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更新日:2016年3月16日

なぜなぜBOX

動物園内にある「なぜなぜBOX」によせられた、疑問や質問への答えをご紹介します。
みなさんも、動物園に来たときは「なぜなぜBOX」に質問してくださいね!

Q.1ウサギはなぜ耳が長いの?

A.
ウサギなどの草食動物は、いつも肉食動物にねらわれている弱い動物です。そこで、草食動物たちはいろいろな方法で、てきからにげられるような体をしています。
ウサギの長い耳は、小さな音でもよくきこえるので、てきが遠くから近づいてくるのを早く知ることができます。そうやって早くてきからにげたりかくれたりして自分の体を守ります。
また、ウサギの耳には血管(けっかん)といって、血がながれる管(くだ)がたくさんあります。そのため、暑いときには耳をたてて血管を開き、体の熱を外ににがして体をすずしくすることができます。反対に、寒いときには耳をふせて血管をちぢこませ、体から熱がにげないようにします。こうやって体温を調節しています。なので、ウサギにとって耳はとっても大切なんです。ウサギにさわるときは、耳をつかんだりせず、やさしくふれあいましょう。
一般的に体の大きなウサギほど、体温調節をしやすくするため、耳が大きくなる傾向があります。
動物園にいるネザーランドドワーフ(体重1.5kg)と、フレミッシュジャイアント(体重6.5kg)の体と耳の大きさをくらべてみましょう。

Q.2なぜカメはうごきがおそいの?カメにはなぜこうらがあるの?

A.
カメはきけんな動物から自分の体をまもるために、かたくて重いこうらをもっています。てきが近づくと、あたまや手足をこうらの中にかくすことができます。そうすると、肉食動物も手が出せません。
こうやって体を守ることができるかわりに、重いこうらをせおっているので、あまりすばやく動くことができません。こうらにかくしやすいように、手足が短いのもはやくうごけない理由のひとつです。
遊亀公園動物園には大きなアルダブラゾウガメや、ケヅメリクガメなど乾いた環境でくらすカメや、イシガメやクサガメのように、池の中でくらすカメなどたくさんの種類のカメがいますよ。同じカメでも陸でくらすカメと水辺でくらすカメではこうらの形もちがいます。ぜひちがいを見にきてくださいね。ちなみに動物園の池には野生のスッポンもいます。このスッポンのこうらはやわらかいのですが、そのかわりにカメよりもずっとすばやく動くことができたり、てきにかみついたりします。どの動物もそれぞれの方法で体を守っているんですね。

Q.ぞうの鼻はなぜ長いの?

A.
ぞうは、陸上の動物の中では体が一番大きく、そのため他の肉食動物にもおそわれにくいという良いことがあります。けれども大きな体をかがめて低い地面の草を食べたり、水を飲んだりすることはとても大変です。そこで、ゾウは長い鼻で食べ物をとって口にはこんだり、鼻に水を吸い込んでから口に流し込んだりすることで、大きな体をかがめなくても生活しやすいように、長い鼻をもっています。とってもべんりですね。
ところで、ゾウの鼻にはほねがあると思いますか?実はゾウの鼻にはほねはありません。筋肉だけで、あのような器用な動きをしています。すごいですね!

また、ぞうのしゅるいによって、鼻のさきっちょの形がちがいます。アジアゾウは鼻の先のとんがりが上だけでっぱっていますが、アフリカゾウは上下ともでっぱっています。(指状突起といいます)
さて、テルはどちらでしょう?テルの前でじーっとみていると、時々鼻をのばして見せてくれます。今度動物園でじっくりかんさつしてみてくださいね。

Q.ばくの赤ちゃんはなぜしましまもようなの?もようはいつきえるの?

