昭和63年3月甲府市議会定例会議事日程(5)

      昭和63年3月11日(金) 午後1時

報 告

 

第 1  議案第22号  特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に

             関する条例の一部を改正する条例制定について

第 2  議案第16号  昭和62年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正

             予算(第4号)

第 3  陳情書について(陳情書第63−2号)

第 4  議案第15号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中

             当委員会所管分

                       以上 総務委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第 5  議案第41号  甲府市社会福祉事業基金条例制定について

第 6  議案第18号  昭和62年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算

             (第2号)

第 7  議案第15号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中

             当委員会所管分

                     以上 民生文教委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第 8  議案第19号  昭和62年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得

             事業特別会計補正予算(第2号)

第 9  議案第15号  昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中

             当委員会所管分

                   以上 経済都市開発委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第10  議案第42号  市道路線の認定について(上阿原4号線)

第11  議案第43号  市道路線の認定について(古上条7号線ほか10路

             線)

第12  議案第44号  市道路線の変更認定について(山宮8号線)

第13  議案第45号  請負契約の変更契約締結について(南西第1幹線下

             水道管布設工事)

第14  議案第17号  昭和62年甲府市下水道事業特別会計補正予算(第

             4号)

第15  議案第15号  昭和62年甲府市一般会計補正予算(第7号)中当

             委員会所管分

                     以上 建設水道委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第16  甲選第 1号  甲府市選挙管理委員会委員の選挙について

第17  甲選第 2号  甲府市選挙管理委員会委員の補充員の選挙について

 

(出席議員)

細 田   清君

石 原 貞 夫君

大 村 幾久夫君

森 沢 幸 夫君

斉 藤 憲 二君

岡     伸君

秋 山 雅 司君

剣 持 庸 雄君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

堀 内 征 治君

加 藤   裕君

飯 島   勇君

堀 内 光 雄君

小 林 康 作君

武 川 和 好君

皆 川   巖君

小 野 雄 造君

宮 川 章 司君

川 名 正 剛君

清 水 節 子君

依 田 敏 夫君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

千 野   哮君

堀 口 菊 雄君

福 島   勇君

内 藤 幸 男君

原 田 正八郎君

上 田 英 文君

中 西   久君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

内 藤 秀 治君

小 沢 綱 雄君

 

35名

 

(欠席議員)

牛 奥 公 貴君

 

 

 

                                  1名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 入 倉 芳 幸君

総務 担当 主幹 河 西 正 克君

庶務 担当 主査 今 福 栄 一君

調査 担当 主査 志 村 文 武君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 高 橋 勝 巳君

議事 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主査 加 藤   喬君

記録 担当 主査 飯 寄 明 仁君

庶務 担当 主任 保 坂 照 次君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

工業団地建設室長 末 木 隆 義君

助     役 小 林 一 彦君

中央卸売市場長 井 上   真君

収  入  役 生 山 正 仁君

市立甲府病院長 伊古美 文 雄君

市 長 室 長 高 室 乙 彦君

〃 事務 局長 沢 田 良太郎君

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教 育 委 員 長 橘 田 勘 歳君

総 務 部 長 窪 田   。君

教  育  長 楠   恵 明君

市 民 部 長 石 井 司 郎君

教 育 次 長 櫻 林 幸 春君

社 会 部 長 土 橋   博君

水道事業管理者 石 原 一 雄君

福 祉 部 長 高 野   肇君

水道局業務部長 山 下   久君

環 境 部 長 鷹 野 四 郎君

選挙管理委員長 保 坂 昌 新君

経 済 部 長 小 野 貞 良君

代表 監査 委員 中 島 省 三君

建 設 部 長 小 松   要君

公 平 委 員 長 飯 田 祥 雄君

都市開発 部長 小 野 明 英君

農業委員会々長 樋 口 一 六君

下 水 道 部 長 高 橋 信 康君

固定資産評価員 斉 藤 孝 房君

技術管理 室長 鈴 木 東一郎君

 

 

 

          午後1時02分 開議

○議長(千野 哮君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 休会中条例、予算両特別委員会を開き、正副委員長の互選を行い、条例特別委員長に飯島 勇君、同じく副委員長に依田敏夫君、予算特別委員長に原田正八郎君、同じく副委員長に秋山雅司君がそれぞれ互選されましたので報告いたします。

