昭和59年6月甲府市議会臨時会議事日程   

          昭和59年6月7日(木)午後1時

   報  告

第1 会議録署名議員指名について

第2 会期決定について

第3 議案第57号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例

          制定について)

第4 議案第58号 専決処分について(昭和58年度甲府市一般会計補正予算

          (第7号))

第5 議案第59号 専決処分について(昭和59年度甲府市老人保健事業特別会

          計予算(第1号))

第6 議案第60号 甲府市農業委員会の選挙区の設定及び選挙区ごとの委員定

          数に関する条例の一都を改正する条例制定について

 

 

(出 席 議 員)

川 名 正 剛君

清 水 節 子君

飯 沼   忠君

武 川 和 好君

依 田 敏 夫君

剣 持 庸 雄君

森 沢 幸 夫君

岡 田   修君

福 島   勇君

村 山 二 永君

秋 山 雅 司君

内 藤 幸 男君

塩 野 褒 明君

早 川 光 圀君

堀 内 征 治君

内 藤 秀 治君

上 田 英 文君

小 林 康 作君

堀 内 光 雄君

斉 藤 憲 二君

牛 奥 公 貴君

野 村 義 信君

長 田 昭 哉君

岡     伸君

渡 辺 静 男君

千 野   哮君

中 込 孝 文君

鈴 木 豊 後君

原 田 正八郎君

小 沢 政 春君

中 西   久君

小 林   匡君

早 川 武 男君

三 井 五 郎君

小 沢 綱 雄君

 

                          35名

 

(欠 席 議 員)

宮 島 雅 展君

堀 口 菊 雄君

飯 島   勇君

 

                          3 名

 

職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名

事 務 局 長 臼 田 茂 治君

総務 担当 主幹 山 下   久君

庶務 担当 主査 樋 口 一 雄君

調査 担当 主査 功 刀 敏 男君

議事 担当 主幹 都 筑   登君

議事 担当 主査 天 野 忠 幸君

議事 担当 主査 高 橋 克 己君

記録 担当 主査 今 福 栄 一君

議事 担当 主任 萩 原 三 男君

庶務 担当 主任 五 味 一 重君

 

説明のため議場に出席した者の職氏名

市     長 原   忠 三君

国体 準備 室長 鷹 野 四 郎君

助     役 新 藤 昭 良君

中央卸売市場長 田 中 忠 夫君

収  入  役 河 村 利 男君

市立甲府病院長 石 井 次 男君

市 長 室 長 窪 田   奟君

 〃 事務局長 石 井 司 郎君

調整 管理 部長 近 山 滋 郎君

教 育 委員長 大 木 敏 夫君

企 画 部 長 神宮寺 英 雄君

教  育  長 楠   恵 明君

総 務 部 長 中 込 忠 雄君

教 育 次 長 生 山 正 仁君

市 民 部 長 入 倉 芳 幸君

水道事業管理者 植 田 太 六君

社 会 部 長 吉 岡   典君

水道局業務部長 倉 田 吾 郎君

福 祉 部 長 高 野   肇君

選挙管理委員長 関   和 夫君

環 境 部 長 中 込   勉君

代表 監査 委員 佐 藤 保 房君

経 済 部 長 中 島 省 三君

公 平 委 員 長 横 内 敏 治君

建 設 部 長 赤 池 昭 之君

農業委員会々長 荻 野 克 巳君

都市 開発 部長 小 松   要君

固定資産評価員 斉 藤 孝 房君

下 水 道 部 長 高 橋 信 靖君

 

技術 管理 室長 丸 山   忍君

 

 

        午後1時02分 開会

 

○議長(小沢政春君)

 ただいまから昭和59年6月甲府市議会臨時会を開会いたします。

 

        午後1時03分 開講

 

○議長(小沢政春君)

 これより本日の会議を開きます。

 

 報告事項を申し上げます。

 

 まず、本臨時会に提出する議案につき市長から通知がありました。

 

 提出議案は議事日程記載のとおりでありますから朗読を省略いたします。

 

