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7月号 名物あわびの煮貝、 由来の地! 中道往還と右左口宿を散策

森林浴を兼ねて歩いてみたい古(いにしえ)の道、中道往還。
歴史と文化に彩られた右左口宿。
心静かに過ごせる散策の地へ、この夏、足を延ばしてはいかがですか?

旧道を辿る 中道往還(なかみちおうかん)

かねてより、山梨から駿河の海へと続く道は3本ありました。富士川沿いの河内路(かわうちじ)、御坂から河口湖へと抜ける若彦路(わかひこじ)、そして、その中間に位置するため中道と呼ばれた右左口路(うばぐちじ)です。
この中道往還(右左口路)は、甲府から駿河までを、最短距離で結んだ道でした。右左口宿歴史文化村推進会の千野宇平さんによれば、駿河湾で獲れた海産物を、馬に乗せて1日半で、甲府へ届けることができたそうです。馬の背で揺られ、甲府でほど良い味に仕上がったという名物のあわびの煮貝は、この中道を辿ってできたものです。
今でも、国道358号を脇に入れば旧道を通って右左口峠へと進み、上九一色へと抜けることができます。道中には、物資を運ぶ途中で命を落とした馬の供養と、旅の安全を祈念して設置された、馬頭観世音(ばとうかんぜおん)や千手観世音(せんじゅかんぜおん)、如意輪観世音像(にょいりんかんぜおん)の石仏や祠(ほこら)が30以上あり、昔の文化や風習を感じることができます。

宿場町の面影を残す 右左口宿(うばぐちじゅく)

中道往還の代表的な宿場町、右左口宿。多くの旅人や商人が行き交い、400年以上前から栄えてきました。
中道は軍用道路としても重要な役割を果たしていたため、織田信長往来のために徳川家康がまちなみを整備したと言われています。家康の御陣屋跡(おじんやあと)や御朱印状(おしゅいんじょう)も今に伝わっています。
家康に水を献上したという泉家(いずみけ)の泉、瓦に葵が刻まれた敬泉寺(きょうせんじ)、望郷(ぼうきょう)の歌人・山崎方代の生家など、見どころには立て看板があるので、一つひとつ訪ねながら街道を歩く楽しみがあります。

敬泉寺前の厄除地蔵
▲敬泉寺前の「厄除地蔵」

癒しの涼感スポット 御殿滝(ごてんだき)

バーベキューや魚釣りができる右左口の里の側道を車で入ると、突き当たりに東屋(あずまや)があります。そこに車を停めて脇の斜面を数分下ると、観望台が整備されていて、上下段に分かれたきれいな滝を見ることができます。気軽に自然を感じることができるおすすめの場所ですが、着くまでの道が狭いので、走行には注意が必要です。夏場はマムシにも気をつけて。

御殿滝
▲清涼感ある御殿滝

右左口宿歴史文化村推進会
▲素敵な笑顔でご案内していただいた右左口宿歴史文化村推進会の皆さん

今月の市民レポーター/波木井園子波木井園子

甲府の歴史に深く関わる中道往還。
今回その一部を歩いてみて、さらに興味が湧いてきました。春と秋には、中道往還を歩く企画が開催されています。広報誌で募集のお知らせをしますので、皆さんも、チャレンジしてはいかがでしょうか。また、右左口に代々伝わる浄瑠璃人形を、県立博物館で見ることができます。

今月の担当レポーター/波木井園子

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