 

 次に、牛奥公貴君、堀内光雄君は一身上の都合により、岡田水道局工務部長は病気のため本日欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1から日程第4まで4案を一括議題といたします。

 

 4案に関し、総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 川名正剛君。

 

      (総務委員長 川名正剛君 登壇)

 

○総務委員長(川名正剛君)

 御報告申し上げます。

 

 去る9日の本会議において当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 最初に、議案第22号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、今後各行政委員等の選任に当たっては、十分な調査を行うとともに、広くその人材を求めるよう要望する意見が出されました。

 

 次に、議案第16号 昭和62年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び、議案第15号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中当委員会所管分の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、議案15中歳入に関し委員から、上条中学校の用地取得に伴う代替地として国母圃場を売却したが、同圃場は長年にわたり緑化事業のため使用されてきた経過があり、処分に安易さはなかったかとただしたのに対し、同圃場は狭隘なため他に適地を求めたところであり、今後もその事業に支障を来さない見通しがついたので処分することとしたとの答弁がありました。

 

 最後に、陳情第63―2号 甲府市庁舎建設用地として春日小学校用地も候補地に、については、不採択と決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第1 議案第22号及び日程第2 議案第16号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 2案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第3 陳情書について採決いたします。

 

 本件に対する委員長の報告は不採択であります。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第5から日程第7まで3案を一括議題といたします。

 

 3案に関し、民生文教委員長の報告を求めます。

 

 民生文教委員長 清水節子君。

 

      (民生文教委員長 清水節子君 登壇)

 

○民生文教委員長(清水節子君)

 御報告申し上げます。

 

 去る9日の本会議において当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 まず議案第41号 甲府市社会福祉事業基金条例制定については委員から、今後福祉関係の指定寄附がなされたときは、これにならい個々に基金条例を制定するのかとただしたのに対し、当局から社会福祉関係の寄附金については、今後本条例で対応し、具体的な事業の実施に当たっては寄附者の意向を専重する中でそれぞれ要綱を制定し、運用していきたいとの考えかたが示され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第18号 昭和62年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)

 

 議案第15号 昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第七号)中当委員会所管分の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第5 議案第41号及び日程第6 議案第18号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 2案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、2案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に日程第8、日程第9の2案を一括議題といたします。

 

 2案に関し経済都市開発副委員長の報告を求めます。

 

      (内藤幸男君「議事進行」と呼ぶ)

 

○議長(千野 哮君)

 内藤幸男君。

 

〇内藤幸男君

 昨日、経済都市開発委員会は、本会議から付託を受けまして、慎重に審議をした経過があります。そのときには委員会も出席をし、また本日の報告書も委員長名で報告がされておるはずでありますから、本来ならば当然委員長が出席をして報告をすべきだろうと私は思うんです。

ただし、本人が病気で入院中とかあるいはまた家族が葬儀とか、万やむを得ない理由以外は欠席をすることは、大変議会を侮辱したことになるだろうと、私はそう判断しますので、議長からこの本日欠席をした理由をはっきりしてから委員長報告に入っていただきたいと、こういうふうに思います。

 

〇議長(千野 哮君)

 ただいまの内藤議員の質問に対し、事務局長より説明をいたさせます。

 

〇議会事務局長(入倉芳幸君)

 本日はちょうど9時ごろ連絡がございまして、本人の実の姉さんが東京の足立区にいる人だそうでございますが危篤で、昨日夜向こうへ行ったそうでございます。それで今現在病院の方で危篤の状態だということで急遽電話がございました。議長のところへも電話がございました。

 

 以上でございます。

 

○議長(千野 哮君)

 さような状況でございますので、御了解をお願いをいたしたいと思います。

 

 それでは経済都市開発委員長 宮川章司君。

 

      (経済都市開発副委員長 宮川章司君)

 

○経済都市開発副委員長(宮川章司君)

 御報告申し上げます。

 

 去る9日の本会議において当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず議案第19号昭和62年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計補正予算(第2号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第15号昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中当委員会所管分については、「風林火山館」の運営に対する負担金に関し委員から、本市が建設及び運営費の全額を負担することになっているが、運営費の一部として入館料を徴収してはどうかとただしたのに対し、当局から館建設の際、協賛企業から多額の寄附金が寄せられたので、入館料を徴収しないこととしたとの答弁がありました。

