更新日:2018年1月9日

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平成27年度第1回甲府市地域公共交通会議

日時

平成27年11月17日(火曜日)午後2時30分~午後3時30分

場所

甲府市役所本庁舎4階大会議室

出席者(16名)

齋藤委員、佐藤委員、石原委員、浅利委員、雨宮(一瀬)委員、篠原(寶)委員、鶴田委員、窪田委員、相良委員、深沢委員、田中委員、近藤(望月)委員、若尾委員、山中委員、穴田委員、佐々木委員[会長]、運行予定者[設置要綱第6条の5に規定する「委員以外の者」]  ※()内は代理出席者

欠席者(7名)

大木委員、神澤委員、浅川委員植村委員、輿水委員、神澤委員、窪田委員、伊藤委員、浅川委員、小幡委員

事務局

込山リニア交通室長、板山交通政策課長補佐

次第

1.開会

2.あいさつ

3.議事
(1)昇仙峡における新たな公共交通について

(2)その他

4.閉会

会議録要旨

 

会長:それでは、次第に従い議事を進めさせていただきます。議題1は「昇仙峡における新たな公共交通について」です。事務局から説明をお願いします。

事務局:(議事1について説明)

会長:ただいま事務局より、昇仙峡における新たな公共交通について説明を頂きました。内容についてご意見、ご質問がございましたら、お受けいたします。

会長:特に無いということであれば、私から質問させていただきます。運行区間における荒川ダムの位置付けが分かりにくいので、もう一度説明をしてもらってもよろしいでしょうか。資料の運行表からだと、場所と運行経路の関係から運賃が合っていないような気がするのですが。

運行予定者:例えば行きについては、グリーンライン駐車場から仙娥滝上、それから金桜神社から荒川ダム横駐車場へと進んでいくわけですが、帰りについては、金桜神社は回りません。その分で、行きと帰りで運賃に差が生じています。

会員:何がきっかけで、事業化を検討し始めたのでしょうか。

運行予定者:毎日病院に通っている地元の方がいるのですが、冬季に関してはバスの運行がないので、バスを利用しての通院ができなくなってしまうので困るという声がありました。私もこのことに関して何とかできないかと、各方面にお願いに上がったのですが、採算ベースに合わないということもあり、実現は不可能との事でした。ということであれば、私自身で何とか力になりたいと考えたのが始まりです。

事務局:本市では、今年の4月から宮本地区において、住民の買物・通院の送迎事業を始めております。この送迎事業については、土日は運休することとなっているため、土日については地域住民の交通手段が確保できないという点があります。そのような状況の中、今回村松様から、このような事業を行いたいという提案があり、地域住民にもその内容を話したところ、運行をしてもらえるとありがたいという意見を頂いております。本市としても、事業の実現を推し進めていきたいと考え、本日の会議の開催に至ります。観光の面においても、昇仙峡から、金桜神社、荒川ダムへの交通手段を確保できることとなるので、利便性の向上に繋がることも考えられます。

会員:本日の議題になっている事業については、甲府市の公共交通の一部として、有効に機能することを期待しているところであります。しかし、一方では現行の路線バスの多くが、赤字路線バスとなっておりまして、これらについては、バス事業者の負担と共に、一部は公費による補助金で運行されているというのが実態です。従いまして、今回の新規の事業についても、是非、採算が合うように、経営の努力をお願いしたいと思っております。仮に今後、赤字運行になった場合については、市からの補助は行わないということにさせて頂ければと考えています。

運行予定者:本事業は観光事業としての側面もあります。例えば、昇仙峡ロープウェイは年間16万人が利用していますが、そのうちの2割3割を今回のバスで連れてくることが出来ればおおよその採算を確保することができます。もうひとつ、自家用車で昇仙峡へ観光へ来る方については、目的地に着いてからの行動範囲が徒歩に限られてしまうので、バスを活用して行動範囲を広げることもできます。また、地域に住む高齢者についても、活動範囲が広がり、生きがいの提供にも繋がります。そのための努力はしていきたいと考えております。

会員:赤字になっても続けられるのですか。

運行予定者:補助金の交付は要らないという前提で始めた企画でもありますし、実際に利益が伴わなくても良いという覚悟はあります。また、今まで昇仙峡で仕事をしてきた経験を踏まえると、黒字経営にする自信があります。

