昭和63年2月甲府市議会臨時会議事日程    

         昭和63年2月12日(金) 午後1時

報 告

 

第 1  会議録署名議員指名について

第 2  会期決定について

第 3  議案第1号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

第 4  議案第2号  財産の取得について

第 5  議案第3号  甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例制定につ

            いて

 

(出席議員)

細 田   清君

石 原 貞 夫君

大 村 幾久夫君

森 沢 幸 夫君

斉 藤 憲 二君

岡     伸君

秋 山 雅 司君

剣 持 庸 雄君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

堀 内 征 治君

加 藤   裕君

飯 島   勇君

堀 内 光 雄君

小 林 康 作君

武 川 和 好君

皆 川   厳君

小 野 雄 造君

宮 川 章 司君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

清 水 節 子君

依 田 敏 夫君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

千 野   哮君

堀 口 菊 雄君

福 島   勇君

内 藤 幸 男君

原 田 正八郎君

上 田 英 文君

中 西   久君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

内 藤 秀 治君

小 沢 綱 雄君

36名

 

(欠席議員)

                                 な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 入 倉 芳 幸君

総務 担当 主幹 河 西 正 克君

庶務 担当 主査 今 福 栄 一君

調査 担当 主査 志 村 文 武君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 高 橋 勝 巳君

議事 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主査 加 藤   喬君

記録 担当 主査 飯 寄 明 仁君

庶務 担当 主任 保 坂 照 次君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

工業団地建設室長 末 木 隆 義君

助     役 小 林 一 彦君

中央卸売市場長 井 上   真君

収  入  役 生 山 正 仁君

市立甲府病院長 伊古美 文 雄君

市 長 室 長 高 室 乙 彦君

〃 事務 局長 沢 田 良太郎君

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教 育 委 員 長 新 藤   瞳君

総 務 部 長 窪 田   。君

教  育  長 楠   恵 明君

市 民 部 長 石 井 司 郎君

教 育 次 長 櫻 林 幸 春君

社 会 部 長 土 橋   博君

水道事業管理者 石 原 一 雄君

福 祉 部 長 高 野   肇君

水道局業務部長 山 下   久君

環 境 部 長 鷹 野 四 郎君

選挙管理委員長 保 坂 昌 新君

経 済 部 長 小 野 貞 良君

代表 監査 委員 中 島 省 三君

建 設 部 長 小 松   要君

公 平 委 員 長

山 本 つる代君

職 務 代 理 者

都市 開発 部長 小 野 明 英君

農業委員会々長 樋 口 一 六君

下 水 道 部 長 高 橋 信 靖君

固定資産評価員 斉 藤 孝 房君

技術 管理 室長 鈴 木 東一郎君

 

 

 

          午後1時04分 開会

 

○議長(千野 哮君)

 ただいまから昭和63年2月甲府市議会臨時会を開会いたします。

 

          午後1時05分 開議

 

○議長(千野 哮君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 本臨時会に提出する議案につき、市長から通知がありました。

 

 提出議案は、議事日程記載のとおりでありますから、朗読を省略いたします。

 

 次に岡田水道局公務部長は病気のため本日欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 

 会議録署名議員には会議規則第167条の規定により、

   上 田 英 文 君

   宮 川 孝 司 君

   斉 藤 憲 二 君

を指名いたします。

 

 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。

 

 お諮りいたします。

 

 今臨時会の会期は、2月12日1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって今臨時会の会期は、1日間とすることに決しました。

 

 次に、日程第3 議案第1号から日程第5 議案第3号まで3案を一括議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

      (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 本日の市議会臨時会に提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。

 

 まず、議案第1号「昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳出において第7款商工費は、観光施設整備費を追加するための補正であります。歳入につきましては、第13款繰越金を追加するための補正であります。繰越明許費は、大国小学校(仮称)用地造成事業費を設定するものであります。

 

 次に、議案第2号「財産の取得について」は、大国小学枚(仮称)建設用地として土地を取得するにつきましては、議会の裁決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 

 次に、議案第3号「甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について」は、昭和64年4月、新たに大国小学校を設置するため、この条例を制定するものであります。

 

 以上が、本日提案いたしました案件の大要であります。

 

 御審議の上、御協賛を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑の通告がありますので発言を許します。

 

 石原貞夫君。

 

〇石原貞夫君

 ただいま市長より提案がありました議案第3号甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例について2点についてお伺いをいたしたいと思います。

 

 第1点については校名についてでございます。甲府市立大国小学校と命名した経過についてでありますけれども、これについて私は昨年の6月議会におきましてそれぞれ御意見を申し上げまして、当時の新藤教育委員長からそれぞれお答えをいただいておりますけれども、その内容は「地権者の御理解、御協力をお願いをしているところでありますけれども、御了解いただける見通しが出た時点から地元関係議員や住民の御意向を拝聴しながら進めてまいります」と、このように御答弁をいただいているわけであります。

 

 さらにまた学校教育の組織及び運営に関する法律第29条によりますと、市長は教育に関する事務について議案を作成する場合には、教育委員会の意向を聞かなければならないことになっております。

そこで私は当然のこととして教育委員会がそれぞれ校名決定について論議をされたと思いますので、その経過について市長がいかなる報告をいただいているのかどうかをまずもってお聞きをしておきたいと思うのであります。

 

 具体的には市民の声をどう行政に生かしていくのか、市民参加行政をどう求めていくのか、この辺から私は6月議会においても質問をさせていただいたわけでありますけれども、私もたまたま地域にかかわってるものでもありますから、大里地区の自治連合会でも実は論議を行いました。

このことについて私は、今とやかく申し上げようとは実は思わないわけでありますけれども、この呼称について実は20の会長が出席をした中から極めて少数の人しか大国をという呼称について理解が得られなかった経過があるわけであります。

