昭和59年3月甲府市議会定例会議事日程 (5)

          昭和59年3月16日(金)午後1時

   報  告

第 1 甲選第 1号 議長選挙について

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第 2 議案第15号 昭和58年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補

           正予算(第2号)

第 3 議案第34号 甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定につ

           いて

第 4 請願書について 請願第1号、請願第3号、請願第5号

第 5 議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

           中所管分

                        以上総務委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第 6 議案第12号 昭和58年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算

           (第3号)

第 7 議案第14号 昭和58年度甲府市交通災害共済事業特別会計補正予算

           (第1号)

第 8 議案第16号 昭和58年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第

           1号)

第 9 議案第17号 昭和58年度甲府市病院事業会計補正予算(第1号)

第10 議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

           中所管分

                        以上民生委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第11 議案第20号 町及び字の区域の変更について

第12 議案第22号 市道路線の認定について(西田2号線)

第13 議案第23号 市道路線の認定について(荒川団地南通り線)

第14 議案第24号 市道路線の認定について(堀之内大津線ほか25号路

           線)

第15 議案第25号 市道路線の変更認定について(上条新居村中(6)線)

第16 議案第26号 市道路線の廃止について(上条新居村中(5)線)

第17 議案第27号 市道路線の廃止について(上条新居村中(9)線)

第18 議案第28号 市道路線の廃止について(塔岩沢線)

第19 陳情書について 陳情第1号、陳情第2号

第20 議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

           中所管分

                      以上建設経済委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第21 議案第19号 専決処分について(道路のくぼみによる車両の衝突事故

           にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)

第22 議案第13号 昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第4

           号)

第23 議案第18号 昭和58年度甲府市水道事業会計補正予算(第3号)

第24 議案第53号 昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第5

           号)

第25 議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

           中所管分

               以上水道委員長報告

   ――――――――――――――――――――――――――――――   

第26 甲選第 2号 甲府市選挙管理委員会委員の選挙について

第27 甲選第 3号 甲府市選挙管理委員会委員の補充員の選挙について

 

(出 席 議 員)

川 名 正 剛君

清 水 節 子君

飯 沼   忠君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

剣 持 庸 雄君

森 沢 幸 夫君

岡 田   修君

福 島   勇君

宮 島 雅 展君

村 山 二 永君

秋 山 雅 司君

内 藤 幸 男君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 冶君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 藤 憲 二君

牛 奥 公 貴君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

岡     伸君

渡 辺 静 男君

千 野   哮君

堀 口 菊 雄君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

原 田 正八郎君

飯 島   勇君

小 沢 政 春君

中 西   久君

小 林   匡君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

 

                          38名

(欠 席 議 員)

                          な し

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長  臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹  山 下   久君

庶務 担当 主査  樋 口 一 雄君

調査 担当 主査  功 刀 敏 男君

議事 担当 主幹  都 筑   登君

議事 担当 主査  功 刀   尊君

議事 担当 主査  今 福 栄 一君

記録 担当 主査  天 野 忠 幸君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長  原   忠 三君

国体 準備 室長  飯 尾   和

助     役  新 藤 昭 良君

中央卸売市場長  田 中 忠 夫

収  入  役  荻 野 克 巳

市立甲府病院長  石 井 次 男

市 長 室 長  窪 田   。

〃 事務 局長  坂 本 吉 哉

調整 管理 室長  河 村 利 男

教 育 委 員 長  大 木 敏 夫君

企 画 部 長  神宮寺 英 雄君

教  育  長  楠   恵 明君

総 務 部 長  植 田 太 六

教 育 次 長  近 山 滋 郎

市 民 部 長  入 倉 芳 幸

水道事業管理者  志 村 泰 介君

社 会 部 長  吉 岡   典

水道局業務部長  中 込 忠 雄

福 祉 部 長  高 野   肇君

 〃 工務部長  羽 田   規

環 境 部 長  中 込   勉

選挙管理委員長  関   和 夫君

経 済 部 長  中 島 省 三

代表 監査 委員  保 坂   一

建 設 部 長  赤 池 照 之君

公 平 委 員 長  横 内 敏 治君

都市 開発 部長  丸 山   忍

農業委員会々長  土 屋 活 郎

下 水 道 部 長  高 橋 信 靖君

固定資産評価員  上 杉   要

技術 管理 室長  小 松   要君

 

 

 

 

