昭和63年6月甲府市議会定例会議事日程(5)

      昭和63年7月8日 (金) 午後1時

報 告

 

第 1  議案第50号  専決処分について(昭和62年度甲府市一般会計補正

             予算(第8号))

第 2  議案第52号  専決処分について(昭和63年度甲府市一般会計補正

             予算(第1号))

第 3  議案第54号  専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する

             条例制定について)

第 4  議案第58号  甲府市議会の議長その他非常勤の職員の公務災害補償

             等に関する条例の一部を改正する条例制定について

第 5  議案第59号  甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条

             例制定について

第 6  議案第60号  甲府布職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制

             定について

第 7  議案第61号  甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について

第 8  議案第62号  甲府市特別土地保有税率議会条例の一部を改正する条

             例制定について

第 9  議案第65号  甲府市青少年キャンプ場条例の一部を改正する条例制

             定について

第10  議案第66号  甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定に

             ついて

第11  議案第67号  甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する

             条例制定について

第12  議案第68号  甲府市消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する

             条例制定について

第13  議案第70号  甲府市高度技術工業開発促進のための固定資産税の不

             均一課税に関する条例制定について

第14  議案第55号  昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所

             管分

                         以上総務委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――   

第15  議案第51号  専決処分について(昭和62年度甲府市病院事業会計

             補正予算(第3号))

第16  議案第53号  専決処分について(昭和63年度甲府市老人保健事業

             特別会計補正予算(第l号))

第17  議案第63号  甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条

             例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定

             について

第18  議案第64号  甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科

             医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部

             を改正する条例制定について

第19  議案第87号  請負契約の締結について(市立大国小学校新設(建築

             主体)工事(第1工区))

第20  議案第88号  請負契約の締結について(市立大国小学校新設(建築

             主体)工事(第2工区))

第21  議案第89号  請負契約の締結について(市立大国小学校屋内運動場

             新築(建築主体)工事)

第22  議案第55号  昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所

             管分

                       以上民生文教委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――   

第23  議案第56号  昭和63年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1

             号)

第24  議案第69号  甲府市工場設置奨励条例制定について

第25  議案第71号  農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しに

             ついて

第26  議案第55号  昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所

             管分

                     以上経済都市開発委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――   

第27  議案第90号  昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第3号)

第28  議案第57号  昭和63年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)

第29  議案第72号  市道路線の廃止について(横沢町横線)

第30  議案第73号  市道路線の認定について(向町7号線外1路線)

第31  議案第74号  市道路線の認定について(西下条8号線)

第32  議案第75号  市道路線の認定について(善光寺住宅1号線)

第33  議案第76号  市道路線の認定について(大国1号線)

第34  議案第77号  市道路線の認定について(国母昭和線)

第35  議案第78号  市道路線の認定について(朝日塩部線)

第36  議案第79号  市道路線の認定について(彩火橋西線)

第37  議案第80号  市道路線の認定について(大津南北1号線)

第38  議案第81号  市道路線の変更認定について(大津南北3号線)

第39  議案第82号  請負契約の締結について(住吉汚水中継ポンプ場築造

             工事その1)

第40  議案第83号  請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事

             第1工区)

第41  議案第84号  請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事

             第2工区)

第42  議案第85号  請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事

             第3工区)

第43  議案第86号  請負契約の締結について(遮集渠下水道管布設工事第

             2工区)

第44  請願書について(請願第63−9号)

第45  議案第55号  昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中所

             管分

                       以上建設水道委員長報告

   ―――――――――――――――――――――――――――――――   

第46  甲議第 3号  常任委員会委員の選任について

第47  甲選第 3号  甲府地区広域行政事務組合議会の補欠請負の選挙につ

             いて

第48  甲議第 4号  庁舎建投構想に関する調査特別委員の調査事項追加に

             ついて

第49  甲議第 5号  国庫補助・負担率の引き下げ廃止を求める意見書提出

             について

第50  甲議第 6号  パート労働法の早期制定を求める意見書提出について

第51  甲議第 7号  「秩父多摩国立公園」の名称変更に関する意見書提出

             について

 

(出席議員)

細 田   清君

石 原 貞 夫君

大 村 幾久夫君

森 沢 幸 夫君

斉 藤 憲 二君

岡     伸君

秋 山 雅 司君

剣 持 庸 雄君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

堀 内 征 治君

加 藤   裕君

飯 島   勇君

堀 内 光 雄君

小 林 康 作君

武 川 和 好君

皆 川   巖君

小 野 雄 造君

宮 川 章 司君

川 名 正 剛君

牛 奥 公 貴君

清 水 節 子君

依 田 敏 夫君

村 山 二 永君

宮 島 雅 展君

千 野   哮君

堀 口 菊 雄君

福 島   勇君

内 藤 幸 男君

原 田 正八郎君

上 田 英 文君

中 西   久君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

内 藤 秀 治君

小 沢 綱 雄君

36名

 

(欠席議員)

                                 な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 河 西 正 克君

総務 担当 主幹 田 中   武君

庶務 担当 主査 今 福 栄 一君

庶務 担当 主査 中 山 正 仁君

調査 担当 主幹 末 木 瑞 夫君

議事 担当 主査 天 野 忠 幸君

議事 担当 主幹 斉 藤   勝君

議事 担当 主査 高 橋 勝 己君

議事 担当 主査 加 藤   喬君

記録 担当 主査 飯 寄 明 仁君

庶務 担当 主任 保 坂 照 次君

 

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

用 地 室 長 若 林   健君

助     役 小 林 一 彦君

工業団地建設室長 末 木 隆 義君

収  入  役 神宮寺 英 雄君

百周年記念事業室長 雨 宮 和 美君

市 長 室 長 高 室 乙 彦君

市立甲府病院長 伊古美 文 雄君

技術 管理 室長 簗 田 陽 介君

〃 事務 局長 三 浦 恒 則君

企 画 部 長 澤 田 良太郎君

教 育 委 員 長 橘 田 勘 歳君

総 務 部 長 窪 田   。君

教  育  長 楠   恵 明君

市 民 部 長 飯 尾   和君

教 育 次 長 櫻 林 幸 春君

税 務 部 長 小 池 文 男君

水道事業管理者 石 井 司 郎君

福 祉 部 長 小 林 正 司君

水道局経営計画室長 鈴 木   勗君

環 境 部 長 鷹 野 四 郎君

 〃 業務部長 山 岡 勇 夫君

経 済 部 長 小 野 貞 良君

 〃 工務部長 岡 田   淳君

建 設 部 長 小 松   要君

選挙管理委員長 保 坂 昌 新君

都市 開発 部長 小 野 明 英君

代表 監査 委員 入 倉 芳 幸君

下 水 道 部 長 風 間 嘉 吉君

農業委員会々長 樋 口 一 六君

中央卸売市場長 平 嶋   泰君

 

 

 

          午後2時15分 開議

 

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 休会中議長のもとに請願2件が提出されました。

 

右は、お手元に配付をいたしてあります請願文書表記載のとおり、総務委員会に付託しますので御了承願います。

 

次に、中西 久君外3名から甲議第4号 庁舎建設構想に関する調査特別委員会の調査事項追加についてが提出されました。

 

