更新日:2017年12月14日

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平成29年度第6回甲府市総合教育会議

日時

平成29年10月31日(火曜日)午前9時30分~午前10時30分

場所

甲府市役所本庁舎4階大会議室

議事

 

(司会者)

定刻となりましたので、ただいまから、第6回甲府市総合教育会議を開催いたします。

会議の始まりにあたりまして、一同であいさつを交わしたいと思います。

起立、礼、ご着席ください。

会議の開催にあたりまして、樋口市長より、ごあいさつ申し上げます。

 

(市長)

本日はお忙しい中、第6回甲府市総合教育会議にご出席をいただきましてありがとうございます。

昨年度は第4回の「児童生徒の学力向上」、そして第5回の「学校教育指導重点」について、それぞれ意見交換をさせていただきました。有意義な議論ができたことに対しまして、感謝を申し上げます。

また今回は、新しい体制になりまして、はじめての総合教育会議となります。

新たに就任した小林教育長、市川教育委員、宜しくお願いいたします。

日頃から、皆様方には本市の教育の充実・発展のために、多大なご尽力を賜っておりますことに、重ねてこの場をお借りいたしまして、感謝を申し上げます。

本市の教育行政につきましては、皆様方のご指導とご協力のもと、着実に推進できていると認識をしているところであります。

今回は、教育大綱に位置づけられております「学校内外の危機管理体制の整備」をテーマに、いじめや不登校、児童虐待さらには不審者への対応なども含めまして、学校内外におけます子どもたちを取り巻く危機への対応について、議論をすすめたいと考えておりますので宜しくお願いいたします。

本テーマは、私も「こうふ未来創り重点戦略プロジェクト【2016年度改定】」におきまして、「こども最優先のまち」を創るという取り組みの中で、子どもたちの安全・安心を確保するための、「学校内外の危機管理体制の整備」を位置付けたところでございます。

昨今、子どもたちを取り巻く環境は、新聞等にも盛んに書かれておりますけれども、いじめや不登校、暴力行為、体罰、校外における登下校中への対策など、問題が複雑化・多様化しております。

子どもたちを最優先に考え、子どもが安全・安心な学校生活並びに地域の生活を送ることができますよう、この会議で集中的なご協議、意見交換をいただき、いろいろ持ち帰らせていただきたいと思いますので、どうぞ忌憚のないご意見をお願い申し上げまして、あいさつに代えさせていただきます。宜しくお願いいたします。

 

(司会者)

ありがとうございました。それでは、本日の議題でございます「学校内外の危機管理体制の整備」につきまして、議事に入ってまいりたいと思います。議事進行につきましては、樋口市長、お願いします。

 

(市長)

それでははじめに、教育長より甲府市内の各小中学校におけます、いじめや不登校、虐待、

不審者等の実態やその対応につきまして、概要をご説明いただきたいと思います。宜しくお願いします。

 

(教育長)

それでは資料をご覧ください。

はじめにいじめの概況について、説明をいたします。

平成25年度以降、全国の小中学校におけるいじめの認知件数は、17万件から21万件

程度へと増加しております。

全国的に、小学校におけるいじめの認知件数が増加しており、甲府市におきましては、年によって変動がありますが、表のとおり小中合わせて年間400件から600件程度認知しております。

認知の仕方につきましては、平成27年度の調査では、甲府市小中学校におけるいじめの74%は学校職員が認知し、25%は保護者・本人からの訴えによるものであります。

また、内容につきましては、58%が「冷やかしや無視」、26%が「暴力」、5%が「金品をたかられたり、持ち物を壊される等」、5%が「パソコンや携帯電話等での誹謗中傷」となっております。

相談する相手につきましては、いじめられた児童生徒の73%が「学校の教職員」、11%が「保護者や家族」、4%が「スクールカウンセラー」に相談しております。

なお、平成25年度「いじめ防止対策推進法」を受け、甲府市及び全小中学校において「いじめ防止基本方針」を策定し、いじめの未然防止・早期発見・適切な対応に取り組んでおります。

学校の取組としましては、児童生徒間の望ましい人間関係づくり、「いじめは絶対の許

されない行為である」といった毅然とした指導を行うとともに、学級担任をはじめ、養護教諭やスクールカウンセラー等の相談窓口の周知をしてきました。

また、最低、学期1回以上、全児童生徒を対象とした「いじめ把握アンケート」の実施と、その後の対応を行っております。

教育委員会の取組としましては、学期毎各学校から報告される「いじめ把握アンケート」の解消状況確認と、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・生徒指導アドバイザー等専門的スタッフの派遣などの支援を行っております。

また、教育研修所相談窓口における来所・電話での教育相談、いじめに関する教員研修の開催や教員向け指導資料の作成配布を行っております。

次に不登校の概況ですが、全国的に平成13年度の138,722人をピークに不登校児童生徒数は減少傾向でありましたが、平成25年度より再び増加に転じました。

甲府市においても、ここ数年小中併せて200名を超える不登校児童生徒がおります。

要因といたしましては、平成27年度調査では、甲府市における不登校児童生徒の48%は「家庭に係る状況」を、41%は「学業の不振」となっております。なお、不登校児童生徒の69%に「無気力」や「不安」の傾向が見られます。