        午後1時04分 開 議

 

○副議長(早川光圀君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 休会中、条例、予算両特別委員会を開き正副委員長の互選を行い、条例特別委員長に小林 匡君、同じく副委員長に森沢幸夫君、予算特別委員長に中西 久君、同じく副委員長に中込孝文君がそれぞれ互選されましたので報告いたします。

 

 次に、休会中副議長のもとに請願4件が提出されました。

 

 右は、お手元に配付してあります請願文書表により御了承願います。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1 甲選第1号 議長選挙を行います。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(早川光圀君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は、指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○副議長(早川光圀君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議長において指名することに決しました。

 

 第65代議長に小沢政春君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長から指名いたしました小沢政春君を、議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇副議長(早川光圀君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました小沢政春君が議長に当選されました。

 

 ただいま議長に当選されました小沢政春君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。

 

 小沢政春君の発言を求めます。

 

 小沢政春君。

 

       (小沢政春君 登壇)

 

○小沢政春君

就任に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

 

はえある甲府市議会本会議におきまして、不肖私が第65代の議長に満場一致をもって御選任をいただき、衷心より厚くお礼を申し上げます。

 

 もとより浅学非才でこざいます。また今期議会には、ほかに多数の先輩議員もおられる中で私を御選任賜りましたことは、本当に感謝の気持ちでいっぱいでこざいます。それだけに責任の重さを深く痛感をしているところでございます。

 

今後は先輩、同僚議員各位の温かい御指導と御鞭撻をいただく中で、また当局の御指導をも得まして円満なる議会運営に当たりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 

議長就任のごあいさつとさせていただく次第でございます。まことにありがとうございました。(拍手)

 

○副議長(早川光圀君)

 小沢政春君、議長席にお着きください。

 

  (副議長 早川光圀君「退席」 議長 小沢政春「着席」)

(拍手)

 

○議長(小沢政春君)

 ただいまから運営に当たらせていただきます。

 

日程第2から日程第5まで4案を一括議題といたします。

 

 4案に関し総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 千野 哮君。

 

    (総務委員長 千野 哮君 登壇)

 

○総務委員長(千野 哮君)

御報告を申し上げます。

 

去る14日の本会議において当委員会に付託されました案件について15日委員会を開会、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

まず、議案第34号  甲府市学校職員給与条例の一部を改正する条例制定については全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第15号 昭和58年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)については、委員中から国庫補助金の対象者が減少したからといって、代わりに市の負担が増えるような方途を講ずることは行政運営上好ましくないので、予算の更正減額をすべきだとする意見があり、採決の結果賛成多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に、議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)中当委員会所管分については、委員から国体の主会場小瀬スポーツ公園建設事業に伴う受益者負担については、当初の負担金を大幅に上回ってきている今日、財政改革も叫ばれている折から、特にチェック体制を整え、受益の限度を真剣に見定める中で、限度を越えることのないよう厳しく対処すべきだとする要望意見があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 最後に、請願第1号 市立商科大学設立について

 

請願第3号 酒折駅の「夜間無人化」反対について、及び請願第5号 トマホークの米太平洋艦船への配備と日本寄港を拒否、非核3原則の厳守についての3請願は、いずれも願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

なお、本請願については、9月市議会定例会で、その処理の結果の報告を求めます。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――堀内光雄君。

 

〇堀内光雄君

受益の限度についてお尋ねいたしますけれども、当初の基本構想のときには、負担金がたしか22億円と思いますが、それが現在約6.8倍、7倍近いいわゆる金額にふくれ上がって、150億という金額になっています。

地財法27条の規定に基づいて、150億中の3分の1の50億を現在支出するようなことで審議されたと思うんですが、この受益の限度ということについて、甲府市はどこまでが限度なのか、そのいわゆる金額的に見てもこのままはっきりしておきませんと、また限度が不明確のようでございますので、その辺についてのきちんとした議論がなされたかどうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。

 

〇議長(小沢政春君) 

総務委員長 千野 哮君。

 

〇総務委員長(千野 哮君)

 ただいまの堀内議員さんの質問でございますが、その問題につきましてもいろいろと話が出たわけでございますし、執行部に対して受益の限度とはどうかということでの質問もされたわけでございますが、はっきりした明確な答弁というかされなくて、むしろ次の予算議会までの間に、当局の中で意見を統一したものを出していくというようなことでの話に終わりました。

 

