更新日:2019年3月29日
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今年度になってから、関東地方を中心に風しんの届出数が大幅に増加しています。
山梨県内においても、30歳代の男性を中心に4人の発症例が確認されました(平成30年10月4日現在)。今後も、全国的に感染が拡大する可能性がありますのでご注意ください。
特に、30~50歳代の男性や妊娠中の女性は注意が必要です。
明らかに風しんにかかったことがない方、過去に風しんの予防接種を2回以上受けていない方は、風しんの予防接種を受けることについてご検討ください。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
ウイルスに感染してから2~3週間で発症し、発熱、全身の発疹、首や耳の後ろなどのリンパ節の腫れなどが典型的な症状とされています。
風しんで最も注意したいのが、妊婦への感染です。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週ぐらいまでの妊婦が風しんウイルスに感染すると、生まれてくる赤ちゃんが難聴や白内障、心臓病などの障害が残る可能性があります(先天性風しん症候群)。
風しんウイルスを体内から除去する薬はありませんが、風しんは予防接種により予防できる病気です。
しかし、妊娠中の方は予防接種を受けることができないため、妊娠する前に風しん抗体検査(風しんに対する免疫がどのくらいあるか)及び予防接種を受けることが重要になります。
既に妊娠している方は、以下のことに注意してください。
生まれてくる赤ちゃんの先天性風しん症候群を防ぐため、甲府市では風しん予防接種費用の一部助成を行っています。
対象者や申し込み方法などの詳細は以下のページをご覧ください。
よくある質問
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お問い合わせ
健康支援センター医務感染症課感染症係
〒400-0858 甲府市相生2丁目17番1号(健康支援センター2号館2階)
電話番号:055-237-8952
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