右は、議事日程記載の日程第48でありますので、朗読を省略いたします。

 

次に川名正剛君外17名から、甲議第5号 国庫補助負担率の引き下げ廃止を求める意見書提出について、川名正剛君外8名から甲議第6号 パート労働法の早期制定を求める意見書提出について、牛奥公貴君外8名から甲議第7号 秩父多摩国立公園の名称変更に関する意見書提出についてが、それぞれ提出されました。

 

右は、議事日程記載の日程第49から日程第51まででありますので、朗読を省略いたします。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

日程第1から日程第14まで14案を一括議題といたします。

 

 14案に関し総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 川名正剛君。

 

      (総務委員長 川名正剛君 登壇)

 

○総務委員長(川名正剛君)

 御報告申し上げます。

 

 去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告をいたします。

 

 まず、議案第50号 専決処分について(昭和62年度甲府市一般会計補正予算(第8号))

 

議案第52号 専決処分について(昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第1号))

 

議案第54号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について)

の3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 次に、議案第60号 甲府市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定については、議案に関連して委員から、この条例改正は職員の退職手当の引き下げにつながるものであるが、職員組合との交渉経過はどうかとただしたのに対し、当局から職員組合とも数次にわたり勤務条件改善委員会で慎重な論議を重ねる中で改正したものであるとの答弁がありました。

 

これに対し委員から、職員の勤務条件については本市の独自性を発揮されたいとの要望が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に、

 

 議案第58号 甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第59号 甲府市職員特別給与条例臨時特例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第61号 甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第62号 甲府市特別土地保有税審議会条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第65号 甲府市青少年キャンプ場条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第66号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第67号 甲府市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

 

議案第68号 甲府市消防団員退職報償金支給条例の一部を改正する条例制定について

及び議案第55号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分の9案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

最後に、議案第70号 甲府市高度技術工業開発促進のための固定資産税の不均一課税に関する条例制定については、固定資産税の減収分に対し県費による補てん措置を講ずるよう要請運動を進められたいとの要望意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより日程第1 議案第50号から日程第3 議案第54号まで3案を一括採決いたします。

 

3案に対する委員長の報告は承認であります。

 

3案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

御異議なしと認めます。

 

よって、3案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

次に、日程第4 議案第58号から日程第13 議案第70号まで10案を一括採決いたします。

 

10案に対する委員長の報告は可決であります。

 

10案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

御異議なしと認めます。

 

よって、10案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第15から日程第22まで8案を一括議題といたします。

 

8案に関し民生文教委員長の報告を求めます。

 

民生文教委員長 清水節子君。

 

      (民生文教委員長清水節子君 登壇)

 

○民生文教委員長(清水節子君)

御報告申し上げます。

 

去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

まず、議案第51号 専決処分について(昭和62年度甲府市病院事業会計補正予算(第3号))

 

 議案第53号 専決処分について(昭和63年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第1号))

の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

次に、議案第63号甲府市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について

 

 議案第64号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定について

の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に、議案第87号 請負契約の締結について(市立大国小学技新設(建築主体)工事(第1工区))

 

議案第88号 請負契約の締結について(市立大国小学枚新設(建築主体)工事(第二工区))

 

議案第89号 請負契約の締結について(市立大国小学校屋内運動場新築(建築主体)工事)

の3案については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、議案に関連して、市長等のアメリカ姉妹都市訪問団に大国小学校建設に関する指名業者が同行し、疑惑を招いた問題について委員から、今後かかる事態が起きないよう建設業界に対して当局から申し入れを行うよう強く要望する意見が出されました。

 

これに対し当局から、要望に沿って早急に対応する旨の答弁がありました。

 

次に、議案第55号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、第10款教育費に関連して委員から、スポレク県実行委員会から交付される経費の確定時期をただしたのに対し、当局から7月中には確定するとの答弁があり、これに対し委員から、県実行委員会に対し7月末までにこれらの経費を交付するよう強く要請されたいとの意見がありました。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――武川和好君。

 

〇武川和好君

 ただいまの御報告の中で、議案第87号、88号、89号の請負契約の締結の後、市長のアメリカ姉妹都市訪問団に大国小学校建設に関する指名業者が同行したと、疑惑を招いた問題について委員からいろいろ出ていたと、「今後かかる事態が起きないよう建設業界に対して当局から申し入れを行うよう強く要望した」とされているわけであります。

これでは市長が問題を起こしたのであって、業界がこの問題を起こしたわけじゃございません。私は本議会の一般質問でもこのことは申し上げたところであります。当局に市長みずから反省をすべきだと、疑惑を招くのは市長であって業界ではないわけなんです。業界の皆さんは、むしろ迷惑をされているはずであります。本当にこのようなことが民生文教の委員会で論議をされたのかどうか改めてお伺いをしておきたいと思うわけであります。

 

それから今1つ、お伺いしたいわけでありますけれども、大鎌田保育園の園長さんは、資格がない方がなられているはずであります。このことについての論議がなされたかどうかお伺いをしておきたいと思うわけであります。

 

〇議長(千野 哮君)

 民生文教委員長 清水節子君。

 

〇民生文教委員長(清水節子君) 

第1点の問題につきましては、委員から業者の方へ申し入れをするようにというような要望がありました。

 

第2点につきましては、そのような委員から質問がありました。

 

〇議長(千野 哮君) 

武川和好君。

 

〇武川和好君 

それでは今回の市長の訪米問題については、業者が疑惑を招くようなことをしたと、こういうふうな議論が民生文教の委員会では相当なされたと、こういうふうに理解をしてよろしゅうございますか。当局には全く関係のないことだと、こういう論議がされた上、こういうことでよろしゅうございますか。

 

〇議長(千野 哮君) 

民生文教委員長 清水節子君。

 

〇民生文教委員長(清水節子君) 

当局には関係がないということではありませんけれども、業者に対しましても強くそのような今後疑惑を招かないような要請をせよというような話し合いがされました。

 

〇議長(千野 哮君) 

武川和好君。

 

〇武川和好君 

それでは民生文教委員会では、このことに関して当局に対して全く注文がつかなかったと、1人の委員からも当局のこの行為に対する姿勢に対して、だれからも発言がなかったと、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。

 

〇議長(千野 哮君) 

民生文教委員長 清水節子君。

 

〇民生文教委員長(清水節子君) 

当局に対しましては、強い今後そのようにないようにというような強い意見が出されました。

 

〇議長(千野 哮君) 

ほかに質疑はありませんか。

 

これをもって質疑を終結いたします。

 

 これより日程第15 議案第51号及び日程第16 議案第53号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は承認であります。

 

2案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

御異議なしと認めます。

 

よって、2案は委員長の報告のとおり承認されました。

 

次に日程第17 議案第63号から日程第21 議案第89号までの5案を一括採決いたします。

 

 5案に対する委員長の報告は可決であります。

 

5案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、5案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第23から日程第26の4案を一括議題といたします。

 

 4案に関し経済都市開発委員長の報告を求めます。

 

 経済都市開発委員長 牛奥公貴君。

 

      (経済都市開発委員長 牛奥公貴君 登壇)

 

〇経済都市開発委員長(牛奥公貴君)

御報告を申し上げます。

 