 以上です。

 

〇議長(小沢政春君)

 堀内光雄君。

 

〇堀内光雄君 

59年度の予算特別委員会で、その辺の限度をはっきり決めると、こういうことで解釈してよろしいんですね。

 

〇議長(小沢政春君)

 総務委員長 千野 哮君。

 

〇総務委員長(千野 哮君)

 そのような解釈でよろしいと思います。

 

〇議長(小沢政春君)

 ほかに質疑はありませんか。

 

 これをもって質疑を終結いたします。

 

 これより日程第2議案第15号について起立により採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 

       (賛成者起立)

 

○議長(小沢政春君)

 起立多数であります。

 

 よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第3議案第34号を採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第4請願書について採決いたします。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本件は委員長の報告のとおり決しました。

 

 次に、日程第6から日程第10まで5案を一括議題といたします。

 

 5案に関し民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 中込孝文君。

 

       (民生委員長 中込孝文君 登壇)

 

○民生委員長(中込孝文君)

 御報告申し上げます。

 

 去る14日の本会議において当委員会に付託されました案件について15日委員会を開き、慎重に審査した結果を御報告いたします。

 

 議案第12号 昭和58年度甲府市国民健康保険事業特別会計補

正予算(第3号)

 議案第14号 昭和58年度甲府市交通災害共済事業特別会計補

正予算(第1号)

 議案第16号 昭和58年度甲府市老人保健事業特別会計補正予

算(第1号)

 議案第17号 昭和58年度甲府市病院事業会計補正予算

(第1号)

 議案第11号 昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)

中当委員会所管分

 

の5条については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第6議案第12号から日程第9議案第17号まで4案を一括採決いたします。

 

 4案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 4案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって4案は委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第11から日程20まで10案を一括議題といたします。

 

 10案に関し建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 鈴木豊後君。

 

      (建設経済委員長 鈴木豊後君 登壇)

 

○建設経済委員長(鈴木豊後君

 御報告いたします。

 

 去る14日の本会議において当委員会に付託されました案件について15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果を御報告いたします。

 

 まず、議案第20号町及び字の区域の変更については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第22号から議案第24号の市道路線の認定についての3案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第25号市道路線の変更認定について

 

並びに議案第26号から議案第28号市道路線の廃止についての3案は、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第11号昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第6号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案とおり可決するものと決しました。

 

次に陳情第1号愛宕山東道路の市道編入については願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

なお、本陳情については9月定例会でその処理の経過と結果の報告を求めます。

 

最後に、陳情第2号身延線割増し運賃導入反対については願意妥当と認め採択するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

  これより日程第11議案第20号から日程第18議案第28号まで8案を一括採択いたします。

 

8案に対する委員長の報告は可決であります。

 

8案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

御異議なしと認めます。

 

よって8案は、委員長のとおり可決されました。

 

  次に、日程第19陳情書について採決いたします。

 

  本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

御異議なしと認めます。

 

よって本件は、委員長の報告のとおり決しました。

 

  次に、日程第21から日程第25まで5案を一括議案といたします。

 

  5案に関し水道委員長の報告を求めます。

 

  水道委員長 堀口菊男君。

 

       (水道委員長  堀口菊男君  登壇)

 

〇水道委員長(堀口菊男君)

御報告申し上げます。

 

 去る14日の本会議において当委員会に付託されました案件について15日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。

 

まず、議案第18号昭和58年度甲府市水道事業会計補正予算(第3号)については、委員から第5期拡張事業の継続費補正に関して、年次毎の事業量の増減を的確に把あくするとともに、その都度補正処置を行い効率的な執行をするよう要望があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第11号昭和58年甲府市一般会計補正予算(第6号)中当委員会所管分及び議案第13号昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の2案については、委員から下水道供用開始区域内での排水設備の普及状況が十分でないので、その促進策としての水洗便所改造資金貸付制度の効果的な利用方法を検討して促進を図るよう要望があり、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

次に議案第53号昭和58年度甲府市下水道事業特別会計補正予算(第5号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 次に議案第19号専決処分について(道路のくぼみによる車両の衝突事故にかかわる示談締結及び損害賠償の額の決定について)は、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

〇議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――武川和好君。

 

〇武川和好君

 本会議の最終日に私はコンポスト事業について御質問を申し上げたはずであります。このことは水道の常任委員会で論議されないはずはないわけでありますから、その経過と結果を詳しく御報告をいただきたい。

