平成11年3月甲府市議会定例会会議録第5号
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午後1時01分 開 議
○議長(小沢綱雄君) これより本日の会議を開きます。 報告事項を申し上げます。 金丸三郎君外6名から甲議第2号 地方税源の充実に関する意見書提出について、山村勝一君外8名から甲議第3号 児童手当制度の抜本的改善を求める意見書提出についてが提出されました。
印刷の上、各位のお手元に配付いたしてありますので御了承願います。
次に、細田 清君は、一身上の都合により本日欠席する旨の届け出がありました。
以上で報告を終わります。 これより日程に入ります。
日程第1から日程第3までの3案を一括議題といたします。
3案に関し、総務委員長の報告を求めます。
総務委員長 金丸三郎君。
(総務委員長 金丸三郎君 登壇)
○総務委員長(金丸三郎君) 去る3月9日の本会議において、当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。
まず、議案第13号 平成10年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。
次に、議案第15号 平成10年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、償還率の向上対策については、定期監査報告書の中にある監査委員からの要望事項を十分踏まえ、国、県との連携を図り、引き続き積極的に取り組むよう要望がありました。
最後に、請願第11−5号 地方税源の充実に関する意見書の提出を求める請願については、消費税を財源として、地方税源の充実を求めることは、市民負担の重い消費税の定着化や将来の消費税率の引き上げにもつながるので不採択とすべきであるとの意見と、今日の地方自治体の財政状況は大変厳しいことから、財源確保の一例として、現行の消費税の配分割合を地方へ手厚くするよう本請願は求めているのであり、国税から地方税へ税源移譲をして、地方財源の充実を図ることは必要であるので、願意妥当と認め採択すべきであるとの意見があり、採決の結果、多数をもって採択するものと決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(小沢綱雄君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか「「「質疑なしと認めます。
これより日程第1 議案第15号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第2 請願書について採決いたします。
本件に対する委員長の報告は採択であります。
本件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員長報告のとおり決しました。
次に、日程第4から日程第10までの7案を一括議題といたします。
7案に関し、民生文教委員長の報告を求めます。
民生文教委員長 山村勝一君。
(民生文教委員長 山村勝一君 登壇)
○民生文教委員長(山村勝一君) 去る3月9日の本会議において、当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。
まず、議案第11号 専決処分について(平成10年度甲府市病院事業会計補正予算(第2号))及び議案第12号 専決処分について(医療事故の示談締結及び損害賠償の額の決定について)の2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり承認するものと決しましたが、今後二度とこのような医療事故が起こらないように、万全な医療体制をとるよう強い要望がありました。
次に、議案第16号 平成10年度甲府市老人保健事業特別会計補正予算(第4号)及び議案第27号 甲府市市立の高等学校及び幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例制定についての2案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。
次に、議案第14号 平成10年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第13号 平成10年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中当委員会所管分の2案については、国保会計への繰入金に関し、現在の厳しい国保会計において他会計繰入金は重要な財源の1つと考えられるので、減額せずに当初計画した繰入金を維持すべきではないかとただしたのに対し、繰入金の減額は、財政安定化支援事業繰入金の算定基準が、昨年までの保険基盤安定繰入金の3分の2から2分の1に改正され、国の指導に基づく繰入金の確定によるものであるとの答弁がありました。
これに対し、国の制度上の問題ではあるが、他会計繰入金の減額は基金を取り崩して補填することとなり、国保会計を圧迫することになるので反対であるとの意見があり、採決の結果、いずれも多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。
次に、請願第9−16号 重度障害者および三才未満児の医療費助成の窓口無料化を求める請願書については、重度心身障害者医療費助成及び国保加入者以外の乳幼児医療費助成は、現在、償還払い方式となっているが、償還の請求から支払いまでに長期間を要することや申請手続の簡素化などを考えると窓口での無料化を実施すべきであり、本請願は願意妥当と認め、採択すべきであるとの意見があり、採決の結果、多数をもって採択するものと決しました。
