更新日:2013年9月18日

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穴切大神社本殿付棟札

「大昔、甲府盆地は湖だった」。
事実はともかく、誰もが一度は聞いたことのある伝説ではないでしょうか。

「湖水伝説」は、実にバラエティーに富んでいて、『甲府市史(民俗編)』や市ホームページに掲載されている『ふるさと甲府の昔話・伝説・世間話』などに数多く書かれているほか、市内の寺社などに伝承が残されています。
そうした伝承は、度重なる水との闘いに立ち向かい続けた民衆の心情を今に伝えています。

穴切神社

穴切大神社では、「和銅年間(708~715年)、国司によって鰍沢口が開削され、湖水を富士川に流すことにより、肥沃(よく)で豊かな土地が得られたことに感謝して建立されたのがはじまりで、鰍沢口を切り開いたことから、穴切大神社と呼ばれるようになった」と伝承されています。

神社の鳥居をくぐり、参道を進むと、江戸後期の寛政6(1794)年に建立された随神門があります。
見事な動植物の彫刻を眺めつつ、足を進めると、正面に拝殿、その奥に本殿が建っています。
本殿は、桃山時代に再興された一間社流造(いっけんしゃながれづくり)、桧皮葺(ひわだぶき)で、装飾的な美しい彫刻と鮮やかな色彩がひときわ目を引く建物です。

地名の由来ともなった当社は、住宅街の中に静かにたたずみ、今でも地元の人たちの信仰を集めています。

  • 区分…国指定文化財(建造物)
  • 指定年月日…昭和10年5月13日
  • 場所…宝2-8-5

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