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更新日:2022年8月26日

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令和元年9月市議会定例会の招集告示に伴う市長記者会見

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日時

令和元年8月28日(水曜日)午前10時00分~

場所

市長応接室

発表事項

令和元年9月甲府市議会定例会提出案件について

  • 令和元年9月甲府市議会定例会提出予定案件表
  • 令和元年9月甲府市議会定例会補正予算概要

配布資料

発表内容

本日は、お集まりいただきまして、ありがとうございます。

令和元年9月甲府市議会定例会提出案件について

9月4日に開会が予定されています9月市議会定例会への提出案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。資料の1及び2をご覧ください。

本定例会に提出を予定しています案件につきましては、予算案件3件、条例案件12件、契約案件3件、路線認定案件1件、人事案件2件、その他の案件7件の合計28案件であります。

「予算案件」につきましては、「一般会計」、「介護保険事業特別会計」、「下水道事業会計」の補正予算3案件であります。

一般会計では、幼児教育・保育の無償化等の実施に係る経費の増額、新山梨環状道路東部区間の道路工事に伴う、農業用排水路の改修工事に係る経費などを計上いたしました。介護保険事業特別会計は、基金積立金の増額、及び介護給付費負担金等の確定に伴う、精算返還金等を、また、下水道事業会計は、甲府市浄化センターの耐震補強工事における工法変更に伴う、財源更正を計上いたしました。

次に、「条例案件」につきましては、「甲府市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について」などの12案件であります。

そのほか、「契約案件」が3件、「路線認定案件」が1件、「教育委員会委員の任命」及び「監査委員の選任」についての「人事案件」が2件、「健康都市宣言について」などの7件に係る「その他の案件」であります。

私からは以上ですが、9月市議会定例会への提出案件の詳細につきましては、

それぞれ担当部長が説明をいたします。

令和元年9月甲府市議会定例会提出予定案件表

(総務部長)

おはようございます。

9月市議会定例会に提案を予定しております案件につきましては、お手元の予定案件表のとおりでございますが、私からは予算案件以外の条例案件等につきまして、その概要をご説明申し上げます。

最初に資料1、案件表のNO.1の「健康都市宣言」につきましては、「健康都市こうふ基本構想」推進の一環として、市民と地域、行政が一体となり健康づくりに取り組むことで、健康寿命の延伸を図りながら、活力ある甲府市を目指し、その方向性を市民の永続的な道標とするため、健康都市を宣言するものであります。

次に、3つ飛びまして、NO.5の「甲府市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定」につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行され、新たに会計年度任用職員制度が創設されますことから、本市における会計年度任用職員の給与及び費用弁償を定める条例を制定するものであります。

次に、NO.6の「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定」につきましては、地方公務員法及び地方自治法の改正により、特別職の任用及び臨時的任用の厳格化が図られるとともに、会計年度任用職員制度の創設に伴う関係条例の整備を行うものであります。

次に、NO.7の「消費税率及び地方消費税率の引上げに伴う関係条例の整備に関する条例制定」につきましては、消費税率等の引上げに伴い、使用料等に消費税等を円滑かつ適正に転嫁するため、必要な条例の改正を行うものであります。

次に、NO.8の「甲府市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定」につきましては、会計年度任用職員制度の導入により、育児休業を取得することができる非常勤職員等の区分を規定するため、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.9の「甲府市職員給与条例等の一部を改正する条例制定」につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、地方公務員法の成年被後見人又は被保佐人に係る欠格条項が削除されることから、関係条例の整備を行うものであります。

次に、NO.10の「甲府市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定」につきましては、「過疎地域自立促進特別措置法第31条の地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令」の一部改正により、課税免除等に伴う地方交付税の減収補填措置が令和3年3月31日まで延長されたことから、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.11の「甲府市印鑑条例の一部を改正する条例制定」につきましては、住民基本台帳法施行令の改正により、旧氏による印鑑の登録も受けることが可能となったため、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.12の「甲府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定」につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正により、放課後児童支援員の要件に、政令指定都市の長が行う認定資格研修を終了した者が追加されたことから、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.13の「甲府市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定」につきましては、総合的な少子化対策を推進する一環として、子ども・子育て支援法の改正により、市町村の確認を受けた幼児期の教育及び保育等を行う施設等の利用に関する給付制度が創設され、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準が改正されたことから、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.14の「甲府市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額に関する条例の一部を改正する条例制定」につきましては、子ども・子育て支援法等で用いる用語が改められたことから、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.15の「甲府市簡易水道等条例の一部を改正する条例制定」につきましては、施設が老朽化し、人口減少などを起因とする料金収入が減少する中、消費税率の引上げも踏まえまして、持続可能な簡易水道事業経営を行うため、簡易水道料金を改定する必要があることから、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.16の「甲府市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定」につきましては、消費税率の引上げ分を水道料金等に適正に転嫁するため、また、水道法の一部改正に伴いまして、指定給水装置工事事業者の指定に5年ごとの更新制が導入されることに伴い、所要の改正を行うものであります。

