更新日:2021年11月17日

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甲府市行政改革大綱(2013~2015)

地方分権改革の進展に伴い、地方自治体の自主性と自立性が高められており、地方自治体は自らの判断と責任において、地域の実情を今まで以上に的確に反映しながら、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図るとともに、より効率的な行政運営を行うことが求められています。
この地方分権改革に対応していくためには、日常業務を進めていく中で、市民目線に立って主体的に改革改善に取り組み、新しい仕事のやり方や仕組みなどについて、創意工夫しようとする意識の醸成や職場環境の整備が必要です。
このようなことから、引き続き、行政改革を推進し、新庁舎での業務開始と同時に、職員も心機一転、気概をもって、市民の皆様の期待に応えるとともに、新たな課題にも果敢に取り組みながら、限られた財源を効率的かつ効果的に活用し、市民福祉の更なる向上に取り組むため、「甲府市行政改革大綱(2013~2015)」を策定しました。

1名称と取組期間

新たな行政改革大綱の名称は、「甲府市行政改革大綱(2013~2015)」とし、平成25年度から平成27年度までの3年間を取組期間とします。

2行政改革の位置づけ

第五次甲府市総合計画の構想推進の考え方にある「行財政改革の強化」に基づき、最少の経費で最大の効果が上げられる行財政運営を推進するとともに、その他の構想推進の考え方も取り入れるなかで、総合計画の都市像の実現を図っていくための行政改革大綱とします。

3基本理念・基本姿勢・基本目標

(1)基本理念

市民と共に歩む創造力・改革力ある行政の確立

市民と共に歩み、質の高いサービスを提供することを意識するとともに、職員・市役所の改革を推進し、市民のための政策立案を行う「創造力」と、そのために職場全体で行う「改革力」のある行政を確立するという信念のもと、不断の行政改革を推進します。

(2)基本姿勢

(1)庁舎が生まれ変わると同時に、職員・市役所も生まれ変わる
(2)量の改革から質の改革への転換を意識する
(3)市民に信頼される市役所を構築する

この大綱を自分たちが主体的に取り組むプランという認識をもち、職員、係、課といったレベルで「何のためか」「何ができるか」「何をすべきか」を考えることが必要です。そして、それらを実践して適宜振り返ることを習慣づけていくことが必要であることから、行政改革に取り組む基本姿勢を定めます。

(3)基本目標

(1)職員・市役所の改革~職員力・チーム力を高めた活力ある職場づくり~
(2)市民協働の改革~市民力・地域力でまちづくりの推進~
(3)行財政運営の改革~効率的で質の高い行財政運営の確立~

これからの行政改革は、職員一人ひとりがモチベーションを高め、質の高い仕事のできるワークスタイルの在り方を探求する観点も必要であり、職員がやりがいを感じて主体的に改革改善に取り組み、「改革力」をもつ組織とすることが重要です。この大綱では、市民との協働及び行政資源の逼迫による事務事業の更なる見直しに加え、個々の職員の意識改革と、職場のチームプレイの質的向上を図ることを目標とします。

4新大綱の特徴

(1)一課一改革運動の推進

すべての職員が職場の課題を見つけ、自ら積極的に課題の解決に取り組み、業務の改革改善につなげていく力(改革力)を高めるとともに、職員一人ひとりがやりがいを感じ、意欲をもって、職場全体(チーム力)で改革改善に取り組む組織風土とするため、各課で1項目以上の取組項目を設定しました。

(2)定量的目標の設定

目標の設定は、取組項目を的確に評価するにあたり重要であるため、可能なかぎり定量的目標の設定に努め、また、定性的目標であっても達成イメージを具体的な表現で明確化しました。

(3)難易度の設定

取組項目の進行管理と評価をより適正に行うため難易度を設定しました。

(4)達成度の評価

取組項目の目標に対し、どの程度(状態・状況)達成できたかを評価するため達成度を設定しました。

(5)取組項目の市民委員会からの提案

取組項目の設定に関して市民の意見を反映させるため、「甲府市行政改革を考える市民委員会」に対して取組項目の提案を依頼し、提案があった28項目のうち8項目を取組項目として設定しました。

5策定経過

「甲府市行政改革大綱(2010~2012)」は、平成24年が最終年度であることから、本市を取り巻く厳しい財政状況に対処しながら、分権時代に的確に対応するため、引き続き、行政改革に取り組むものとし、平成25年度から平成27年度までの新たな「甲府市行政改革大綱(2013~2015)」の策定に着手しました。
はじめに、新たな大綱の策定方針及び取組項目の設定方針の原案を作成し、「甲府市行政改革推進本部幹事会」「同本部会」「甲府市行政改革を考える市民委員会」での協議を経ながら、取組項目の設定をしました。
その後、「甲府市行政改革を考える市民委員会」から市長に「甲府市行政改革大綱(2013~2015)(素案)」の提出が行われ、同素案に対するパブリックコメントの結果を踏まえ、「甲府市行政改革大綱(2013~2015)(案)」が、「甲府市行政改革推進本部幹事会」「同本部会」により協議・承認されました。

6推進体制

(1)甲府市行政改革を考える市民委員会
行政改革の推進状況について協議を行い、市長に報告又は提言を行います。
(2)甲府市行政改革推進本部
行政改革の進捗状況を評価し、目標達成に向けて適切な進行管理を行います。
(3)甲府市行政改革推進本部幹事会
この大綱に位置づけた取組項目の進行管理を行います。

この大綱における基本目標に沿った具体的な取組項目については、毎年度の上半期と下半期ごとに実績をとりまとめ、「甲府市行政改革を考える市民委員会」の意見を参考にするなど外部の視点を取り入れるとともに、マネジメントサイクルを有効に活用し、着実に推進していきます。また、進捗状況等については、随時、市ホームページ等で公表します。

甲府市行政改革大綱(2013~2015)(PDF:3,292KB)

 

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お問い合わせ

行政経営総室行政経営課行政経営係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)

電話番号:055-237-5390

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