 

○議長(小沢政春君)

 水道委員長 堀口菊雄君。

 

○水道委員長(堀口菊雄君)

 お答えいたします。

 

武川議員さんから詳しくということでございますのでできるだけ詳しく説明したいと思います。

 

コンポストの取り扱いについて主な販売対策について論議がなされ、当面59年度は下水道部の資源対策課が中心となりまして、コンポストの製造及びその販売については関係機関と協議を図り、販売体制を検討し、見通しの確立に図っていくと。

その上、60年度から公社方式に切り換えていく。製品については当面無料でモデル農家等でのテストを行っていただいて、その効果を見極めてから有料としていきたいという考え方が当局から示されたわけでございます。

 

 これに対して委員の皆さんから、類似肥料が販売されている中での市職員による販売開始には、開拓には大変厳しい中での問題があるので困難であるという問題も出ましたが、肥料としての成果にPRはもちろんのこと、積極的にこの問題に議論がなされたわけでございますが、直接使用者に販売するのでなく、その製品の原価計算を明確にした安い価格で一括販売できる業者及び団体等でも販売できるよう折衝して、販売ルートの確保を早急に定めるべきであると、また当初から製品を無料で配布すると有料販売に支障を来すので、当初から有料にすべきであるとの意見もありましたが、さらに今後の対策を質した上新しい事業への新製品の販売で、その対策につい

て今後はプロジェクトチームでの計画、検討を段階的に図って、今後のコンポストの問題には努めていただきたいと、こういう委員から強い御要請があったわけでございます。

 

 当然武川議員さんのおっしゃるように、慎重に今後はこれに取り組んでいきたい、こういう皆さんの強い要望で当局もそのように今後この問題に当たっていくというような御答弁がなされて、皆さんから御意見が出されたわけでございます。以上です。

 

〇議長(小沢政春君)

 武川和好君

 

○武川和好君

 詳しい御報告があったわけでございますけれども、基本的なことは……

 

○議長(小沢政春君)

 武川議員に申し上げます。堀口委員長お2人に申し上げます。

 

 ただいまのコンポストの問題については議題に入ってありませんので質疑はできませんので、御了承いただきたいと思います。

(武川和好君「委員長報告について僕は議論の内容を聞いているですよ。そんなこと事務局長おかしいよ。どういうことなんだ。コンポストって下水道事業に関係することでしょう。委員長に質問しているんだからいいじゃないか。委員会でどういう発言があったか内容を聞いているんだからいいじゃないか。そうでしょう」と呼ぶ)

 

○議長(小沢政春君)

 武川議員に申し上げます。

 

 そのお尋ねのことに対して委員長から詳細に御報告があったので質疑はできませんので――(武川和好君「詳細じゃないから聞いているの」と呼ぶ)――質疑はできませんのでと申し上げた。議論外でありますのでこの辺でということでございます。

(武川和好君「もっと具体的な論議がされているはずなんです。水道委員会では。なぜほんとのことを言わぬですか。水道委員会でもっとまじめな論議がされているの、委員長の報告なんてもんじゃないですよ。もっとまじめなことが論議されているんだから、それを報告しろと言っているんですよ。言いなさいよ。」と呼ぶ)

(早川武男君「論議の内容を報告しろし、それは委員長に対する質問だから。されていないならいないでもっとはっきりしろ」と呼ぶ)(「議事進行」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 岡田 修君。

 

○岡田 修君

武川議員の質問は別に本市の審議の要項に違反してやっているもんじゃないと思います。なぜなら委員長報告にそれがないから、委員長報告にそれがないから委員長報告として文書でしなさいと、こう言っているわけじゃない。委員会でどういう議論が交わされてどのような方向が出されているのか、そういうことをお尋ねしているんですよ、文書としてここへ出してないからおかしいじゃないかという意味で質問しているじゃない。

私もきのうの委員会私たちは半日で終わりましたので午後からいますと、休憩時間はさんで相当突っ込んだ議論が出されて一定の結論みたいなものが新聞には報道されている。それがやっぱり議会で質されてしかるべきものだと、それを公開の場でできないということの方が不自然であって、正式な文書として出てないからそれについてとがめているわけじゃなくて、その内容を知りたいということですからいいじゃないですか続けて、以上。

 

〇議長(小沢政春君)

 水道委員長 堀口 菊雄君。

 

〇水道委員長(堀口菊雄君)

 お答えいたします。

 

詳細については本会議でございますので大変時間も制限されておりますので――(「そんなことはないよ、時間はあるよ十分」と呼ぶ者あり)――私が申し上げた中身で一応は御理解を願いたいんですが、そのことは少なくとも5時間くらいの時間十分委員の皆さん初め当局もこの問題に取り組んで、十分コンポストの問題を――(「報告しろ」と呼ぶ者あり)――皆さんから御意見を承ったわけでございますから、また予算委員会等の特別委員会等もありますので、そのときにまたその問題に取り組んでいただきたい。こんなことで御理解願いたいと思います。

(武川和好君「だめだめ、まじめに報告しろ。議長の権限でやりなさいよ、そんなことは。まじめに報告しろ、まじめに。5時間論議したじゃ5時間の論議を言え、何をやっているんだ言ってみろ。言わせろ」と呼ぶ)

 

○議長(小沢政春君)

 武川議員にお伝えをいたします。

 

 現在議案に対する資疑でありますので趣旨はわかりますが議題に現在はございませんので、この辺で御了承願いたいと先はど申し上げたわけであります。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 武川和好君。

 

○武川和好君

 僕は本会議の最終日でも申し上げました。

 

 20億をかけた事業をもっとどうして議会で論議できないですか。とんだ話ですよ。僕は水道委員会で5時間論議したと、内容を説明してくれと、僕らは少数会派でございますから水道委員会にも委員はいませんよ。聞きたいんですよ。どういうことですか。そんなあんた不明朗なことはありますか。説明を議長の権限で求めてください。

 

     (「議事進行」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 上田英文君。

 

○上田英文君

 質問者と答弁者が食い違っているだけじゃなくて、議長の扱い方の方が議題外だからと、こう決めつけているようですが若干問題があると思います。いまお話を聞いていましたら委員会のままでそのコンポストの問題を論議しているようであります。懇談会で論議したんじゃなくて委員会として長い時間にわたってコンポストの問題を検討したと、こういうことでございますから、委員長報告の中に具体的にコンポスト問題については触れていないじゃないかと、こう武川君が質問しているんですから、当然委員会で論議をした内容を委員長は答えるべきである。これは議題外だとすることにはいささか問題があると思います。

 

○議長(小沢政春君)

 暫時休憩をいたしたいと思います。

 

午後1時38分 休憩

――――――――――――――――――

         午後2時42分 再開議

 

○議長(小沢政春君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 先ほどの武川議員の下水汚泥のコンポストにかかわる発言は、ただいま議題となっております日程第21、議案第19号から日程第25、議案第11号までの5案にかかわるものでないため、会議規則第54条の規定により議題外にわたる発言として、議事整理上制止させていただきました。

 

 下水汚泥コンポストにかかわる発言を行うには日程上議題とし、会議規則第45条の規定に基づき委員会の審査または調査中の事件についての委員長報告を受けてからでなけれはできませんので念のため申し上げます。

 

 水道委員長に対する質疑を続行いたします。

 

       (「議事進行」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 小林 匡君。

 

○小林 匡君

 議長の議事運びに協力するものでございますが、ただいまの発言の内容については異存はないわけですが、発言した状態に私どもは正常の状態でないように見受けられるわけでございます。

 

 この点については本人も議場におりませんし、後刻議長の手元で調査を願ってそれなりの処置をしていただきたいと、このことを申し添えておきます。

 

       (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 岡 伸君。

 

〇岡 伸君

 小林議員の方から発言がありましたように先ほどの武川議員の発言は本会議においては非常に不穏当であり、若干酒気を帯びていると、こういうふうに伺ってもおるわけであります。小林議員の言われるように議長においてぜひひとつお取り計らっていただきたい。お願いいたします。

 

〇議長(小沢政春君)

 ただいま小林 匡君及び岡 伸君からの発言については、議長において議事録等を調査しますので議長に御一任願いたいと思います。御了承願います。

 

 岡田 修君。

 

○岡田 修君

 それでは改めて私の方から。実は私が先ほどの委員長質疑の際は一番最初に手を挙げておったんです。わずかの時間の差ではありましたけれども。私の方が先に指名されるものと私は思っておりましたが、後から手を挙げた武川議員の方に手をさされましたので、私は気に入らなかったので改めて申し上げたいと思います。

 

 これは、けさほどの新聞にも一定の方向性も昨日の水道委員会で出されておると、当局の方からもそういう原案のようなものを出していると、こういうこともこざいまして先ほどの議論の続きというわけではありませんけれども、一定の議論がなされていると思いますので、さらに委員長の方からは非常に長い時間をかけて慎重に審議したという中で、一定の方向がまだ報告されておりませんので、それについて改めてここで動議として取り上げていただいて、議論の中身をここで御報告いただきたいというふうに思いますが、よろしくお取り計らいをいただきたいと思います。

 

〇議長(小沢政春君)

 賛成者ございませんか。

 

       (「なし」「賛成」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

宮島雅展君。

 

〇宮島雅展君

私は岡田さんの趣旨に賛成いたします。

 

〇議長(小沢政春君) 

ただいま岡田 修議員から水道委員会の所管にかかわる下水道汚泥コンポストについて中間報告をされたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので動議は成立いたしました。

 

 お諮りいたします。

 

 この際本動議を日程に追加し議題とすることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

〇議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってこの際本動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。暫時休憩をいたします。

 

午後2時48分  休 憩

      ――――――――――――――――――

午後3時13分  再開議

 

〇議長(小沢政春君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

水道委員長に対する質疑を行います。

 

  質疑はありませんか――岡田  修君。

 

〇岡田 修君

 質問の入る前に、議事進行上2点について申し上げて、一定の見解を議長の方からいただきたいというふうに思います。

 

  まず第1は、先ほどの岡議員の発言についてであります。もし、岡議員の発言に妥当な根拠がないとした場合、それこそこれは不穏当な発言だということになってくるわけです。議長におかれましては、詳細にその点をお調べをいただいた上でしかるべき処置をとっていただきたいということ。

 

 第2は、武川議員の質問を議長が認めた上で、水道委員長に答弁をさせております。このことが問題だったというふうに思うわけです。なぜならば、もし武川議員の質問に本市の会議規則上議題外であるという判断を議長が示すとすれば、その時点で武川議員の発言を制止しまして、その上で委員長の答弁をさせるべきでない、これが議事進行上の常道だったというふうに思うわけです。

 

 したがいまして、この議事運営上の問題点につきましては、議長自身も何らかの見解を、この本会議場で示すのが妥当であるという点を、まず最初に申し上げたいと思います。この点いかがですか。

 

〇議長(小沢政春君)

 局長に答弁をさせます。

 

 事務局長 臼田茂冶君。

 

〇事務局長(臼田茂治君)

 私からお答えを申し上げます。

 

 第1点の発言の内容につきましては、後刻会議録等を調査をさせていただきまして確認をさせていただきたい、こんなように存じます。

 

 第2点についての制止の時期でございますけれども、これは結果的には制止の時期がおくれたと、こういうきらいがございますけれども、発言の内容を把握するために当初発言を許したと、こういうことでございますので御了承をいただきたいと思います。

 

 以上でございます。(小林 匡君「議事進行」と呼ぶ)

 

○議長(小沢政春君)

 小林 匡君。

 

○小林 匡君

先ほど岡田議員から、武川議員の発言についての問題がありましたが、私も武川議員とは名指しでは言いませんでしたが、本人が議場にいないということこれはきわめて遺憾なことです。あれだけの発言をしながら、欠席届けをして帰るなんということは、不見識もはなはだしいです。

さっき議長にも休憩中に申し出たように、私は正常の状態で発言したかどうかということを調査してほしい。そういうことを言ったわけですから、これは後刻議事録で調査では判明できないと思います。

 

 即刻調査員を派遣をして本人を追及して調査してほしいと、このことを申し出ておきます。(鈴木豊後君「議事進行」と呼ぶ)

 

○議長(小沢政春君)

 鈴木豊後君。

 

○鈴木豊後君

 わが党の小林議員が言いましたように即刻ここを休会して、直ちに武川議員を呼び出して調査してほしいと要求します。

 

○議長(小沢政春君)

 先ほど局長が内容をお話ししたとおりでございますので、議長に一任を願いたいと思います。

 

 岡田 修君。

 

○岡田 修君

私は局長でなくて議長の方からお答えいただける方がいいと思うんです。なぜならそれを議会のことでありますから、当局ということでなくて議長さんがお答えになるのが正しいと思うんです。先ほどの局長さんの答弁ですけれども、質問の内容がどういう内容であったかをわからないから、途中で制止するわけにいかないと、これはわかります。

