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更新日:2021年4月9日
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平成30年2月8日(木曜日)午後7時00分~午後8時50分
西公民館1階大ホール
162名
各地区自治会連合会会長
市長、副市長、関連部長ほか
1.開会
2.市長あいさつ・市政説明
3.パネルディスカッション・会場との意見交換会
4.閉会
西部地域ブロック長
本日は大勢の方々にご参加いただきありがとうございます。
今日は、未来ミーティングということで、甲府市のこれからの未来像、とりわけ健康問題につきまして、樋口市長が掲げております健康都市構想の説明と、私たち地域の健康づくりに日頃から携わり、ご活躍いただいてます、4名の各分野の方とでパネルディスカッションを行い、その後、会場の方との質疑応答が用意されておりますので、皆さんには是非、ご協力いただき、未来ミーティングが有意義なものにしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
参考:こうふ未来ミーティング資料(クリックするとパワーポイント資料が開きます)
1.貢川地区:連合親寿会
2.穴切地区:愛育会
3.石田地区:食生活改善推進員会
4.新田地区:子どもクラブ指導者連絡協議会
※パネリストの活動等報告資料省略
■質問1(市長)
現在は、どれくらいの登録者数がありますか。また、加入促進のために取り組んでいることがあれば教えてください。
■回答(パネリスト1)
現在は880名程度です。
以前に市が行ったアンケートにおいて、44%の方が老人クラブへ「加入したくない」という結果がある。その理由として、未回答を除いて一番多かったのが「仕事をしているから」、その次に多かったのが老人クラブの「老人」が気に入らない、三番目が「あの人が入っているから私は入らない」、が大部分であった。このようなことから、募集をするというよりは会員が連れてくるといったケースが多い。または、活動の内容を周知し興味を持ってもらい加入してもらうなどの方法で行っている。
■質問2(市長)
年10回されている子育て支援の写真が先ほど映りましたが、あれだけたくさんの参加者をどのように集めているのですか。
■回答(パネリスト2)
班員がチラシを持ったり、自治会等へ回覧のお願いやポスティング等、班員の努力の賜物だと思います。
■質問3(市長)
多くの方々に集まっていただく、また、事業の主旨を理解していただくために苦労されている点はありますか。
■回答(パネリスト3)
食推は活動をする際にピンクのエプロンをつけている。このことによりだんだんと地区の中で存在が知られるようになったと思う。また、そういった繋がりから事業にも参加してくれる人が増えた。顔を知ってもらったうえで活動を理解してもらうことが大事だと思う。
■質問4(市長)
子どもクラブで特に力を入れている活動は何でしょうか。
■回答(パネリスト4)
毎年、夏休みになるとラジオ体操をしているが、ただラジオ体操をするのではなく、活用した地域の施設をきれいにすること、体力づくりが健全な精神育成につながると考え、最終日に公園清掃活動をしている。また、皆さんの意見を聞いたところ、スケート教室について、小学校の一部の学年でのみ開催されていたことから、子どもクラブで全学年を対象としたスケート教室を開催し、多くの子どもが参加しています。
■質問(地域住民)
日頃より各地区の各団体が高齢者、子ども、幼少の健康づくりについて活発に活動している中で、子どもの健康づくりが一番問題ではないかと思う。統計にもあるとおり、山梨県が、体格・体力・運動能力が全国平均を下回っているが、甲府市の子どもはその山梨県よりさらに下回っており、肥満度だけが平均を上回っているということで、これは危機的な状況ではないかと思う。子どもの体力づくりについて、地域の子どもは地域で育てるとは言いますが、子育て支援の段階では関われ、活動できるが、学校に行くようになると地域がなかなか介入しづらい状況となる。そんな中で、教育現場での体力づくりについて、基本構想の中での計画が何かあるのか。また、私たち地域が子どもの健康づくりについて、今後どのように関わっていけば良いか、行政の考えについて伺いたい。
■回答(市長)
