更新日:2020年1月6日

ここから本文です。

黒平の能三番(くろべらののうさんば)

黒平町は、市の最北部に位置し、御岳信仰の里宮(金櫻神社)から本宮(金峰山山頂)に至る御岳道沿いの集落として発展してきました。この地に、素朴な民俗芸能「黒平の能三番」が伝承されています。

能三番1

能三番2 能三番3

能三番は、平安時代末期に都落ちした藤原房秀が伝えたとする説と、室町時代末期に信濃国佐久の川上村方面から藤原某(なにがし)の朝臣(あそん)により伝来したとする説があります。昭和2年に作られた甲州音頭では、『甲斐の黒平ヤマガ(山家)じゃけんど見せてやりたや能三番』と唄われるほど県内を代表する芸能の一つに数えられています。
正月14日(新暦2月14日)に行われる黒平町の道祖神祭りで、前年に婚礼や新築など祝いごとのあった家へ練りこみ、舞われます。翁・黒木尉(くろきじょう)・千歳(せんざい)の舞から構成され、翁は99歳の老人で白面をつけ、黒木慰は男性で黒面をつけています。千歳は女性といわれ、面をつけずに鼻筋に白粉を塗ります。そして、大鼓、小鼓、笛、ショウホンヒキと呼ばれる地謡(じうた)を行う者が加わります。黒木尉と千歳が交わす問答は、めでたい詞章(ししょう)でつらなる儀式的な祝言曲で、道祖神祭りの神事芸能として神聖視され、伝承されてきました。

  • 区分…県指定文化財(民俗無形)
  • 指定年月日…昭和35年11月7日
  • 場所…黒平町

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
このページの情報はわかりやすかったですか?

ページの先頭へ戻る