A.
ブラジルバクはもともと南アメリカやブラジルにいます。森林やしげみのちかくの水辺にすんでいます。まわりにはジャガーなどの肉食動物がすんでいて、バクにとってもきけんな動物です。大人のバクは、体も大きく、てきが近くにきてもすぐに自分でにげることができますが、赤ちゃんバクは特にねらわれやすく、みつかってしまうとにげ遅れてしまいます。
そこで、赤ちゃんバクはてきにみつかりにくいように、もようがついています。お母さんよりも派手なもようなので、何もないところではかえって目立ってしまうんじゃ??と思うかもしれませんが、バクがすんでいるしげみの中では、あのもようは目立ちにくくなり、肉食動物の目からさがすのはたいへんなのです。
もようはだいたい生後5ヶ月目くらいから小さな水玉模様が消えはじめ、生後1年くらいでほとんど大人と同じになります。このころになると、泳ぐのも上手になり、てきからも自分でにげられるようになっています。
よくにたもようが日本にすむイノシシの赤ちゃんにもついています。やはり同じように赤ちゃんたちはしげみの中でてきからかくれて、身を守っています。バクはウマのなかま、イノシシはブタのなかま。種類もちがう生き物なのに、自然ってとてもうまく、とてもふしぎにできていますね。
ユメカは2011年1月23日生まれです。体もだいぶ大きくなり、しまもようもほとんど消えてきましたが、まだまだとってもあまえんぼうです。しましまが完全にきえるまえに会いにきてくださいね。

Q.ライオンには、なぜオスだけ、たてがみがあるの?

A.

オスのライオンは、大人になると、顔のまわりにふさふさした毛が生えてきます。これはたてがみといって、りっぱな大人のオスになったしるしです。
ライオンは大人のオス1とうと、たくさんのメスとこどもたちで、プライドと呼ばれるむれを作ってくらしています。オスどうしは、たたかってこのプライドのボスになります。たてがみは、このたたかいのときに、たいせつな首を、あいてのキバやツメから守るのに役にたちます。また、りっぱなたてがみは、メスたちの気をひくこともできます。
メスどうしは力を合わせていっしょに狩りをしたり、みんなで子育てをしたり、仲がよく本気のケンカはあまりしないので、たてがみは必要なさそうですね。
市立動物園のレオンくんもとても立派なたてがみをもっていて、とてもかっこいいですが、じつはカエデちゃんのほうが気が強く、レオンは完全に尻にしかれています。仲良しの2頭に会いにきてくださいね。

Q.フラミンゴはなぜ片足で立っているの?

A.
フラミンゴは、湖や浅い海などの水辺でくらしています。そこで水の中にいるプランクトンという小さな生物や、藻(も)などを食べています。

長い時間水の中に足を入れていると、だんだん体がひえてしまいますよね。そこで、フラミンゴは片足で立って、もう片方の足は体にくっつけて、体温が下がらないようにしています。野生のフラミンゴは陸の上でもすわって休むことはあまりありません。危険な動物が突然あらわれたときに、いそいでにげることができないので、休むときも立ったまま休むことが多いようです。
フラミンゴはとってもおくびょうです。市立動物園には現在16羽のチリフラミンゴがいて、いつもみんなで固まって行動しています。細い足で上手にバランスをとる様子を見に来てくださいね。

Q.ペンギンはなぜ白と黒なんですか?

A.
ペンギンは海の中と陸の上でくらしていますが、きけんがいっぱいです。

海で泳いでいるとき、空のうえからは大型の鳥が、また、海の中からはシャチなどの肉食動物がペンギンたちをねらっています。海の上から見ると、ペンギンの黒い背中は海の深い青色と波間に消されて見えにくくなります。はんたいに、海の中から水面を見上げると、ペンギンの白いお腹は海の上の光とまざって目立たなくなります。ペンギンの白と黒にはそんなひみつがあるんですよ。
現在、地球上には19しゅるいのペンギンがいますが、みんな背中は黒くておなかは白ですね。市立動物園には6羽のマゼランペンギンがいます。マゼランペンギンはむねに黒いラインが2本入っているのがとくちょうです。動物園のプールは水色なので、背中の黒が目だっていますね。

Q.ワライカワセミって本当にわらうの?

A.
ワライカワセミは、自分のなわばりやいるばしょをまわりのなかまに知らせたり、けいかいしているときに大きな声でなきます。そのときのなきごえがケケケケケ・・・・と、人の笑い声に似ているので、ワライカワセミという名前がつきました。

今、動物園にはこだまちゃんというメスが1羽います。ワライカワセミは仲間同士で1羽がなくと、仲間もいっしょになってなくことがあります。いつかこだまちゃんにもおむこさんが来たら、2羽そろってなく姿がみられるかもしれません。
ちなみに最近こだまちゃんは、お隣にいるエリマキキツネザルが仲間同士でなきあっているときにつられていっしょになくことがあります。なんだかとってもにぎやかですよ。
とくに朝と夕方が多いので、今度きたときはぜひこだまちゃんのなきごえをきいてみてくださいね。

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