学校の取組といたしましては、「わかる授業」の工夫や、個別の学習支援による学力定着への取組。対人関係の改善を図り、自己有用感・自己存在感を持てる集団作りを行っております。

また、「月3日以上欠席した児童生徒」や「不登校が心配される児童生徒」について「個別支援カード」を作成し、職員の共通理解に基づいた学校体制での支援を行っております。

教育委員会の取組といたしましては、毎月各学校から報告される「個別支援カード」に基づくスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・生徒指導アドバイザー等専門的スタッフの派遣などの支援を行うほか、教育研修所相談窓口における来所・電話での教育相談も行っております。

また、不登校に関する教員研修の開催や教員向け指導資料の作成配布を行っております。

さらに、市内3か所に適応指導教室であります「あすなろ学級」を開設し、不登校児童生徒の学習・生活支援を行っております。

次に児童虐待の実態についてですが、子ども未来部子ども支援課が受理した件数を参考にしているので、対象は幼児から18歳までであり、小中学校生以外も含む数字となっております。

学校の取組といたしましては、家庭訪問や毎日の健康観察などによる虐待の早期発見への努力と、虐待が疑われる事例についての、市子ども未来部、児童相談所等専門機関との情報連携を行っております。

教育委員会の取組といたしましては、保護者の子育ての悩みについて、教育研修所相談窓口における来所・電話での教育相談受付。甲府市要保護児童対策地域協議会等をとおして、子ども未来部・福祉保健部等との連携を行っているほか、学校教育課のスクールソーシャルワーカー等による支援も行っております。

最後に不審者の概況ですけども、平成28年度市内小中学校から教育委員会に報告があった事例は118件でございました。種別では、声かけ事案が46件、つきまとい事案が26件、痴漢行為が9件、その他写真を撮られる・じろじろ見てくる等が、22件ございました。

各学校の取組ですが、地域の見守り隊等との連携による登下校時の見守り活動を行っております。見守り隊は市内全小学校にございまして、登録されている人数は、平成28年度では6,444人でございます。

また、不審者情報の近隣校・警察との共有、マモルメールや文書における保護者への注意喚起、児童生徒への安全教育・安全指導や警察等と連携した不審者想定訓練も行っております。

教育委員会の取組ですが、不審者情報等心配される事案への派遣型スクールサポーターの派遣。また、警察とのパートナーシップによる日常的な情報連携。市教委主催「スクールガードリーダー研修会」による見守り隊等を対象とした研修会を実施しております。

以上が概略でございます。

 

(市長)

ありがとうございました。

いじめ・不登校・虐待・不審者等の実態について、教育長からご報告をいただきました。

多岐、また広範囲にわたっておりますので、一つずつ意見をお聞かせいただきたいと思います。

まずは、いじめ・不登校について意見がございましたらお願いをいたします。

 

(教育委員)

では、私から意見等を述べさせていただきたいと思います。

今朝の新聞もですが、いじめの問題が毎日のように新聞紙上を賑わせておりますが、我々教育委員も心を痛めているところでございます。

いじめ、不登校については、非常に広範囲にわたっておりますので、限られた時間の中で、私としては特にいじめの問題について意見を申し上げます。

いじめにはいろいろな解決手法がございます。教育長が説明しましたとおり、現在、学校の中におけるいじめの問題につきましては、先生方が細心の注意を払い、小さなことでも取り上げて解決していることで、本市の場合は、幸いにも重大な事態に陥ることがないという状況です。

これは今後も続けていかなければいけないと思っていますが、私ども教育委員の立場から、家庭における問題をちょっと取り上げてみたいと思います。

いじめそのものは、「いじめる側の児童・生徒」それから「いじめられる側の児童・生徒」という問題がありますが、私の人生経験も含めて「いじめられる側」の子どものたちへの対応における現在の問題といったことについて、整理してみました。

我々も小さい時はそうでしたけれど、子どもは基本的に非常にチャレンジ精神・好奇心が旺盛だし、もともと何回も繰り返し失敗しながらやり直し、その解決法を学んでいくということで、自己肯定感がでてきて、多少のいじめはもろともせず、しっかり生きていくという「力」をつけていくのじゃないかなと思っています。

世の中というのは、嫉妬とか妬みとか、或いは自分自身のストレスの解消のためなどで、子どもだけではなく、大人の中にも、いじめのケースはたくさんあると思います。

従って子ども時代に「いじめない」、「いじめられても自己否定に繋がらない」ようにするには、家庭教育が非常に重要になってくるんじゃないかなと思っています。

そこで、家庭における問題を3点ばかり絞らせていただきました。

一点目は過保護であることだと私は思います。かつては親が非常に厳しい家庭環境だったので、子どもが周りの大人、近所の大人、地域の大人の方々、こういった方々と、或いは、子どもたち同士のコミュニケーションをとりながら人間関係を学んでいきました。

いじめられても助ける同級生、親がたくさんいて、その中で自分は社会の中で孤立してないんだなって感じることから、ある程度の扱いを受けてもしっかりとした対応ができるようになっていたと思っています。

ところが今は、いつまでも乳幼児扱いで、親が全てやってしまう。「転ばぬ先の杖」のような対応をしてしまう。そのように何でもやってもらうので、自ら自己肯定を感じなくなってしまいます。