次に、NO.17からNO.19までの「工事請負契約の締結」につきましては、中道北小学校移転に伴う校舎・給食室増改築(建築主体)工事、屋内運動場・プール改築(建築主体)工事、校舎・給食室増改築(機械設備)工事の請負契約締結案件であります。

次に、NO.20の「市道路線の認定」につきましては、市道里吉5号線から市道濁川右岸1号線に通ずる道路であります里吉9号線を市道に認定する案件であります。

なお、NO.26の「市政功労表彰の決定」、NO.27の「教育委員会委員の任命」、NO.28の「監査委員の選任」につきましては、9月4日に送付をしてまいります。

その他、案件表欄外に記載の報告事項3件につきましては、和解及び損害賠償に係る専決処分、甲府市一般会計継続費の精算報告、平成30年度甲府市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。

私からは、以上でございます。

令和元年9月甲府市議会定例会補正予算概要

(企画部長)

続きまして、補正予算関係につきまして、お手元にお配りした、資料2「令和元年9月甲府市議会定例会補正予算概要」に基づきご説明いたします。

最初に1の補正予算集計でありますが、(1)令和元年度補正予算に記載のとおり、合計3件であります。

補正予算額につきましては、3件の合計で8億4,857万4千円であります。

(2)一般会計繰越明許費につきましては、農業施設等整備事業と市道新設改良事業の追加であります。

(3)一般会計債務負担行為につきましては、笛吹川沿岸土地改良区に係ります損失補償について1件の追加と3件の廃止であります。

(4)下水道事業会計継続費につきましては、甲府市浄化センター管理本館・脱水機棟(管理棟部分)耐震補強工事の変更であります。

次に、2の一般会計補正予算前年度比較でありますが、平成30年度9月補正予算額と比較いたしますと、1億3,338万9千円の増となっております。

補正後の予算額は、753億1,496万円となり、前年度補正後予算額と比較しますと、3億2,612万3千円の減となり、伸び率は、マイナス0.43%となります。

裏面2ページをご覧ください。続いて、3の補正予算内容についてご説明いたします。

まず、(1)令和元年度一般会計補正予算(第2号)につきましては、

第2款 総務費は、会計年度任用職員制度に伴う人事給与システムの改修に係る経費が主なものであります。

第3款 民生費は、幼児教育・保育の無償化等の実施に係る経費の増額が主なものであります。

第6款 農林水産業費は、新山梨環状道路東部区間の道路工事に伴う農業用排水路の改修工事に係る経費が主なものであります。

第7款 商工費は、昇仙峡観光振興に係る経費が主なものであります。

第8款 土木費は、市道(岩窪町中線・北新3号線)整備に係る経費が主なものであります。

第10款 教育費は、幼児教育・保育の無償化に伴う施設利用費等の助成に係る経費が主なものであります。3ページをご覧ください。

(2)令和元年度介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成30年度決算剰余金処分に伴います基金積立金の増額及び平成30年度介護給付費負担金等の確定に伴う精算返還金等であります。

(3)令和元年度下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、甲府市浄化センター管理本館・脱水機棟(管理棟部分)耐震補強工事における工法変更に伴う財源更正であります。

4の決算関係につきましては、平成30年度の各会計別決算の認定であります。

なお、企業会計のうち、下水道・水道事業会計は、決算の認定に併せまして剰余金の処分について、提案を行うものであります。

最後に、5の報告事項でございますが、一般会計におきまして、福祉センター建設事業と史跡武田氏館跡整備事業に係ります継続費の精算についての報告、また、平成30年度決算に基づきます健全化判断比率及び資金不足比率についての報告であります。

以上でございます。

質疑応答

発表事項の質問について

(記者)

商工費の「昇仙峡観光振興に係る経費」というところは、具体的にどのようなことをやるのかということを伺いたいのと、今回の予算で市独自の取り組みとして新規で始めるものに関わるものがあれば、どのようなものがあるのか教えてください。

(企画部長)

昇仙峡に係るものについては、リバイバルプロジェクトに係る経費ということで、県と連携して、昇仙峡の観光地としての課題に対する解決策の動向を探る経費を今回計上させていただいています。

市単独事業としては、市道改良事業費として、先ほど説明した岩窪町中線と、北新3号線、これが新規の事業として計上しております。

新聞にも出ておりますけれども、農林水産業費のせん孔細菌病の予防ということで、これについては新しい事業ですけれども県と連携してやっていくという流れで今回計上しています。

(記者)

資料1の裏側の15番のところで、人口減少とかに関わって簡易水道料金の改定があるというお話があったと思いますが、具体的にどういう改正になるのでしょうか。

(総務部長)

