から日程第4 議案第60号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第5 議案第61号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について を起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

 起立多数であります。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第6 議案第85号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は同意であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。      

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり同意されました。

 

 次に、日程第7 諮問第2号について採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は諮問のとおり決定であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第9から日程第19まで11案を一括議題といたします。

 

 11案に関し民生文教委員長の報告を求めます。

 

 民生文教委員長 清水節子君。

 

      (民生文教委員長 清水節子君 登壇)

 

○民生文教委員長(清水節子君)

 御報告申し上げます。

 

 去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。

 

 まず議案第62号 甲府市同和対策住宅新築資金等貸付条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第66号 財産の取得について

 

 議案第63号 甲府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第64号 甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例制定について

 

 議案第65号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について

の5案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第75号 請負契約の締結について((仮称)甲府市東部市民センター建設(建築主体)工事)については、全員異義なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、議案に関連して委員から、工事の変更契約を行うべき事感が生じた場合においては、甲府市設計変更基準を遵守するとともに、相当な理由がある場合を除き、安易な変更契約は行わないよう強く要望する意見がありました。

 

 次に議案第76号 請負契約の締結について(市立上条中学校新設(建築主体)工事(第1工区))

 

 議案第77号 請負契約の締結について(市立上条中学校新設(建築主体)工事(第2工区))

 

 議案第78号請負契約の締結について(市立上条中学校屋内運動場新築(建築主体)工事)

 

 議案第79号 請負契約の締結について(市立北東中学校屋内運動場増改築(建築主体)工事)

の4案について委員より、小・中学校の新設及び増改築に伴う各種関連施設工事については、一定の基準を設け、各学校間に施設格差が生じないよう要望する意見が出され、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第54号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第9 議案第62号から日程18 議案第79号まで10案を一括採決いたします。

 

 10案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 10案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、10案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第20から日程第22まで3案を一括議題といたします。

 

 3案に関し経済都市開発委員長の報告を求めます。

 

 経済都市開発委員長 牛奥公貴君。

 

      (経済都市開発委員長 牛奥公貴君 登壇)

 

〇経済都市開発委員長(牛奥公貴君)

 御報告申し上げます。

 

 去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず、議案第55号 昭和62年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)及び議案第67号 農作物共済、繭蚕共済及び園芸施設共済の無事戻しについては、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第54号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分については、委員から緑地事業における花き栽培地である国母圃場の処分に関し、その経過と新圃場の確保についてただしたのに対し、国母圃場は上条中学校の代替地として売却したが、圃場事業の継続を図るため新たな用地の取得に努めてきた。

しかし、適地については地価が高く借地の方法によることが最適であると判断し、増坪町地内に用地を確保の上、新圃場として整備を図っていきたいとの答弁がありました。これに対し委員から、借地契約を締結するに当たっては長期契約とするよう要望する意見が出されました。

 

 また、他の委員から観光客の誘致策について、本市独自の観光ルートづくりに努め、観光客が市内に宿泊するよう各種PR事業を積極的に行うべきとの意見があり、全員異義なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で執告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第20 議案第55号及び日程第21 義案第67号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 2案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第23から日程第37まで15案を一括議題といたします。

 

 15案に関し建設水道委員長の報告を求めます。

 

 建設水道委員長 堀内征治君。

 

      (建設水道委員長 堀内征治君 登壇)

 

〇建設水道委員長(堀内征治君)

 御報告申し上げます。

 

 去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず議案第68号から議案第74号までの市道路線の認定についての7案及び議案第54号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)中当委員会所管分については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第80号 請負契約の締結について(湯川第1・第6幹線下水道管布設工事)

 

 議案第81号 請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布設工事第1工区)

 

 議案第82号 請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布設工事第2工区)

 

 議案第83号 請負契約の締結について(湯川第2幹線下水道管布設工事第3工区)

 

 議案第84号 請負契約の締結について(湯川第6幹線、遮集渠下水道管布設工事)

の5案については、いずれも全員異義なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員から夜間の工事に際しては、騒音防止等、附近住民の生活環境の確保に努めるよう要望意見が出されました。

 

 次に、議案第56号 昭和62年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)については、委員から昭和町及び竜王町への水道専用道路の譲与に当たっては、今後の道路管理に万全を期するとともに、水道事業に支障を来さないよう十分協議の上、覚え書を取り交わすよう要望意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に請願第62−5号 道路側溝の改修について及び