次に、請願第11−4号 児童手当制度の抜本的改善を求める意見書の提出を求める請願については、全員異議なく採択するものと決しました。
最後に、陳情第11−2号 甲府市福祉部門の移転中止を求める陳情については、現市立病院移転後の跡地利用は現在庁内プロジェクトにおいて検討中であり、議会としても今後調査研究する必要があるので、継続審査とすべきであるとの意見と、障害者や高齢者が密接に関係する福祉部門だけでなく、市民に直接関係の深い部署については、現在の庁舎内に配置し行政サービスを行うべきであり、願意妥当と認め、採択すべきであるとの意見があり、採決の結果、多数をもって採択するものと決しました。
なお、請願第9−16号及び陳情第11−2号については、9月定例会でその処理の経過と結果について報告を求めます。
以上で報告を終わります。
○議長(小沢綱雄君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか「「「岡田 修君。
○岡田 修君 委員長に御質問を申し上げます。 ただいまの報告の中には、請願第10−19号の報告がありません。3月2日の本会議においては10−19号 1学級の定数を「30人以下」にすることを求める請願書、これが委員会付託になっているはずです。その委員会付託になっているこの請願はどのように審査されたのか、その報告がございませんが、それについてどのようになったのかをお尋ねしたいと思います。
○議長(小沢綱雄君) 委員長報告に対する質疑でありますので、その範囲で質疑をお願いいたします。民生文教委員長 山村勝一君。
○民生文教委員長(山村勝一君) 請願第10−19号につきましては、12月議会におきまして採択されまして、国に意見書を送付してあるところでございます。その後、同じ趣旨の文言を変えた請願が出てまいりましたが、当委員会におきまして可否同数であったために、委員会条例第17条の第1項の規定によりまして委員長不肖山村が継続審査にすると裁決したわけでございます。それでそのように決しました。
○議長(小沢綱雄君) 岡田 修君。
○岡田 修君 ただいまの説明によりますと、請願第10−19号は既に12月議会で採択されたと、同じ請願をまた今回は継続するという意味の説明であります。したがいまして、これは明確な自己矛盾を来しておりますので、ちょっと議長においてここを整理していただきたいと思います。
(内藤幸男君「議事進行」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) 内藤幸男君。
○内藤幸男君 御案内のとおり継続審査になったものは委員長からの報告がありませんので、中身についての質疑はできないはずでありますから、この辺でとどめていただきたいと思います。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 岡田 修君。
○岡田 修君 私の今申し上げたことは同じ請願が、請願の形式とか内容に入っておりません。10−19号という同じ請願が12月議会で既に採択されて国に意見書が上げられていると、こういうように委員長説明したわけですよ。内容に入っているわけでありません。手続で聞いているわけです。おかしいじゃないですか。同じ請願がもう既に意見書が出されていて、それで今度は3月議会になったら継続だと、こういう報告が一体成り立つのかどうかということです。
(内藤幸男君「議長」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) 内藤幸男君。
○内藤幸男君 継続審査になったということそのものは、民生文教委員会の所管の範囲でありまして、その委員長が結果を出した、そのことについて本会議でそのことを質疑しても議会規則に反しますから、ぜひこの辺でとどめさせていただきたいと思います。
(岡田 修君「速記録調べてみて。僕の言ってることがわかってな
いようだな。ちょっと速記録をもう一回起こしてもらって、今の
内藤さんの取り扱いについて、委員長の説明ではそう言っている。
おかしなことになるよ、議会が。速記録を見た方がいい」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) 会議規則第54条の(発言内容の制限)に明確にされておりますので、御了承願いたいと思います。
(「異議なし」「議事進行」と呼ぶ者あり)
(内藤幸男君「議長が言ったんだからそれで終わりだよ」と呼ぶ)
(岡田 修君「議事進行お願いします」と呼ぶ)
(内藤幸男君「同じことだから」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) 岡田 修君。
○岡田 修君 委員長報告になかったからどういう経過だったのかを説明してもらいたいということで、そこでもう既に委員長が答弁しているわけです。私の質問に答えているわけです。そのこと全体を、じゃ、ないということにするということですか。そのことが間違ったということですか。私は、委員長のただいまの答弁に対して質問しているわけです。10−19号は、12月議会で採択されたと。同じ請願が3月議会では継続になると、こういうことが甲府市議会として一体いいのかどうかということで質問始めているわけですよ。間違っていますか。それじゃ、最初の委員長の答弁は必要なかったということですか。最初から全部委員長の答弁を削除するということですか、議事録から。そういうことになりますよ。
