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更新日:2019年3月29日

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コリネバクテリウム・ウルセランス感染症について

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは

ジフテリア菌(Corynebacterium diphtheriae)と同様に、コリネバクテリウム属に分類されるコリネバクテリウム・ウルセランス(Corynebacterium ulcerans、以下、ウルセランス菌)という細菌によって引き起こされ、ジフテリアによく似た症状を示す感染症です。

人への感染経路は?

この感染症は、人、犬、猫、牛のほか、様々な動物において感染事例が確認されており、咽喉頭、肺、皮膚、乳腺などに、様々な症状を呈する動物由来の感染症です。

海外においては、乳房炎や関節炎に罹患した牛の生乳からの感染が主に確認されていました。最近では、ウルセランス菌に感染した犬や猫からの感染が国内外で広く確認されるようになっています。

なお、人から人への感染事例は、国内では現在まで報告がなく、国外においても非常に稀です。

臨床症状は?

基本的にジフテリアと類似した臨床症状を示します。呼吸器感染の場合には、初期に風邪に似た症状を示し、その後、咽頭痛、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜形成や白苔を認めることがあります。重篤な症状の場合には呼吸困難等を示し、死に至ることもあります。また、呼吸器以外(頸部リンパ節腫脹や皮膚病変)の感染例も報告されています。

治療方法は?

抗菌薬が有効であるとされています。国内においては、マクロライド系抗菌薬の使用による回復例が報告されています。

感染予防のためには?

人での国内感染事例の多くは犬や猫からの感染であることが確認されており、ウルセランス菌に感染した動物と接する場合には注意が必要です。感染した動物は、くしゃみや鼻汁などの風邪に似た症状や皮膚病を示すことがあり、動物間で感染が拡大することも報告されています。一方、無症状の保菌動物の存在も報告されています。

もっとも、一般的な衛生管理として、動物に接触した後は手洗い等を励行し、感染のリスクを低減することが重要です。

国内では、人に対する定期の予防接種の対象である三種混合(最近では四種混合)ワクチンにジフテリアトキソイド(ワクチン)が含まれており、このワクチンは、当該感染症に対しても有効であると考えられています。

ペットが感染しているかもしれない場合は?

飼育している犬や猫が咳やくしゃみ、鼻水などの風邪様症状、皮膚炎、皮膚や粘膜潰瘍などを示しているときは、早めに獣医師の診察を受けるようにしてください。

また、感染が疑われるペットに触る場合は、過度な接触を避け、手袋やマスクを着用し、接触後は手洗いなどを励行してください。




 

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