 

 請願第62−6号 身延線住吉本町踏切歩道設置に関する請願については、いずれも願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

 なお、本請願については、9月定例会でその処理の経過と結果について報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第23 議案第56号から日程第35 議案第84号まで13案を一括採決いたします。

 

 13案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 13案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、13案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第36 請願書について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。      

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第8、日程第19、日程第22、日程第37 議案第54号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。

 

 本案に関する各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、先ほど教育委員会委員に同意を得られました平原貞美君から、ごあいさつしたい旨の申し出がありますので、この際発言を許します。

 

 教育委員会委員 平原貞美君。

 

      (教育委員会委員 平原貞美君 登壇)(拍手)

 

〇教育委員会委員(平原貞美君)

 ただいま御紹介をいただきました平原貞美でございます。

 

 このたびは名誉ある甲府市教育委員会委員の御同意をいただきまして、大変身の引き締まる思いでいっぱいでございます。私は、教育行政に関しましては専門家では決してございません。ただし、子を持つ親としてあるいは一市民の立場から、教育に関しましては大変大きな関心を持っております。

 

 今後は、この関心を大いに深め、皆さん方の御期待に沿うよう精いっぱい努力を重ね、その任務を全うする覚悟でございます。どうかよろしく御指導、御鞭撻を賜りますように心からお願い申し上げまして、一言ごあいさつとさせていただきます。(拍手)

 

○議長(千野 哮君)

 次に、日程第38 甲推第1号 農業委員会委員推せんについてを議題といたします。

 

 本件は、農業委員会等に関する法律第12条の親定により、選挙によって選任された委員の外、農業委員会の所管に属する事項について、学識経験を有する者の中から5名を議会において推せんされたい旨、市長から要請されましたので提案いたします。

 

 推せん人はお手元に配付いたしました甲推第1号のとおりであります。

 

 まず早川武男君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により早川武男君の除斥を求めます。

 

      (早川武男君 退場)

 

○議長(千野 哮君)

 早川武男君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、早川武男君を農業委員会委員に推せんすることに決しました。

 

 早川武男君の入場を求めます。

 

      (早川武男君 入場)

 

○議長(千野 哮君)

 次に福島 勇君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により福島 勇君の除斥を求めます。

      (福島 勇君 退場)

 

○議長(千野 哮君)

 福島 勇君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、福島 勇君を農業委員会委員に推せんすることに決しました。

 

 福島 勇君の入場を求めます。

 

      (福島 勇君 入場)

 

○議長(千野 哮君)

 次に依田敏夫君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により依田敏夫君の除斥を求めます。

 

      (依田敏夫君 退場)

 

○議長(千野 哮君)

 依田敏夫君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、依田敏夫君を農業委員会委員に推せんすることに決しました。

 

 依田敏夫君の入場を求めます。

 

      (依田敏夫君 入場)

 

○議長(千野 哮君)

 次に剣持庸雄君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により剣持庸雄君の除斥を求めます。

      (剣持庸雄君 退場)

 

○議長(千野 哮君)

 剣持庸雄君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、剣持庸雄君を農業委員会委員に推せんすることに決しました。

 

 剣持庸雄君の入場を求めます。

 

      (剣持庸雄君 入場)

 

○議長(千野 哮君)

 次に武川和好君についてお諮りいたします。

 

 地方自治法第117条の規定により武川和好君の除斥を求めます。

 

      (武川和好君 退場)

 

○議長(千野 哮君)

 武川和好君を農業委員会委員に推せんすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、武川和好君を農業委員会委員に推せんすることに決しました。

 

 武川和好君の入場を求めます。

 

      (武川和好君 入場)

 

○議長(千野 哮君)

 次に、日程第39 甲選第4号 第1奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議員の選挙を行います。

 

 本件は、山梨県恩賜県有財産管理条例により第1奥仙丈施業区恩賜県有財産の保護に関する事務を共同処理するため甲府市、敷島町をもって規約を定め、組合を組織しております。

 

 同組合議員の定数は旧甲府市池田4名、山宮1名、千代田4名を該当地区に住所を有し、恩賜林の保護の責任を有する市議会の被選挙権を有する者の中から、本市議会が選挙するものであります。組合議員の任期は4年で、現議員は7月31日をもって任期が満了いたしますので、この際任期満了前に選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第108条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は、指名推選によることに決しました。