うまく出来なければ親のせいにしてしまうとか、誰かのせいにするということから、やはり自分自身がないから、そういった「やりぬく」という気持ちが非常に薄くなってくる。

そして、失敗を多くします。そこで、親などが「叱る」ということはいいんですが、「怒る」という感情的な行動になってしまい、子どもたちが内面的に非常に萎縮をするので、そこから閉鎖的になり、学校生活も同じようなことから、自己否定に繋がっていってしまいます。そのため、多少のいじめや精神的圧力に対して、弱い人間ができてしまうんじゃないかなと感じます。そういう意味では親が一定の距離感を持つということが重要かなと感じています。

これは私の経験で、中学一年生のときと記憶していますけど、私は工作があんまり得意ではなく、ちょっとした本立てを作るという宿題がなかなかできなかったのですが、そんな時に、できなくて涙を流したところ、親がでてきて、最後に仕上げてくれました。そういったことによって、最後は親が守ってくれるが、それまでは自分でやらなければいけない、という強い気持ちが出てきます

やっぱり「親」っていうのは距離感を作って自己肯定感を持てるような家庭教育をしていかなければいけないかなと思っています。

それから、二点目は子どもの声をしっかり聞くということです。

子どもに何か聞かれた時に、今、忙しい時代になっていますから、「うるさい」とか或いは「忙しいから後で」、「そんなこと先生に聞け」とか「そんなこと世の中でわかっているんだよ」といった対応をすることによって、子どもたちを無視するような形になり、子どもたちのコミュニケーション能力が低くなるため、人とのそういったコミュニケーションが不足してきて、いじめといったものにつながってくるんじゃないかと思っております。

特にこのことは教育現場でもいえるかと思いますけども、教員の多忙化の問題で子どもたちとの接点の時間が短く、少なくなってきており、校長先生のリーダーシップで、いわゆる情報共有と連携といったものを今よりさらに緊密にして、解決していく必要があるのだろうかなと思います。

ただ、家庭の中では誰も外からは言えないので、やはり親たちがしっかり、そういった教育や支援をしていただかなければと思います。

三点目は子どもの心の問題です。

私は、子どもの意見を否定してはいけないと思っています。子どもが間違ったことをしたときに「ダメだ」とか「お前のやっていることは、違うんだ。こうなんだ」という決めつけによって、一方的な結論を出していくと、子どもは意見を言うことができなくなり、自己否定につながって、孤立化が進みます。こういったことが、いじめや、「いじめられる側」の精神的な弱さにつながっていくかなと思っています。

また、それが不登校につながっていくような気がします。

子どもが出した結論を親が一緒に考えてやり、方向付けを誘導してあげる、といったことも必要ではないのか、それが私自分自身のこれまでの経験の中と、社会の今の動向をみて感じたことです。

いじめの問題が発生しますと、どうしても学校や先生方の対応が、非常に問われるんですが、どうも家庭の問題がクローズアップされないということが見られます。

これからは家庭、家庭教育への支援というものを、教育界、教育現場で一緒になってやっていくことによって、「いじめる側」の減少と、いじめられる子どもたちへの心の強さを育むために、コミュニケーションの強さを培っていく、ということが今後さらに必要かと、私は思います。

来年から道徳教育も教科化されますので、その中に含めて、そういうことを教育していき、いじめを少なくし、不登校も減らせるようにできたらいいかなと、このような意見を持っています。

 

(市長)

ありがとうございます。

家庭における三つの課題という形で、ご自身の体験を踏まえてご意見をいただきました。

このご意見について、何かコメントがあればお願いします。

 

(教育委員)

今、教育委員からは、家庭の問題を中心に話をされ「なるほどなぁ」という感じがいたしました。

私は、学校に勤務しておりましたので、学校での教育とか、あるいは校長、教頭が、いじめが起きたとき、どんなふうに受け止めているか、というところで意見を述べさせていただきたいと思います。

まず一つには、この問題は最悪の場合、自殺などに繋がってしまうこともあり、これは本当に重く受け止めなければいけないし、そういうことは絶対ないようにしていかなければいけません。

特に被害にあっている子どもの保護については、学校の組織をあげて工夫していかなければならないと思うのですけれど、ニュースの中で一時話題になりましたが、加害の子どもに対する配慮というのも必要で、何年か前の、いじめによる自殺があったときに、加害といわれている子どもの家庭状況や顔写真、転校先などがインターネットで情報として提供されて、世間の目にさらされるということが起きました。

我々が学校の中で難しいなと思うのは、被害にあっている子どもを守るだけではなくて、別の意味で加害側の子どもたちも守って、そしてその子たちもきちんと立ち行くように指導していかなければいけない、というところがあり、ここは、バランスをとりながらやっていくところで、非常に難しいなと感じておりました。

この辺については、いろいろな機関の方にもサポートしていただく中で対応していくしかないかな、と思っています。

ただ、事前に対策を練っていても十分に対応できるかどうかということには、不安があるということを感じておりました。以上です。

 

(市長)

加害側への配慮も、学校の責任者という立場で最近までやってこられました委員の意見ですので、現場の大きな声だと受け止めさせていただきたいと思います。

ほかにありますか。

 

(教育委員)