 次に、市長から議会に報告すべき事項である報第5号専決処分についてから報第9号 昭和58年度甲府市水道事業会計予算繰越についてまでの5件が提出されました。

 

 右は、それぞれお手元に配付いたしてありますので御了承願います。

 

 次に、堀口菊雄君、飯島 勇君は一身上の都合により、鈴木水道局工務部長は公務出張のため、それぞれ本日欠席する旨の届け出がありました。

 

 以上で報告を終わります。

 

 これより日程に入ります。

 

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 

 会議録署名議員には、会議規則第167条の規定により

   福 島   勇 君

   野 村 義 信 君

   鈴 木 豊 後 君

を指名いたします。

 

 次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。

 

 お諮りいたします。

 

 今期臨時会の会期は6月7日1日間といたしたいと思います。

 

 これに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって今期臨時会の会期は1日間とすることに決しました。

 

 次に、日程第3 議案第57号から日程第6 議案第60号まで4案を一括議題といたします。

 

 市長から提案理由の説明を求めます。

 

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 本日の市議会臨時会に提案いたしました案件について、その大要を御説明申し上げます。

 

 まず、議案第57号「専決処分について」は、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、障害者等の非課税限度額の引き上げ及び軽自動車税の税率改定等を行うため、甲府市市税条例の一部を改正したものであります。

 

 次に、議案第58号「専決処分について」は、地方債の許可決定により、歳入予算の更生及び市債の限度額の更正を行うため、昭和58年度甲府市一般会計予算の補正を行ったものであります。

 

 また、議案第59号「専決処分について」は、昭和58年度甲府市老人保健事業特別会計において、支払基金交付金等の交付遅延により、歳入不足を生じましたので、昭和59年度の歳入を繰り上げ充用するについて、昭和59年度甲府市老人保健事業特別会計予算の補正を行ったものであります。

 

 以上の3件につきましては、いづれもその処理に急を要し、市議会を招集する暇がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものであります。

 

 次に、議案第60号「甲府市農業委員会委員の選挙区の設定及び選挙区ごとの委員定数に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、本市の農業委員会委員の選挙における各選挙区ごとの委員定数の変更を行うため、この条例を制定するものであります。

 

 以上が本日提案いたしました案件の大要であります。

 

 御審議のうえ、御協替賜りますようお願い申し上げまして説明を終わります。

 

○議長(小沢政春君)

 以上で説明は終わりました。

 

 これより上程議案に対する質疑に入ります。

 

 質疑の通告がありますので発言を許します。

 

 武川和好君。

 

     (武川和好君 登壇)

 

○武川和好君

 議案第60号 甲府市農業委員会委員の選挙区の設定及び選挙区ごとの委員定数に関する条例の一部を改正する条例制定について、この案件に限りまして御質問を申し上げたいと思います。

 

 農業委員会等に関する法律は、その設置目的として農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与するためと明記され、さらに農地等の利用関係についてのあっせん及び争議の防止、また農地等の交換分合のあっせんと農地事情の改善、農業振興計画の樹立、さらに農業技術の改良、農作物の病虫害の防除

その他農業生産の増進、農業経営の合理化及び農民生活の改善等に関する事柄を積極的にすることが使命とされています。

 

 本市の農業実態は、市街化区域はもちろんですが、農業振興区域も含め農地面積は年々減少の一途をたどっております。農業人口も全く同じであるはずであります。

本市の農業生産額は57年度で54億7,600万円であります。内訳は、米麦6億2,300万、養蚕2億1,700万、果樹26億3,900万、野菜13億0,400万、畜産4憶1,200万、その他2億8,000万であります。

 

 そこでお伺いをしておくわけでありますが、本市の農業行政の重点地域は何といっても農業振興地域であろうと思いますし、農業政策のこの農業振興地域重点とならざるを得ないと思いますが、この点についての当局の御見解を求めるものであります。

 

 第2は、農業委員会の選挙人名簿の確定の経過であります。

 

 農業委員会等に関する法律第10条で選挙人名簿作成についての定めがございます。それによると政令で定める農業者の申請に基づき毎年1月1日現在によりその選挙資格を調査し農業委員会委員選挙人名簿を調整しなければならないとあります。

 

 また、農業者からの申請がない場合、あるいは当該申請に錯誤もしくは遺漏があるときは、職権をもつて選挙人名薄を調整あるいは修正することができるとあります。

 

 農業委員会また選挙管理委員会は、前段の定めに従い適切な事務処理を行ってきたかどうかお伺いをいたします。

 

 3つ目は、本市は小選挙区制が導入されているわけであります。各選挙区の農業委員の定数はおおむね選挙人の数に比例して条例で定めなければならない、こう定められているわけであります。提案されています条例改正案は単純に四捨五入による比例配分であります。前段申し述べたとおり本市の農業の実態に即しておおむね選挙人の数に比例して配分しなければならないはずであります。

具体的には市街化区域あるいは市街化調整区域を含む選挙区は単純比例配分後の四捨五入でなく、余剰数値は切り捨てて農業振興地域及び農業振興地域を含む選挙区は逆に単純比例配分後の数値はすべて切り上げて1とするという配慮が当然必要だと思いますが、いかがでございますか。以上3点につきまして質問する次第であります。

 

〇議長(小沢政春君)

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 武川議員の御質問にお答え申し上げます。

 

 本市の農業行政の重点地域は農業振興地域であろうとこう思うがどうかと、このような御質問でございますが、御指摘のとおり農業振興地域を中心といたしまして、農業振興整備計面画を策定をいたしまして、これを基本として土地改良事業や施設整備事業など農業協同組合など関係をするところの団体とも連携を図る中で、本市農業の発展に努めておるところでございます。

 

 また、農業委員の選挙区の委員定数についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり農業委員の小選挙区の農業委員定数につきましては、法第10条の2項によりましてそれぞれの選挙区の選挙人の数に比例して委員定数を定めたものでございます。

 

 お説の農業委員振興地域の実態等を考慮した配分方式につきましては、今後市長会等を通じまして法改正についての要望をしてまいりたいと、このように考えておりますので御理解を賜わりたいと思います。

 

 なお、その他の御質問につきましては担当の委員会の方からお答えいたしますので御了解願いたいと思います。

 

 以上でございます。

 

〇農業委員会々長(荻野克巳君)

 御質問の第2番目、選挙人名薄登載申請に基づく農業委員会の事務処理についてお答えをいたします。

 

 御指摘の選挙人名簿の事務処理につきましては、農業委員会における審査は申請書の形式が整っているか、あるいは必要な事項が全部記載されているか等の形式上の審査と、申請書に記載された事項の真否、これを審査し認定をいたしまして選管へ送付をいたしております。

 

 なお、農業者からの登載申請書がない場合の農業委員会の代理文書提出につきましては、これを現在行っておりません。以上です。

 

○選挙管理委員長(関 和夫君)

 お答えいたします。

 

 御指摘のとおり選挙人名簿は選挙権を有するものの申請に基づきまして、選挙管理委員会が調整しなければならないことになっておりますが、名簿の調整手続きにつきましては施行令第3条の規定によりまして、選挙権を有するものは名簿調整のための申請書を農業委員会を経由して選挙管理委員会に提出しなければならない、ということになっております。

これによりまして提出された申請書は農業委員会において申請者の記載事項の真否、耕作面積の認定、耕作従事日数等についての実質的な選挙権の有無についての認定を行いまして、選挙管理委員会に送付することとされておるわけであります。これはそれらの選挙権、利用権についての決定権が農業委員会に付与されておるからであります。これによりまして選挙管理委員会は農業委員会から送付されました申請書に基づきまして、選挙資格の有無を調査いたしまして名簿を調整いたしました。

このように選挙管理委員会といたしましては選挙人名簿調整に当たりまして、適切な事務処理を行ってまいりましたので御理解いただきたいと思います。

 

