「甲州親子だるま」を知っていますか?

甲州親子だるま

ボディは白、さらにおなか部分にも顔がある、ユニークな甲州親子だるま。かつての山梨県の経済は養蚕と綿の出来具合で左右されたので、農民は豊作を願って「白だるま」を祀る風習が生まれ、かつ、家内安全、子孫繁栄を祈って子だるまを腹に抱えているんだどか。子なのにひげがあるのは、“親よりも立派になってほしい”という親心から。百数十年の歴史がある伝統工芸品です。大¥2,200、小¥1,100(かいてらす)。

福井 由美子

EDITOR'S VOICE

福井 由美子YUMIKO FUKUI

こんなだるま見たことない!とひと目で気に入って、自分用のおみやげに購入。ユーモラスな風貌に癒されてます。珍しいだるまなので、海外の方へのおみやげにもいいと思います。

INFORMATION

「かいてらす(山梨県地場産業センター)」

甲州親子だるま

TEXT: YUMIKO FUKUI PHOTO: NAO SHIMIZU