 

 重ねてお諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異義なしと認めます。

 

 よって、議長において指名することに決しました。

 

 第1奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議員に

甲府市平 瀬 町 1058番地  内田 秀雄君

 〃 上帯那町 1083番地  末木一二三君

 〃 下帯那町  814番地  末木登美治君

 〃 平 瀬 町 2050番地  末木 昭二君

甲府市荒川1丁目 4番14号  五味 理作君

 〃 池田3丁目 5番23号  三井  力君

 〃 池田2丁目10番18号  千野武八郎君

 〃 池田2丁目11番10号  長田 良和君

甲府市山 宮 町 2903番地  島田 元昭君

を指名いたします。

 

 続いてお諮りいたします。

 

 ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を、第1奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました以上の諸君が組合議員に当選されました。

 

 次に、日程第40 甲議第6号 庁舎建設構想に関する調査についてを議題といたします。

 

 中西 久君から提案理由の説明を求めます。

 

 中西 久君。

 

      (中西 久君 登壇)

 

○中西 久君

 庁舎建設構想に閑する調査についてお手元に配付をされております文書によりまして、朗読をしてこれにかえたいと思います。

 

1 調査期限  昭和62年7月9日から議会が調査を決するまで

 

2 調査方法  委員17名をもって構成する「庁舎建設構想に関

        する調査特別委員会」を設置し、これに付託して

        閉会中も継続して調査を行う。

 

3 調査事項  本市の中枢機能である市庁舎の建設に関する諸問

        題について

 

4 調査を行う理由

        市庁舎の建設が、市制施行100周年記念事業に

        おけメイン事業として位置づけられ、もつか当局

        において基本構想の策定作業が進められている

        が、21世紀における本市中枢機能となることか

        ら本議会においてもその万全を期するため建設に

        関する諸問題について調査を行うものである。

 

 以上であります。何とぞ御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより討論に入ります。

 

 討論の通告がありますので発言を許します。

 

 武川和好君。

 

      (武川和好君 登壇)

 

○武川和好君

 庁舎建設構想に関する調査特別委員会の設置に反対をするものであります。

 

 先ほど中西議員さんからも提案の中で御説明がございました。本市の市制施行100周年記念事業のメイン事業としてこの庁舎建設構想に関する特別委員会を設置すると、こう言われているわけであります。私どもは、今議会でも御意見を申し上げましたけれども、市制施行100周年記念事業、もっと教育や福祉の前進をこの記念事業として行うべきではないか。また市民の生活環境整備加えてかおり高い文化都市にふさわしく公園事業の推進や、あるいは文化施設の建設こそ大事ではないか、こういうふうに考えているところであります。

 

 なお、本市の財政面から言っても莫大のお金が費やされるわけであります。今日1,000億の市債を抱えている本市、この事業に当たってはもっともっと慎重に対応していくべきである、こう考えるところであります。

 

 以上の観点から調査特別委員会設置に反対をいたすものであります。

 

○議長(千野 哮君)

 ほかに討論はありませんか。

 

 討論を終結いたします。

 

 これより甲議第6号を起立により採決いたします。

 

 甲議第6号については、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

 起立多数であります。

 

 よって甲議第6号は、提案のとおり可決されました。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま設置されました庁舎建設構想に関する調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の親定により

  小 沢 綱 雄 君   内 藤 秀 治 君

  早 川 武 男 君   中 西   久 君

  原 田 正八郎 君   牛 奥 公 貴 君

  川 名 正 剛 君   小 野 雄 造 君

  皆 川   巖 君   飯 島   勇 君

  斉 藤 憲 二 君   石 原 貞 夫 君

  堀 内 光 雄 君   秋 山 雅 司 君

  大 村 幾久夫 君   内 藤 幸 男 君

  加 藤   裕 君

の17名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました17名の諸君を、庁舎建設構想に関する調査特別委員会委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました特別委員は、本会議終了後、委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、速やかに委員会の構成を終えるようここに招集しておきます。

 

 次に、日程第41 甲議第7号 都市構想に関する調査について を議題といたします。

 

 飯島 勇君から提案理由の説明を求めます。

 

 飯島 勇君。

 

      (飯島 勇君登壇)