会員:バスの利用は予約制ということですが、例えば、金桜神社へ行きたいと思い、バスを利用するとします。そうすると、帰るときに利用するバスも予約しなければならないのですか。

事務局:最初の乗車の予約に関しては、電話にて手続きをしていただくこととなりますが、再度乗車する際の予約に関しては、例えばその地点に降車する際に運転手に口頭で伝え、その運転手が営業所に連絡を行うことによって手続きを行うことを考えています。

会員:旅客を乗せて運行するということは、運転手は2種免許保有者ということでしょうか。

運行予定者:そうです。

会員:バス停は設置するのでしょうか。

運行予定者:設置します。

会長:その他ご質問、ご意見はありますか。それでは、おおむね内容については了解を頂きましたので、この場を持ちまして、議題1である本送迎事業について協議が整ったということにさせていただきたいと思います。その結果として、事務局から説明がありましたとおり、道路運送法に基づく証明書を発行するということにさせていただきますので、ご了解よろしくお願いいたします。それでは続いて、議事2「その他」についてです。委員の皆様から何かありましたらお願いします。

委員:70歳以上を対象とした、運転免許証返納高齢者支援事業により贈呈されるバスのICカードで、金額相当分バスに無料で乗車できる事になっていますが、路線によっては、都合の良いバスの運行時間がありません。また、バスの利用者が少ないわりに、必要以上に大きなバスを使用しているような印象があります。例えば、路線に応じて、バスの小型化や運行回数を増やすなどして、効率的なバスの運行を検討して欲しいと思います。この場でこのような要望をすることが適当かどうかは分かりませんが、バス事業者に考えを伺いたいと思います。

会長:事務局については、今のような内容を提案する場があるかということについて、バス事業者についてはコメントがあればお答え願います。

事務局:この会議は、地域の公共交通を考える場ですので、ここで、そのような意見を発言していただく事は、この会議の趣旨に則っています。我々も、そのような意見を聞く中で、今後の公共交通について検討していきたいと考えています。

バス事業者:もちろん需要があれば検討はします。何かあれば、申し出ていただければ、柔軟に対応していきたいと考えています。

会長:その他、何かありますか。

会員:10月3日に、小瀬スポーツ公園で農業まつりを開催しました。高齢者の一人暮らし等の交通弱者については、公共交通の便が悪い中では、そのようなイベントへ行きたくても行けないという実情があります。可能であれば、会場への送迎ができる方法を検討して欲しいという市民からの要望があります。

会長:事務局からコメントがあればお願いします。

事務局:各イベントについては所管する部署があります。たくさんの人に来てもらうためのアイデア等については、所管する部署においても様々な検討をしていると思います。そのような要望があったということに関しては、所管する部署に報告をさせていただきます。

会員:その他、特に無いようでしたら、事務局から何かありますか。

事務局:一点報告と、事務連絡をさせていただきます。今年の2月にこの会議において承認された、宮本地区買物・通院等送迎事業ですが、4月1日から本運行を開始しており、半年が経過しましたので、上半期の実績を報告させていただきます。運行日数が117日、利用者人数が延べ482人で、ひと月あたり役80人、1便あたり4.1人の計算になります。順調に運行していることを報告させていただきます。次回の会議の開催予定についてですが、現在甲府市では、上九一色地区における新たな公共交通について、上九一色地区公共交通協議会において運営形態、運行ルート等に係る実施計画、実施時期の検討を行うと共に、中道地区とも協議を行っておりまして、具体的な案の策定を進めています。この件について、本会議で協議していただきたいと考えています。具体的には来年の2月から3月頃に開催し、本事業の説明をさせていただきたいと考えていますのでご協力の程よろしくお願いいたします。以上です。

会長:それでは、以上を持ちまして議事が終了ということになりますので、議長の職を解きまして、事務局にお返しいたします。ご協力ありがとうございました。

事務局:佐々木会長ありがとうございました。また、委員の皆様におかれましても貴重なご審議をたまわり誠にありがとうございました。これをもちまして平成27年度甲府市地域公共交通会議を閉会いたします。ありがとうございました。

以上

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〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎6階)

電話番号:055-237-5109

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