 

 そこで私はたまたま大里に中学校がございまして、その中学校が峡中中学校に校名変更をされた経過、さらにまた峡中中学校が城南中学校に校名を変更をされた経過の中におきまして、少なくとも在校生やPTAがそれぞれ論議を行った経過の中において、校名について募集をされた経過があります。

私どもの自治連の論議の中でも市の方ではいずれ校名については生徒ないしはPTA、地域の皆さん方、こういう人たちから校名について募集が行われるのではなかろうか。こんな実は印象等も得ているわけでありますけれども、したがって、それらの経過等々について前段教育委員長から御答弁があった内容等々とかみあいながら、一体どのような事実経過があったかをまずもってお聞きをしておきたいと思います。

 

 2点目については、小学校の位置についての問題であります。ここにありますように小学校については、後屋町と大里町にまたがることについては、提案がされている内容のとおりであります。そこで大里地区がほぼ6割、後屋がほぼ4割に土地的にはかかわりがあろうかと思うわけであります。

そこで所在地について後屋町150番地、こういう点で提起がされているわけでありますけれども、私どもの記憶からいきますと、番地については1番少ない番地を入れる。ないしはまた面積が1番多い面積を番地として取る。

このように実は理解をするわけでありますけれども、したがって、後屋町150番地とした法律的な根拠があるのかどうかお伺いをいたしたいと思います。

 

 以上です。

 

〇議長(千野 哮君)

 当局の答弁を求めます。

 

 教育次長 櫻林幸春君

 

○教育次長(櫻林幸春君)

 お答えを申し上げます。

 

 まず最初の改名の決定でございますけれども、小学校の校名につきましては、御承知のようにその設置をする学校の地域の名称を付すことになっておりまして、仮称大国小学校につきましては、大里町、二日市場と後屋町にまたがる地域でございます。

二日市場あるいは後屋のどちらをするについても、問題がございますのでそれぞれいろいろな経過を調査した後、大里小学校と国母小学校から分離して市制施行100周年に開校される同小学校が大きく育つ意味を期待しながら大国小学校と命名をいたしたわけでございます。なおこの部分につきましては、地元の自治会にも御協議を申し上げて決定をいたしたものでございます。御了承をいただきたいと思います。

 

 さらに小学校の位置でございますが、既設の甲府市の25校につきましては、校門の位置のある番地によって決定をされている経過があります。仮称大国小学校も後屋町150番地に校門が設置されるということで後屋町150番地という決定をいたしました。

 

 御協力をお願いいたします。

 

〇議長(千野 哮君)

 石原貞夫君。

 

〇石原貞夫君

 経過については理解をいたすわけでありますけれども、御案内のように小学校の校名でありますから、必然的に今後その通学区域にかかわる部分については、自治会連合会も結成をされるでありましょうし、もろもろの団体が校名を取ってもろもろの団体の名称になろうかと思うんです。

そんな点で御案内のように、通学区域については、大里、国母、伊勢、山城にかかわることについては間違いなかろうかと思うんです。したがいまして、十分住民に理解をされて、今御案内のありました校名決定の中で願うような大きな学校建設をお願いしたいと思いますし、今後の関係者の御努力について心から期待を申し上げまして質問を終わりたいと思います。

 

〇議長(千野 哮君)

 ほかに質疑はありませんか――質疑を終結いたします。

 

 ただいま議題となっております日程第3 議案第1号から日程第5 議題第3号まで3案については、お手元に配付してあります議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 

 委員会審査のため暫時休憩いたします。

 

          午後1時15分 休憩

      ――――――――――――――――――

          午後4時57分 再開議

 

○議長(千野 哮君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 本日の会議は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 ただいま民生文教委員長及び経済都市開発委員長から委員会審査結果の報告がありました。

 

 これより日程第3 議案第1号中民生文教委員会所管分から日程第5 議案第3号まで3案を一括議題といたします。

 

 3案に関し民生文教委員長の報告を求めます。

 

 民生文教委員長 清水節子君。

 

      (民生文教委員長 清水節子君 登壇)

 

○民生文教委員長(清水節子君)

 御報告申し上げます。

 

 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案について休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果を御報告いたします。

 

 まず議案第2号 財産の取得については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第3号 甲府市市立学校設置条例の一部を改正する条例制定については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員から大国小学校の開設に伴い、周辺の通学路及び四分川の改修整備を積極的に進め、通学児童の安全確保に努めるよう要望する意見が出されました。

 

 最後に、議案第1号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第6号)中当委員会所管分については大国小学校用地造成事業の繰越明許費に関連して造成にかかわる設計委託に関しても、甲府市設計変更基準を遵守し安易な設計変更は行わないよう強く要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第4 議案第2号及び日程第5 議案第3号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 2案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に日程第3 議案第1号中経済都市開発委員会所管分を議題といたします。

 

 本案に関し経済都市開発委員長の報告を求めます。

 

 経済都市開発委員長 牛奥公貴君。

 

     (経済都市開発委員長 牛奥公貴君登壇)

 

○経済都市開発委員長(牛奥公貴君)

 御報告を申し上げます。

 

 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案について休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果を御報告いたします。

 

 議案第1号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第6号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第3 議案第1号について採決いたします。

 

 本案に対する民生文教、経済都市開発各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、民生文教、経済都市開発各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は民生文教、経済都市開発各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 以上をもって本臨時会に提出されました議案の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、2月甲府市議会臨時会を閉会いたします。

 

          午後5時03分 閉会

   ―――――――――――・―――――――――――   

         甲府市議会議長   千 野   哮

          〃  副議長   鈴 木 豊 後

         会議録署名議員   上 田 英 文

            〃      宮 川 章 司

            〃      斉 藤 憲 二