昭和63年8月甲府市議会臨時会議事日程 昭和63年8月2日(火) 午後1時 報 告 第 1 会議録署名議員指名について 第 2 会期決定について 第 3 議案第92号 請負契約の締結について (市立城南中学校屋内運動場増改築(建築主体)工事) (出席議員)
36名 (欠席議員) な し 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
説明のため議場に出席した者の職氏名
|
午後1時03分 開会 ○議長(福島 勇君) ただいまから昭和63年8月甲府市議会臨時会を開会いたします。 午後1時06分 開議 ○議長(福島 勇君) これより本日の会議を開きます。 報告事項を申し上げます。 本臨時会に提出する議案につき、市長から通知がありました。 提出議案は、議事日程記載のとおりでありますから、朗読を省略いたします。 次に、市長から議会に報告すべき事項であります報第10号 専決処分について が提出されました。 右は、お手元に配付いたしてありますので御了承願います。 以上で報告を終わります。 これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には会議規則第167条の規定により、 堀 口 菊 雄 君 大 村 幾久夫 君 武 川 和 好 君 を指名いたします。 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今臨時会の会期は、8月2日1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」 と呼ぶ者あり) ○議長(福島 勇君) 御異議なしと認めます。 よって今臨時会の会期は、1日間とすることに決しました。 次に、日程第3 議案第92号を議題といたします。 本案に関し市長から提案理由の説明を求めます。 市長 原 忠三君。 (市長 原 忠三君 登壇) ○市長(原 忠三君) 本日の市議会臨時会に提案いたしました案件につきまして御説明申し上げます。 議案第92号「請負契約の締結について」は、市立城南中学校屋内運動場増改築(建築主体)工事を施行するため、指名競争入札を行ったので、その落札者と請負契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。 御審議の上、御協賛を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。 〇議長(福島 勇君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか――武川和好君。 〇武川和好君 幾つかお伺いをしておきたいと思います。 もちろんこのことは後で委員会でも論議になるはずでありますから、委員長以下当該の委員会にはよろしく御審議お願い申し上げたいと思うわけであります。 今回提案されました城南中学校の屋内運動場の請負契約でございますけれども、私どもの調査によりますと6月議会の真っただ中にこの件は指名が行われているわけですね。7月の7日の指名であります。7月の8日机上説明が9時半から行われているわけです。ご承知のように6月の議会では市長訪米にまつわる多くの業者がいらっしゃったわけでありますけれども、大国小学校の第2工区、第3工区においては、同行した業者は私どもの情報によりますと当然取るという、落札をするであろうという情報があったわけでありますけれども、事態の趨勢から御遠慮されたはずであります。 この業者が2社、同行された業者が2社今回も指名に入っているわけですね。私ども常識的に考えて、6月議会であれだけ論議になった、その真っただ中の7日の日に、言うなれば同行した業者も含めて10社が指名をされたわけでありますね。今回は同行された業者が落札をしているわけであります。ですから、6月議会でも指摘したように、何か業界との当局との癒着というものが、全くこれ本当だという実態がきょう明らかになっているわけですね。 ですから、私は、少なくとも指名に当たって指名選考委員会を開いて御審議をして最終的には指名するはずでありますけれども、その前段で、恐らく事務レベルで6月議会であれだけ問題になった業者を、再度指名をするなどということは、事務レベルの職員の間からは出てこないはずなんです。 ですから、恐らく私は城南中学校の屋内運動場についてのこの10社の指名については、どこからかこの10社を指名しなさい、という話があって、事務当局は本当に事務的にこの指名の作業を進めたとしか断定せざるを得ないわけであります。 6月議会であれだけ騒ぎになり、同行業者が当然落札するであろうという業者が遠慮されたんです。そこまではまあまあわかった。私どももよく理解をしたところであります。しかし7日の日、議会の真っ最中です。全く同じ過ちを繰り返しているわけでありますね。当局は、7月の8日にもちろんこれは7月7日の民生文教委員会でも問題になったようでありますけれども、訪米に関して建設業協会に、業者に反省を求めるという口頭で申し入れをしているはずであります。 私は6月の議会でも、これは主客転倒だと、みずから襟を正すべきだというふうな指摘をしたわけでありますけれども、このことに関しても私は業界に何も責任があるわけではないわけであります。当局みずからがこのことに関してきちっと襟を正して公正な指名をすれば、こんな事態は全く起きないはずであります。ですから、その辺をひとつ御答弁をしていただいて、あとは委員会で十分御審議していただきたい、こう思うわけであります。 ○議長(福島 勇君) 市長 原 忠三君 (市長 原 忠三君 登壇) ○市長(原 忠三君) 武川議員の御質問にお答えいたします。 先般の議会でも申し上げましたとおり、アメリカ訪問の関係等につきましては、癒着とかあるいは特別の関係、こういうものは一切ございません。 したがいまして、今回の指名におきましても公正に行っておりますので、その点御了承願います。 (武川議員「申し入れの問題」と呼ぶ) ○総務部長(窪田 。君) 2点目の指名に当たりまして、協会の方へ反省を求めるべくということの件でございますけれども、これ民生文教委員会の方でそういうことで当局から協会の方へ申し入れるべきだということで決まったようでございますので、私が意を体しまして協会の方へ行ってまいりまして「民生文教委員会の方でこういうふうな御意見があります」ということで、協会につきましてもひとつ協会の皆さんに一応意を伝えていただきたい、ということを私から協会の方へお願いしたことは事実でございます。 ○議長(福島 勇君) ほかに質疑はありませんか。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております日程第3 議案第92号については、民生文教委員会に付託いたします。 委員会審査のため暫時休憩いたします。 午後1時11分 休憩 ―――――――――――――――――― 午後3時05分 再開議 ○議長(福島 勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま民生文教委員長から委員会審査結果の報告がありました。 これより日程第3 議案第92号を議題といたします。 本案に関し民生文教委員長の報告を求めます。 民生文教委員長 斉藤憲二君。 (民生文教委員長 斎藤憲二君 登壇) ○民生文教委員長(斉藤憲二君) 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案について休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果を御報告いたします。 議案第92号 請負契約の締結について(市立城南中学校屋内運動場増改築(建築主体)工事)は、委員から各種請負契約を行うに当たり、その業者選考の公正を確保する方法をただしたのに対して、当局から登録業者の指名回数、発注金額等に関するデータをパソコンにより管理する中で、それらの資料に基づき、指名選考委員会で公正にかつ適正な業者選考を行っているとの答弁がなされ、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。 以上で報告を終わります。 〇議長(福島 勇君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。 これより日程第3 議案第92号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福島 勇君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 以上をもって本臨時会に提出されました議案の審査を終了いたしましたので、会議を閉じ、8月甲府市議会臨時会を閉会いたします。 午後3時08分 閉会 ―――――――――――――――――― 甲府市議会議長 福 島 勇 〃 副議長 中 込 孝 文 会議録署名議員 掘 口 菊 堆 〃 大 村 幾久夫 〃 武 川 和 好 |