加害の子どもさんの背景というか家庭にも、恐らく何らかの問題があるのではないかと思います。

もしかしたら家で厳しく育てられていて、それがストレスみたいに溜まったものが、学校で、いじめという形で発散するというケースも多く見受けられますので、恐らく、先ほど教育委員がおっしゃっていましたけども、家庭っていうのが本当に大事になってくるかと思っています。

 

(市長)

先ほどの教育長のご報告のなかで、市教委の取組で、市教委主催の研修会がありましたけども、こういった話の機会があれば、PTAとの連携を図りながら、現場を知っている教育委員、或いは子育てをしている教育委員の立場で、家庭への啓発といいますか、防止・抑止対策としてやっていくのがいいことかと思いました。

不登校についてはいかがですか。

 

(教育委員)

不登校について、述べさせていただきます。

全国的にも、不登校が増加傾向にあるということですが、今年の総合教育視察の際に、学校で不登校の要因について伺いましたところ、ほとんどの学校が、いじめではなく、家庭の問題を挙げられていました。

経済的に厳しく、学費なども納められなかったり、外国籍の親や精神的に病んでいる親が、適切な子どもへの関わりが出来ない状況から、不登校になってしまっているという意見がありました。

不登校の子ども達への対応は、それぞれ状況が異なるため、それに応じたきめ細かな関わりが必要とされます。担任の先生、また学校だけでは、他の児童・生徒の関わりと、多忙化の状況もあり、負担も大きく、限界があると考えられます。また、学校と家庭の連絡が取れないケースもあり、教員の多忙化改善と共に、児童相談所や、地域、行政が連動して関わっていく協力体制を更に強めていくことが、改善につながっていくと思われます。

一方、子ども達のいじめは、休み時間・放課後・登下校時・ネットなど、大人の見えないところで行われています。「いじめがありうる」っていう視点に立って、厳しく注意を払っていくべきだと思います。

私の長男も、小・中学時代に不登校の時期がありました。原因は、クラスの子ども達からのいじめでした。

小学校の頃は、担任の先生とも連絡を取り合い、学校心理士のアドバイスも受けながら、極力学校に通わせるように関わってきました。「とにかく学校に行くことが大事だ」、「学校っていう環境の中にあることが大事だ」、ということを強く言われましたので、そのようにしてきたんですが、中学時代は、2年の3学期から完全に不登校になってしまいまして、受験という重要課題を抱え、私自身もどうしていいか、本当に不安に陥りました。

担任との連絡も取り辛くなり、息子も私も取り残されたような気持ちに駆られましたが、スクールカウンセリングを受けることで、子どもの心の回復を最優先に考えられるようになりました。

それまでは本当に、自分の息子の成績とかも気になりながらだったので、でも、とにかく「心の回復ってことが一番大事なんだ」、っていう風に思えるようになりまして、カウンセラーの先生を通じて、息子も適応指導教室のあすなろ学級に通うようになりました。そこでも先生方の関わりのおかげで、二人の先生がいらっしゃったんですけども、その先生方が本当に良く関わっていただき、安心できる居場所が出来まして、自分のペースで学ぶ充実感を掴むことが出来ました。

結局、息子は中学には戻れませんでしたけれども、定時制高校に進み、3年間皆勤で卒業し、今年の4月に県外の大学へ進学しました。

適応指導教室は、ある方は「温室」とか、「一時的な療養所」とも言われていますが、不登校生にとっては、自己肯定感を回復させる、大変大事な、なくてはならない施設だと思います。私は本当に、心から感謝しています。

しかし、実際にはそこにも通えないで苦しんでいる子ども・ご家族がいるのも事実です。

ある教育者の方が、「どんな子どもにも、成長しよう、伸びようという力を秘めている。それは宇宙、また自然界のリズムが、成長させようというリズムだからである」、ということを仰っていましたが、このことを通して、本当にそのとおりだと実感しました。

心が健康になれば、その心、その力は必ず育っていくと思います。

不登校の子ども達こそ、実は、人の痛みが分かる優しさを持った存在なのかもしれません。

この子ども達の社会的自立に向け、私たち大人が協力し合い、あらゆる手を尽くしていくことが大切ではないかという風に感じております。以上です。

 

(市長)

ありがとうございます。

実際の体験・経験を踏まえて、ご意見いただきました。

いじめと不登校について、本当に大きな問題であると思っております。

この二つの問題を起こさないための、これからの教育や指導や地域との連携、充実が、改めて必要と感じたところでもあります。

先ほど、教育委員からもお話がありましたけれども、来年度から小学校で、再来年度からは中学校において、道徳の教科・授業が取り扱われますが、教育活動全体を通じて、「いじめは卑怯なものだ」と「弱いものいじめをしない」ってことを改めて徹底をしていただくということと、逆に少しくらいの荒波に立たされても、それを耐えうる逞しい気持ちと身体を育てるという意欲を、是非、醸成していただきたいと、改めて思ったところであります。

「重大な事態に陥らないこと」ということももちろんでありますけども、早期のいじめの発見、認知について、平成25年度からシステム化しているということでありまして、それをさらに強化をしていただくということと、不登校とならないよう、日頃からきめ細かく対応していただくということが大事ですので、先生方には引き続き、子ども達と十分に触れ合う時間が必要だと思います。

そうしますとやっぱり、教員の多忙化という問題、壁に当たる訳ではありますから、すでに多忙化改善の委員会を立ち上げられて、取組を始めていると聞いているところでありますけれども、是非、実効性のある対策をお願いしたいと思います。

昨日も城南中学へ行きましたところ、1人の女の子が、1対1、マンツーマンで授業を受けている姿を見て、「あぁ、頑張ってほしいなぁ」と感じてきたところでありますけれども、今、お話にもありました、いじめ・不登校が、数字を見たり、皆さんのお話しを伺って、それぞれ家庭にかかる問題でそういう風になってしまう児童・生徒の多さを感じたところでもあります。

教育委員会におきましても、スクールソーシャルワーカー等を配置して、学校だけで対応できない家庭の支援に取り組み始めていただいていますけれども、こういった面は、教育委員会だけではなくて、福祉保健部あるいは子ども未来部との一層の連携が必要だと改めて感じました。そしてそれぞれの市長部局の子育て・子育ちの支援の部の所管する、地域の皆さんに担っていただいている部分についても、さらにまた連携を深めていきたいと、改めて感じたところであります。

では次に、虐待や不審者の問題につきまして、ご意見をいただきたいと思います。

 

(教育委員)

虐待について私の方から、述べさせていただきたいと思います。

虐待も幅広く問題があると思うのですが、早期発見・もう一つは未然に防止するもしくは減らすというところに絞って、私の考えを述べさせていただきたいと思います。

まずは早期の発見ですが、厚生労働省では、虐待の定義としまして「身体的な虐待」、「性的な虐待」、育児放棄の「ネグレクト」、それから、心理的な無視や罵声を発するといった「心理的な虐待」の4つに分けています。

この4つの虐待について、どういう人たちが危害を加えているかといいますと、少し前のデータですが、厚生労働省の統計では、実の父親は29%、実の母親は57%となっており、実の父と母だけで86.3%という数字です。

つまり、虐待はほとんど両親から受けているという状況です。

ここで、母親の57.3%という数字を、覚えておいていただきたいのですが、虐待は家庭の中で起きておりますので、なかなか介入が難しいのです。

それから、子どもは自分で虐待をされているとは訴えませんので、聞いても、逆に親を庇ったりします。中には「ボクが・ワタシがいい子じゃないから、お父さんやお母さんがこういうことをするんだ」という、涙ぐましい訴えをする子もいるそうです。

一方、話すことで、さらに親から虐待を受けることも怖いという子もいますので、やはり周りが早期に見つけてあげなければいけないと思います。

では誰が見つけるか。まずは学校において先生方が。また、怪我をした場合ですと医療機関の医師が見つけますが、医師は通報する義務がありますので、この点はいいと思います。

教育委員会の関係で言いますと、歯科の健診のとき、必ず歯医者さんは全児童と全生徒を診ます。

身近に校医をしている歯科医師がおりますので、確認をしましたら、「多発性う蝕」(う蝕=虫歯)という診断をされた子どもは、まずネグレクトの疑いがあるのだそうです。

栄養管理が出来てないので、お菓子を食べたりとか、歯を磨かないということがあります。

歯科医師としては、「多発性う蝕」を学校には必ず伝えます。

保健の先生はご存知と思いますが、大規模校などで、つい見逃してしまったり、「たかが虫歯か」と思ってしまう先生もいらっしゃるかもしれませんので、是非、この診断が出された子どもについては、たかが虫歯ではなく、ネグレクトの可能性が高いということを、関係部署は認識していただきたいと思います。

虐待は、いじめと同じように「見ようと思わないと見つからない」と思いますので、せっかく市の財政をかけて診てもらっている部分ですので、是非、活用して、早期発見に心がけていただきたいと思います。

それからもう1つ、虐待を未然に防ぐ、または少なくするということについてですが、先ほど申しました57.3%が、母親からの虐待という実態なので、この数字をどうにかすれば、虐待がほとんど無くなると言っても過言ではないと思います。

ではなぜ、実の母親が、お腹を痛めて産んだ子どもを虐待してしまうのか。

モンスターペアレントという場合は別ですけれども、そこには、お母さん方の「悲鳴」も現れているのではないかと思います。

今の社会の中には、子どもを産み育てるということは、人生の大事な一大事業にもかかわらず、育児について学ぶ場があまりありません。私も自然に子どもを産んで、なんとなく育てられるだろうと思っていましたが、育児というのは、とても大変な事です。ミルクをあげるとかオムツを替えるとかは別ですが、どう子どもに声掛けをしたらいいのか、いろいろ訴えてきている子どもにどう接したらいいのかと悩みました。

笑えない話になりますが、妊娠したら『たまごクラブ』、産んだら『ひよこクラブ』、困ったらネット検索。それが、今のお母さん達の現実だそうです。

私どもの事業所に来られる方たちが、困ってそういうことをしているのも耳にしますので、やはりここのところを少しサポートするのは大切ではないかと思います。

核家族化の中で、おじいちゃん、おばあちゃんがそばにいない。また、周りにはいますが、今のおじいちゃん、おばあちゃんは、孫の教育やしつけには口を出さない。お嫁さんに嫌われる、息子に怒られる、ということで、口を出さない。

「責任が無いからこそ可愛いんだ」みたいなことをおっしゃって、今までだったらサポートしてくれるおじいちゃん、おばあちゃんたちの中には、そういう役目を今、放棄しているという現実もあるようです。