去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

まず議案第56号 昭和63年度甲府市農業共済事業会計補正予算(第1号)及び議案第71号 農作物共済、蚕繭共済及び園芸施設共済の無事戻しの2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に、議案第69号 甲府市工場設置奨励条例制定については、まず当局から甲府南部工業団地に工場を設置する事業者に対して、奨励措置を行い本市産業の振興を図ることを目的としたものであるとの説明がなされました。

 

これに対し委員から、地場産業育成の立場から、公募要綱を作成した後、条例を制定することが望ましいとの意見が出され、当局から今回の提案は制度の内容を早く周知徹底することが望ましいとの判断で制定したものであり、地場産業を中心にすべての産業を対象に一定の奨励措置を行うことを目的としている。したがって、公募要綱とは切り離して制定したところであるとの答弁がありました。

 

その他委員から次のような要望意見が出され、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

1 大津地区と西下条地区の入居価格についてその均衡を図ること。

 

1 南部工業団地入居企業のみでなく、市内の中小企業の育成も積極的に図るべきである。

 

次に、議案第55号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分については、第2款総務費中委託料に関連して委員から、千代田地区にゴルフ場造成を計画中の業者と地元地権者との合意書の取り交わしは、国土利用法に違反することが懸念される。したがって、それらの内容を十分調査の上計上すべきであったとの意見が出され、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――武川和好君。

 

〇武川和好君

2つほどお伺いをしておきたいのでありますが、1つは、委託料200万円に絡む問題でありますが、当局はこのことに関しては、北部リゾート計画の具体的な調査費だと、こういうふうに申されたわけでありますけれども、具体的な調査費であるならば、具体的に何と何だということが当局から述べられたのかどうかお伺いしておきたいわけであります。

 

2つ目は、工場設置奨励条例についてでありますが、当局は、地場産業を念頭に置いた条例であると、こういうふうにおっしゃっているわけでありますけれども、現行では、私どもが判断する範囲では、大企業と地場産業を同列に置いているとしか言えないわけであります。その点について地場産業に対する振興策については、この奨励条例を上回るようなものがあるのかないのか、その辺論議の中でなされましたかどうかお伺いをしておきたいわけであります。

 

〇議長(千野 哮君)

経済都市開発委員長 牛奥公貴君。

 

〇経済都市開発委員長(牛奥公貴君)

 お答えいたします。

 

 第1点のことについては、当局から千代田地区だけでなく北部山岳の総体的の資料を検討したいということで提案されたということでございます。

 

それから2つ目の件ですが、ちょっと2点目を聞き漏らしてしまったので、今一度お願いしたいと思います。

 

〇議長(千野 哮君)

武川和好君。

 

〇武川和好君 

工場設置奨励条例について、当局は私が一般質問した際に、地場産業を念頭に置いた条例であると、こういうふうに答弁をされているわけですね。ですが、私どもはこれは大企業と地場産業を同列に置いていると、地場産業をむしろ優遇しているというような措置ではないと、こういうふうに指摘をしておいたわけです。そこで当局からこの条例の審議に当たって、地場産業の誘致企業に対しては、これを上回るような優遇措置が何らかの形で発言があったかどうかお伺いしているわけであります。

 

〇議長(千野 哮君)

経済都市開発委員長 牛奥公貴君。

 

〇経済都市開発委員長(牛奥公貴君) 

優遇策はないと思います。そのような話はありませんでした。

 

○議長(千野 哮君)

ほかに質疑はありませんか。

 

これをもって質疑を終結いたします。

 

これより討論に入ります。

 

討論の通告がありますので発言を許します。

 

武川和好君。

 

      (武川和好君 登壇)

 

○武川和好君 

まず議案第69号 甲府市工場設置奨励条例制定について反対の討論をいたすものであります。

 

この奨励条例は、県のテクノポリス構想に基づく大企業奉仕の条例であります。大津工業団地に進出する大企業の固定資産税を3ヵ年間にわたって免除するというもので、年間約4億円のサービスとなるはずであります。むしろ行政としては地場産業振興のため西下条に入居予定しているこれら企業に対して積極的な助成措置を講ずるべきであります。特に西下条の工業団地造成については、入居企業者側は、坪当たり10万円未満でないと入居できない。坪当たり10万円以上だと入居することができない。こういうことを表明しているところであります。したがって、むしろこの工業設置条例制定とあわせて地場産業育成のために、地場産業に対する強力な設置条例をあわせて提案すべきであると思うわけであります。これのみでは本会議でも議論されましたけれども、日本電気に対する奨励条例でしかないと、こう断言せざるを得ないわけであります。

 

以上の理由で反対をするわけであります。

 

次に、議案第55号 一般会計補正予算(第2号)第2款総務費の企画費補正額316万9,000円のうち、委託料200万円であります。これも本会議でも議論されたところでありますけれども、民間企業がゴルフ場建設に当たって、既に事態は動いているわけであります。このことに関して、どんな具体的な調査内容か不明のまま200万円が投入されるわけであります。私どもは現在千代田湖ゴルフクラブが行っている計画自体、法律に大きく違反していると、それを本市が委託料として調査費を200万計上するということは、とんでもない話であると、こう思うわけであります。

 

以上の観点から2案件につきまして反対討論をした次第であります。

 

〇議長(千野 哮君)

 ほかに討論はありませんか。

 

討論を終結いたします。

 

これより日程第24 議案第69号 甲府市工場設置奨励条例制定についてを起立により採決いたします。

 

本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

起立多数であります。

 

よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第23 議案第56号及び日程第25 議案第71号の2案を一括採決いたします。

 

2案に対する委員長の報告は可決であります。

 

2案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

御異議なしと認めます。

 

よって、2案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第27から日程第45まで19案を一括議題といたします。

 

19案に関し建設水道委員長の報告を求めます。

 

建設水道委員長 堀内征治君。

 

      (建設水道委員長 堀内征治君 登壇)

 

○建設水道委員長(堀内征治君)

 御報告申し上げます。

 

去る6日の本会議において当委員会に付託されました案件について7日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

まず議案第72号 市道路線の廃止について、並びに議案第73号から議案第78号までの市道路線の認定について、及び議案第79号から議案第81号までの市道路線の変更認定についての10案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、

議案第82号 請負契約の締結について(住吉汚水中継ポンプ場築造工事その1)

 

議案第83号 請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事第1工区)

 

議案第84号 請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事第2工区)

 

議案第85号 請負契約の締結について(里吉幹線下水道管布設工事第3工区)

 

議案第86号 請負契約の締結について(遮集渠下水道管布設工事第2工区)

 

議案第57号 昭和63年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)

 

議案第55号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)中当委員会所管分

 

についての7案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に、議案第90号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第3号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、委員からごみ収集運搬業務の民間委託試行に当たっては、その実施前に同業務に要する経費等に関し、民間業者と直営が明確に比較できる試行計画書を再度議会に提示した上で、実施すべきであるとの強い意見が出されました。これに対して当局から、議会の意思を専重するとの答弁がありました。

 

これに関連して他の委員から、ごみ収集業務のあり方等について広く市民の声を聞くため、市民モニター等を早急に設置し、その協力を得る中でごみ収集業務の現状を把握するとともに、試行調査の結果とも比較していく必要があるとの意見が出されました。

