更新日:2019年10月21日
ここから本文です。
さて、この数字が何を表しているか分かりますか?
正解は「一回の食事で噛む回数」。卑弥呼の生きた弥生時代の主食は、ドングリなどの木の実で、よく噛まないと食べられない食材ばかりでした。それに比べて現代は、麺類や白米などあまり噛まなくても食べられる食品が多くなりました。
その結果、あごの骨の成長が不十分となり、歯並びや噛み合わせに問題のある子どもが多くなりました。大人になると、噛み合わせの悪さから、慢性の肩こりや頭痛に悩まされることや、唾液の分泌量が減るので、胃腸に負担がかかり、消化不良に悩まされることもあるようです。
簡単なことのように思えますが、噛む習慣のない現代人にとっては思った以上に難しいものです。
皆さんも、今日の食事で自分が一口で何回噛んでいるのかを数えてみてください。意外と早く飲み込んでいることに気づき、よく噛むことの大変さを実感する人が多いのではないでしょうか。
ぜひ「噛み噛み健康法」を毎日続けて、体の変化を実感してみてください。
よくある質問
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください