街の話題をお届け!

ここから本文です。

ドメーヌ・久

ピノ・ノワールのワインで知られる、日本で1番小さな!?ワイナリー。

国道140号(雁坂みち)沿いに。
敷地内には、ワイナリーのほか、レストラン(ボルドー)や結婚式場・チャペルも。

1996年から、自家農園(甲府市川田町)で“ピノ・ノワール”の栽培を開始。
ピノ・ノワールとは、高級ワイン「ロマネ・コンティ」の原料となる、日本では栽培が難しいといわれる品種。
こちらでは2000年に、栽培に成功し、ワインを醸造。
全国でも珍しいと、話題になりました。

最近では、生食用のデラウェアを熟す前に収穫した“青デラ”が原料の「日本一早い」ワイン(ヌーヌーボー)を醸造して、話題に。

「良いぶどうを育てること」をモットーに、ピノ・ノワール、“青デラ”、甲州、マスカットベリーA、ネオマスカットなどさまざまな品種のワインづくりを行っています。

ワイナリー自家栽培のピノ・ノワール。
デラウェアより一回り小さく、粒の大きさはパチンコ玉ほど。
粒の5分の1は種で、種が多いと、えぐみ・苦み・渋みなどコクのある、香りの良いワインができるそう。
現在は約3000本栽培。県外のワイン醸造者など、畑の見学者も多いとのこと。
※写真提供:ドメーヌ・久

 

社長いわく、「日本で1番小さいワイナリー」(※36坪)。

醸造場でまず、見せていただいたのが低温発酵タンク。

 

 

触ってみると、ひんやり!
冷たい水を循環させて、タンク内を約10℃に保っているそうです。
タンク上部を冷やすことによって、タンク内では冷えたものが下へ下へと流れ、自然な対流が起こる、というしくみ。
ふたを開けてかき混ぜると、空気中の雑菌が混ざってしまう可能性があるので、それを防ぐために、タンクを冷やして、中で対流させているそうです。

 

低温タンクで発酵したワインは、次に冷凍タンクへ。
2~-2℃の状態を1週間、保って、酵母菌の働きをストップ。
何重ものフィルターを通して、酵母菌を取り除きながら、さらに次のタンクへ。

発酵を止めるため、今度は、タンク内に窒素ガスを入れて、酵母菌を窒息状態にして死滅させるのだそうです。

 

そして、ワインカーブ(貯蔵庫)へ。
カーブ内は除菌壁で、10~12℃に保たれています。
樽には、1年半、熟成中のピノ・ノワールのワインが。

おすすめ!

ドメーヌQ【ヌーヌーボー2009】

甲府市甲運地区産の、熟す前に収穫したデラウェア“青デラ”を使用した「日本一早い」という新酒(8月発売)。
熟す前の青いぶどうには、りんご酸が多く含まれ、青りんごのような、さわやかですっきりとした味わいと香り。アルコール度数は8%(低め)。
生魚、特に白身の魚、いか、たこなどに合うそう。キリっと冷やして飲むのがおすすめ、とのこと。

 

取材:2009年10月

 

 

ページの先頭へ戻る