更新日:2022年11月24日
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令和元年11月27日(水曜日)午前10時00分~
市長応接室
本日は、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
それでは、12月4日に開会が予定されております、12月市議会定例会への提出案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。資料の1及び2をご覧ください。
本定例会に提出を予定しています案件につきましては、予算案件2件、条例案件14件、財産取得案件2件、契約案件2件、人事案件2件、その他の案件3件の合計25案件であります。
「予算案件」につきましては、「一般会計」、「地方卸売市場事業会計」の補正予算2案件であります。一般会計では、自立支援サービス及び障害児通所支援における扶助費等の増額や、認可保育所における公定価格の単価見直し等による運営給付費の増額、また、台風19号により崩落した市道平岡・前田線道路法面の復旧工事にかかる経費等を計上いたしました。地方卸売市場事業会計は、指定管理委託料の債務負担行為の設定であります。
次に、「条例案件」につきましては、「甲府市簡易水道等事業の設置等に関する条例制定について」などの14案件であります。そのほか、「財産取得案件」が2件、「契約案件」が2件、「公平委員会委員」及び「固定資産評価審査委員会委員」の選任についての「人事案件」が2件、「区域外における公の施設の設置に関する協議について」などの3件に係る「その他の案件」であります。
私からは以上でありますが、12月市議会定例会への提出案件の詳細につきましては、それぞれ担当部長が説明をいたします。
(総務部長)
改めましておはようございます。12月市議会定例会に提案を予定しております案件につきましては、今、市長からお話がありました、お手元の予定案件表のとおりでございますが、私からは予算案件以外の条例案件等につきまして、その概要を説明させていただきます。
まず、資料1をご覧ください。最初に、案件表のNO.3の「甲府市簡易水道等事業の設置等に関する条例制定」につきましては、国の要請を受け、簡易水道等事業に公営企業会計を導入する上で、地方公営企業法に基づき、必要な事項を定めるものであります。
次に、NO.4の「甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定」につきましては、「住民基本台帳法に基づく公簿の閲覧手数料」について公平性を確保するため、料金設定を改正するものであります。
次に、NO.5の「甲府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定」につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に鑑み、放課後児童支援員の資格要件に係る所要の改正を行うものであります。
次に、NO.6の「甲府市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例及び甲府市幼保連携型認定こども園の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定」につきましては、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴いまして、保育所等の設備の耐火基準に係る所要の改正を行うものであります。
次に、NO.7の「甲府市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定」につきましては、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
次に、NO.8の「甲府市斎場条例の一部を改正する条例制定」につきましては、斎場の適正な管理を期するため、使用料の額を改定するものであります。
次に、NO.9の「甲府市市立高等学校授業料、入学料及び入学審査料条例の一部を改正する条例制定」につきましては、市立高等学校における証明手数料に関する事項を定めるため、所要の改正を行うものであります。
次に、NO.10の「甲府市立甲府商科専門学校授業料、入学料及び入学検定料条例の一部を改正する条例制定」につきましては、大学等における修学の支援に関する法律の制定に鑑み、市立甲府商科専門学校の入学料等の減免に係る規定を整備し、併せて証明手数料に関する事項を定めるため、所要の改正を行うものであります。
次に、NO.11の「甲府市立学校校舎等使用料条例の一部を改正する条例制定」につきましては、小中学校等運動場照明施設の使用料の額を改定するものであります。
次に、NO.12の「甲府市スポーツ広場条例の一部を改正する条例制定」につきましては、古関・梯スポーツ公園広場を閉鎖するとともに、青葉スポーツ広場等の夜間照明施設の使用料の額を改定するため、所要の改正を行うものであります。
次に、NO.13の「甲府市農業委員会の委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例制定」につきましては、農業委員会等に関する法律に基づく本市の農地利用最適化推進委員の定数を改めるものであります。
次に、NO.14の「甲府市建築基準法施行条例の一部を改正する条例制定」につきましては、建築基準法の一部改正に伴う規定の整備を行うものであります。