 

○飯島 勇君

 都市構想に関する調査について お手元に配付をされております文書によりまして朗読をしてこれにかえたいと思います。

 

1 調査期限  昭和62年7月9日から議会が調査終了を決する

        まで

 

2 調査方法  委員17名をもって構成する「都市構想に関する

        調査特別委員会」を設置し、これに付託して開会

        中も継銃して調査を行う。

 

3 調査事項  本市の都市機能の充実に関しその現状と今後の方

        途について

4 調査を行う理由

        本市は、今日県都として、行政、経済、文化、教

        育等あらゆる面における中枢機能の役割を有し発

        展してきたが、テクノポリス構想や南部工業団地

        の計画などにより都市形態は急速に変化しつつあ

        り、今後21世紀に対応できる都市形態を有する

        ためには、土地の高度利用などを軸とした新都市

        拠点整備事業や市街地再開発、区画整理事業など

        の基盤整備等が重要な課題となってくる。

        従って、この際全市域にわたる新しい都市構想に

        ついて調査を行うものである。

 

 以上であります。

 

 何とぞ御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして説明にかえさせていただきます。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は提案のとおり可決されました。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま設置されました都市構想に関する調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

  三 井 五 郎 君   上 田 英 文 君

  福 島   勇 君   堀 口 菊 堆 君

  宮 島 雅 展 君   村 山 二 永 君

  依 田 敏 夫 君   清 水 節 子 君

  宮 川 章 司 君   中 込 孝 文 君

  岡     伸 君   細 田   清 君

  小 林 康 作 君   掘 内 征 治 君

  剣 持 庸 雄 君   森 沢 幸 夫 君

  武 川 和 好 君

の17名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名をいたしました17名の諸君を都市構想に関する調査特別委員会委員に選任することに決しました。

 

 ただいま選任されました特別委員は、本会議終了後、委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、速やかに委員会の構成を終えるようここに招集しておきます。

 

 次に、日程第42 甲議第8号 「水力発電施設周辺地域交付金」の交付期間の延長に関する意見書提出について を議題といたします。

 

 牛奥公貴君から提案理由の説明を求めます。

 

 牛奥公貴君。

 

      (牛奥公貴君 登壇)

 

○牛奥公貴君

 案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 

   「水力発電施設周辺地域交付金」の

      交付機関の延長に関する意見書(案)

 

 昭和56年度から実施されている「水力発電施設周辺地域交付金」制度は、昭和62年度をもって7年間の交付期間を終わることとなっていますが、この制度の目的は、水力発電施設が当該市町村に対する便宜の提供施設ではなく、他地域への電力供給のためのものであり、当該自治体としては自然環境の破壊、激変、過疎化の促進等大きな不利益を被ること。

さらに施設の稼動年数が火力等の発電施設に比べて長期にわたるため、その間、地元市町村に対し支払われる固定資産税も激減し、財政的寄与も甚だ少なくなること等に対する見返り措置として設けられたものであります。従って、その性質上、交付期間は長期とすることが相当であると考えます。

 

 また、今日一時的に石油の需給関係は媛和されていますが、長期的展望にたてば、水力発電は純国産エネルギーであり、且つ長期的に見てコストは低価格であるなど、その重要性は軽視できません。

 

 よって甲府市議会は政府に対し「水力発電施設周辺地域交付金」の交付期間を延長し、昭和63年度以降も引き続き交付されるよう強く要望いたします。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

  昭和62年7月9日

                     甲 府 市 議 会

 

 通商産業大臣、大蔵大臣、自治大臣、資源エネルギー庁長官あて、提出者は私、賛成者は議長を除く経済都市開発委員全員であります。 

 

なお、字句等の整理については、議長に一任いたします。

 

 以上で終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第8号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第8号については提案のとおり可決されました。

 

 次に、日程第43 甲議第9号 道路治水関係事業予算確保に関する決議について を議題といたします。

 

 堀内征治君から提案理由の説明を求めます。

 

 堀内征治君。

 

      (堀内征治君 登壇)

 

○堀内征治君

 案文の朗読をもちまして、提案にかえさせていただきます。

 

 道路治水関係事業予算確保に関する決議(案)

 