 なお、たまたま現在全国の選管連合会の総会が開催されておりまして、昨日の総会におきましても農業委員会選挙人名薄の作成についてというようなことで、現行の法の不備な点につきまして私ども選挙管理委員会としても、積極的にこの改正方を当局に要望するということで努力しておりますので、どうか御理解いただきたいと思います。

 

○議長(小沢政春君)

 ほかに質疑ありませんか――上田英文君。

 

○上田英文君

 武川君の質問に関連してお尋ねをしたいと思うんですが、実は、昨日になって山城地区の農業委員さんや、農協の組合長さんたちがこの問題について急速陳情したということがございます。私は事情があって出席しませんでしたけれども、地元の農業委員さんたちの気持ちはよくわかるところなんですが、とっくに議案として提示をされている問題が、どうしてきのうになって陳情するような羽目になったのか。

実は私は地元の人たちにいきさつをまだ聞いておりませんけれども、少なくともこの定数を決めるについては、それぞれの地区の代表なりあるいはその農業関係者と若干の話し合いというものはあったと、私は常識的には思いたいんですけれども、その辺の事情を荻野さんから説明をしてもらいたい。

 

 この農業委員さんという問題は、行政の中でも本当にしほられた一部の問題ではあっても、農業問題の元締めとも言える立場の人たちでありますから、これを法律がこうだ、こうだというだけで、当局が地域の要望や何やらを無視してやったのか。あるいはそういう要望があってもそれ、一切受け入れることができなかった、というようないきさつがあるのか、少なくともその辺の基本的な地域との対応というか、そういう点についてお答えをいただきたいと思います。

 

 また、少なくとも農業地帯としては大変大きい地帯であることは明らかなわけですから、そういう地帯のかなめになる人たちが、強い不満を持っているということは今後の農業行政に対して非常に支障は来してくるだろう。

 

 われわれが議案として提出されて一定の説明を聞けば、これは議員としてそれを、きょう1日限りですから決定をしていかなければならぬ方向にあるように私は受けとめておりますが、そういう不満のある人たちの意向を、今後当局は十分というか、少なくとも対応については自信があるのかどうなのか、こういう点についてもお答えを願いたいと思います。

 

○議長(小沢政春君)

 市長 原 忠三君。

 

     (市長 原 忠三君 登壇)

 

○市長(原 忠三君)

 後段の部分につきましてのお答えを申し上げますが、昨日、南の方の関係の各機関の代表の方々の陳情を受けました。その中で今回の条例改正の提案をいたすについての経過というものを、お話をいたしたわけでございますけれども、まず基本といたしまして法律に基づいて選挙というのは、民主主義の原理を踏まえて行うものでございますので法律に基づいてやる。

しかも農業委員会の方の事情も私もお伺いをいたしました。これについては1番の問題は、選挙人名簿の登載をする事務の関係にかかわった問題もございました。この間の事情というのは、12月にこれがそのようないろいろな各関係団体へも要請をして、漏れなく登載をするように、また広報の方でも全戸にこれが配布されるものでございまして、これにもそのようなことを記載をして全戸に配布をしろ、そのようで努力をしてきた、こういうようなことを聴取をいたしました。

 

 なお、法律の中にきわめてこれは民主主義の原則というものを守るために、ふさわしくないような文言もこれはあるのではないか、というようなことも私も見せていただきまして感じました。それが先ほど申し上げましたように、それらのものにつきましてはこれは市長会等を通じまして、この改正をすべきものは改正をしていくように国の方へ要請をしていく、こういうようなことを御説明申し上げました。

その文言というのは、その中に選挙人の確定をするのに、あるいは委員の定数を決めるのに『おおむね』というような、法律の中に『おおむね』なんという文句を使うなんていうことは、はなはだこれは問題があるんじゃないか、というようなことも率直に感じましたので、そういうようなことがこと選挙にかかわることでございますので、きちんと明確になるような形のものにしなければならない、こういうようなことを市長会等を通じて国に要請をしていく考え方でございます。

というようなことも説明を申し上げまして、陳情をされた方々は、今後の課題というものについては話し合いましたが、今回の問題につきましては御理解をしてお帰りになっていただいた、このように考えているところでございます。よろしくお願いいたします。