次に、NO.15の「甲府市都市公園条例等の一部を改正する条例制定」につきましては、都市公園等の占用料の額を改定するものであります。
次に、NO.16の「甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定」につきましては、一般廃棄物の処理手数料等の額の改定を行うものであります。
次に、NO.17の「区域外における公の施設の設置に関する協議」につきましては、笛吹市に峡東流域下水道関連の甲府市公共下水道を設置するための協議であります。
次に、NO.18の「笛吹市の公の施設を利用することに関する協議」につきましては、峡東流域下水道関連の笛吹市公共下水道を利用するための協議であります。
次に、NO.19及びNO.20の「財産の取得」につきましては、中道北小学校給食室の備品の取得について、議会の議決を求めるものであります。
次に、NO.21の「指定管理者の指定」につきましては、甲府市地方卸売市場の指定管理者を指定するためのものであります。
次に、NO.22及びNO.23の「工事請負契約の締結」につきましては、都市計画道路築造工事の請負契約締結案件であります。
なお、NO.24の「公平委員会委員の選任」、NO.25の「固定資産評価審査委員会委員の選任」につきましては、12月4日に送付を予定しております。
その他、案件表欄外に記載の報告事項2件につきましては、和解及び損害賠償に係る専決処分についてであります。
私からは、以上でございます。
(企画部長)
それでは続きまして、補正予算関係につきまして、お手元にお配りしました「令和元年12月甲府市議会定例会補正予算概要」に基づき、ご説明いたします。
最初に1の補正予算集計でありますが、(1)令和元年度補正予算に記載のとおり、一般会計、地方卸売市場事業会計の2件であります。
補正予算額につきましては、6億823万1千円であります。なお、地方卸売市場事業会計につきましては、債務負担行為の設定であります。
また、(2)の一般会計繰越明許費につきましては、農業施設等管理事業ほか2件の追加と市道新設改良事業ほか1件の変更であります。
(3)一般会計債務負担行為につきましては、広報こうふ印刷費ほか1件の追加であります。
(4)地方卸売市場事業会計債務負担行為につきましては、甲府市地方卸売市場指定管理委託料の設定であります。
次に、2の一般会計補正予算前年度比較でありますが、平成30年度12月補正予算額と比較いたしますと、3億9,146万円の減となっております。
補正後の予算額は、759億2,319万1千円となり、前年度補正後予算額と比較いたしますと、7億1,758万3千円の減、伸び率は、マイナス0.94%となります。
2ページをご覧ください。
続いて、3の補正予算内容につきましては、令和元年度一般会計補正予算(第3号)に沿って説明をさせていただきます。
第2款 総務費は、平成18年度地域介護・福祉空間整備等交付金などにおける国庫負担金等の精算返還金が主なものであります。
第3款 民生費は、公定価格の単価の見直し及び加算適用施設の増加等に伴う教育・保育施設等運営給付費の増額が主なものであります。
第4款 衛生費は、地域医療センター管理に係る、光熱水費に不足が生じることによる増額が主なものであります。
第6款 農林水産業費は、県営農地環境整備事業における鳥獣害防止柵等の設置に係る負担金の増額が主なものであります。
第8款 土木費は、未就学児等が日常的に移動する道路の安全点検により対策が必要とされた交差点等の安全対策に係る経費の増額が主なものであります。
第9款 消防費は、中道北小学校移転に伴う非常用貯水槽移設の実施設計に係る経費が主なものであります。
第10款 教育費は、舞鶴小学校への寄付に伴う図書購入に係る経費が主なものであります。
第11款 災害復旧費は、台風19号により崩落した市道平岡・前田線道路法面の復旧工事に係る経費が主なものであります。
以上でございます。
(記者)
(資料1、NO.12の「甲府市スポーツ広場条例の一部を改正する条例制定」について)古関・梯スポーツ公園広場の廃止の理由はどういうところでしょうか。
(総務部長)
報道等もされていますけれども、ここは土地を借入してスポーツ広場をやっていますので、その一部の方と賃貸借契約が結べない、折衝はしているんですけれどもご理解いただけないということで、私どもも土地をお借りすることができませんので、広場が維持できないという形になって今回廃止となりました。
(記者)
いつから使えなくなるのですか。
(総務部長)
この条例の公布の日から、という形で廃止になります。12月の議会で議決いただいた日からですね。
(記者)
議決した日からというのは、議決があった時点でということですか。
(総務部長)
議決をして公布をしますので、その日から廃止という形です。
(記者)
いつ公布するのですか。議決した次の日からですか。
(総務部長)
通常であれば翌日となります。
(記者)
現場を知らないので教えてほしいのですが、そこに遊具などはあるのですか。
(総務部長)
私の知っている範囲では遊具はないですね。野球場のようになっています。広いグラウンドです。
(記者)
そこが使えなくなることで、地域への影響などあるのでしょうか。
(総務部長)
使っている方がいらっしゃるので、(影響が)全くないということはないでしょうけれども、ただそこが、今言われたように私どもの方で「如何ともし難い」ということですので、地域の方ともよく話し合いをする中でご理解はいただいているという状況です。
(記者)
その件で市長に一つ伺いたいのですが、健康づくりにスポーツ広場は重要かと思います。そこが使えなくなって、その後、市としてどのように考えているのでしょうか。