ですので、母親が独りで、迷いながら子育てをしています。「子育て」という言葉を、子どもの「子」ではなく、孤独の「孤」って書く方もいらっしゃるのです。そのぐらい思い悩んでいる母親もいるようです。

夜中にぐずったり、自我が目覚めてきて反抗してくる子どもに対して、どうしていいのか分からなくて、心ならずも手を上げてしまう、「身体的な虐待」。それから、無視をしてしまう、耳を傾けないといった「心理的な虐待」。疲れてしまって、もういいやとなって、食事を与えないといった放棄「ネグレクト」。こういったことも、虐待の第1歩になるのではないかと思います。

少し話がはずれますが、0歳児から就学前の時期というのは、人間形成の中で最も重要な時期です。この時期に、母子間がしっかりと信頼関係を構築して、愛情を注ぎ、愛情を受け止める、これが自己肯定感の基本になるものと思います。

この幼児期が、樹に例えれば、根っこの部分の成長です。このあと、小学校・中学・高校になって、いくら肥料を与え、水を与え、太陽の光を浴びさせても、この幼児期にしっかりと根の張った教育をされていない、愛情を注がれていないと、大きく育たない、成長しない、実がたわわに実らないということになりかねません。

そこで、「母親への情報提供」、「教育を含めての情報提供」ということと、疲弊しているお母さんの「心のサポート」といったことを私は望みたいと思います。

サポートはそんなに難しいものではなく、先ほどから2名の教育委員からもお話がありましたけれども、子どもに対するいろいろな声掛けとか、褒め方のコツですとか、例えば2歳児・3歳児になった子ども達にどう向うか、子どもたちを勇気付けられる言葉のかけ方、それから絶対言ってはいけない言葉などの情報を提供する、そういったちょっとしたものです。

そういったことを教えてくださる優秀な専門家が、山梨県内にはたくさんいらっしゃいます。

私自身、そういった方からいろいろな指導を受けて、なんとか子育てをしてきました。ですからそういった方達の、プチ講習会とかプチ勉強会みたいなものがあればいいなと思っています。

それから、心のサポートというものは、先ほど教育長からも、色んなところでそういうサポートがあるというお話はありましたが、お母さん方は共有感も求めていると思います。

ソーシャルワーカーとか、保健師さんとかに問題を提起して、それに対する答えを求めるだけではなく、「共有感が欲しい」という声があります。

今「子育てあるある本」という本が3万部も売れているそうです。これ、誰かが書いたわけではなくて、SNSにつぶやいたお母さん達の嘆きを書籍化したもので、そこには子育ての悩みとか、ストレスとかをつぶやいたことがまとめられているのですが、それを読んだ方達が、「わかる~わかる、あぁ、そうなのよー」、「私だけじゃなかったんだ」っていう気持ちを持てたことによって、孤独感が開放でき、問題解決できたという話もあります。

ですので、そういった共感しあえる仲間づくりができる企画があればと思います。

今、実際に各公民館などサポートができる施設もありますし、以前ニュースになりました、スマホなどで使える子育てアプリ「すくすくメモリーズ」といったものもありますので、そういったものを活用することでもできるではないかなと思います。

根っこを育てる幼児教育も含め、母親に対するサポートが、虐待を減らすためにも必要ではないかと思います。それは、不登校ですとか、いじめの解決にもつながるかもしれません。

それから、他にもメリットとして、お母さんの子育てが楽しくなれば、「2人目・3人目を産もうか」という気持ちにもなるかもしれませんし、子育てが楽しいというお母さんが増えれば、「結婚したいな」と思う方も増えてくるかもしれません。

実際に今、結婚しない方の中には、自分の親を見て「親が幸せな結婚生活を送っていない」、「母親が、自分を育てるのに苦労したという話しかしない」という状況では、自分も結婚して子どもを産もうと思わない、という方もおります。お母さん達が楽しく子育てをしていることが、次世代へのメッセージとして大切であるかと思います。

まとめになりますが、甲府市では、樋口市長さん就任後に「子ども最優先のまちづくり」っていうことで、いろいろな子育てや、サポートシステム、支援事業を立ち上げられていらっしゃいますので、大変期待しております。

それらの中には、子どもに対してたくさんのサポートがありますが、「母親」や「幼児教育」にも更なる支援をしていただければと、母親として、虐待問題を考える中で思いました。

以上です。

 

(市長)

ありがとうございます。教育委員から深堀りをした、貴重なご意見をいただきましたけれども、これに関しまして、皆様の方からご意見いただけますか。

 

(教育委員)

じゃあ、ひとついいでしょうか。

今の教育委員さんの話しを聞いていて、虐待というのは、家庭内の場合はもう完全なクローズで、外から全く分からないという状態の中で起きる事案なので、顕在化したときにはもう、かなりひどい状態になっている、ということがあると思います。

最近の虐待のニュース等を見ますと、虐待は、いわゆる家族の生活の中のひとつなんだけど、社会的に見ればある意味、犯罪で、それが隠れてしまうということで、いろいろな支援策があります。プライバシーの問題がありますけれど、行政全体がいち早く対応できるような方向に、一歩でも進んでほしいなと思います。そうすれば早期に発見し、助け、自己否定につながるような子どもを救うことができるということで、いわゆる社会のシステムの強化を、連携しながら進めていってほしいと感じました。

