更新日:2018年1月9日

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平成26年度甲府市地域公共交通会議

日時

平成27年2月20日(金曜日)午前10時~午前11時

場所

甲府市役所本庁舎4階大会議室

出席者(12名)

齊藤委員、佐藤委員、雨宮(一瀬)委員、篠原(志村)委員、大木委員、中村(武井)委員、七沢委員、廣瀬(渡辺)委員、若尾委員、山中委員、穴田委員、佐々木委員[会長]※括弧内は代理出席者

欠席者(7名)

植村委員、輿水委員、神澤委員、窪田委員、伊藤委員、浅川委員、小幡委員

事務局

込山リニア交通室長、板山交通政策課長補佐、知見交通政策係主任

次第

1.開会

2.あいさつ

3.議事
(1)宮本地区の新たな公共交通について
(2)その他

4.閉会

会議録要旨

会長:早速ですが、議事の方に入らせていただきたいと思います。お手元の次第に沿って、議事を進めさせて頂きます。議題1であります「宮本地区の新たな公共交通について」でございます。こちらの内容につきましては、事務局よりご説明をお願いいたします。

事務局:(議事(1)について説明)

会長:ただいまご説明いただきました「宮本地区の新たな公共交通について」ということでございます。さきほどご説明にありましたように、この協議会におきましては、市町村運営有償運送の必要性、旅客から収受する対価、その他必要と認められる措置ということについて、協議するということでございますけれども、ただいまご説明いただきました事業について、ご質問などございましたらお願いしたいと思います。高齢化率が70%を超えているということで、非常に高い高齢化率のところでございますが、山間地でありますので普段の生活もご苦労されていることと思います。何かご質問等ございましたらお願いいたします。

委員:さきほどの説明の中で、休みの日でも複数名で運行するとありましたが、複数名とは何名を指すのでしょうか。

事務局:公共性が認められれば、2名以上で運行いたします。

会長:利用料や負担金につきましては、すでに地区の協議会でご協議いただいて決められたということでしょうか。

事務局:はい、そのとおりです。利用料とは別に運営協議会の方で負担金をとるということで、地元の住民で守り、育てるということで今回負担金をいただくという形をとらせていただきました。

委員:負担金3万円というのは年間ですか。

事務局:はい、年間です。

委員:本当にこの地域は、高齢で山岳地域のため、良いことだと思いますのでお願いします。

事務局:高齢者ということでほとんどが年金生活者です。通勤通学者もいないということで地元としてもこういう形がベストだろうと、買物・通院に特化した運行形態で、運行回数も1日1回ですが、この地域ではその回数で足りるということです。

会長:その他いかがでしょうか。

会長:一点、私から確認ですが、運行路線の目的地に定められている施設にもこの事業をやっていくということは、ご了解いただいているということでよろしいでしょうか。

事務局:はい。そうです。

会長:スーパーで買物が終わったときは、どういった形で迎えに行くのでしょうか。

事務局:スーパーの場合は、1階に売り場があるところでないと買物が難しく、運転手さんが一緒に買物に付き添い、買物が終わりましたら荷物を車まで運んであげて、自宅に戻ったときも同様に荷物を玄関先まで運んであげるということをしてあげます。

会長:では買物の間、待機場所の北公民館で待つということはないわけですね。

事務局:はい。買物の場合は、それほど時間もかからないということで、通院の場合は大分時間がかかるということがあります。

委員:運転手がサポートしてあげるということですね。

事務局:はい、福祉的な要素が非常に強いということです。

委員:普通こういったものは予算書などが付いていますが、これはないのでしょうか。もう一つ、今、ふるさと納税というものがありますが、この事業に対して協賛する方々から500円や1000円を寄付していただくような形をとったら、この事業も発展していけるのではないかと思います。

