更新日:2023年2月15日

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愛の鐘

昭和33年、市庁舎の屋上に「愛の鐘」が取り付けられ、午後10時にドボルザーク(チェコの作曲家)の名曲「家路」のメロディが流れていたのをご存じですか?

当時、青少年総合対策の一環として、青少年たちに暖かい手を差し伸べ、非行から守る道しるべとなるように、「愛の鐘運動」が推し進められました。この運動は、毎夜鐘を鳴らすことで、青少年が自発的に家庭と父母を想い起こして帰宅するようにとの願いに基づき、その成果が大いに期待されるものでした。
市の青少年総合対策本部は、街頭での募金活動などを展開し、市民に協力を呼びかけました。

街頭募金の様子
画像:街頭募金の様子

設置時の様子
画像:設置時の様子

昭和33年5月、集まった寄付金100万円で市庁舎屋上に愛の鐘のスピーカーが設置され、市全域に鳴り響くようになりま
した。昭和34年元旦からは、毎日午前7時にもみんなの心を明るくするあいさつ運動として愛の鐘が鳴らされました。

その後、愛の鐘はその姿を消してしまいますが、家庭と郷土をもっと明るく、幸福にしようという取り組みの一つでした。

現在、夕方などに流れているのは防災無線のテストを兼ねているチャイム放送です。
市制施行130周年となった令和元年10月17日から、午後5時の曲が今までの「ふるさと」から「甲府市の歌」に変更になりました。

また加えて、中道地区は午前7時に「野ばら」、正午に「エーデルワイス」、上九一色地区は午前7時に「野ばら」、午前11時30分

と午後9時にチャイムが流れています。

お問い合わせ

市長室情報発信課広報係

〒400-8585 甲府市丸の内一丁目18番1号(本庁舎5階)

電話番号:055-237-5314

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