更新日:2016年8月29日

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甲府温泉

甲府温泉は、市の中心部に湧いている天然温泉のことで、明治12年、自由民権運動家・小田切謙明が甲府城跡のお堀の近くに開業した「海州温泉」が始まりといわれています。

その後、明治末期から昭和初期にかけて、旅館や料理屋などが競って掘削を始め、甲府駅前や市の中心街で次々と温泉が湧出(ゆうしゅつ)しました。昭和38年ごろの甲府温泉の源泉数は72口、市観光協会加入旅館は38軒という記録があり(『甲府市史』)、甲府駅前や市の中心街にたくさんの温泉旅館があったことがわかります。

昭和20年の甲府空襲によって、甲府温泉の建物の大半は焼失しましたが、湯はこんこんと湧き、市中心部の温泉旅館は、焼け跡そのままの青空天井(野天風呂)として、市民に無料開放されました。


画像:空襲で焼け落ちた公衆浴場に入浴する人たち(写真集「甲府物語」より)

現在、甲府温泉の源泉はホテル談露館の敷地内にあります。泉質は弱アルカリ性食塩泉で、無色透明、湧出温度46℃。豊富な湯量で、リウマチや神経痛、皮膚病などに効能があります。

市の中心部に温泉が湧くことはとても珍しく、全国の県庁所在地では、甲府市と鳥取市だけといわれています。

また、現在の県民会館(丸の内1丁目)の辺りは昔、湯が湧いていたことから「湯田」と呼ばれていました。甲府城築城(1600年ごろ)によって湯田のまちは現在地へ移ったそうです。


画像:源泉。ここから分湯し、現在は、ホテル談露館と古名屋ホテルで楽しめます。

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