更新日:2024年11月20日
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毎年11月14日は「世界糖尿病デー」(別サイトへリンク)として、国連により公式に認定されています。この日を中心に、糖尿病啓発キャンペーンが、全世界で繰り広げられています。
また、日本では、11月14日を含む11月11日(月曜日)~11月17日(日曜日)を「全国糖尿病週間」として、全国各地で啓発活動が行われています。
血糖値は高くても、初期には自覚症状はありませんが、静かに全身の血管に影響し、心疾患、脳血管疾患などの病気や、糖尿病になると網膜症・腎症・神経障害などの重大な合併症を引き起こします。
糖尿病予防は、日頃から食事や運動などに注意することが大切です。
令和4年度の甲府市で実施した健診の結果によると、HbA1c5.6以上の血糖値が高めの方が多く見られます。その割合は県や国よりも高いことが特徴です。
また、HbA1c5.6以上の血糖値が高めの方は、39歳以下で約3割、40代で約4割、50代で5割以上と、若い世代にも多く見られます。国民健康保険の医療費データでも糖尿病や糖尿病を原因とした腎不全の割合が高くなっています。
肥満の方は血糖値が上がりやすいとよく言われていますが、甲府市に多い「やせ」の方も血糖の貯蔵庫である筋肉が少ないことなどで血糖値が高くなる危険があり、実際に多くの方が高めという結果でした。
高血糖状態や糖尿病の予防、改善の主なポイントは食事と運動です。
食事や運動を工夫することで、筋肉量の維持や増加にもつながり、血糖の消費量やエネルギーの貯蔵量(筋肉はエネルギーの貯蔵庫)を増やし、血糖値の急激な上昇や高血糖状態の予防・改善につながります。
高血糖状態の予防や改善について、興味のある方は糖尿病予防教室もご参加ください。
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保健衛生総室地域保健課保健予防係
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