質問者の趣旨がどういう内容であるか、これをつかむために一定の時間が議長に必要であるということは、当然の話でありまして、それを制止するわけにはいかないと思うんです。しかし、その一定の時間が経過した、質問が終わっているという段階では、議長に十分その趣旨がわかるはずなんです。

ですから、その趣旨が議題外にわたるものという判断を議長が示すであれは、その時点で委員長への答弁はさせないと、それ以上議論させないと、これもまた議会運営上必要なことだとすれば、そこには一定の区切りがあるわけです。だらだらっと無制限にいっているんじゃなくて、議長が一たんその質問を受け取っているわけです。その上で水道委員長に答弁させているわけですから、そこに一定の議長としての何らかのここに議場において釈明をしていただかなければ、そこはだらだらといくわけにいかないわけです。一定のけじめをつけなきゃならんわけです。

 

その点で先ほど僕は議事進行上の意見を申し上げたということなんです。それで議会運営委員会でどういう内容の議論がなされたか私は知りませんけれども、一定のことは私は聞いているわけなんです。議長サイドから何らかの釈明があるはずだということを、正式ではありませんけれども私の耳には入っているんです。それがないという段階で次の議論に移るわけにいかない、ということなんです。(岡 伸君「議事進行」と呼ぶ)

 

○議長(小沢政春君)

 岡 伸君。

 

○岡 伸君

 先ほども小林議員の方から出されましたように、即刻休会をして調査をお願いしたいと思います。

 

○議長(小沢政春君)

 岡田議員に申し上げます。

 

 私もまだこの席が暖まらないという議長職でございまして、ふなれな点が大変あったことは重々私も意識をしております。しかし、六法、自治法というようなもの等の内容等もそれほど詳しく私も理解をしておらなかったというところに私の欠陥もあったと、私は自己を責めながらやがてそういうことに対するお答えができるような配慮を検討しようということで、しばらく時間をかしていただきたい、ということを私が専門家でないので当局から説明をしていただいたと、こういうのが経過でございます。ぜひ御了承していただければと思います。(「了解」と呼ぶ者あり)

 

 岡議員さんのただいまの質問でございますが、先ほどやはり局長からお話を皆さんへ届けたとおりでございますので、そのことに対しては責任を持って私も検討し、そのことを理解をするように努力をいたしますので、お任せをいただきたいと思います。

(岡 伸君「議事進行」と呼ぶ)

 

 岡  伸君。

 

○岡 伸君 

先ほども言いましたように、この問題につきましては早急を要するわけです。ということは、岡田議員からも先ほど言われましたように、私の発言が不穏当だと、こういうふうになるわけであります。事の内容によっては、私は懲罰委員会にもかけられるわけであります。そういうことになりますと、どちらがどうなのかはっきりしていただかなければならないわけでございますから、ぜひひとつ御配慮をお願いします。

 

○議長(小沢政春君)

 先ほどから申し上げているとおりでございます。議事運営に協力をしていただくという趣旨と、それからまたその内容については私に一任をと私はお願いしたわけですが、御理解いただきたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○岡田 修君

私の意見は、議長の席が暖まらないからその専門的なことはわからないと、これはいいんです。

 

それは当然の話で人間のやることだから……しかしそれは一般論であって、いま起こった現象については、判断がもうすでにできているわけなんです。ですから、その判断を示していただきたいと、これは私が身勝手な意見ではないと思うんです。

そんなにむずかしい問題ではないんです。言われるほどそんなに専門的な知識は必要でなくて、すでにあなた方当局、議長並びに事務局長の頭の中には入っているはずなんですよ。改めて六法全書や議事運営規定を引っぱり出して研究するような問題じゃないんです。そのことがどうしてできないのか、私はその点が納得いかない。

 

○議長(小沢政春君)

 お答えいたします。

 

 おくれたということは、先ほども理解がいただけるだろうと思って私も答弁をしたわけですが、ふなれだったということだけでは通らないということは、よく承知をしております。今後は、そのことについては一層私も勉強するし、そういうような配慮の前進をする用意をもって皆さんに御理解をいただきたいと、こう考えておりますのでぜひ了解をしていただきたいと思います。(「了解」と呼ぶ者あり)

 

 ほかに質疑ありませんか。

 

以上をもって質疑を終結いたします。

 