 

 このほか、館内の売店について委員から、計画によると特定企業のキャラクター商品のみを販売することになっているが、地場産業関係の商品を展示、販売することが将来の観光行政に大きく役立つとの意見がありました。

また、これに関連して本年は「信玄公ブーム」により、多数の観光客の来甲が予想されるので、名勝、史跡、旅館、地場商品等を紹介する総合的な観光パンフレットを作成し、市内の観光地等で配布するなど、観光PRに努めるとともに、本市に宿泊するような積極的な施策を展開されたいとの要望・意見があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの副委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――武川和好君。

 

〇武川和好君

 委員長がいなくて副委員長ではまことに申しわけないわけでございますが、重要な事柄が論議されたようでございますから、2、3質問をしておきたいと思うわけであります。

特に私が聞きたいのは、「風林火山館」の運営にかかわる問題であります。この「風林火山館」今度の大河ドラマの影響もありまして、相当県外からたくさんの観光客がおいでになるはずであります。私ども議員の皆さん方にも、4月2日オープンの招待状が参っているわけであります。

あれをよく見てみますと、主催団体は甲府市になっているわけです。もちろん論議の対象になったはずでありますけれども、建設、それから運営等に関して私は聞き及ぶところによると、主催団体である甲府市の主体性が全く失われていると、1億とは申しませんけれども、9、000万円に及ぶ工事が、どういう形で果たして入札をされたのか。少なくとも県内にも広告会社はたくさんあるわけでありますから、これらの広告会社、本市の契約担当が指名をしているように、7社とか8社を指名して、競争入札で果たして入札行為が行われたのかどうか。

 

 それから物品販売等も予定されているようでありますけれども、これらもたくさんの業者がいるわけでありますから、当然これらの幾つかの業者を対象に、それなりの物品販売に対する資格を与えるに至るまでの公平な措置が講ぜられたと思うわけでありますけれども、その辺についての論議が一体どうなったのかと。

 

 でなければ、私企業に一方的に会館の建設をさせるとか、あるいは物品販売を特定の企業にさせるということであれば、入館料は当然徴収すべきだと思うんですよ。計画によりますと、大体入館者は80万人といわれているんですよ。例えば100円取れば8,000万円の入館料が出てくるわけであります。

よしんば子供はただにして、半分子供だとして大人が40万とすれば4,000万のお金が出てくるわけであります。その辺は恐らく委員会ではいろいろと論議されたと思うんですけれども、私も非常にこのことには関心を持っておりますんで、なるべく詳しく論議の内容を御説明をしていただきたいと思うわけであります。

 

〇議長(千野 哮君)

 経済都市開発副委員長 宮川章司君。

 

〇経済都市開発副委員長(宮川章司君)

 お尋ねの論につきまして若干御説明を申し上げます。

 

 甲府市の主体性がない、あるいは運営の中でもっと明確に主体性を発揮しろというような御意見だろうというように思います。論議の中では、幾つか出たわけでございますけれども、最終的にはその運営についての主体的なあり方という論議を若干いたしまして、最終的には原案どおり可決したわけでございます。

したがって、今後当局におきましても、そういった配慮を十分ひとつしていくべきではないかというように思っている次第でございますが、論議としては経過として若干ございました。

 

 それから物品の販売特に甲府市の地場産業を育てる、その観光をこの機会に大きく全国に5年、10年というふうに本市の観光の中で、甲府市が潤うようなそういった趣旨の御論議が相当ございました。意見の中にもそういった意味合いで甲府市の物産を大きく紹介をして、あらゆる例えば昇仙峡とか、あるいは湯村の旅館とかあるいは武田神社、そういった点の中でも十分ひとつ物品の紹介をしていくべきではないか、というようなことで意見の中に反映をいたしておるところでございます。

 

 それからもう1つは、地場センターの中にも売店業者もございますけれども、それらの点についても若干論議がなされました。

 

