更新日:2021年2月25日
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2020年3月、第1回「SEIKA AWARD2020」で最高賞の“SEIKA AWARD賞”を受賞した飯野理奈子さん。
初めてチャレンジした半立体の作品で見事”初代グランプリ”に輝きました!その独特の世界観は見る人を魅了します。
3月に高校卒業を迎える飯野理奈子さんに2020年の振り返りと2021年の目標をインタビューしました!
絵を描き始めたのは小さい頃から。鉛筆を持ち始めた頃に自然と絵を描き、物心がつく頃から大好きだったそう。「大好きだからこそ今も続けている。」と飯野さんは言います。「絵の面白さって何?」と尋ねると、「美術は何でもできる自由度が高いもの。自由度が高いから表現できる範囲が広がって楽しい!」と本当に楽しそう。高校入学を機に美術部に入部し、顧問の石田泰道先生の下で本格的に勉強を始め、その頃からどっぷりハマったと言います。
2020年は、受験色が強い一年だったそう。コロナ禍でどこにも出かけられなかったので、落ち着いて受験勉強に集中できた…と言うより、受験勉強せざるを得なかった(笑)と語ります。
美術大学に進学する飯野さんですが、当初は工学部への進学を考えていました。高校2年生の冬に突如美大への進路変更を決意!芸術文化祭で描いた作品が山梨県で優秀賞を受賞、全国総合文化祭高知大会への出展が決まったことが”デザインをもっと学びたい!”という想いへ繋がりました。急な進路変更にも飯野さんは動じません。プロダクトデザイン(製品のデザイン)が学べる大学を猛リサーチした結果、”愛知県立芸術大学”への進学を決意し、見事合格!4月から新たな環境で本格的にデザインを学びます!
高校を卒業したらチャレンジしてみたいことは、“一人旅”だそう。まずは国内から色んな場所に行ってみたい!と目を輝かせます。ラーメン好きの飯野さんは「北海道にラーメン旅行に行きたい!」と語ってくれました。
旅先では絵を描くのではなく、写真を撮りたいとも。友人の影響でカメラを買いましたが、高校時代は中々写真を撮る機会がなかったそう。旅先で目にする景色や出会うものをたくさん写真に収められるといいですね。
「やらない後悔よりやる後悔」。高校生活はチャレンジした3年間で“やる後悔”が多かったと語ります。「やる後悔は、自分のプラスになっている気がするから、やらないより、やる後悔をしようって思うんです。」と飯野さん。何より、飯野さんは一度始めたことを途中で諦めることが嫌いなのだとか。最後まで諦めず、やり通す気持ちが自分の経験値を高め、自分のためになっている!このチャレンジ精神が飯野さんのパワーとなってエネルギッシュな作品作りへと繋がっているのかもしれません。
将来の目標を尋ねると、なりゆきで!となんともシンプルな答え。色々なことにチャレンジして、それに忙しく振り回されながら作品作りができれば楽しいと思います!と語ってくれました。
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