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2020年4月号・御岳そば~金櫻神社とのつながり~

2004-1山梨県の郷土料理といえば、ほうとうが有名ですが、甲府の北側に位置する宮本地区には地元名産の「御岳そば」があります。今回は御岳そばの歴史や由来を知るべく、金櫻神社の近くで先祖代々御岳そばを振る舞っている、相原家(大黒屋)の第40代当主、相原勝仁さんに取材をしました!

▶右が相原さん。荒川ダム湖畔にある「大黒屋」でインタビューを行いました

御岳そばのはじまり

2004-2その昔、全国で疫病が蔓延し、甲斐国も悩まされていました。当時の天皇(第十代崇すじん神天皇)は、疫病を追い払うこと(悪疫退散と万民息災祈願)を目的に、甲府で一番高い山の金峰山を本宮とする「金櫻神社」を創建。信仰の地として全国から多くの人々が集まり、賑わうようになりました。このとき、はるばる遠くからお腹を空かせてやって来る参詣人へそばを提供したのが、「御岳そば」のはじまりだそうです。

▲御岳そば。辛みの効いたねずみ大根の薬味と一緒にいただきます

 

御岳そばは甲府だけじゃない!?

山奥で、荒地かつ寒地であるこの地域では、昔から野菜の代わりに麦やそばが栽培されていました。そのため、もともと、そばやほうとうを食べる文化があったそうです。

ちなみに、甲府と併せて“日本三御嶽”と呼ばれる青梅(東京)と木曽(長野)にも御岳そばがあるとのこと。果たして同じ味なのでしょうか?機会があったら食べ比べてみたいですね。

※今回の「とびだせ!市民レポーター」の日本手話(動画)はコチラ

2004-4ろう者:「⽇本⼿話」という、⽇本語とは異なる⾔語を話す⾔語的少数者。ろう⽂化をもつ。

⽇本⼿話:⼿や指だけでなく、顔や肩の動き(眉、⼝、⾆、⾸の振り、あごの引きや出しなど)も重要な⽂法要素とする⼿話。⽇本語対応⼿話とは別のもの。

 

今月の市民レポーター/玉置智佳子

2004-3甲府に移住し2年目、気になることはその場で調べたり質問をしたりするのですが、御岳そばの歴史は見当たらなく、ずっと気になっていました。金櫻神社には、大和国(現在の奈良県)金峰山の蔵王権現が祀られているとのこと。まさか、私のルーツである奈良県(祖父の故郷)とつながりがあるとは驚きです。相原さんのお話の中から、昔の食文化や暮らしが見えました。そんな古き文化を後世に伝えるために、今日も御岳そばをつくっているのだそうです。

 

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