(上田英文君「扱い上の問題をはっきり言った方がいいよ」と呼ぶ)
(堀口菊雄君「暫時休憩して」と呼ぶ)
(岡田 修君「速記録見てくれよ、もう一回。事務局長がちゃんと
とらえてないんだよ、おれ言ってること。議長もそうだけども。
僕の質問がわかってないんだよ。もう一回速記録見てからにして
くれる。認識が違っているんだから、そっちの」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) 暫時休憩いたします。
午後1時20分 休 憩
午後1時48分 再開議
○議長(小沢綱雄君) 本会議を再開いたします。 民生文教委員長 山村勝一君から発言を求められておりますので、これを許します。
民生文教委員長 山村勝一君。
○民生文教委員長(山村勝一君) 請願10−19号につきましては、昨日の民生文教委員会におきまして可否同数であったため、委員長の決するところにより継続審査といたしました。12月定例会で採択されましたのは、請願第10−22号でありました。先ほどの本会議での私の発言は誤りでありますのでおわび申し上げ、訂正いたします。
○議長(小沢綱雄君) 岡田 修君、御了承願います。岡田 修君。
○岡田 修君 わかりました。だから私は速記録を見て物を言ってもらいたいと言ったわけです。
そこで委員長さんにお伺いいたします。 ただいまの答弁では、可否同数、それで委員長が裁決したということで継続審査と、こうなったという答弁です。12月議会で同趣旨の請願が採択されておる以上は、委員会としてはみなし採択というのが正しいんじゃないでしょうか。それをどうして継続というふうにしたのかを、個人の立場でお答えいただきたいと思います。
○議長(小沢綱雄君) 岡田 修君に申し上げます。
委員長報告に対する質疑でありますので、その範囲で質疑をお願いいたします。
(内藤幸男君「もっとはっきり言えばいい、はっきり」と呼ぶ)
○議長(小沢綱雄君) これより日程第4 議案第14号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(小沢綱雄君) 起立多数であります。 よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
次に、日程第5 議案第11号及び日程第6 議案第12号の2案を一括採決いたします。
2案に対する委員長の報告は承認であります。
2案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、2案は委員長報告のとおり承認されました。
次に、日程第7 議案第16号及び日程第8 議案第27号の2案を一括採決いたします。
2案に対する委員長の報告は可決であります。
2案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、2案は委員長報告のとおり可決いたしました。
次に、日程第9 請願書・陳情書について採決いたします。
最初に、請願第9−16号を起立により採決いたします。
(依田敏夫君「議長」と呼ぶ)
依田敏夫君。
○依田敏夫君 動議を提出いたします。
請願第9−16号 重度障害者および三才未満児の医療費助成の窓口無料化を求める請願書については、願意は認められるものの、窓口無料化を直ちに実施することは、1番、甲府市重度心身障害者医療費の窓口無料化につきましては、昭和52年度の法改正により診療報酬支払基金では、法の指定する特定疾患治療研究にかかわる医療の給付や、小児慢性特定疾患治療研究にかかる医療の給付など6項目以外の事務については、取り扱いができないこととなっている。
2番として、県単独実施の場合には、県においてレセプト審査委託機関の設置が必要となり、これは困難性があるという見解があること。
3番として、市単独実施の場合には、年間4万4,000件に及ぶレセプトの点検、医療機関に支払いなどの膨大な事務量を処理する職員の増員が必要となること等々。
4、これらの状況を勘案すると、窓口無料化については甲府市の体制のみにゆだねることではなく、むしろ国などに対し、その取り扱いの改善を図るよう要請することが先決であります。
以上の理由により、さらに慎重に審査していく必要があると思われますので、本請願を民生文教委員会に再付託の上、閉会中の継続審査としていただきたく動議として提出いたします。
○議長(小沢綱雄君) ただいま、依田敏夫君から日程第9請願書について、請願第9−16号を民生文教委員会に再付託し、閉会中継続審査とされたいとの動議が提出されました。
本動議の成立には1名以上の賛成者が必要であります。
賛成者はありますか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 所定の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。
よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。
これより日程第9 請願第9−16号の重度障害者および三才未満児の医療費助成の窓口無料化を求める請願書については、民生文教委員会に再付託し、閉会中継続審査とされたいとの動議について起立により採決いたします。
本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(小沢綱雄君) 起立多数であります。 よって、本動議は可決されました。 本件は、民生文教委員会に再付託の上、閉会中継続審査とすることに決しました。
