「印傳屋上原勇七 本店」で印伝の歴史を学ぶ

信玄袋(大)、右の箱の中の合切袋

江戸時代、上原勇七(現在は13代目)が鹿革に漆付けする独自の技法を考案、甲州印伝が始まりました。こちらは、1582年創業という老舗、甲州印伝の総本家です。印伝は、粋を愛する江戸の人々に広く愛されたという歴史のあるもの。漆加工で摩耗しにくいので、最近は、カジュアルにデニムに合わせてという人も。店頭に並んでいない柄からも選べます。写真は左から、武具を入れていたものと同型、信玄袋(大)¥19,980、右の箱の中の合切袋(大)各¥15,660。印伝の歴史と文化を伝える本店2階の博物館も興味深いので、ぜひ立ち寄って。

店内

稀少な日本の革工芸の伝統品だけに、海外から訪れる人も。

印伝博物館

印伝博物館。展示の内容は定期的に変わります。

福井 由美子

EDITOR'S VOICE

桂 まりMARI KATSURA

甲冑に使われた印伝の模様に、トンボがよく用いられたのは、かつてトンボが「勝虫」と呼ばれたからだそう。興味深いお話でいっぱいでした。

INFORMATION

「印傳屋上原勇七 本店」

  • 住所 / 甲府市中央3-11-15
  • 電話番号 / 055-233-1100
  • 営業時間 / 10:00~18:00
  • 定休日 / 無休(年末年始を除く)
    印伝博物館は17時まで、展示物入れ替え時休館
  • URL / http://www.inden-ya.co.jp
印傳屋上原勇七 本店

TEXT:MARI KATSURA PHOTO:MIDORI YAMASHITA