 これより日程第21議案第19号について採決いたします。

 

 本件に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本件は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に、日程第22議案第13号から日程第24議案第53号まで3案を一括採決いたします。

 

 3案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 3案は、委員長の報告のとおり決することに御意議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって3案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、日程第5、日程第10、日程第20、日程第25議案第11号昭和58年度甲府市一般会計補正予算第6号を採決いたします。

 

 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

      (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、本案は各常任委員長の報告のとおり可決されました。

 

 次に、下水道汚泥コンポストについて、中間報告を日程に追加し、議題といたします。

 

 水道委員長の中間報告を求めます。

 

 水道委員長 堀口菊雄君。

 

○水道委員長(堀口菊雄君)

 御報告申し上げます。

 

 休憩中委員会を開催し、下水道汚泥コンポストの中間報告については、長時間にわたる論議であり、内容が多岐にわたるため整理をし、後日報告をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

○議長(小沢政春君)

 ただいまの中間報告に対する質疑はありませんか――岡田 修君。

○岡田 修君

 念のためにその中間報告には、次のような点が整理されて報告していただきたい、という要望を申し上げて終わりたいと思います。

 

 まず第1は、現在までに汚泥コンポストについてどのような点が問題点となっていたのか、これをまず整理をしていただくということ。次に下水道汚泥の安全性について。第3は、以上の点について当局がどのような対応をしてきたのか。これは専門家を含めた委員会があったはずでございますけれども、これが1月に任期切れになっているといわれています。これについてどのような対応を示してきたのか、いわゆる空白となっている部分。

第4は、コンポストを長年にわたって農家が使用した場合、その土壌の安全牲をどのようにしてチェックしていくのか。最後は、肥料会社である大企業があるわけです。日産化学及び日本肥料などの大企業の肥料と競合するはずなんです。安くて良質な肥料がでたとすれは競合するはずなんです。

そういう大企業の肥料会社との本市の下水道汚泥コンポストが競合状態に陥った場合、どのように対応していくのか、これらの点についてこれまでの委員会の審査あるいはこれらの閉会中の審査を含めて中間報告をしていただきたい。これらを中に網羅されていただきたい、という要望を申し上げておきます。

 

○議長(小沢政春君)

 要望だけでよろしいですか。

 

 ほかに質疑ありませんか。

 

 以上をもって質疑を終結いたします。

 

 次に、日程第26甲選第2号甲府市選挙管理委員会委員の選挙を行います。

 

 本件については、現在の選挙管理委員が本年3月17日をもって任期満了となりますので、この際地方自治法第182条第1項の規定により選挙を行うものであります。

 

 選挙すべき委員の数は4名であります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第108条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって議長において指名することに決しました。

 

 甲府市選挙管理委員に

  甲府市中央1丁目12番20号 関   和 夫君

  甲府市湯田1丁目6番13号  内 田 紀 道君

  甲府市城東3丁目8番14号  寺 田 信 男君

  甲府市上石田3丁目16番3号 保 坂 昌 新君

 以上、4名の諸君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を、甲府市選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が、甲府市選挙管理委員に当選されました。

 

 次に、日程第27甲選第3号甲府市選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。

 

 本件については、委員の選挙と同様の理由によるものでありまして、地方自治法第182条第2項の規定により選挙を行うものであります。

 

 選挙すべき補充員の数は4名であります。

 

 お諮りいたします。

 

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 指名の方法については議長において指名することに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

よって議長において指名することに決しました。

 

甲府市選挙管理委員会委員補充員に

甲府市武田2丁目13番4号    浅川 富雄君

甲府市千塚4丁目5番12号    石原 泰重君

甲府市上石田2丁目35番13号  山田 泰良君

甲府市美咲2丁目16番17号   大野 良平君

 以上4名の諸君を指名いたします。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を、甲府市選挙管理委員の補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって、ただいま指名いたしました4名の諸君が、甲府市選挙管理委員の補充員に当選されました。

 

 お諮りいたします。

 

 ただいま当選されました補充員の順序は、指名の順によることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

       (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よってさように決しました。

 

 お諮りいたします。

 

 委員会審査のため3月17日から3月27日まで11日間は、本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

よって3月17日から3月27日まで11日間は、本会議を休会することに決しました。

 

休会明け本会議は、3月28日午後1時より開会いたします。

 

 本日はこれをもって散会いたします。

 

          午後3時37分 散 会