 

 そのほか主な要望・意見は次のとおりであります。

 

1 可燃物についても、民間委託の試行調査を行うこと。

 

1 調査結果を分析、検討する際は経済効果のみを追求せず、行政責任を勘案し、また市民の意見を多く取り入れる中で、市民サービスの低下を来さないよう細心の配慮をすること。

 

最後に、請願第63−9号「国体主会場」の関連道路の促進については、願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

なお、本請願については、9月定例会でその処理の経過と結果について報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(千野 哮君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより討論に入ります。

 

 討論の通告がありますので発言を許します。

 

 武川和好君。

 

      (武川和好君 登壇)

 

○武川和好君

議案第90号 補正予算(第3号)一般廃棄物収集運搬業務等の効率化計画試行経費415万3,000円の補正に反対するものであります。

 

一般質問でも御指摘を申し上げてまいりましたけれども、地方自治法第2条第2項に定められておるように、清掃業務は市長の固有の義務であり、市民サービスの維持向上と行政責任を明確にいたしております。したがって、清掃業務に当たってはより合理的に業務の改善を図り、市民サービスの一層の進展に努め、市民に親しまれ、また絶大な御協力が得られるよう努めなければならないはずであります。

 

よって職員は、全体の奉仕者としての気風と誇りある業務として意気高く努めなければなりません。したがって、このたびの清掃業務試行計画は、市長の固有義務の放棄につながると思います。

 

またこの道を開けば、全面的な民間委託への道に通ずるものと考えるわけであります。

 

 以上の理由から反対をするものであります。

 

〇議長(千野 哮君)

 ほかに討論はありませんか。

 

 討論を終結いたします。

 

これより日程第27 議案第90号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第3号)を起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

 起立多数であります。

 

 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第28 議案第57号から日程第43 議案第86号まで16案を一括採決いたします。

 

 16案に対する委員長の報告は可決であります。

 

16案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、16案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、日程第44 請願第63−9号について採決いたします。

 

 本件に対する委員長の報告は採択であります。

 

本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

御異議なしと認めます。

 

よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

次に、日程第14 日程第22 日程第26 日程第45の議案第55号 昭和63年度甲府市一般会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。

 

 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。

 

本案は各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

 起立多数であります。

 

よって、本案は各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

次に、総務、民生文教、経済都市開発、建設水道の各常任委員長から目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査につき、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。

 

この件について討論の通告がありますので発言を許します。

 

 加藤 裕君。

 

      (加藤 裕君 登壇)

 

○加藤 裕君

消費税は、昨年日本国じゅうの国民の反対でつぶれた中曽根内閣の売上税を名前を変え、中身を一層悪くして持ち出したものであります。一たん制度として入り込んできたなら、税率の値上げは必至であり、全国民の圧倒的多数に総被害をもたらすこと。また市財政にも相当の影響を及ぼすことは明白であります。政府自民党は、消費税導入のための税制、抜本改革法案を成立させるための臨時国会を、7月中にも開こうとしている緊迫した状況を考えるなら、市議会で消費税反対の請願を採択することは全市民の生活を守るためにも当然のことであります。

 

よって、請願を継続とすることに反対をし、本請願は直ちに採択することを求めるものです。

 

〇議長(千野 哮君)

 次に飯島 勇君。

 

 飯島 勇君。

 

      (飯島 勇君登壇)

 

○飯島 勇君

閉会中継続審査申し出事項に対する反対討論を行います。

 

総務常任委員会において継続審査となりました請願第63−5号、63−7号、63−10号から63−13号並びに請願第62−14号について、社会党・市民連合を代表をして継続審査決定に反対の討論を行います。

 

その理由は、政府自民党は臨時国会を招集をし、新消費税の導入を実現しようとしています。しかし、どのような名称を使おうとも大型間接税、売上税は過去2度にわたって国民の強い反対にあい、実現できなかったものであり、依然として大多数の国民が反対をしているものであります。

新消費税は、低い所得の人たちに高い税負担を強いる逆進性を持ち、また物価上昇、消費減退など市民生活にマイナスの影響を与えることは必至であります。また県や市を初め、地方自治体の財政を圧迫をし、施策の後退をもたらすことも明らかであります。

 

 社会党・市民連合は、このような新消費税の導入には、断固反対であります。したがって、総務常任委員会のこの件に関する継続審査申し出に対し、強く反対をするものであります。

 

以上で反対の討論を終わります。(拍手)

 

○議長(千野 哮君)

次に小林康作君。

 

小林康作君。

 

      (小林康作君 登壇)

 

○小林康作君

 

      (「消費税粉砕」「堂々とやれ」と呼ぶ者あり)

 

公明党を代表して反対討論を行います。

 

昨日の総務委員会におきまして、先ほど飯島議員が述べられた7案件のいわゆる消費税導入に関する請願については、閉会中継続審査の申し出をすることになりましたが、私ども公明党は、この決定に強く反対するものであります。

 

      (「そうだ」と呼ぶ者あり)

 

その理由といたしましては、政府自民党が決めた税制抜本改革案は、国民はどう受けとめているのか。これに対しまして日本世論調査会の調査によりますれば、臨時国会の最大の焦点となっております消費税の導入については、反対が46%、このように半数近くを占めているのであります。賛成はわずか14%と批判的な空気が強く、導入に向けて国民的合意が形成されていない現状を発表されたわけであります。

 

甲府市議会におきましても、6月定例会において各党、各派の代表によります消費税導入の問題を取り上げられました。一般質問において消費税の導入をした場合には、甲府市の財政負担にどう影響するのか、質問が闊達になされた経過があります。また全国規模の中で地方譲与税の5分の1の1兆9,000億円を振り分け、さらに地方交付税の上積み分の5分の4の19.2%、その10兆4,000億、さらに不足分7,900億円と、これら等によりまして本市の収入のマイナスの負担は、5億円より8億円余の収入減になることが、この本市財政負担増になることがこの本会議場で明らかにされたところであります。

 

また明らかになった時点は、公共団体としての支払い歳出の場合、消費税の3%分としての支出不譲与分としての財政支出は4億からないし5億円余繰り出すことになり、これまさしく市財政の負担増につながるわけであります。このように消費税の税率は、国民層に広く、薄く多くの人々に多大なる悪影響を与え、消費税導入は国の一方的なサイドにより税の取り立て、国のサイドで集め、地方に補てんする極めて中央集権的な思想の最たる悪法であります。しかしながら昨日行われました総務委員会においては伯仲し、委員長の採決により残念ながら継続審査になされたことはまことに遺憾といわざるを得ないのであります。

 

      (「そのとおり」と呼ぶ者あり)

 

公明党はこの際、先般我が党の一般質問を代表質問として堀内光雄議員が指摘なされたとおり、全国知事会、全国都道府県議長会、全国市長会、全国市町村長会、議長会、全国町村議長会等々、この地方自治確立対策協議会の研究要望もこれまさしく政府自民党の税制改改革の案の成立を前提条件としている内容である以上、我が党としては賛成できるものではない。

これを付記しておきたいと思うのであります。この観点より私ども公明党は、甲府市議会においては、20万市民の暮らしを守るため、イデオロギーを超えて消費税導入に反対する請願を国に提出する青任があると確信するものであります。したがって、7案件に対する総務委員会の閉会中継統審査申し出には、強く反対するものであります。

 

以上。(拍手)

 

○議長(千野 哮君)

ほかに討論はありませんか。

 

 これをもって討論を終結いたします。

 

これより各常任委員長からの申し出中、総務委員会の請願第63−5号 いかなる名称、形式であっても、新大型間接税(諸費税)導入のとりやめを求める請願、請願第63−7号「消費税」(新大型間接税)導入に反対する意見書の採択を求める請願、請願第63−10号消費税の導入に反対する意見書提出を求める請願、請願63−11号 国民不在の税制改革と「消費税」導入に反対する請願、請願第63−12号 新消費税の導入に反対する請願、請願第63−13号 新消費税の導入に反対する請願及び請願第62−14号 

大型(新型)間接税導入反対についての7件について一括お諮りいたします。

 

7件は総務委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(千野 哮君)

起立多数であります。

 

 よって7件は、総務委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

 重ねてお諮りいたします。

 

各常任委員長から申し出中、ただいま議決されました請願第63−5号、第63−7号、第63−10号弟63−11号、第63−12号、第63−13号及び第62−14号を除く他の意見については、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

よって各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 

次に、日程第46 甲議第3号常任委員会の委員の選任を行います。

 

常任委員選任については、委員会条例第6条第1項の規定により

  早 川 武 男 君   中 西   久 君

  堀 口 菊 雄 君   村 山 二 永 君

  岡     伸 君   石 原 貞 夫 君

  大 村 幾久夫 君   森 沢 幸 夫 君

  武 川 和 好 君

以上9人を総務委員に

 

  内 藤 秀 治 君   原 田 正八郎 君

  福 島   勇 君   依 田 敏 夫 君

  小 野 雄 造 君   中 込 孝 文 君

  斉 藤 憲 二 君   小 林 康 作 君

  加 藤   裕 君   

以上9人を民生文教委員に

 

  小 沢 綱 雄 君   千 野   哮 君

  牛 奥 公 貴 君   川 名 正 剛 君

  宮 川 章 司 君   飯 島   勇 君

  細 田   清 君   堀 内 征 治 君

  内 藤 幸 男 君   

以上9人を経済都市開発委員に

 

  三 井 五 郎 君   上 田 英 文 君

  宮 島 雅 展 君   清 水 節 子 君

  皆 川   巌 君   鈴 木 豊 後 君

  堀 内 光 雄 君   秋 山 雅 司 君

  剣 持 庸 雄 君

以上9人を建設水道委員にそれぞれ指名をいたします。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(千野 哮君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、ただいま指名をいたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決しました。

 

ただいま選任されました各常任委員は、休憩中それぞれ委員会を開会し、正副委員長の互選を行い、速やかに委員会の構成を終わるようここに招集をしておきます。

 

本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 暫時休憩いたします。

 

          午後3時10分 休憩

      ――――――――――――――――――

          午後4時04分 再開議

 

○副議長(鈴木豊後君)

休憩前に引き続き会議を開きます。

 

休憩中、各常任委員会を開き、正副委員長の互選を行いましたので報告いたします。

  総務 委員会 委 員 長   村 山 二 永 君

    〃     副委員長   大 村 幾久夫 君

  民生文教 委員会 委員長   斎 藤 憲 二 君

    〃     副委員長   小 野 雄 造 君

  経済都市開発委員会委員長   宮 川 孝 司 君

    〃     副委員長   細 田   清 君

  建設水道 委員会 委員長   秋 山 雅 司 君

    〃     副委員長   皆 川   厳 君

 以上で報告を終わります。

 

 休憩中、千野 哮君から議長辞職願が提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

この際、議長辞職について を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(鈴木豊後君)

 御異議なしと認めます。

 

よってこの際、議長辞職について を日程に追加し議題とすることに決しました。

 

 議長辞職について を議題といたします。

 

 千野 哮君の除斥を求めます。

 

      (千野 哮君 退場)

 

○副議長(鈴木豊後君)

まずその辞職願を朗読いたさせます。

 

      (書記、議長辞職願を朗読)

 

 

   ―――――――――――○―――――――――――

辞 職 願

                           私は、

このたび一身上の都合により議長の職を辞したいので、許可くださるようお願いいたします。

 

  昭和63年7月8日

                  甲府市議会議長 千野 哮

 甲府市議会副議長 鈴木豊後殿

   ―――――――――――○―――――――――――

 

○副議長(鈴木豊後君)

 お諮りいたします。

 

千野 哮君の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

御異議なしと認めます。

 

よって千野 哮君の議長辞職を許可することに決しました。

 

千野 哮君の入場を求めます。

 

      (千野 哮君 入場)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

ただいま議長が欠員となりました。

 

お諮りいたします。

 

この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

御異議なしと認めます。

 

よって さように決しました。

 

これより議長選挙を行います。

 

議場の閉鎖を命じます。

 

      (議場 閉鎖)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

ただいまの出席議員数は36人であります。

 

投票用紙を配付いたさせます。

 

      (書記、投票用紙を配付)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

投票用紙の配付漏れはありませんか――配付漏れなしと認めます。

 

投票箱を改めさせます。

 

      (書記、投票箱を点検)

 

○副議長(鈴木豊後君) 

異状なしと認めます。

 

念のため申し上げます。

 

投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ、順次投票を願います。

 

点呼を命じます。

 

      (書記、各員の氏名を点呼)

 

1 番  細 田   清 君

2 番  石 原 貞 夫 君

3 番  大 村 幾久夫 君

4 番  森 沢 幸 夫 君

5 番  斉 藤 憲 二 君

6 番  岡     伸 君

7 番  秋 山 雅 司 君

8 番  剣 持 庸 雄 君

9 番  中 込 孝 文 君

10番  鈴 木 豊 後 君

11番  堀 内 征 治 君

12番  加 藤   裕 君

13番  飯 島   勇 君

14番  堀 内 光 雄 君

15番  小 林 康 作 君

16番  武 川 和 好 君

17番  皆 川   巖 君

18番  小 野 雄 造 君

19番  宮 川 孝 司 君

20番  川 名 正 剛 君

21番  牛 奥 公 貴 君

22番  清 水 節 子 君

23番  依 田 敏 夫 君

24番  村 山 二 永 君

25番  宮 島 雅 展 君

26番  千 野   哮 君

27番  堀 口 菊 雄 君

28番  福 島   勇 君

29番  内 藤 幸 男 君

30番  原 田 正八郎 君

31番  上 田 英 文 君

32番  中 西   久 君

33番  早 川 武 男 君

34番  三 井 五 郎 君

35番  内 藤 秀 治 君

36番  小 沢 綱 雄 君

 

○副議長(鈴木豊後君)

 投票漏れはありませんか――投票漏れなしと認めます。

 

 投票を終了いたします。

 

 議場の閉鎖を解きます。

 

      (議場 開鎖)

 

○副議長(鈴木豊後君)

 開票を行います。

 

 会議規則第31条第2項の規定により立会人に

   加 藤  裕 君

   皆 川  巌 君

を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(鈴木豊後君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 両君に立ち会いをお願いいたします。

 

      (加藤 裕君、皆川 厳君立ち会い投票を点検)

 

○副議長(鈴木豊後君)

 選挙の結果を報告いたします。

 

 投票総数 36票

 

 これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。

 

 そのうち

 

 有効投票 35票

 

 無効投票  1票

 

 有効投票のうち 福 島   勇 君 32票

         武 川 和 好 君  2票

         原 田 正八郎 君  1票

 以上のとおりであります。

 

 この選挙の法定得票数は9票であります。

 

 よって福島 勇君が第69代議長に当選されました。

 

ただいま議長に当選されました福島 勇君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 福島 勇君の発言を求めます。

 

 福島 勇君。

 

      (福島 勇君 登壇)(拍手)

 

○福島 勇君

ただいまの議長選の結果、不肖福島が69代議長という大役を仰せつかりました。身に余る光栄と心から先輩・同僚の議員さん方にお礼を申し上げるところでございます。

 

もちろんみずからの力量を知っているだけに、じくじたる思いもあるわけでございますけれども、非常にテンポの速い世の中でございます。甲府市民の福祉生活の向上を目指すためにも、これからの議会活動というものはより一層強力であり、かつ精力的にやらなければならない時代だと認識しております。全力を挙げて努力する覚悟でございますので、ぜひ先輩・同僚の議員さんたちの御指導と御協力を心からお願いを申し上げます。

 

なおかつ原市長初め当局の方々、行政委員の方々の御指導と御協力を得る中で市当局と議会が車の両輪の輪となって進みたいと思います。

 

非常に簡単でございもすけれども、お礼を込めましての私のごあいさつにさせていただきます。

 

ありがとうございました。(拍手)

 

○副議長(鈴木豊後君)

福島 勇君、議長席にお着きを願います。

 

   (副議長 鈴木豊後君「退席」、議長 福島 勇君「着席」)

 

○議長(福島 勇君)

ただいまより運営に当たらせていただきます。

 

ただいま前議長 千野 哮君から議長辞職に当たってごあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 千野 哮君。

 

      (千野 哮君 登壇)

 

○千野 哮君

議長辞任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 

昨年の5月20日の臨時会におきまして、先輩・同僚議員の温かい御支援と御推挙を賜り、名誉ある甲府市議会の68代日の議長という要職につかさせていただきました。

 

もとより浅学非才でございますし、また前議会の中においてはいろいろと市民からの厳しい批判もいただいた一面もあるわけでございますし、統一選挙におきましては現職5名の落選というような事態にも陥ったわけでございまして、いかに議会の権威を高め、市民の負託にこたえるかということが大きな役割りであったではなかろうかと思うわけでございます。

市民の心を心として住民福祉の向上と円滑なる議会運営にひたすら専念をしてまいったわけでございますが、皆さん方の御期待に十分沿え得なかったことは、まことに申しわけなく思っておるわけでございます。

 

幸いに議員各位からの御支援、御協力をいただき、また原市長を初めとする当局関係者から手厚い御援助と御指導を賜り、おかげをもって今日まで大過なくその職責を果たし得ましたことにつきまして、衷心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 

今後は皆さん方とともに市政の進展のために、さらには明日をひらく健康都市・甲府の実現のために全力を尽くしてまいりたいと存じますので、変わらない御恩情を賜りますよう心からお願いをいたし、まことに簡単ではございますが、議長辞任に当たってのごあいさつといたします。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(福島 勇君)

ただいま鈴木豊後君から副議長辞職願が提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

この際、副議長辞職について を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よってこの際、副議長辞職について を日程に追加し議題とすることに決しました。

 

 副議長辞職について を議題といたします。

 

鈴木豊後君の除斥を求めます。

 

      (鈴木豊後君 退場)

 

○議長(福島 勇君)

まずその辞職願を朗読いたさせます。

 

      (書記、副議長辞職願を朗読)

   ―――――――――――○―――――――――――

辞 職 願

                           私は、

このたび一身上の都合により副議長の職を辞したいので、許可くださるようお願いいたします。

 

  昭和63年7月8日

                  甲府市議会議長 鈴木豊後

甲府市議会副議長 福島 勇殿

   ―――――――――――○―――――――――――

 

○議長(福島 勇君)

お諮りいたします。

 

鈴木豊後君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、鈴木豊後君の副議長辞職を許可することに決しました。

 

 鈴木豊後君の入場を求めます。

 

      (鈴木豊後君 入場)

 

○議長(福島 勇君)

ただいま副議長が欠員となりました。

 

 お諮りいたします。

 

この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって さように決しました。

 

 これより副議長選挙を行います。

 

 議場の閉鎖を命じます。

 

      (議場 閉鎖)

 

○議長(福島 勇君)

ただいまの出席議員数は36人であります。

 

 投票用紙を配付いたさせます。

 

      (書記、投票用紙を配付)

 

○議長(福島 勇君)

投票用紙の配付漏れはありませんか――配付漏れなしと認めます。

 

 投票箱を改めさせます。

 

      (書記、投票箱を点検)

 

○議長(福島 勇君)

 異状なしと認めます。

 

 念のため申し上げます。

 

投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ、順次投票を願います。

 

点呼を命じます。

 

      (書記、各員の氏名を点呼)

 

1 番 細 田   清 君

2 番 石 原 貞 夫 君

3 番 大 村 幾久夫 君

4 番 森 沢 幸 夫 君

5 番 斉 藤 憲 二 君

6 番 岡     伸 君

7 番 秋 山 雅 司 君

8 番 剣 持 庸 雄 君

9 番 中 込 孝 文 君

10番 鈴 木 豊 後 君

11番 堀 内 征 治 君

 12番 加 藤   裕 君

13番 飯 島   勇 君

14番 堀 内 光 雄 君

15番 小 林 康 作 君

16番 武 川 和 好 君

17番 皆 川   巖 君

18番 小 野 雄 造 君

19番 宮 川 章 司 君

20香 川 名 正 剛 君

21番 牛 奥 公 貴 君

22番 清 水 節 子 君

23番 依 田 敏 夫 君

24番 村 山 二 永 君

25番 宮 島 雅 展 君

26番 千 野   哮 君

27番 堀 口 菊 雄 君

28番 福 島   勇 君

29番 内 藤 幸 男 君

30番 原 田 正八郎 君

31番 上 田 英 文 君

32番 中 西   久 君

33番 早 川 武 男 君

34番 三 井 五 郎 君

35番 内 藤 秀 治 君

36番 小 沢 綱 雄 君 

 

○議長(福島 勇君)

投票漏れはありませんか――投票漏れなしと認めます。

 

投票を終了いたします。

 

議場の閉鎖を解きます。

 

      (議場 開鎖)

 

○議長(福島 勇君)

開票を行います。

 

 会議規則第31条第2項の規定により立会人に

   加 藤  裕 君

  皆 川  巖 君

を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よってさように決しました。

 

両君に立ち会いをお願いいたします。

 

      (加藤 裕君、皆川 巖君立ち会い投票を点検)

 

○議長(福島 勇君)

選挙の結果を報告いたします。

 

 投票総数 36票

 

 これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。

 

そのうち

 

有効投票 36票

 

有効投票のうち 中 込 孝 文 君   30票

         武 川 和 好 君    5票

         飯 島   勇 君    1票

 

 以上のとおりであります。

 

 この選挙の法定得票数は9票であります。

 

よって、中込孝文君が第80代副議長に当選されました。

 

ただいま副議長に当選されました中込孝文君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

中込孝文君の発言を求めます。

 

中込孝文君。

 

      (中込孝文君 登壇)(拍手)

 

○中込孝文君

ごあいさつをさせていただきます。

 

ただいまは第80代の副議長に御推挙をいただきまして、大変身に余る光栄でございます。心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 

先ほど福島新議長のごあいさつに強力な議会を必要とする、そういうお話がありました。私もそのとおりだと思います。大変難問題の山積をする市政、議長を補佐し、議会の円満な運営をもって、市政に貢献をしていきたい、こんなふうに思います。大変微力ではございますけれども先輩・同僚の議員の皆様初め原市長、当局の関係者におかれましては、これからも一層の御指導と御鞭撻を心からお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつにさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(福島 勇君)

 次に、前副議長鈴木豊後君から副議長辞職に当たってごあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

鈴木豊後君。

 

      (鈴木豊後君 登壇)

 

○鈴木豊後君

 退任に当たりまして一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。

 

昨年5月に第79代の副議長に選任をされました。以来1年、千野 哮議長とともに厳しい状況にあります甲府市政の議会の運営に当たらせていただきました。大過なく先輩・同僚の議員の皆さんの御協力と、並びに甲府市長を初め当局、さらに行政委員の皆様方の御協力をいただきまして、私の任務を果たさせていただけたと、このように考えます。

今後は一議員としてさらにいろいろな諸問題を抱えております甲府市議会の一員として鋭意努力を重ね、甲府市の発展と20万市民の幸せのために頑張る所存でございますので、今後ともよろしく御厚誼のほど、御指導のほどをお願い申し上げまして、退任のごあいさつにかえさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(福島 勇君)

次に、休憩中市長から議案第91号 監査委員の選任についてが提出されました。

 

 お諮りいたします。

 

この際、議案第91号を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって、この際議案第91号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

議案第91号 監査委員の選任について を議題といたします。

 

 依田敏夫君の除斥を求めます。

 

      (依田敏夫君 退場)

 

○議長(福島 勇君)

市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

      (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

ただいま提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。

 

議案第91号「監査委員の選任について」は、本市の監査委員のうち、議員のうちから選任した村山二永の辞職を承認したので、その後任として依田敏夫を選任するについては、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 

御協賛を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

〇議長(福島 勇君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

ただいま議題となっております議案第91号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、議案第91号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決をいたします。

 

議案第91号監査委員の選任について はこれに同意することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって議案第91号については、これに同意することに決しました。

 

 依田敏夫君の入場を求めます。

 

      (依田敏夫君 入場)

 

○議長(福島 勇君)

ただいま監査委員に同意を得られました依田敏夫君から、あいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 依田敏夫君。

 

      (依田敏夫君 登壇)

 

○依田敏夫君

 一言ごあいさつを申し上げます。

 

ただいまは、不肖依田敏夫を監査委員に御同意をいただきまして、まことに身に余る光栄と心から感謝を申し上げる次第でございます。

 

今重要課題山積をする中でのこの重責を、誠心誠意全うするよう頑張る所存でございます。皆様方の絶大なる御指導を心からお願いを申し上げまして、あいさつにかえさせていただきます。

 

 ありがとうございました。(拍手)

 

○議長(福島 勇君)

次にこのたび監査委員を辞任されました村山二永君から退任のあいさつをしたい旨の発言を求められておりますので、この際発言を許します。

 

 村山二永君。

 

      (村山二永君 登壇)

 

○村山二永君

 退任に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 

昨年5月の臨時議会で御推挙を賜りまして、つつがなくこの1年余監査委員の任務を果たすことができましたのも、先輩各位の皆さん並びに原市長初め当局の皆さんの御協力のたまものと心から感謝をいたしておる次第でございます。

 

今後とも何分御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、退任のあいさつにかえる次第でざいます。

 

 どうもありがとうございました。(拍手)

 

○議長(福島 勇君)

次に、7月8日付委員会条例第11条の2の規定に基づき中込孝文君、福島 勇から都市構想に関する調査特別委員会委員を一身上の都合により辞任いたしたいので、許可されたい旨の申し出がありました。

 

 本日辞任を許可いたしました。

 

よって、都市構想に関する調査特別委員会委員に欠員を生じました。

 

お諮りいたします。

 

この際、都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって、この際都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 

都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員の選任を議題といたします。

 

 お諮りいたします。

 

 都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、

  千 野   哮 君

  鈴 木 豊 後 君

を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました

  千 野   哮 君

  鈴 木 豊 後 君

を、都市構想に関する調査特別委員会の補欠委員に選任することに決しました。

 

次に、日程第47 甲選第3号 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の選挙を行います。

 

 本件は、甲府地区広域行政事務組合議会議員のうち

   川 名 正 剛 君

   中 込 孝 文 君

   秋 山 雅 司 君

   内 藤 幸 男 君

   福 島   勇 

が、このたび組合議会議員を辞職され、5の欠員を生じましたので、これが補欠議員の選挙を行うものであります。

 

 お諮りいたします。

 

選挙の方法については、地方自治法第118条第2項 の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

 よって、選挙の方法については、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

指名の方法については、議長から指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

 よって、議長から指名することに決しました。

 

 甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に

   上 田 英 文 君

   村 山 二 永 君

   岡     伸 君

   大 村 幾久夫 君

   森 沢 幸 夫 君

を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

ただいま議長から指名いたしました諸君を、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、ただいま指名いたしました諸君が、甲府地区広域行政事務組合議会の補欠議員に当選されました。

 

ただいま当選きれました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

次に、日程第48 甲議第4号 庁舎建設構想に関する調査特別委員会の調査事項追加について を議題といたします。

 

中西 久君から提案理由の説明を求めます。

 

中西 久君。

 

      (中西 久君 登壇)

 

○中西 久君 

庁舎建設構想に関する調査特別委員会の調査事項追加について

を提案したいと思います。

 

何とぞ御賛同いただけますように、案分をつくってありますので御協力をいただきたいと思います。

 

昭和62年7月9日甲議第6号により議決された庁舎建設構想に関する調査について中、その調査事項に次の事項を追加するものとする。

 

調査事項

 

総合市民会館建設構想に関する諸問題について

 

提案の理由といたしまして、庁舎建設構想に関する調査については、既に調査特別委員会を設置し、その調査活動を進め、本年3月議会において中間報告を行うなど、鋭意努力を重ねてきたところであるが、総合市民会館の建設が市制100周年記念事業におけるメイン事業の1つとして位置づけられ、21世紀における市民文化を創造する場となることから、本議会においてもその万全を期するため、今後庁舎建設構想にあわせて総合市民会館建設構想についても、調査していく必要がある。

 

よってその調査事項を追加するものであります。

 

どうぞよろしく御協力をいただきたいと思います。

 

〇議長(福島 勇君) 

以上で説明は終わりました。

 

これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

これより討論に入ります。

 

討論の通告がありますので発言を許します。

 

武川和好君。

 

      (武川和好君 登壇)

 

○武川和好君 

庁舎建設構想に関する調査特別委員会の調査事項の中へ、総合市民会館構想に関する諸問題についてを追加をする提案でありますが、反対の討論をいたすものであります。

 

庁舎建設構想に関する調査特別委員会は、設置の際にも反対をいたしたところでございますが、今回は、特に今までの調査特別委員会の論議の中で、庁舎建設は先送りとなったわけであります。そして総合市民会会館建設が浮上をしてきたわけであります。既に議員の皆さん御承知のように、庁舎建設はいつなのか全く不明であるわけであります。

ですから、もし特別委員会をつくるとするのであるならば、総合市民会館構想に関する調査特別委員会で通すならば、私どもも賛成するわけでありますけれども、今まで同様に庁舎建設構想に関する調査特別委員会の中の調査事項を1項加えるということでありますから、反対をするわけであります。

 

○議長(福島 勇君) 

ほかに討論はありませんか。

 

討論を終結いたします。

 

これより日程第48 甲議第4号について起立により採決いたします。

 

甲議第4号については提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

      (賛成者 起立)

 

○議長(福島 勇君) 

起立多数であります。

 

よって、甲議第4号は、提案のとおり可決されました。

 

次に、日程第49 甲議第5号 国庫補助・負担率の引き下げ廃止を求める意見書提出について を議題といたします。

 

川名正剛君から提案理由の説明を求めます。

 

川名正剛君。

 

      (川名正剛君 登壇)

 

○川名正剛君 

案文の朗読をもちまして、提案にかえさせていただきます。

 

国庫補助・負担率の引き下げ廃止を求める意見書(案)

 

政府は、地方自治体に対して昭和60年度以降、生活保護費を初め福祉・教育費を中心として、国庫補助・負担率の一方的な削減を図ってきました。この結果、甲府市においては40億円に上る負担の増加となっています。これは財政再建を口実に国の責任を地方財政に転嫁するものであります。

 

したがって政府は、3年間の暫定措置であるとの言明を踏まえ、法律どおり国庫補助・負担率の引き下げを本年度をもって終わりとし、福祉・教育を中心にその復元を図るよう強く要望するものであります。

 

右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

昭和63年7月8日          甲府市議会

 

提出者は私、賛成者はさきの総務委員及び民生文教委員全員であります。

 

あて先は内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、厚生大臣、自治大臣であります。

 

 なお字句の訂正等は議長に一任をいたします。

 

〇議長(福島 勇君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第5号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

 御異議なしと認めます。

 

よって、甲議第5号については提案のとおり可決されました。

 

ただいま甲議第5号が可決されましたので、請願第63−6号及び請願第62−13号中「国庫負担8割の回復の部分については」みなし採択として処理いたします。

 

次に、日程第50 甲議第6号 パート労働法の早期制定を求める意見書提出について を議題といたします。

 

 川名正剛君から提案理由の説明を求めます。

 

 川名正則君。

 

      (川名正則君 登壇)

 

○川名正剛君

案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 

 パート労働法の早期制定を求める意見書(案)

 

今日パートタイマーは、企業、経済、地域の発展に欠くことのできない労働力として評価されており、今後も時代の流れ、社会の変化の中で、さらに増加する傾向にあります。また、昭和62年の全国のパート労働者は、約506万人に上り、このうち約365万人が女性で、女性労働者のほぼ5人に1人の割合になっています。

 

しかし、これらパート労働者に対する社会的地位や労働条件は、劣悪な状況に置かれているのが実情です。よって政府は、パートタイマーの社会的地位の向上と生活の安定、雇用確保と労働条件の改善のためパート労働法を速やかに制定するとともに、制定に当たっては、次の事項を明確にされるよう強く要望します。

 

1 パートタイマーの定義を明確にし、パートタイマーに対し、労働諸法が適用されるようにすること。

 

2 パートタイマーの身分を保障するため、採用に当たって使用者に、雇用期間、賃金、労働時間、休憩時間等の労働条件の明示を義務づけ、書面によって契約すること。

 

3 パートタイマーの賃金は、同一労働同一賃金の原則に基くものとし、一般労働者と比べ不利益な取り扱いを受けないようにする等、パートタイマーの労働条件の向上を図ること。

 

4 国は、パートタイマーとなろうとする者に対し、職業指導、職業紹介等を効果的に行うための施設を整備すること。また、使用者が、パートタイマーを雇用するに当たって、高年齢者の能力に適合する職種については、高年齢者の雇用に努力する等、国及び使用者の施策の充実を図ること。

 

右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出いたします。

 

昭和63年7月8日            甲府市議会

 

提出者は私、賛成者はさきの総務委員全員であります

 

 あて先は内閣総理大臣、労働大臣あてであります。

 

 なお、字句の訂正等は議長に一任いたします。

 

〇議長(福島 勇君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって、甲議第6号については提案のとおり可決されました。

 

次に、日程第51 甲議第7号 「秩父多摩国立公園」の名称変更に関する意見書提出について を議題といたします。

 

 牛奥公貴君から提案理由の説明を求めます。

 

牛奥公貴君。

 

      (牛奥公貴君 登壇)

 

○牛奥公貴君

案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 

「秩父多摩国立公園」の名称変更に関する意見書(案)

 

秩父多摩国立公園は、山梨、長野、埼玉、東京にまたがり、特色ある山岳・原生林・渓谷などを有する地域として、国立公園に指定され以来、すぐれた自然の風景地として、また国民の保健休養の場としての役割を果たしてきました。

 

しかし本公園は、その面積のうち43%を本県が占めている状況にあるにもかかわらず、その名称は「秩父多摩」となっており、埼玉県、東京都をイメージするもので山梨県は、その区域に含まれていない感じすらするところであり、これは観光振興や公園利用の上で極めて不都合であり、不合理です。

 

今後この地域は、自然を生かした国民的総合保養地としての適切な活用も見込まれており、この公園を新たな観点から活用していくためにも、最もふさわしい名称に変更されるよう強く要望します。

 

右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。

 

昭和63年7月8日           甲府市議会

 

提出者は私、賛成者はさきの経済都市開発委員全員であります。

 

あて先は環境庁長官、なお字句の修正につきましては、議長に一任をいたします。

 

〇議長(福島 勇君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 お諮りいたします。

 

本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって甲議第7号については、委員会の付託を省略することに決しました。

 

 これより本案を採決いたします。

 

本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

よって、甲議第7号については提案のとおり可決されました。

 

ただいま甲議第5号が可決されましたので、請願第63−4号については、みなし採択として処理をいたします。

 

ただいま意見書3件が可決されましたが、それぞれの条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(福島 勇君)

御異議なしと認めます。

 

 よって、さように決しました。

 

以上をもって本定例会に提案されました議案及び請願等の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、6月甲府市議会定例会を閉会いたします。

 

          午後5時01分 閉会

   ―――――――――――・―――――――――――   

        甲府市議会議長    千 野   哮

           〃       福 島   勇

        甲府市議会副議長   鈴 木 豊 後

           〃       中 込 孝 文

        会議録署名 議員   小 沢 綱 雄

           〃       皆 川   巖

           〃       森 沢 幸 夫