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8月号 秘密の 甲府シミン 食べ物・酒編

あなたも、お隣さんも、豚カツがお好き!?

総務省家計調査(注1)によると、全国の県庁所在市や政令指定都市計51都市のうち、甲府市は、カツレツ(注2)への支出金額が2位にランクインしました。これは、豚カツが大きな割合を占めていると思われます。山梨県には、かつ丼と煮かつ丼の2種類があるように、豚カツをこよなく愛していることからも伺えますよね。そもそも関西は牛肉、関東は豚肉文化と言われていますが、その中でも甲府市民は、豚カツに限らず、より豚肉を好む傾向があるようで、生肉部門でも豚肉が5位にランクインしています(牛肉は38位)。
甲府食肉事業協同組合の高野さんに伺ったところ「山梨では、昭和30〜40年ごろ、養蚕をやめた農家が2〜3頭の小規模養豚を始めたことで、豚への馴染みができたのではないか。」と話してくださいました。
ちなみに、牛肉は消費量が少ないため、小売肉店で1頭買いすることがあまりなく、特に鮮度が重要なホルモンは、店頭に並ぶことが少ないようです。

カツレツへの支出金額

スイカやメロンはお嫌いですか?

同調査によると、ぶどう・桃への支出金額は、もちろん上位をマーク(ぶどう:1位、桃:2位)。
一方で、スイカ・メロンが49位と下から3番目なのは、予想外です。甲府地方卸売市場協会の鶴田さんによると、「旬の時季が、桃・ぶどうと重なることや、県内の生産量がごく僅かだからではないか」とおっしゃっていました。県内では旧八代町で、一時期プリンスメロンを作っていましたが、アンデスメロンなど網目のあるメロンの台頭で廃れてしまったそうです。
また、オレンジ(4位)・みかん(10位)・はっさくなどの他の柑橘類(6位)も上位に位置しており、これは「夏果実であるぶどうや桃を食べる習慣があり、収穫のない冬季は、みかん類の柑橘系果物の消費につながったのでは。」(鶴田さん)と推測されていました。

スイカ、メロンの支出金額

なぜか、発泡酒・ビール風アルコールは最下位

アルコール関係への支出金額では、ワインが3位とワイン王国として納得のいくところですが、意外にも発泡酒・ビール風アルコールが最下位です。かといってビールは27位なので、ビールの方を飲んでいるわけでもないようです。
甲府小売酒販組合の長澤さんによると「家では、値段の安い焼酎(16位)を割って飲んでる方が多いようです。ワインが上位にランクインしていますが、主に贈答用として買われている」そうです。
発泡酒類については謎めくばかりです。


発砲酒、ビール風アルコールへの支出金額


注1総務省家計調査は、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9,000世帯の方々を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査している。今回参考にしているのは、平成23〜25年の各項目に対する支出金額。
注2豚カツ・ビーフカツ・チキンカツの総称

今月の市民レポーター/髙野いくみ

今回の調査で上位にランクインしていたものは、私も大好きなものばかりです。食べ物の嗜好は、千差万別だと思っていたので、私の好みが甲府の多くの人と同じことにビックリしました。三代続く甲府育ちの私の体は、甲府の地域性の上にできあがっていることを実感しました。
今月の担当レポーター/髙野いくみ

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