改正内容につきましては、簡易水道を使っているのは、北部地域と南部地域がありまして、そこの料金の設定が同じではなかったので、今度北部の料金に基本的に合わせていくというところがあります。北部に非定住、一般用ですが、通常は住んでいなくて家を持っているという方がいらっしゃるので、そういう方たちに、南部はそういった料金設定がなかったものですから、そういうものも導入し、均衡をはかっていくということもありますし、主なところではそういうものを変えていくというところです。あとは加入金とか細かいところもありますけれども、均一になるように。なかなか人口も増えていかないところですので、そういうものをやって。ただ施設は維持していかなければいけませんので、そこを見ながらやっていきます。

(記者)

これは南部の方にとっては値上げということになるのでしょうか。

(総務部長)

そっくり値上げにはならないと思います。形態によってというか。消費税も入りますから、その分が上がったりしていきます。あとは事業用とか一般用とか細かくありますので、詳細はまた後ほどお願いできればと思います。

その他の質問について

(記者)

9月で甲府市が中核市に移行してから半年が経ちますが、半年経ってどう感じていらっしゃるかというのと、中核市になったメリットを市民が感じられるためには、今後さらにどのようなことが必要になってくるか、どう考えていらっしゃるか教えていただけたらと思います。

(市長)

開府500年の年に、4月から中核市ということで準備をしてきました。4月1日を迎えて中核市になったわけですけれども、例年と違って桜が散ってからインフルエンザが流行ったり、あるいは学校、福祉施設でノロウイルスが発生したり、いつもと違って“この時期に”という思いをもちましたけれども、新しい甲府保健所、「健康支援センター」が、ベテランの保健所長さんを得て、その人のリーダーシップのもとにまったく問題なく対処していただき、その後も市民の健康衛生、衛生管理等々、保健所としての機能を発揮してくれているということでほっとしていますし、これからも身近な行政はすべて市役所が担う、あるいは市役所に来ればどんな相談にも乗れるということを、市民の皆様にお訴えをさせていただいて、中核市の意義を感じていただきたいと思います。

ただ、通常の業務の中では、中核市になってよかったとか感じることはほとんどありませんので、そういった意味では、中核市になって早くなった業務等について、例えば障害者手帳の発行や、ひとり親家庭等へのバックアップ等々、そういったところにお越しいただいた方々には、まさに「今までより早くなったね」とか「親切丁寧になったね」と思っていただけるようなことを、これからも心がけていきたいと思っております。

また、健康都市こうふの基本構想を、一昨年度末、中核市になる前にまとめ上げましたので、そういった意味では、今申し上げました、健康管理あるいはリスク管理、公衆衛生等々すべての健康に関わるものをとりまとめて、健康都市宣言を、まさに今おっしゃられた中核市になって半年後、10月には宣言を公表したいと思っておりますので、併せて中核市の意義を市民の皆様に知っていただいたり、健康都市として、みんなで行政だけでなく市民の皆様にも思っていただき、また、地域ぐるみで健康について考え、支え合うというようなことを共有できるような取り組みをしていきたいと思っているところです。そういったことも、この議会では提案していきたいと思っております。

(記者)

中心市街地の活性化の話ですが、山交さんの閉店まで残り1カ月あまりで、8月の頭頃に高校生からまちづくりの提案を受けるという内容の催しがあったと思いますが、私も聞いていて、ほとんどの若い人が共通していたのが、やはり中心市街地に若い人が楽しめる場所がないとか、人通りが十分ではないという話が多かったと思うんですが、その辺の意見を聞いて、改めて中心市街地の活性化をどのように考えていらっしゃるかお聞かせください。

(市長)

駅の北口・南口の広場や、施設等々は以前よりも整備されましたので、あるいは南口に専門学校ができたり、もともと官庁街で昼間の人口が多いところですけれども、そこにマンション等が建ち、人口が増えてきました。歩行量も、駅周辺から甲府市役所の北側の通りまでかなり増えてきておりますから、山交百貨店さんの閉店は非常に残念であります。

今後どのように展開していくのか、絶えずこちらから寄与させていただいたり、向こうから情報を入れていただけるということでありますから、しっかりと注視していきたいと思います。北口の図書館や、たとえば甲府市役所1階の市民活動室等も、この夏休みは自習室として、あるいはクールシェアスポットとして若い人に利用していただき、かなり多くの方々が机に向かいに来ていただいておりますから、そのほかにも空いている所ですとか、いろいろご提案をいただきましたので、行政のまちづくり部や産業部などの各部にいただいた意見をぶつけまして、どうすればそういったものがうまく創れていくのか、あるいはちょっと無理だなとか、時間がかかるな、ということを精査しております。

いずれにしましても、若者の想いが、中心(市街地)にも可能性があるということを如実に発表していただいておりますので、それについてできるところはしっかりと考えていきたいと思っています。

 

 

(以上)

 

言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。

(作成:甲府市シティプロモーション課)

 

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