委員:年間3万円の負担にそれは入るのではないですか。

事務局:それは地元の人たちで、利用していない人たちも一部負担して、協賛してもらい、事業に賛同してもらうということで負担してもらいます。事業を維持していくためにみんなで守っていくという形をとっています。これから事業を行う中で、商店や商業施設などの協賛をいただければと思いますが、本事業は、宮本地区に特化しているということもあり、人数的にも多くないため、全体的な協賛をいただくことは難しいかもしれません。今後の他の公共交通では、商店街の協賛をいただくといったことが必要になるかとおもいます。また、予算につきましては、今回ここでご協議いただく内容が、関東運輸支局へ申請する内容に沿ったもので資料を作らせていただきましたので、予算の資料が抜けてしまいましたが、この場で簡単にご説明させていただきますと、車両のリース料が約300万円ですが、6年間の長期契約なので、年間50万円、燃料代が約30万円、保険料その他修理代等が約5万円、運転手の嘱託職員の給料が約180万円、合計で年間約300万円ほどを見込んでおります。

会長:ふるさと納税のようなお話は、目的税などのように特定の事業に使うという形でできないかということだと思いますが、これはぜひ事務局の方にもご検討いただきたいと思います。事務局からも説明がありましたが、宮本地区の山間地を応援するといった方がかえってやりやすいかなと思います。それに併せて、ぜひこの事業を始めるということを報道していただいて、市民の皆様に認識いただいて、アピールするということが重要だと思いますので、事務局の方にはお願いしたいと思います。

事務局:4月の本運行時には、運行式、出発式などをやる予定なので、大々的に広報したいと思っております。

会長:ぜひ、広報等を通じて利用されている方がどれだけメリットがあるかということも市民の皆様に共有していただければありがたいと思います。

会長:その他、ご意見ご質問などございますか。よろしいでしょうか。ご意見等なければ、本送迎事業につきましては、会議の協議が整ったとさせていただきます。さきほど、事務局からご説明ございましたが、道路運送法に基づく証明書をこちらの協議会から発行するという形とさせていただきます。ご了解をお願いいたします。

会長:続きまして、議題(2)その他でございます。皆様から何か、公共交通全般に関してご意見などございますか。

委員:この送迎事業を発表すると、他の山間地ではない、平地の地区でも高齢者の多いところはこれに準じたような話が出てくると思います。それにも市で対応していくのでしょうか。

事務局:現時点では、高齢化率が高いところが、公共交通の問題を自分たちの問題として捉えております。高齢化が一番高かったのが宮本地区、次が上九地区となっており、上九地区でもすでに協議会が立ち上がり、地域に合った公共交通を今進めているところであります。他の地区についても、行政からの押し付けでは持続していかないと思われ、やはり地元の人たちが地域にあった公共交通を考えることが重要となっていますので、そういった地域から優先的に進めているという状況でありますので、随時そういった考え方で対応していきたいと考えております。

委員:相川地区で補助金を活用して実証実験をした経過がありますね。

事務局:登録人数はありましたが、実際の利用者が1割にも満たなかったということがありますので、それらも踏まえて、地域主体で考えていただくということで進めております。

委員:これを大々的にいえば、他の地区でも話が上がると思いますが、ある程度自治体が主体となり、お金も出していかないとダメだと思います。

会長:その他いかがでしょうか。特にないようでしたら、事務局の方から何かございますか。

事務局:改めて、本会議の今後の進め方についてご説明させていただきます。今回のように、協議、報告させていただく事項が生じた場合は、随時この会議を開催してまいりたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

会長:ただいま、事務局から来年度以降、今後の進め方についてご説明がありましたが、皆様ご了解をお願いいたします。以上で議事の方は全て終了ということになります。ありがとうございました。

事務局:佐々木会長ありがとうございました。また、委員の皆様におかれましても貴重なご審議をたまわり誠にありがとうございました。これをもちまして平成26年度甲府市地域公共交通会議を閉会いたします。ありがとうございました。

以上

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎6階)

電話番号:055-237-5109

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