次に、請願第11−4号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は採択であります。
本件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員長報告のとおり決しました。
次に、陳情第11−2号を起立により採決いたします。
(森沢幸夫君「議長」と呼ぶ)
森沢幸夫君。
○森沢幸夫君 動議を提出いたします。
陳情第11−2号 甲府市福祉部門の移転中止を求める陳情については、昨年11月に病院跡地利用検討委員会から、市長あて提言書が提出されております。その中には、同地を福祉、医療、保健の拠点とすることとし、具体的事項では福祉部や社協等の移転による活用が望まれるとしております。それらを踏まえて市当局では、現在、庁内に病院跡地利用計画策定プロジェクトチームを設置し、検討中であります。
したがいまして、議会としても調査研究を重ねる必要があると考えますので、以上の理由により本陳情を民生文教委員会に再付託の上、閉会中の継続審査としていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(小沢綱雄君) ただいま、森沢幸夫君から日程第9陳情書について、陳情第11−2号を民生文教委員会に再付託し、閉会中継続審査とされたいとの動議が提出されました。
本動議の成立には1名以上の賛成者が必要であります。
賛成者はありますか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 所定の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。
よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。
これより日程第9 陳情第11−2号 甲府市福祉部門の移転中止を求める陳情書については、民生文教委員会に再付託し、閉会中継続審査とされたいとの動議について起立により採決いたします。
本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(小沢綱雄君) 起立多数であります。
よって、本動議は可決されました。
本件は、民生文教委員会に再付託の上、閉会中継続審査の取り扱いとすることに決しました。
次に、日程第11を議題といたします。 本案に関し、経済都市開発委員長の報告を求めます。
経済都市開発委員長 雨宮年江君。
(経済都市開発委員長 雨宮年江君 登壇)
○経済都市開発委員長(雨宮年江君) 去る3月9日の本会議において、当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。
議案第13号 平成10年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(小沢綱雄君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか「「「質疑なしと認めます。
次に、日程第12から日程第17までの6案を一括議題といたします。
6案に関し、建設水道委員長の報告を求めます。
建設水道委員長 海野平八郎君。
(建設水道委員長 海野平八郎君 登壇)
○建設水道委員長(海野平八郎君) 去る3月9日の本会議において、当委員会に付託されました案件について10日委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。
まず、議案第32号から議案第34号までの市道路線の認定について、議案第35号 市道路線の変更認定について及び議案第13号 平成10年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中当委員会所管分の5案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。
次に、議案第17号 平成10年度甲府市水道事業会計補正予算(第1号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、水道施設災害等緊急支援事業に対する国庫補助金に関連し、今後水道事業において実施する災害対策事業などについても、国の補助対象となるよう積極的な働きかけを求める意見がありました。
以上で報告を終わります。
○議長(小沢綱雄君) 以上で報告は終わりました。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか「「「質疑なしと認めます。
これより日程第12 議案第17号から日程第16 議案第35号までの5案を一括採決いたします。
5案に対する委員長の報告は可決であります。
5案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、5案は委員長報告のとおり可決いたしました。
次に、日程第3、日程第10、日程第11及び日程第17 議案第13号を起立により採決いたします。
本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。
本案は、各常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(小沢綱雄君) 起立多数であります。 よって、本案は各常任委員長報告のとおり可決いたしました。
次に、日程第18 甲議第2号を議題といたします。
金丸三郎君から提案理由の説明を求めます。
金丸三郎君。
(金丸三郎君 登壇)