 

(市長)

それでは、不審者について、ご意見ありましたらお願いいたします。

 

(教育委員)

不審者対応ということですけれど、ついこの間、私のところの玉諸小学校でも不審者のニュースが出まして、登下校のお手伝いに出たりしましたが、難しいんですよね。

地域の人が出て行っても、なんか地域の人が不審者みたいになってしまうということがありまして、ちょっと不謹慎な笑い話みたいになっちゃうんですが、私も、子どもの通学路に行ってみましたが、そうするとその通学路をウロウロするわけですよね、どうしても。

すると覆面パトカーがスーッと寄ってくるんです。

あー勘違いされてるかなぁ、なんて思っていたら、こっちから来た子どもが、「あー校長先生!」なんて手を振ってくれたんで、これはセーフだと、パトカーもスーッと行っちゃったのですが、そういう難しさがあります。

地域の人に活躍してもらうということは非常に大きな抑止力になるんですが、そのやり方というものは難しいんじゃないかと感じています。

先ほど教育長からのお話で、昨年度118件の不審者情報があったということですが、教育委員会に報告した数ですので、かなり確かな数字だと思います。ところが、子どもがちょっと不審に思ったとか、感じたといった不確実なものを含めると、相当な件数があると思います。

学校では、私も現役の時そうでしたけれども、どういう情報であっても、放っておけないんですよね。で、例えばその地域へ教員が行くとか、あるいは地域の交番の警察官にちょっと協力をお願いするといった対応をしていくんですけれども、どうしても学校では時間や人数からいっても限界があるということで、やはり地域の方にお願いすることになります。

幸い、市内全部の小学校に、「子ども見守り隊」という方々の協力が得られているということですので、それは大変有り難いなぁと思っています。やはり、こういった地域の人に協力をしていただくっていうことが、不審者対応としてはたいへん良いことなんじゃないかと感じています。

ただそういう中では、学校はできるだけそういう地域の応援してくださる方に、情報発信をしていますが、「子ども達が通る道」だとか、「気をつけているところ」ということが、かなり伝わりにくい面があるのです。

協力していただける方は、地域の高齢者の方が多いもんですから、なかなか情報が上手く伝わらないところがあります。これは努力していかなければいけないところじゃないかな、なんてことを感じておりました。

そういう中で、ちょっと気になるといいますか、心配になるところとしまして、交通事故とか不審者に遭遇したという状況を見ますと、子どもが1人になった時が多いんです。

ですから例えば、朝、登校班で行動していると登校班全体で不審者に遭う、という事例はあまり無いんですね。

まあ、かつて集団登校している子ども達が、なんか知らないけど写真を撮られた、なんていうことはあったんですけど、それ以外にはやっぱり1人になっちゃった時、例えば登校班の集合時刻に遅れたとか、忘れ物に気が付いて取りに帰って登校班がもう登校しちゃって、その後1人で登校するっていう時に不審者に遭ったりするリスクが高くなります。

それで、学校では「い・か・の・お・す・し」(いかない、らない、おきなこえをだす、ぐにげる、らせる)なんて合言葉で、そういう時にどうしたらいいかという指導もしていますが、こういったことにどう対応していくか。

地域の方も、子どもたちがあらかた登校して、やれ一段落っていうことで、ちょっと気が抜けたときに起こりやすいことなので、この辺もなんとか補っていく必要があると考えています。

また最近は、いろいろなところに住宅地が出来て、学区が広がっていますので、高学年の子なんかでも、よく見ればまとまって帰るんですが、最後には、皆めいめいの家に帰るのでバラバラになってしまいます。そういう時に、思わぬことに遭うということも考えられますので、子どもが1人になってしまうということに対する対応ってのは、アイデアは何にも無いんですが、何かこれから工夫していく必要があると感じています。以上です。

 

(市長)

今、教育委員から不登校についてのお話、あるいは1人になった時の対策について、みんなで考えていこう、というような提案・提起がございました。

では、私の方からちょっと申し上げます。

教育委員のお話、正にそのとおりだと思います。

子育て・子育ち、どちらも思い切り支援をしていかなければいけないんですけれども、そういった意味では、認定子ども園という制度だったり、あるいは、幼保連携、あるいはその上の、小学校までの連携をしよう、逆に小学校の方が、幼稚園・保育園の方に目を向けて、小学校を開放して、学区内の子ども達を招いていろいろな取組をしているなんていう話を聞きます。そういうところを進めると、通学路についても分かってきますし、学校というところがどういうものだっていうことも、親御さんも分かるということで、将来に向けて、未来に向けて子ども達を大切にすることと、子ども達の育ちが小学校から中学校という風に向いていくのは、非常にいいことだなと思っています。

中身についてもきちんとしなきゃいけないなと思います。

先ほどの教育委員のお話、かなりの部分に市長部局の子ども未来部とかの役割があるんですが、そういった面では、学校もですけれども、子ども未来部の方も丁寧に対応している中で、受け入れていただけないご家庭が多かったりして、そこで止まって、滞ってしまうようなことも報告を受けておりまして、それにもきちんと対応していかなければいけないな、と思っております。

