更新日:2016年8月29日

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夢見山(夢山)

夢見山は、標高約400mの小山で、昔は夢山と呼ばれていました。
よい夢を見る山として、武田信虎・信玄にまつわる伝説があります。

戦国時代、信虎が夢山に登り、山頂でうたた寝をしていると、信玄が誕生する夢を見ました。
目が覚めると、城から若君誕生の知らせが届き、大変喜んだそうです。

また、ある日、信玄が夢山の山頂にある大石に腰を下ろし眠っていると、夢の中に、三味線を1曲奏でてくれるという美女が現れました。しかし、弾き始める前に目が覚め、気がつくと信玄の体中に蜘蛛の糸が巻かれていました。それ以来、蜘蛛はいつも信玄の枕元に現れて、戦の吉凶を占ってくれたそうです。この石は夢見石と言われ、石の上で寝ると、誰でもよい夢を見ると伝えられています。

また、夢見山は江戸時代、甲府藩主だった柳沢吉里が名勝地を定めた「甲斐八景」の一つにも選ばれ、「夢山春曙(ゆめやましゅんしょ)」(夢見山の春の夜明け)の和歌が残されています。

さらに古くは、平安時代後期の歌枕の解説書『能因歌枕』に「夢山」が書かれているほか、鎌倉時代後期の和歌集『夫木抄(ふぼくしょう)』には、「都人 おぼつかなしや 夢山を みる甲斐ありて 行きかへるらん」と詠まれ、夢見山は甲斐の名所として、昔から知られていたことがわかります。


画像:夢見山までの行き方。夢見山は、愛宕山こどもの国の、自由広場と少年自然の家を結ぶ遊歩道沿いにあります。

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