○金丸三郎君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。
地方税源の充実に関する意見書(案) 地方公共団体を取り巻く財政環境は、長引く景気低迷の影響を受け、極めて厳しい状況が続いており、平成11年度末の借入残高は170兆円を超えることが見込まれている。このままでは、福祉・教育などの行政サ−ビス水準の低下を招き、市民生活に深刻な影響を及ぼすことが懸念される。
地方公共団体は、いかなる状況下においても住民サ−ビスを安定的に供給する責務を有しており、そのためには、確固たる行財政基盤を確立することが緊急かつ不可欠である。しかしながら、現行の地方税や財政の制度では、自主財源である地方税を課税するに際しても国の様々な制約を受けるなど、実質的な課税自主権が付与されていない。
一方、地方分権の推進により、自己決定、自己責任のもと、住民本位の行政展開が可能な行政システムを確立することが時代の要請となっているが、その前提となる国から地方への税源移譲については、中長期的課題として先送りされており、これでは掛け声だけの分権計画と言わざるを得ません。
よって、政府においては、地方税源の充実を図るため、消費税における国と地方の配分割合を現行の4対1から3対2に変更するなど、国税から地方税への税源移譲を直ちに実施するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成11年3月11日 甲府市議会
あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、自治大臣であります。
なお、字句の修正等は、議長に委任いたします。
○議長(小沢綱雄君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか「「「質疑なしと認めます。
お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第2号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより本案を起立により採決いたします。
本案は、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者 起立)
○議長(小沢綱雄君) 起立多数であります。 よって、甲議第2号については、提案のとおり可決いたしました。
次に、日程第19 甲議第3号を議題といたします。
山村勝一君から提案理由の説明を求めます。
山村勝一君。
(山村勝一君 登壇)
○山村勝一君 案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。
児童手当制度の抜本的改善を求める意見書(案)
わが国では、急速な高齢化が進む一方で合計特殊出生率が低下し続け、年少人口割合が65歳以上の老年人口を下回るなど、今後さらなる少子化の進行が予想されている。
こうした少子化の進行は、人口構成にアンバランスを生じさせ、社会や経済の活力の低下をもたらすとともに、年金や医療などの社会保障に重大な影響を与えることが懸念されている。
少子化への対応策としては、未来を担う子供を安心して生み育てられる環境整備が不十分であり、子育てに伴う経済的負担の増大が大きな要因となっている現状から、子育て世帯に対する経済的支援策を早急に講ずることが必要である。
よって、政府においては、現行の児童手当制度を抜本的に改善するよう、次の事項を強く要望する。
1 支給対象児童の年齢を、現行の3歳未満から15歳までに拡大すること。
2 支給額については、第1子、第2子について、月額1万円(現行5千円)、第3子以降について、月額2万円(現行1万円)とすること。
3 所得制限(現行5人世帯で年収480万円未満)を撤廃すること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成11年3月11日 甲府市議会
あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣であります。
なお、字句の修正等については、議長に委任いたします。
○議長(小沢綱雄君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか「「「質疑なしと認めます。
お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第3号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより本案を採決いたします。 本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、甲議第3号については、提案のとおり可決いたしました。
ただいま可決いたしました甲議第2号及び甲議第3号の意見書については、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 お諮りいたします。
3月12日から3月19日までは委員会審査のため、3月20日、21日及び22日は休日のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小沢綱雄君) 御異議なしと認めます。 よって、11日間は、本会議を休会することに決しました。
休会明け本会議は、3月23日午後1時より開会いたします。
本日はこれをもって散会いたします。
午後2時12分 散 会 |
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