 それから入館料の関係でございますけれども、やはり甲府市が予算を大きく使う、そういう意味合いではぜひひとつ入館科を取って、その運営費に充てるべきではないかと、相当論議がございました。最終的には委員会としては了解したわけでございますけれども、今後の運営の中で十分ひとつこの運営について、あるいは有効な運営についてぜひひとつ当局に反映をさせていくべきだと。

したがって、入館料につきましては、各企業なりそういったところの御寄附等もたくさん協賛をいただいたわけでありまして、この点については、入館料を取らなくてひとつしていったらどうだろうか、ということに最終的に当局のとおり、原案どおり可決したということでございますんで、よろしくひとつお願いしたいと思います。

 

〇議長(千野 哮君)

 武川和好君。

 

〇武川和好君

 わかりました。今1つ、お聞きしておきたいわけでありますけれども、私は、私企業と申しましたけれども、この会社はNHKという名前がついていますけれども、美術センター――私企業株式会社でありますから、もちろん利益を追求する会社であるはずであります。

この会社が、この会館の建設も請け負うと、物品販売もやると、これに当局は建設費初め運営費も負担していくと、公費でですよ。なおかつ入館料取らないということは、まさに甲府市がこれらの私企業に手を貸したと、こう言わざるを得ないわけであります。

 

 入札行為の問題については、答弁はなかったわけでありますけれども、このNHK美術センター等については、委員会では論議がされなかったですか、その辺をちょっと教えていただきたいと思います。

 

〇議長(千野 哮君)

 経済都市開発副委員長 宮川章司君。

 

〇経済都市開発副委員長(宮川章司君

 入札等の具体的な関係については、余り論議がされませんでした。

 

 先ほど若干つけ加えますけれども、特にキャラクター商品を販売するという中で、甲府市がこの館に相当銭を出す、お金を出すということについての関係において、やはりそのキャラクター商品の手数料といいましょうか、運営委員会としてその商品に対する何割かの手数料をいただくと、こういう点については、相当強く当局にできるだけ有利にいただけるように、そういった論議もなされてこの報告のような結果になっておるわけでございます。

 

 以上です。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上の答弁でございますので、御了解をお願いをいたしたいと思います。

 

 これより日程第8 議案第19号について採決いたします。

 

 本案に対する副委員長の報告は可決であります。

 

 本案は副委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は副委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第10から日程第15まで6案を一括議題といたします。

 

 6案に関し、建設水道委員長の報告を求めます。

 

 建設水道委員長 堀内征治君。

 

      (建設水道委員長 堀内征治君 登壇)

 

○建設水道委員長(堀内征治君)

 御報告申し上げます。

 

 去る9日の本会議において当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

 まず議案第42号及び議案第43号 市道路線の認定について、並びに議案第44号 市道路線の変更認定についての3案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第45号 請負契約の変更契約締結について(南西第1幹線下水道管布設工事)については委員から、今後の下水道幹線工事に当たっては、工事区域の地質等に関する事前調査を慎重かつ十分に行う中で工事を進め、契約工期内での完成が図れるよう要望する意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に、議案第17号 昭和62年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第4号)

 

 議案第15号 昭和62年度甲府一般会計補正予算(第7号)中当委員会所管分

についての2案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――武川和好君。

 

〇武川和好君

 議案第45号についてお伺いするわけでありますけれども、この工事は青木建設は天下の青木建設であります。ジョイントベンチャーは県内の島津組であります。非常に大手の業者が請負しているわけでありますが、工事期間をここに書いてありますような事情によって2ヵ月間延長するということのようであります。

私どもいままでこの工事契約の変更の議案が何回か出た経過があるわけですけれども、少なくとも60日間、2ヵ月間の延長といえば、それに相当する金額の変更が行われたわけであります。

請負業者が県下でも有数な業者であり、また県下でも名だたる業者だということでサービスをしてくれるのか、あるいはただ単に2ヵ月間延長して、一銭も金かからないと。

余計にはかからないということは、あり得ないと私は思うわけですけれども、そういう点についてはどんなふうな御論議がされたか、一遍お聞きをしておきたいと思うわけであります。

 

○議長(千野 哮君)

 建設水道委員長 堀内征治君。

 

○建設水道委員長(堀内征治君)

 武川議員のお尋ねに当委員会で審査した内容につきまして、経過を報告いたします。

 

