更新日:2019年12月23日

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東光寺庭園(とうこうじていえん)

東光寺は、13世紀の鎌倉時代に中国の名僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)により開山された臨済宗の寺院です。
戦国時代には、甲府五山として武田家の庇護を受けた由緒があり、国指定重要文化財の仏殿をはじめ、多くの文化財を現在に伝えています。

東光寺庭園 東光寺庭園

寺院の本堂と庫裏(くり)の裏手には、約450坪の池泉(ちせん)鑑賞式庭園が広がります。
木々の緑を背景に、山裾(すそ)斜面から池にかけて大小数百の石がダイナミックに組まれ、正面左手に蓬莱(ほうらい)山、中央部には滝を思わせる石組とそれに続く流れが枯山水で表現されています。前面に広がる池の中央には舟形石があり、亀を模した築山と鶴を表現した石も見られます。
この庭園は、中世の庭園様式と手法を踏まえ、中国の水墨山水画的な風景を凝縮させた、禅の精神世界の造形美が演出された名園で、蘭渓道隆による作庭との伝承があります。
東光寺は、武田信玄の嫡男・信義と諏訪頼重が幽閉され、最期を迎えた寺です。戦国武将もこの庭園をさまざまな想いで眺めていたかもしれません。数百年の星霜を経た名園を心静かにご鑑賞ください。

  • 区分…県指定文化財(名勝)
  • 指定年月日…昭和54年3月31日
  • 場所…東光寺3-7-37

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