体格・体力・運動能力の結果については私も驚いているところであります。昔は、遊びとスポーツが一体であったが、今はスポーツをする子としない子との格差が広がってしまっている。そんな中、昨年、保育園児、幼稚園児30名ほどを対象に、運動あそびというものを開催しました。今後この運動あそびが子どもの体力づくりにどう貢献するか、全国の実施状況も含めたデータを集め検証しているところであります。加えまして、親の意識の中にも学力を優先するあまり、子どもの体力づくりについて軽視してしまっていたのではないか、それが今の体力低下に繋がっているのではないかと思います。また、環境の問題もあると思います。時間・空間が無い、仲間がいない、俗に言う三間と言われていますが、そういった様々な問題について、現在検討をしているところであります。さらに、子どもたちの発達に応じた遊び方やスポーツの教え方などの指導者、専門家が、現在、甲府にはおりませんので、そういったプレイリーダーの養成や遊び方の種類、選択、方法などについても検討し、未就学児から推奨していくことを考えております。この他、事業参加に伴う健康ポイント制度の付与など、全ての世代の健康づくりについて考えており、きちんと事業、施策として作り上げていきたいと思っているところであります。
また、学校との関わりにつきましても、教育委員会においては居場所作りについて、放課後児童クラブや放課後子ども教室等、各地域で実施しておりますが、運動あそび等について今後連携を図っていきたいと考えております。
■質問(地域住民)
健康診断を受診する人が少なくなってきている。老人クラブで調査すると、今まで受診していた方が受診しなくなってきている。山梨県の受診率は上位であるが、甲府市は低い状況にある。以前は地域で集団検診を行っており、池田地区は毎年300名ほど受診していたが、他の地域の受診者が少ないと言う理由により中止となった。
受診者が多い地域は以前のように健康診断を実施し、少ない地域はまとめて実施するなどの仕組みを検討してもらいたい。
各地区、各団体が健康づくりに関する事業を多数実施している。その事業を登録し、参加するとポイントがもらえ、貯まると本を読む方が少ないので、図書券などがもらえるようにしてみたらどうか。
また、いろいろの事業の中で、昔の遊びというのをやっているが、思ったことがある。他の地域にも聞いたが、それはそれぞれの遊びについてマニュアルがないことから、人によって教え方が違ってくる。今では高齢者でもコマを廻せる人も少なくなってきていることから、昔の遊びの研修会を開催し、講師を育成していきたいと考えている。先ほど、食推の方の発表で、事業において食事を百何十食作るという発表があったが、一番大変なことは、それぞれの事業において人を集めることが苦労するところであることから、今後はその辺のノウハウを集められたらいいと思っている。
■回答(市長)
健康診断については、多くの市民の皆様に受診していただけるよう、今後いろいろと工夫を改めてしていきたいと思います。
また、楽しく健康増進に繋がる事業も今後考えていきたいと思います。子どもも楽しめる昔遊びについては、今後、地域の方々とメニュー作りなどについても考えていきたいと思います。貴重なご意見として受け止めさせていただきます。
■質問(地域住民)
高齢者の健康づくりについて提案をしたい。現在、新田地区では一定年齢以上の全ての方の老人クラブへの加入について問題提起をしている。現在協議中であるが、参加者の問題と、老人クラブが組織化されていないことが一番の問題であると考えていることから、大勢の方の加入が高齢者問題の課題解決の近道であることから、行政側と協議をする場を設け、課題解決に向けお互いが知恵を出し合い、方法を考えたい。
■回答(市長)
先ほど、44%の方が老人クラブへ「加入したくない」という話もありましたが、多くの方が加入していただけるような取組みをしていかないといけないと思います。各地区の老人クラブ連合会、自治会連合会等の地域の声について対応していかないと考えているところであります。
石田地区自治会連合会長
本日は、甲府未来ミーティングに多数ご出席いただきましてありがとうございました。
私もこの会に参加し、改めて健康について再認識をしたところであります。
是非、皆様も明日から健康づくり、また、健康寿命を延ばすよう様々な事業にご参加いただくようよろしくお願いいたします。
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