 本市の道路事情については都市機能の中心市街地への集中と居住地域の拡大に伴う交通量の増加により、市民生活に大きな支障をきたしています。これら道路交通の円滑化を図るための幹線道路の整備は、本市のみでなく、全国地方自治体の共通する重要課題であり国の積極的な対応が必要であります。

 

 また、河川についても都市化の拡大と経済活動の進展に伴い、河川流域の開発が進む中で河川整備が追いつかないため毎年各地で悲惨な災害を繰り返しているのが実情です。

 

 道路治水事業の推進は国政の基本であり、地方自治体発展のために不可欠な事業であります。しかしながら、ここ数年来国の緊縮財政の影響を受け、これらの事業は大幅に遅れ、本市の場合も深刻な問題となっております。

 

 よって、ここに道路治水関係事業に係る諸施策の実現を促進するため

 

 1 昭和63年度概算要求のシーリング枠を撤廃すること。

 

 1 道賂特定財源制度の堅持及び第9次道路整備5ヵ年計画にお

   いて自動車重量税を含む道路特定財源の一層の拡大と高規格

   幹線道路などの早期実現を図ること。

 

 1 一般国道52号寿町現道拡幅並びに幹線道路整備及び丸の内

   地区の電線等地中化(キヤブシステム)並びに国所管の平和

   通り歩道の緑化推進を図ること。

 

 1 第7次治水事業5ヵ年計画完全達成のための予算を確保する

   こと。

 

 1 昭和62年度補正予算における治水道路事業予算を確保する

   こと。

 

 1 濁川(県)、小曲護岸(国)、荒川(県)、新五割川(県)、蛭

   沢川(県)、大円川(県)、流川(市)等、都市小河川の改修

   促進と補助金を増額交付すること。

 

 右、決議する。

 

  昭和62年7月9日

                     甲 府 市 議 会

 

 提出者は私、賛成者は建設水道委員会委員全員であります。

 

 なお字句等の整理については議長に御一任いたします。

 

 以上でございます。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第9号については提案のとおり可決されました。

 

 次に、日程第44 甲議第10号 少額貯蓄非課税制度の存続を求める意見書提出についてを議題といたします。

 

 宮島雅展君から提案理由の説明を求めます。

 

 宮島雅展君。

 

      (宮島雅展君 登壇)

 

○宮島雅展君

 案文の朗読をもちまして、提案にかえさせていただきます。

 

 少額貯蓄非課税制度の存涜を求める意見書(案)

 

 政府は7月6日開会された第109臨時国会に、少額貯蓄非課税の廃止法案を提出しようとしています。

 

 しかしながら、少額貯蓄非課税制度は、国民の日常生活に深く定着しており、国民の零細な貯蓄を保護し、わが国の貯蓄奨励に大きく貢献するとともに、国民の経済生活の安定に大きな役割を果たしてきています。

 

 今後、人口の高齢化が急速に進展し長寿社会を迎える中、現今の厳しい財政下では公的年金に多くを期待出来ない状況にあり、老後生活の安定のため自助努力による資産形成を促進することが重要な課題とされており、貯蓄の重要性はますます大きくなってきます。

 

 また、欧米諸国に比べ立ち遅れている住宅、道路、公園、下水道などの整備が急務になっている折、貯蓄はその充実の源泉として今後とも有効に活用していかなければならない状況にあります。

 

 このように少額貯蓄非課税制度がこれまで果たしてきた役割、更に今後果たすべき役割は大きなものがあり同制度は存続させていかなければならないと考えます。

 

 よって甲府市議会は政府に対し、少額貯蓄非課税制度存続を強く要望するものであります。

 

 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

  昭和62年7月9日

                     甲 府 市 議 会

 

 提出者は私、賛成者は議会運営委員全員であります。

 

 あて先は内閣総理大臣、大蔵大臣であります。

 

 なお字句の訂正については議長に一任をいたします。

 

 以上で説明を終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑ありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって甲議第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、甲議第10号については提案のとおり可決されました。

 

 ただいま可決されました決議・意見書について、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 次に、総務、民生文教、経済都市開発、建設水道の各常任委員長から所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。

 

 お諮りいたします。

 

 各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。

 

 以上をもって本定例会に提案されました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

          午後3時16分 閉会

 

         甲府市議会議長   千 野   哮

           〃 副議長   鈴 木 豊 後

         会議録署名議員   内 藤 秀 治

           〃       村 山 二 永

           〃       堀 内 征 治