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更新日:2016年8月29日

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「風林火山」には続きがある!?

戦国時代最強といわれた武田信玄率いる武田軍。その本陣に掲げられていた軍旗(正しくは「孫子の旗」、「孫子四如(しじょ)の旗」)に書かれている文字「風林火山」は、古代中国の『孫子』※1という兵法(ひょうほう)書から用いたとされています。

「風林火山」は、『孫子・軍争編第7』の軍の行動について書かれている最初の部分で、実はこれには続きが・・・!

その疾(はや)きこと風のごとく

其疾如

その徐(しずか)なること林のごとく

其徐如

侵掠(しんりゃく)すること火のごとく
侵掠如

動かざること山のごとく
不動如

知りがたきこと陰のごとく

難知如陰(1)

動くこと雷霆のごとし

動如雷霆(2)
※2

 

軍旗

続きの2行には、「(1)味方の戦略は暗闇の中のように敵に知られないようにし、(2)兵を動かすときは雷のように激しくなければならない」という意味があります。

軍旗は、前半4行から「其」を略し「疾如風徐如林侵掠如火不動如山」の14文字が書かれています。
なぜ、前半4行を用いたのかは、はっきりしませんが、このように戦国武将が、目指す兵法を軍旗にすることは大変珍しいといわれています。

武田信玄が合戦におよんだ数は130回余り。
敵は、この軍旗を見るだけで恐怖心を抱いたといわれています。

 

※1:中国、呉の兵法家・孫武が著したものだといわれ、戦略・戦術を説いたもの。1巻13編から成る

 

※2:かみなり、いかずち(「霆」はかみなりの激しいもの)

画像:武田家の遺臣たちが納めたといわれる「孫子の旗」。高さ3.8m、幅78cm(甲州市雲蜂寺所蔵)

 

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