(市長)
今話がありましたように野球グラウンド形式になっていまして、ほとんど野球あるいはグラウンドゴルフに集約されているのではないかと思っておりますが、地元の皆さまが使えなくなりますと、今度は一番近いところで中道のスポーツ公園、広場がありますので、そういうところを使っていただくということになります。以前から更新のお願いをしておりましたが、残念ながら地権者の方にご理解をいただけないということで、やむを得ず、今回廃止するということであり残念ですね。
(記者)
その関連で伺いたいのですが、地権者の方は複数いて、一部の方との契約が更新できないという意味でしょうか。
(総務部長)
そうです。
(記者)
もう1点、照明施設の料金改定も入っているということですが、これはどういった理由からでしょうか。
(総務部長)
今回の使用料手数料の見直しは、全体で3年に1度の見直しを行っておりますが、その考え方に基づきまして、当然維持管理をしてまいりますので、すべての経費等を勘案する中で、今回料金の改定をしたということになります。実際には、青葉スポーツ広場と中道スポーツ広場です。
(記者)
市のホームページを見ると、古関・梯スポーツ公園広場は今年の8月20日閉鎖と書かれているのですが、現状まだ開かれているのでしょうか。
(総務部長)
お貸しすることができないので、今回条例で、施設として廃止という条例を出すと。条例上の手続きをしないと廃止はできないので、実態は今言われましたように交渉していましたけれども、使えない状況でしたので、ホームページでお知らせをしていました。
(記者)
では8月から使えない状況は続いていて、条例で正式に廃止ということでしょうか。
(総務部長)
そうですね。その間、先ほども申しました通り交渉はさせていただいておりましたが、そこでご理解を得られれば使えるわけですけれども、ご理解いただけなかったということで、今回やむを得ず廃止ということになりました。
(記者)
実態としては夏から使えなかったということでよろしいでしょうか。
(工藤副市長)
契約期間の満了で使えなくなったと。ただ公の施設ですので、手続き上は現状復帰をしたり、条例で廃止をしていくということだと思います。
(記者)
(資料2、3補正予算内容、第6款農林水産業費について)豚コレラの侵入防止対策緊急支援事業費ですが、これはアフリカ豚コレラでしょうか。それとも普通の豚コレラでしょうか。
(産業部長)
アフリカ豚コレラです。
(記者)
グラウンドの件ですが、これまで古関・梯スポーツ公園広場は、どれくらいの期間使われていたのでしょうか。
(総務部長)
甲府市とすると平成18年の3月に合併があり、それまでは上九一色村でしたので、それ以降ですね。甲府市の所有となったのは、そこから甲府市の公のスポーツ広場として位置付けて使っていました。
(記者)
上九一色村時代も使っていたということでしょうか。
(総務部長)
そうですね。
(記者)
トータルすると、何年くらい地域の人に親しまれた場所なのでしょうか。
(企画部長)
今、はっきりお答えができませんので、(記者会見が)終わる頃にお答えできるように確認しておきます。
(記者)
昨日、知事が総合球技場について、市街化調整区域を甲府市さんと相談しながら外す方向で検討していて、そこに集客施設を設けて採算性を取るということを会見で発表しましたが、市長としての受け止めと、今実際どういう調整が必要になっているのかというのを教えていただければと思います。
(市長)
直接知事のお話の詳細を承知していませんけれども、総合球技場については、イニシャルコスト、ランニングコストが一番の問題であると、私も受け止めていました。それをクリアするにはどうしたらいいか、例えば大勢の方がそこに行って、入場料を払って、球技や競技を見てもらえるのがいいんですけれども、なかなかそういうわけにはいきませんから、それだけでは足りないと思いますので、確か知事は昨日金額もおっしゃっていたと思いますけれども、まさに稼ぎ出しをして、造って維持をしていくという考え方は、私もその通りだなと思っております。加えまして、私どもの都市計画マスタープランの中でも、インターチェンジの周辺につきましては重要な地区に位置づけて、工業あるいは商業等の産業機能に特化した都市的な土地利用をしていきたいと前から言っておりますので、そういった意味では、方向性はまさに整合しているのではないかと思っています。
(記者)
市街化調整区域の市街化区域化ということに関して、甲府市は前向きということでしょうか。
(市長)
そうですね。それでいいと思います。
(記者)
甲府市とすると、リニアがどうなるかわかりませんが、その辺の開発にも考えていくということですか。
(市長)
もちろん、インターチェンジ付近、あるいは新リニア駅周辺、それぞれリニアはリニアで甲府の考え方でいくつか観光振興、あるいは定住人口等々、未来産業の誘致などいろいろ目標を掲げておりますので、それに沿った方向を、先日もお示しをさせていただきましたし、これからもさせていただければと思いますし、この件につきましても、知事と私はもちろんそういう話は何度かしていますけれども、さらに事務方と言いますか、具体的にどういう課題があって、それをどう乗り越えていくか等々、行政としてすり合わせをしていきたいと思います。
(以上)
言葉遣いや明らかな言い間違い、言い直しがあったものなどを整理した上で掲載しています。
(作成:甲府市シティプロモーション課)
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