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更新日:2016年8月29日

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甲府の方言は江戸の影響を受けている!?

山梨の方言は、甲府を中心とする国中方言と郡内方言に分かれます。
両者の特徴を簡単にいうと、国中は「ズ・ズラ言葉」、郡内は「ベーベー言葉」が使われています。
地域によって特色のある方言は、どのようにしてできあがったのでしょうか。

現在の甲府で話されている方言は、甲府の歴史にも関係してできあがっているようです。
1603年、江戸に徳川幕府が開かれると、甲斐国は幕府の直轄領になりました。それに伴い、甲府の城下町には江戸の人士が勤番し、直接、江戸の言葉が入ってきました。また、甲州街道が整備され、甲府と江戸との往来が盛んになり、江戸との交流が深まっていきました。こういったことから、甲府の言葉の中に江戸の言葉が徐々に交じり合っていったようです。

【国中方言と郡内方言の主な違い】

標準語

国中方言 郡内方言

行こう

イカザー・イカダー

イクベー

高いだろう

タケーズラ

タカカンベ

帰る

ケール

キャール

できない・できなかった

デキン・デキナンダ

デキニャー・デキナカッタ

 

江戸の言葉の影響といわれる例には、二重母音の「アイ」・「オイ」が融合して「エー」と長音化する現象があります。
長音化する現象はもともと甲府にはありませんでした。甲府の方言でエーの長音になっているのは、母音融合現象が盛んだった江戸の言葉から影響を受けたものだといわれています。

母音融合現象

アイ⇒エー

オイ⇒エー

違いない

チガイナイ⇒チゲーネー

面白い

オモシロイ⇒オモシレー

高い

タカイ⇒タケー

黒い

クロイ⇒クレー

入る

ハイル⇒ヘール

広い

ヒロイ⇒ヒレー

大根

ダイコン⇒デーコン

温とい

ヌクトイ⇒ヌクテー

私たちが使っている方言は、その地域ならではの貴重な歴史的文化遺産ともいえます。
方言も大切に伝えていきたいものですね。

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