更新日:2015年3月30日

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横根・桜井積石塚古墳群

横根町から桜井町の山麓にかけて古墳が累累と145基確認されています。
この古墳は群集墳といわれる形態で、その多くが古墳時代後期から終末期(6世紀後半~7世紀)にかけて造られたものだと考えられています。

一般的な古墳は土を盛り上げ、その中に遺骸を埋葬する部屋を設けます。
ところが、この古墳群は土の代わりに石を積み上げて墳丘を造りあげるため、「積石塚古墳」と呼ばれています。

墳丘を石で造るという点で積石塚古墳は、かつて朝鮮半島の北半分にあった高句麗という国のお墓と共通しています。この高句麗の人びとが日本に渡ってきて積石塚古墳を造ったとする説があります。

古墳の立地環境では土よりも石の方が入手しやすかったため、土ではなく石で古墳が造られたとする説もあります。実際、横根町から桜井町にかけて積石塚古墳が分布する地域は、良質な安山岩が「山崎石」として採掘された地域と重なっています。

横根・桜井積石塚古墳群

また、この積石塚古墳から馬の歯が出土したという報告があります。
元来、日本には馬がいなかったと『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』に記録があるので、積石塚古墳から出土した馬の歯が甲府市周辺で飼育された馬のものであるとすれば、その飼育をした渡来人がいた可能性があります。

  • 区分…市指定文化財(史跡)
  • 指定年月日…平成11年7月21日
  • 場所…横根・桜井町

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