 

〇農業委員会々長(荻野克巳君)

 ただいま全般的には市長さんの方からお答えをいただいたとおりでございます。

 

 なお農業委員会といたしましても、広報とか農業委員会だより、あるいは農業委員各自の指導によりまして、これを周知徹底をするように努力しているところでございます。

 

 以上でございます。

 

○議長(小沢政春君)

 よろしいでしょうか。

 

 ほかに質疑はありませんか。

 

 これをもって質疑を終結いたします。

 

 ただいま議題となっております日程第3議案第57号から日程第6議案第60号まで4案については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。

 

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 

 委員会審査のため暫時休憩いたします。

 

        午後1時28分 休憩

      ―――――――――――――――――

        午後4時10分 再開議

 

○議長(小沢政春君)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

 ただいま総務、民生、建設経済の各委員長から、委員会審査結果の報告書が議長のもとに提出されました。

 

 これより日程第3議案第57号及び日程第4議案第58号の2案を一括議題といたします。

 

 2案に関し総務委員長の報告を求めます。

 

 総務委員長 千野 哮君。

 

     (総務委員長 千野 哮君 登壇)

 

○総務部長(千野 哮君)

 御報告を申し上げます。

 

 先ほどの本会議において当委員会に付託されました議案については休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。

 

 議案第57号 専決処分について(甲府市市税条例の一部を改正する条例制定について)及び議案第58号 専決処分について(昭和58年度甲府市一般会計補正予算(第7号))の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

以上で報告を終わります。

 

○議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第3議案第57号及び日程第4議案第58号の2案を一括採決いたします。

 

 2案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 2案は、委員長の報告のとおり承認することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって2案は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に日程第5議案第59号を議題といたします。

 

 本案に関し民生委員長の報告を求めます。

 

 民生委員長 中込孝文君。

 

     (民生委員長 中込孝文君 登壇)

 

○民生委員長(中込孝文君)

 御報告いたします。

 

 先程の本会議において当委員会に付託されました議案について休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果をご報告いたします。

 

 議案第59号 専決処分について(昭和59年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第1号))は、全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第5議案第59号を採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は承認であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり承認することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は、委員長の報告のとおり承認されました。

 

 次に日程第6議案第60号を議題といたします。

 

 本案に関し建設経済委員長の報告を求めます。

 

 建設経済委員長 鈴木豊後君。

 

     (建設経済委員長 鈴木豊後君 登壇)

 

○建設経済委員長(鈴木豊後君)

 御報告申し上げます。

 

 先ほどの本会議において、当委員会に付託された議案について、休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果について報告いたします。

 

 議案第60号 甲府市農業委員会委員の選挙区の設定及び選挙区ごとの委員定数に関する条例の一部を改正する条例制定については委員から今後選挙人の資格要件等の認定及び確定にあたっては、農業の実態を十分把握するなかで、農業委員会及び選挙管理委員会それぞれにおいてなお一層その処理の厳正を期すること。

 

 また、大選挙区制の導入についても地域の実情を踏まえるなかで前向きに検討されるよう強い要望意見が出され、採決の結果全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。

 

 以上で報告を終わります。

 

○議長(小沢政春君)

 以上で報告は終わりました。

 

 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。

 

 質疑はありませんか――質疑なしと認めます。

 

 これより日程第6議案第60号を採決いたします。

 

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 

 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

 

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(小沢政春君)

 御異議なしと認めます。

 

 よって本案は、委員長の報告のとおり可決されました。

 

 以上をもって本臨時会に提案されました議案の審査を全部終了いたしましたので、会議を閉じ6月甲府市議会臨時会を閉会いたします。

 

        午後4時07分 閉会

   ―――――――――――――――――――――――   

         甲府市議会議長   小 沢 政 春

         甲府市議会副議長  早 川 光 圀

         会議録署名議員   福 島   勇

            〃      野 村 義 信

            〃      鈴 木 豊 後