また、産前産後ケアセンターの件と一緒にしたり、あるいはマイ保健師ということで、1

人ずつに寄り添うような体制を取っています。

財政は非常にきついんですけれども、それも、少なく生まれてくる子ども達にきちんと、全てに対応していこうということで、これからもやっていきたいなと思います。

本来でしたら、ホームページや広報でやっていたものを、今はもうそういう時代ですから、アプリを使って、どこでも身近に情報が取れるということもありまして、さらに充実させていきたいと思いますし、利便性を高めていきたいと思います。

また、先ほどいろいろな先生が大勢いらっしゃるということでありますから、そういったことも持ち帰らせていただいて、更に孤立化をしないように、本当に楽しく子育てができるようにしたいと思います。

正に共有、心配事はやっぱり共有すれば和らぎますから。

また、思わぬアドバイスをいただいたり、本当にそこからいろいろな取組を、1人じゃなくて皆でできるような形になると思いますので、そういった意味で家庭支援をできるのなら、していきたいなと思っております。

不審者については、昨日もある子ども園でちょっと、障がいを持っている子どもが、その子自身が不審者になり得てしまう状況もあるなんてことを聞きまして、ちょっとつらいなと思ったりしたんですよ。

私もかつて、これも笑い話になってしまうんですけれど、うちの近くに30代男性、ジャージを着た男性が写真を撮ったりして、2日続けて来たからおかしいなと警戒して、捕まえようとしましたら、かえで支援学校の先生で、通学バスをどこでお迎えしたらいいか、調べていらっしゃって、非常に失礼なことをしました。

それから、あの学校の応援団になっていろいろとやらせていただいたんですけれど、本当に、そういう善意の方々が勘違いされてしまうケースも多かったりしますけれど、やっぱり地域の連携って一番大事でありまして、犯罪等々の抑止力になっています。皆さん、ただ見守り隊でいてくれるだけで、防犯カメラに替わり、抑止力になっている。

また、最後に教育委員がおっしゃった、1人になったときにどうするかということを、少し詰めて考えていきたいなと、課題として受け取るところでございます。

いずれにしましても、こういう会議をさせていただいて、教育委員会独自でやること、あるいはそういったことが本当に市長部局と連携を取ることで、効果を充たすことがよく分かりました。こちらもしっかりと体制を整えつつありますので、その中でまた、中核市になりますから、いろいろな面でさらに連携を深めさせていただきたいと思っております。

地域の皆さんも、例えば運動会や等々、大勢の親御さん、おじいちゃんおばあちゃんも出てきてくれますし、地区の運動会も地区の文化祭や健康祭りとかにも、いっぱい地域の人が出てくれるんです。

校長先生や教頭先生も、ほぼどこの地区も出てきていただいて、顔の見える形づくりを進めていただいておりますが、お互いがお互いに信頼しあうような形づくりをしていただいていることが甲府の強みなのかもしれませんので、きちんとそれを、受け止めさせていただいて、またお願いをさせていただいて、声を受け止めさせていただきたいと思っております。

今後とも、よろしくお願いいたします。

時間が来てしまいましたが、その他といたしまして、皆さん何かありましたら、お願いをしたいんですけれども。

無ければ私の方から、今日のテーマの学校危機管理に関連しまして、城南中・富竹中学校において窓ガラスが割られたことへの対応につきまして、現在のところの進捗状況等々、教育長からいただければ有り難いんですけれども。

 

(教育長)

大変ご心配をおかけしているところですが、学校に対しましては、退勤時の校舎・門扉の確実な施錠、それから校舎周辺にある、各種用具、レンガやブロック等は、確実に収納する等の、整備をするようにということを、指示しております。また夜間や休日の不審者侵入等があった場合には、警察への通報や、学校職員に連絡するよう、近隣住民への協力要請、それから関係機関との連携体制の確認等をするように指示しております。

また、該当する学校につきましては、夜間警備の強化と防犯カメラ及びセンサーライトの設置をしてまいります。併せて、警察のパトロールの強化もお願いしたところでございます。以上です。

 

(市長)

非常に残念でならない事件でありますが、昨日、城南中学校に行きましたら、本当に落ち着いていて、授業風景や、その後3年生の応援演舞等々について見させていただきましたけれど、本当に皆がまとまって、授業や活動をしていたことにホッとしたところであります。

建設部と学校施設の関係ですぐに連携を取っていただいて、素早い復旧対応をしたということで、校長先生にもお礼を言われました。ありがとうございました。

是非、今日の話の内容はソフト面の話が多かったんですけれども、抑止力という点で防犯カメラの話がありました。ハード面での整備体制につきましても、対応を是非よろしくお願いしたいと思います。

その他、皆様の方からなにかございますでしょうか。

それでは今日は、学校現場の責任者の立場のお話とか、歯科医の校医の先生の立場からの提言とか、経験からのお話などをいただき、ありがとうございました。

これからも、この会議を通じて、またそれ以外にも、連携を本当にいろいろなところで取らせていただきながら、「子ども最優先のまち」「子育て・子育ち」そして「学び」、そんな様々な「思い遣る心、元気な身体」を創っていく、支援ができるように努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

ありがとうございました。

 

(司会者)

それでは、以上をもちまして第6回甲府市総合教育会議を終了させていただきます。

ご協力ありがとうございました。

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