街の話題をお届け!

ここから本文です。

市民がこうふの話題をお届け!

12月号~歴史と伝統ある消防出初式!~

いよいよ12月となり、年の瀬が迫ってきましたね。年末年始のご予定はもうお決まりですか?「まだ決めてないよ」、「今年も寝正月かな」…そんな皆さんにおススメのイベント『消防出初式』を紹介します!
今回は甲府地区消防本部消防団係の方と、甲府市消防記念会の方にお話をうかがいました。

消防出初式とは・・・

いきなり『消防出初式』と言われても、あまりピンと来ない方が多いかもしれませんね。ですが、実は全国各地で行われているものすごく長い歴史と伝統がある行事なんですよ。なんと、その起源は約350年前の江戸時代にまでさかのぼると言われています!当時、大きな被害を出した「明暦の大火(めいれきのたいか)」によって、江戸の町は焼け野原となりました。そんな時に、江戸幕府の消防組織である「定火消(じょうびけし)」が、1659年1月4日に上野東照宮に集結して気勢を上げ、復興に取り組む人びとを大いに勇気づけました。これがきっかけとなって、お正月の恒例行事として現代にまで受け継がれています。

きやりの様子

▲きやり

さまざまな演技

わが甲府市の消防団でも消防団員の士気の向上と、市民の防災意識の高揚を目的として、戦後間もない1948(昭和23)年から開催されています。その内容としては、消防団員の分列行進や消防車の一斉放水など、さまざまな演技が行われます。
その中でも、注目の催しが、「はしご乗り・まとい振り・きやり」です!これは、江戸時代の「火消し」の技能を儀式として受け継いだもので、おもに建築関係者からなる『甲府市消防記念会』の皆さんが披露します。約6メートルのはしごの上で技を披露する「はしご乗り」、およそ20kgの大きな旗印を振り回す「まとい振り」、重い物を運ぶときの掛け声から生まれた労働歌「きやり」…どれも非常に貴重な伝統文化で、甲府市の無形民俗文化財にも指定されています。

まとい振りの様子

▲まとい振り

 

どなたでも見ることができます

出初式は、甲府市消防団32分団および甲府地区消防本部から、およそ1,000人近い関係者が参加し、テレビや新聞などのメディアも取材に訪れる一大イベントです!来年は1月4日㈰の午前9時から、大津町のNECプラットフォームズ(株)駐車場で開催される予定で、どなたでも見ることができます。
普段は見ることができない演技の数々を楽しみながら、皆さんの身近な存在である消防団の頼もしさを実感する…そんな年明けの過ごし方はいかがでしょうか?

はしご乗りの様子

▲はしご乗り

今月の市民レポーター/松本響乃介

今月の担当レポーター松本さん

消防団員と消防記念会の方々が仕事の合間をぬって練習した成果を披露する場です。お時間が合う方は、ぜひ、ご覧になってくださいね。

今月の担当レポーター/松本響乃介

ページの先頭へ戻る