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更新日:2023年9月25日

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各分野で活躍している女性の紹介

女性や子どもたち、地域のために何かをしたい!そんな想いで活動している女性たちを紹介します。

市民団体「リズムオブラブ」 渡辺光美さん


活動を続けることができているのは「協働」の仕組みをつくったから
人から人への紹介で広がってきた活動だからこそ、原点の想い、支えてくれた人たちを大切にしています

2022年度「甲府市女性活躍推進チャレンジ女性の部」を受賞された渡辺光美さんは、“かけがえのない大切な命を自分で守る心と体づくり”を目指し、健康・安全に関わる課題解決を目的に「山梨発信!健康安全郷育プログラム」を地域に出向いてお届けする市民団体「リズムオブラブ」を主宰しています。
教員時代に「このままでは目の前の子どもたちを守れない」という想いから考案した「健康安全郷育プログラム」は、人から人へ紹介され、渡辺さんの想いとともに「学校」を飛びだし、今では山梨全体に広がっている。
「安全教育という分野は世の中に必要なものだけれど、なかなかお金になりにくい。だから協働という仕組みを大切にしてきた。」と言う渡辺さん。無名の頃から自身の活動を応援してくれている方々を大切に、活動の幅を広げ、県内外で活躍されている渡辺さんの姿からは、ご自身の想いを実現していくために「起業」ではなく「市民活動」として継続していこうという強い意志が伝わってきます。

 

 

 

甲府青年会議所理事長(2023年度) 大島わかなさん


妊娠して初めて痛感した男女の差、母としての喜びと今までできていたことができなくなる不甲斐なさ
何事も「できないかも」と諦めるのではなく、「どうやったらできるか」を考えることが大切

2022年度「甲府市女性活躍推進チャレンジ女性の部」を受賞された大島わかなさんは、弁護士であり、1児の母でもありながら、女性初となる甲府青年会議所の理事長(任期2023年1月から12月)を務められています。弁護士としても青年会議所の活動の中でも「女性だから」という大変さを感じたことがなかったという大島さん。妊娠して初めて男女の差を痛感したそう。それでも何事も「できないかも」と諦めるのではなく、「どうやったらできるか」と「できる方法」を考え、全力で取り組んでいるとのこと。
「仕事をしながら子育てをする女性が「申し訳ない」と思わずにすむ社会」を実現するためには、周りの理解が大事だと話してくれた大島さん。ご自身も様々な悩みや葛藤を抱えながらも、子育てと仕事の両立を目指す女性の道を自ら切り開いているその姿は、周りの方々に「女性が働くこと」への理解を促し、女性自身に「働きたい」「働き続けたい」という活力を与えてくれています。

 

 

 

上石田南進自治会長 山田康子さん


「地域への恩返しを」と始めた自治会長の仕事は、
自身の考え方を見直し、新たな気付きを得られる、やりがいある活動

会員数約260名の上石田南進自治会の会長を2020年より務められている山田康子さん。
「自治会の活動を通じて、様々な年代と関わることで、今までの自分の考えを見直すこともできるし、新たな気付きも得られ、勉強になることが多い。
同年代とだけ付き合っていたらその考え方しかできない自分がいただろうと思うから、自治会の活動をやっていて良かったと心から思っている」とお話しくださいました。
昔は無口で人見知りだったという山田さんが現在のように社交的で、活動的になれたのは、30代の頃に誘われて始めたパートがきっかけとのこと。パート時代に、団体で活動する楽しさや自分から積極的に他者に働きかけることの必要性を学んだからこそ、現在、自治会の活動をする際にも、皆に分かり易く、楽しくやっているということを見せようと思い、とにかく楽しんでやるということを念頭に置いて活動していらっしゃるそう。
取材中何度も「感謝しかない」「私はラッキーだ」というお話をされている山田さんは、周りの方々への心配りや地域への感謝を忘れない素敵な女性です。

 

 

甲府大使 モデル 高瀬真奈さん


モデルという枠にとらわれず、山梨の魅力発信、新たな交流の場の創設など・・・
自身の発信力を生かした活動を

2017年にモデルデビューした高瀬真奈さん。
お手本も正解もどこにもない中、「自分がどうなりたいか」を見つめながら、一つ一つの現場を必死にこなしていた毎日。
そんな毎日が積み重なり、現在では雑誌や広告を中心に幅広く活動するモデルさんへと成長され、2022年4月6日には甲府大使に就任されました。
もともと地元愛の強い高瀬さんは、ご自身のモデルとしての発信力を生かして、山梨の魅力を発信するだけではなく、
地元のクリエーターさんたちとのコラボや市民の皆さんとの交流の場つくりなどもしていきたいと話してくださいました。
「やりたいことは叶う」と信じ続け、行動に移してきた高瀬さんだからこそ、これからもモデルという枠にとらわれず、
ご自身の願いを叶え、活動の幅を広げていってくれるのではないかと期待してしまう・・・今後の活躍が楽しみな地元愛あふれる女性です。

 

 

 

令和4年度 山梨県男女共同参画推進事業者等「女性のチャレンジ表彰」受賞 田中千晶さん


車いすに乗っていても誰かの力になることができるかもしれない・・・
誰かの力になることが私が生きている証です

令和4年度山梨県男女共同参画推進事業者等の「女性のチャレンジ表彰」を受賞された田中千晶さん。
2014年から描き始めた絵画は、2019年・2020年に「山梨県障害者文化展 最優秀 知事賞」を受賞し、2021年には自身初となる個展も開催。同年、東京五輪聖火リレーでランナーを務めるなど、多方面で活躍するパワフルでありながら、とても優しい雰囲気をまとう女性。
突然の病で手足が不自由となり車いす生活となった田中さんが、たくさんの方に支えられ、一つ一つ取り戻していった先にある現在の活動は、苦悩の時間があったからこそ、どれも奥深い輝きを放ち、多くの人々の心を動かしています。

 

 

 

 

 

NPO法人bond place 理事 加藤香さん


人とのつながりや対話を通して
一人ひとりが輝ける社会に

「一人ひとりが輝ける社会にしていきたいです」と気取らない言葉でまっすぐに想いを語る加藤香さんは、強い意志と行動力を持つバイタリティあふれる人。女性や若者の起業のきっかけづくりや子どもの貧困対策をしていきたいと、2011年から無償のコワーキングスペースを運営しています。

2015年には同じ思いを持つ仲間とともに、企業支援や人材育成、組織開発などに取り組むNPO法人「bond place」を設立。人と人をつなげ、対話の場をつくり、社会問題の解決などに向けて活動しています。

 

 

 

NPO法人マンマメルカート 代表理事 早川亜希子さん


夢を追いかけて
頑張る女性を応援したい!!

ショートカットが似合う優しい笑顔が印象的な早川亜希子さん。話してみると高い意欲が感じられ、ますます魅力的な早川さんは、2016年にNPO法人「マンマメルカート」を起ち上げ、女性の活躍の場を広げる社会の仕組みをつくり、学び、教えようとする人のはじめの一歩を応援したいと活動しています。

2018年にはさらに、山梨の女性たちの時間に縛られない働き方を進める人材のマッチング会社「TryMam」を設立。バイタリティあふれる活動で、山梨の女性を輝かせる仕組みを次々とつくりだしているパワフルなママ起業家です。