 委員長報告にもございましたように、工事区域の地質等に関することが大きな理由で62日間の延長になったということでありまして、当局の方からもここの地域は貢川、荒川それから相川の合流地点でありまして、大変に地質が入り組んでいるわけでありまして、そのボーリング等については、非常に礫がたくさんあると、こういうことで進行速度が大変著しくおくれたということで、この62日間の延長ということになりまして、今お尋ねの金銭的にも非常にかかるのではないかということでございますが、工法上の全面的な変更という場合には金額の変更ということもあり得るでしょうけれども、進行の速度ということについては、これは金額の変更はしないと、こういうことになっているという答弁ございましたので、委員会としてはこれを了解をして審査の結果全員異議なく当局原案のとおり可決したと、こういう経過でございます。よろしくお願いいたします。

 

〇議長(千野 哮君)

 ただいまの堀内委員長の報告のとおりでございます。――武川和好君。

 

〇武川和好君

 わかりました。この報告にも書いてございますけれども、地質等に関する事前調査を慎重かつ十分に行えと、こういうことでございますから、設計する段階で適切な地質調査が行われなかったと、こういう逆に言えば結論になるわけであります。

どうやら下水道工事は全般的に設計上問題があるようでありますから、その点はあわせ論議がされたと思いますから、今一回この点について御答弁していただきたい。

 

〇議長(千野 哮君)

 建設水道委員長 堀内征治君。

 

〇建設水道委員長(堀内征治君)

 地質等につきましては、この貢川、荒川、相川のこのボーリングすることに対する地質の調査はしたということでありまして、しかもこんなにたくさん礫が出ると、また進行速度が鈍るような状況であるということは予測できなかったということでありまして、今後もそういうふうな状況が下水道工事についてはあるという事については、さらに綿密な地質調査をして工事を進めるべきであると、こういう要望意見を付して、全員異議なく当局提案のとおり可決ということになりました。よろしくお願いいたします。

 

○議長(千野 哮君)

 委員会の審議内容については、委員長の報告のとおりでありますので、御了解をお願い申し上げます。

 

 これより日程第10 議案第42号から日程第14議案第17号まで、5案を一括採択いたします。

 

 5案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 5案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、5案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第4、日程第7、日程第9及び日程第15議案15号昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。

 

 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、各常任責長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第16 甲選第1号 甲府市選挙管理委員会委員の選挙を行います。

 

 本件については、現在の選挙管理委員会委員が本年3月17日をもって任期満了となりますので、この際地方自治法第182条第1項の規定により選挙を行うものであります。

 

 選挙すべき委員の数は4名であります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については議長において指名することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議長において指名することに決しました。

 

 甲府市選挙管理委員に

 甲府市上石田3丁目16番3号   保坂昌新君

 甲府市武田2丁目13番4号    浅川富雄君

 甲府市城東3丁目8番14号    寺田信男君

 甲府市新田町15番5号      塩野褒明君

以上4名の諸君を指名いたします。

 

 ただいまの議長において指名いたしました以上の諸君を、甲府市選挙管理委員の当選人と決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が甲府市選挙管理委員に当選されました。

 

 次に、日程第17 甲選第2号 甲府市選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。

 

 本件については、委員の選挙と同様の理由によるものでありまして、地方自治法第182条第2項の規定により選挙を行うものであります。

 

 選挙すべき補充員の数は4名であります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については議長において指名することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、議長において指名することに決しました。

 

 甲府市選挙管理委員の補充員に

 甲府市上石田2丁目35番13号  山田泰良君

 甲府市七沢町72番地       河野敏男君

 甲府市太田町3番11号      宮澤敬三君

 甲府市塩部1丁目1番9号     野中宗一君

以上4名の諸君を指名いたします。

 

 ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を甲府市選挙管理委員の補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が、甲府市選挙管理委員の補充員に当選されました。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま当選されました補充員の順序は、指名の順によることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 委員会審査のため3月12日から3月24日まで13日間は本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって3月12日から3月24日まで13日間は本会議を休会することに決しました。

 

 休会明け本会議は3月25日午後1時より開会をいたします。

 

     本日はこれをもって散会いたします。

 

          午後1時42分 散会