更新日:2014年6月11日

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黒平の能三番(のうさんば)

黒平町は、市の最北部に位置し、御岳山の里宮(金櫻(かなざくら)神社)から本宮(金峰山山頂)に至る御岳道沿いの集落として、御岳信仰とともに発展してきました。現在、過疎化が進行している地域ですが、この地には素朴な民俗芸能「黒平の能三番」が伝承されています。

能三番

能三番は平安時代末期に都落ちした藤原房秀が伝えたとする説と、室町時代末期に信濃国佐久の川上村方面から藤原某(なにがし)の朝臣(あそん)により伝来したとする説があります。昭和2年に作られた甲州音頭では『甲斐の黒平ヤマガ(山家)じゃけんど、見せてやりたや能三番』と唄われるほど、県内を代表する芸能の一つに数えられています。

能三番は、正月14日(新暦2月14日)に行われる黒平町の道祖神祭りで、前年に婚礼や新築など祝いごとのあった家へ練りこみ舞われます。
翁・黒木尉(くろきじょう)・千歳(せんざい)の舞から構成され、翁は99歳の老人で白面をつけ、黒木慰は男性で黒面をつけています。千歳は女性といわれ、面をつけずに鼻筋に白粉を塗ります。そして太鼓、鼓、小鼓、笛、ショウホンヒキと呼ばれる地謡(じうた)を行う者が加わります。舞い手が交わす問答は、めでたい詞章(ししょう)でつらなる儀式的な祝言曲で、道祖神祭りの神事芸能として神聖視され、伝承されてきました。

  • 区分…県指定文化財(民俗無形)
  • 指定年月日…昭和35年11月7日
  • 場所…黒平町

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